戦争準備
ターゲット選定
現在アラビアがそれなりの先進国である理由がアポロ神学、官吏スリングショット、自由主義ボーナスにあるのは明かだ。
これらの短期的なボーナスはいずれ継続出力に押しつぶされるため、今のうちに戦争で利益確定させておきたい。
戦争で勝つのは当然として、問題になるのはその後の展開。
今回はアレクサンドリア図書館を建てているので大スパイとたまたま文化割りによる力技の追い上げは難しい。
また、共産主義までの諜報施設にハンマーを投下していては戦争の旬を逃すのでスパイ経済がそもそも合わない。
そのため終戦時の遅れを小さく収める必要があり、戦争にはあっさり勝ちたい。
隣国であるブル・マンサ・カパックの土地(その2参照)はどこもそれなりで悪くない。
戦争の方は、
-
シッティング・ブル
長弓アップグレードユニットが異常に硬い。前線が小屋都市メディナなのも不安材料。
密かにマンサと仲良くしているようだが、モンテと戦争中なのでマンサが後ろから来ることはないだろう。
-マンサ・ムサ
ガンジーを属国に持ち侵攻ルートが東西2つで読みづらい。インカより圧倒的に強いらしい。長期戦になると背後のブルが怖い。
-ワイナ・カパック
前線が生産・徴兵都市ダマスカスになるのでカウンターをしかけやすい。
マンサを恐れているらしく軍事力は低いはず。カモか。
と言ったところか。
ただしマリとインカは強力な遺産を多数保持しており、互いに相手国を文化で圧迫しあっている。
その土地に昨日今日来たばかりの侵略者が居座ったところでどれだけ都市圏が利用できるか怪しいところはある。
ティワナク・クスコとジェンネ・ティンブクトゥがそれぞれ中4~5タイルの距離で向き合っているのが厄介だ。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)「マンサを先に叩いてしまえば復興の時間的猶予は大きくなるのだが」
その場合仏教戦争屋-ユダヤ教内政屋の対立が消えるので、その後の世界のコントロールに不安がでますね。
マンサ領を併合した結果、一方的に世界を制圧できるだけの国力が得られればいいですけど。
文化圏の都合で正直自信が無い。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-01.jpg)
技術進行を見るとシッティング・ブルも侮れない技術力を擁している。
こちらがライフル残り9ターンの時点で化学が既に出回っているため、純正ライフルラッシュは辛い状況。
860 AD:光学獲得→キャラベル生産で世界一周狙い
860 AD:ミハイル・ロモノソフ(大科学者誕)→第2都市メディナにアカデミー建設
940 AD:共通規格開発
980 AD:天文学・音楽獲得
1000 AD:化学獲得
1000 AD:ワイナ・カパックはアレクサンドロスと防衛協定を結びます
技術テーブルで見えている技術はとりあえず確保していく。共通規格を秘匿するため取引相手はアレクとブル。
ブルには神授王権を渡せたので何故か得した気分に。そしてインカ-ギリシャの防衛協定締結。
戦力増強
敵が決まればそれに合わせた軍隊を編成にかかる。
シッティング・ブルの軍隊は都市駐留IIIの擲弾兵中心となることは目に見えているためカノン砲が必須だ。
化学が交換で確保できているためライフリングと鋼鉄の両方を開発することもたいした負担ではない。
側面攻撃でカノン蒸発食らうと本気で絶望しますからね。
1020 AD:経済学獲得、仏教に改宗、自由市場+神権政治採用
天文台などを揃えたところで経済学の自由市場解禁に合わせてユニット生産体制へ移行する。
これまで全く戦力を整えてこなかったため、戦力は増強というより0から作り上げる状態だ。
1030 AD:世界一周達成、船舶移動ボーナス獲得
1050 AD:ライフリング開発→蒸気機関へ
1050 AD:25ターン連続黄金期終了
1070 AD:職業軍人・憲法獲得、国民国家採用
前回の体制変更のタイミングのために国民国家採用が遅れる。これは上手くない。
ライフリングの後は即鋼鉄には行かず蒸気機関へ。堤防を建てにかかる。
現在アラブにはライフル兵のアップグレード素材が鎚鉾兵4体しかなく、アップグレード資金が余っている。
ライフルの数が揃わないことには戦争などできはしないので、開戦までにはまだまだ時間がある。
