ファニョン民国の二人の最高指導者の一方、文老を努める人族の男性。政界本格進出の前には東マジョリアの出版王の異名を恣にしていた。民国成立時の独自文字創設作業に関わった世帯の最後の一人でもある
老いてなお好奇心旺盛で、知識や発想の交流に資するという観点での平和主義者。知識欲は強いが、溜め込むよりもそれを共有したがるタイプ。長く付き合うと疲れてくる
また自分で得たり他人から聴いたりした知識を試すのが趣味なので、ファッションが文化圏単位でコロコロ変わる。ミックスもザラ
出版王としては、自らも創設に関わったファニョン独自文字の徹底的に合理化された表音文字としての印刷しやすさに着目、民国建国による平和ムードに乗って娯楽産業に関わり財を成した。また彼が管理する商会は文学作品や思想書を安く流通させたことで成立間もない民国の団結感の演出に一役買った
国外進出も積極的に行い、戦乱の収まった安定的に営業を行える地にあることを活かして秋津列島で古今業物列伝の大々的な売り込みを展開、同地域のベストセラーとした。その他の事業も広げて後継者に商会を「東マジョリア全体に文化的影響力のある大商会」として後継者に譲渡し財界を引退、築き上げた名声を武器に新興貴族の出ながら政界に進出した
国外進出も積極的に行い、戦乱の収まった安定的に営業を行える地にあることを活かして秋津列島で古今業物列伝の大々的な売り込みを展開、同地域のベストセラーとした。その他の事業も広げて後継者に商会を「東マジョリア全体に文化的影響力のある大商会」として後継者に譲渡し財界を引退、築き上げた名声を武器に新興貴族の出ながら政界に進出した
政治家としては、影響力と人気を活かして民衆をまとめることに徹し、武老に対して優越権を行使することはあまりない。貿易を推進しているが積極的に介入するというより煩雑な規制を簡略化する方式。ただし、秋津列島の海賊を問題視する軍部が出兵を検討した際は厳しく反対している