「リプレイ:ヴァンパイア・ガール・ウィズ・カタナ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<h3>りーどみー 私を読んで</h3>
<div>*注意*デバッグモードにより特性を追加した変則的なリプレイとなっています。ご了承下さい。<br />
またガイド要素的な攻略の役に立つ情報はありません。そういうのは猫ちゃんたちにお任せで。<br />
以上を踏まえてご閲覧下さい。悪ふざけが過ぎる?申し訳ありませんこのようなリプレイで</div>
<p>Ver情報<br />
97b0fe5(開発版1773)<br />
とりあえず目立った不具合も無いのでリプレイ製作に着手。やってやらぁ!</p>
<p>使用MOD<br />
Experimental Z-Level Buildings<br />
Medieval weapons (obsolete)<br />
上層階のある建物と中世の武具の追加?正直よく分かってません。</p>
<p>ワールド名<br />
Point Marion(←ランダム)</p>
<p>ゲーム設定<br />
ワールド設定は初期のまま、開始時刻のみ18時(午後6時)から<br />
キャラ作成初期ポイント6、ただし前述の通りデバッグモードを使用します<br />
スキル劣化なし</p>
<p>――――――――</p>
<h3>第一話 ヴァンパイア・ガール・イン・ワンダーランド</h3>
<p>――――――――</p>
<p>私の名前はEmilia Severy。今年で15歳になった。<br />
家族は父と母、6歳になる妹のFrancesca。よく外で遊ぶ元気な子だわ。<br />
かく言う私は生れ付きの病気で体の色素が薄く、あまり長い時間日光に当たることができない体質…<br />
外で遊べなかった私は屋内の運動に興味を持つようになり、それがフェンシングを始めるきっかけになった。<br />
今では学校のフェンシング部に所属している。いや、今までは、か――</p>
<p>もう何日たったのだろう。<br />
フェンシングの大会に出場するためPoint Marion市にやってきた私たちは、この大惨事に巻き込まれた。<br />
けたたましいサイレンの音…キノコ雲、怒号と悲鳴。混乱、蘇った死者、巨大化した昆虫、暴走した警備ロボット、得体の知れない怪物…<br />
ああもういちいち書いてなんかいられない!外を見れば分かるでしょう?<br />
顧問のKenneth先生は私たちを逃がそうとして奴らの群れに飲み込まれた。<br />
向こう見ずで勝気なRachealは奴らに立ち向かったけど、食い付かれて引きずり倒され、バラバラに引き裂かれた。私の目の前で!<br />
Shanonは奴らに噛まれた傷跡が膿んでずっと泣いていた。治療の為と軍人が連れて行ったが、きっともう会えない気がする。<br />
手癖の悪いMariaはあろう事か軍隊の銃を盗んで逃げ出した。警察のロボットが彼女を止めようとして、彼女が銃を撃って…<br />
テーザー銃の強力な電気ショックを受けた彼女の心臓は二度と動かなかった。</p>
<p>生存者は集められて郊外のシェルターに避難させられた。「直に救助が来ます。それまでここを動かないで下さい」と。<br />
でも軍人たちが去った後、シェルターの倉庫を見て皆ひどく落胆する事になったわ。備蓄品が何も無かったのよ!<br />
コンピューターの画面には「非常時の行動マニュアルに従い救援を待って下さい」としか表示されないし、外部と連絡もできない。<br />
皆見捨てられたと思ったわ。そして一人、また一人とシェルターを出て行ったの。<br />
でも私は外に出る訳にはいかなかった。紫外線をカットするように作られた特注の折り畳み傘を無くしてしまったからだ。<br />
あれが無ければ私は晴れた日など30分も外に居る事はできない。肌が火傷を起こしたようになり、酷い痛みに苛まれる。<br />
最悪の場合ショック死する可能性もあると医師に言われていた。<br />
もちろんここで救援を待つなんて絶望的だけど、だからと言って無理に飛び出してもどうにかなるとは思えない。<br />
日が落ちてから外に向かうなんて考えられなかった。外にはもう文明の明かりなど微塵も無く、奴らがどこに潜んでいてもおかしくなかったからだ。</p>
<p><br />
そうして数日が過ぎ、シェルターに残ってるのも私だけになった時。<br />
目眩と動悸、それに強い吐き気が襲ってきて、私は耐え切れず床に突っ伏した。<br />
腹痛、だけじゃない体中を襲う痛み。時間が無限に引き延ばされ、全身の細胞が掻き混ぜられるような不快感。<br />
朦朧とし途切れそうな意識の中で「とうとう死ぬんだろうか」と思ってたけど、現実は…現実は、もっと残酷で、馬鹿馬鹿しかった。</p>
<p>気がついたのは夕方だった。なんとか立ち上がり、ドアをそっと開けて西日を覗き込む…<br />
痛い!!<br />
慌ててドアを閉じる。まるで火を浴びせられたように熱かった。今までは沈みかけの夕日ぐらいなら平気だったのに。<br />
そして窓ガラスを見て気づく。以前とは比べ物にならないほど白く、青ざめた肌をした自分の姿に。<br />
言葉が出ない。思わず後ずさりする。何なの、この真っ白い顔は?こんなの私じゃない。<br />
そこに背中の違和感が追い討ちをかける。肩の下辺りに何かが張り付いているような感覚、恐る恐る手を回す…</p>
<p>ばさぁっ。</p>
<p>傘を勢い良く開いたような音。コウモリの羽――背中にコウモリがとまっている…? でもそんなわけが…<br />
違う!これは…これは私の背中から生えている!<br />
信じられない。一対の黒い、小さなコウモリの羽が私の肩の下辺りから生えているのだ。<br />
病的なまでに白い肌…日光に焼かれ…コウモリの羽を持つ…<br />
これじゃ…これじゃまるで吸血鬼だわ!!</p>
<p>――――――――</p>
<p>#image(02.png)</p>
<p> ここでデバッグモードを使用、最初に取っておいた「アルビノ」と「夜目」を「色素性乾皮」「よく見える夜目」に変更。<br />
色素性乾皮の前提である「光線過敏症(Lv2)」も自動的に取得されます。おまけとして「蝙蝠の翼」も取得。<br />
どんな能力かと言うと、ぶっちゃけ晴れた日に外に出ると干からびて死にます。詳細はデバッグモードかwikiで確認を。<br />
まあ「よく見える夜目」があるため、縛り要素にはならないでしょう。コッソリバキューン!<br />
いちおうの目標として<br />
傘・折り畳み傘を使わない<br />
悪天候でも日中は外出せず、夜中のみ行動する<br />
というつもりでやっていきたいと思っています。</p>
<p> 目標は…家に帰るとかその辺で<br />
スタート地点から遠く離れた地点で大邸宅を見つけたらそこを自宅とする!<br />
これもう家族全滅してるフラグじゃないですかやだー!</p>
<p>――――――――</p>
<h3>りーどみー 私を読んで</h3>
<div>*注意*デバッグモードにより特性を追加した変則的なリプレイとなっています。ご了承下さい。<br />
またガイド要素的な攻略の役に立つ情報はありません。そういうのは猫ちゃんたちにお任せで。<br />
以上を踏まえてご閲覧下さい。悪ふざけが過ぎる?申し訳ありませんこのようなリプレイで</div>
<p>Ver情報<br />
97b0fe5(開発版1773)<br />
とりあえず目立った不具合も無いのでリプレイ製作に着手。やってやらぁ!</p>
<p>使用MOD<br />
Experimental Z-Level Buildings<br />
Medieval weapons (obsolete)<br />
上層階のある建物と中世の武具の追加?正直よく分かってません。</p>
<p>ワールド名<br />
Point Marion(←ランダム)</p>
<p>ゲーム設定<br />
ワールド設定は初期のまま、開始時刻のみ18時(午後6時)から<br />
キャラ作成初期ポイント6、ただし前述の通りデバッグモードを使用します<br />
スキル劣化なし</p>
<p>――――――――</p>
<h3>第一話 ヴァンパイア・ガール・イン・ワンダーランド</h3>
<p>――――――――</p>
<p>私の名前はEmilia Severy。今年で15歳になった。<br />
家族は父と母、6歳になる妹のFrancesca。よく外で遊ぶ元気な子だわ。<br />
かく言う私は生れ付きの病気で体の色素が薄く、あまり長い時間日光に当たることができない体質…<br />
外で遊べなかった私は屋内の運動に興味を持つようになり、それがフェンシングを始めるきっかけになった。<br />
今では学校のフェンシング部に所属している。いや、今までは、か――</p>
<p>もう何日たったのだろう。<br />
フェンシングの大会に出場するためPoint Marion市にやってきた私たちは、この大惨事に巻き込まれた。<br />
けたたましいサイレンの音…キノコ雲、怒号と悲鳴。混乱、蘇った死者、巨大化した昆虫、暴走した警備ロボット、得体の知れない怪物…<br />
ああもういちいち書いてなんかいられない!外を見れば分かるでしょう?<br />
顧問のKenneth先生は私たちを逃がそうとして奴らの群れに飲み込まれた。<br />
向こう見ずで勝気なRachealは奴らに立ち向かったけど、食い付かれて引きずり倒され、バラバラに引き裂かれた。私の目の前で!<br />
Shanonは奴らに噛まれた傷跡が膿んでずっと泣いていた。治療の為と軍人が連れて行ったが、きっともう会えない気がする。<br />
手癖の悪いMariaはあろう事か軍隊の銃を盗んで逃げ出した。警察のロボットが彼女を止めようとして、彼女が銃を撃って…<br />
テーザー銃の強力な電気ショックを受けた彼女の心臓は二度と動かなかった。</p>
<p>生存者は集められて郊外のシェルターに避難させられた。「直に救助が来ます。それまでここを動かないで下さい」と。<br />
でも軍人たちが去った後、シェルターの倉庫を見て皆ひどく落胆する事になったわ。備蓄品が何も無かったのよ!<br />
コンピューターの画面には「非常時の行動マニュアルに従い救援を待って下さい」としか表示されないし、外部と連絡もできない。<br />
皆見捨てられたと思ったわ。そして一人、また一人とシェルターを出て行ったの。<br />
でも私は外に出る訳にはいかなかった。紫外線をカットするように作られた特注の折り畳み傘を無くしてしまったからだ。<br />
あれが無ければ私は晴れた日など30分も外に居る事はできない。肌が火傷を起こしたようになり、酷い痛みに苛まれる。<br />
最悪の場合ショック死する可能性もあると医師に言われていた。<br />
もちろんここで救援を待つなんて絶望的だけど、だからと言って無理に飛び出してもどうにかなるとは思えない。<br />
日が落ちてから外に向かうなんて考えられなかった。外にはもう文明の明かりなど微塵も無く、奴らがどこに潜んでいてもおかしくなかったからだ。</p>
<p><br />
そうして数日が過ぎ、シェルターに残ってるのも私だけになった時。<br />
目眩と動悸、それに強い吐き気が襲ってきて、私は耐え切れず床に突っ伏した。<br />
腹痛、だけじゃない体中を襲う痛み。時間が無限に引き延ばされ、全身の細胞が掻き混ぜられるような不快感。<br />
朦朧とし途切れそうな意識の中で「とうとう死ぬんだろうか」と思ってたけど、現実は…現実は、もっと残酷で、馬鹿馬鹿しかった。</p>
<p>気がついたのは夕方だった。なんとか立ち上がり、ドアをそっと開けて西日を覗き込む…<br />
痛い!!<br />
慌ててドアを閉じる。まるで火を浴びせられたように熱かった。今までは沈みかけの夕日ぐらいなら平気だったのに。<br />
そして窓ガラスを見て気づく。以前とは比べ物にならないほど白く、青ざめた肌をした自分の姿に。<br />
言葉が出ない。思わず後ずさりする。何なの、この真っ白い顔は?こんなの私じゃない。<br />
そこに背中の違和感が追い討ちをかける。肩の下辺りに何かが張り付いているような感覚、恐る恐る手を回す…</p>
<p>ばさぁっ。</p>
<p>傘を勢い良く開いたような音。コウモリの羽――背中にコウモリがとまっている…? でもそんなわけが…<br />
違う!これは…これは私の背中から生えている!<br />
信じられない。一対の黒い、小さなコウモリの羽が私の肩の下辺りから生えているのだ。<br />
病的なまでに白い肌…日光に焼かれ…コウモリの羽を持つ…<br />
これじゃ…これじゃまるで吸血鬼だわ!!</p>
<p>――――――――</p>
<p><img alt="" src="http://www57.atwiki.jp/cataclyj?cmd=upload&act=open&pageid=96&file=02.png" /></p>
<p> ここでデバッグモードを使用、最初に取っておいた「アルビノ」と「夜目」を「色素性乾皮」「よく見える夜目」に変更。<br />
色素性乾皮の前提である「光線過敏症(Lv2)」も自動的に取得されます。おまけとして「蝙蝠の翼」も取得。<br />
どんな能力かと言うと、ぶっちゃけ晴れた日に外に出ると干からびて死にます。詳細はデバッグモードかwikiで確認を。<br />
まあ「よく見える夜目」があるため、縛り要素にはならないでしょう。コッソリバキューン!<br />
いちおうの目標として<br />
傘・折り畳み傘を使わない<br />
悪天候でも日中は外出せず、夜中のみ行動する<br />
というつもりでやっていきたいと思っています。</p>
<p> 目標は…家に帰るとかその辺で<br />
スタート地点から遠く離れた地点で大邸宅を見つけたらそこを自宅とする!<br />
これもう家族全滅してるフラグじゃないですかやだー!</p>
<p>――――――――</p>