開戦直前にトレブ→カノンのアップグレードで問題ないので間で寄り道してもかまわない。
さらに戦中の厭戦、戦後の技術遅れ回避に備えた内政も必要だ。
同時期、解禁された私掠船で安全にアステカを荒らしにかかる。
が、これは失敗。アステカのキャラベルスタックに手出しできないところにインドのフリゲートがやってくる。
そう言えばこいつら戦争中だった。追い詰められつつも、両者の間でうまく立ち回ろうと企んだが結局駄目。
経験値9までは行ったが手負いとなり、離脱を計るもアステカキャラベルの追撃に敗れた。
1110 AD:ネイサン・ヘイル(大スパイ)誕生→ステルス偵察兵に
1130 AD:代議制+官僚制+宗教の組織化採用
1140 AD:ロザリンド・フランクリン(大科学者)誕生→待機
1160 AD:蒸気機関開発、企業獲得
ライフル15体を揃えたところで一旦徴兵を終了する。徴兵の不幸が消えればまた国民国家にして徴兵。
グローブ座都市は毎ターン徴兵するには食糧不足なので、この期に人口を貯めておけばよい。
戦後に備えて内政強化。
1200 AD:民主主義獲得、普通選挙+国民国家+奴隷解放+神権政治採用
民主主義獲得のタイミングに合わせて国民国家復活。
各都市の幸福を強化しグローブ座都市の人口を伸ばした事で、再びハイペースの徴兵が実行可能に。
また、屑都市クーファについに大学が建ったため首都でオックスフォード建設に入る。戦後官僚制に戻してからが本領発揮だ。
外交関係、ついでに技術。先にちょろっと触れたが戦争屋の揃う仏教連合にあって、ブルだけは内政屋の色合いが強い。
そのためユダヤ教連合とも関係がよく、マンサとの間で取引も見られる(アレクらに最悪の敵と取引でペナルティ有り)。
そのマンサは軍事技術路線を進んでおりますます強く逞しく育っている。
マンサですね。自由の女神やらなんやらも建ててますね。
1260 AD:鋼鉄開発→アップグレード開始
グローブ座徴兵都市ダマスカス。首都の平原小屋を育てつつもりもり徴兵。
ハイブリッド首都メッカ。遺産生産都市として使った期間が長く、小屋がまだ育っていない。奴隷解放が生きる。
鉄沸きイベント発生で生産力が増している。
小屋都市メディナ。堤防と普通選挙でハイブリッド都市に昇格。既に刑務所完備。
北部3都市。クーファは大学建設で人口2まですり減ったため徴兵どころではない。
他の2都市は不幸を見ながらちょこちょこ徴兵。
大戦争時代
開戦
1310 AD:シッティング・ブルに宣戦布告!
本音のところはだいたいそれであってます。マンサの味方は消さねばなりません。
鋼鉄後から戦力配置までにちょっと手間取る。鉄道があれば一瞬なのだがそうも行かない。
その間にブルはライフリングを開発してしまう。ライフルはどうでもいいが騎兵隊解禁。
ブル兵力。メサベルデの馬スタックの動向が最重要となるので大スパイで観察を続ける。
小屋都市メディナを戦場にしたくないため、右端の○印、ポヴァーティポイントを速攻で落としてしまいたい。
しかしブルの馬スタックがすぐに突っ込んでくるようなら一旦退却し、アラビア領内で迎え撃つ案も。
開戦直前戦力状況。ライフルは全て徴兵で生産0。防衛志向なので徴兵ライフルでもそれなりに頼れる。
騎兵隊は擲弾兵対策にスタックに少数混ぜておく。私掠船は全滅直前あたり。
進撃
結局ブルの馬スタックは騎兵隊へのアップグレードを済ませてから動かすつもりのようで、すぐには来ない。
散発侵入する騎兵隊を退治し、時折擲弾兵に殴られながらポヴァーティポイントを落とし、首都カホキアを目指す。
さすが三兵戦術、騎兵隊さえこなければ何ともないぜ!の様相。モンテスマ部隊がうろつき紛らわしくて困る。
北部ゴミ都市の海産資源は残念な事になっているが何も対策は取らない。
ここまでで大将軍一人が誕生、衛生III回復ユニット作成。
また、いつの間にかアレクサンドロスが手一杯となっている。
もう仏教仲間で不満はないなので気兼ねなくお金を貰えるので10と言わず50ゴールド貰って10ターン和平による様子見。
結果は戦争準備は解除されず。本気宣戦の可能性はあるようだが今回はまあ違うだろう。
共産主義と物理学が見えているが赤字で取引不可。
首都カホキアの様子。長弓アップグレードライフルのスキルはさすがだが数の差があるのでどうと言うことはない。そのまま攻略。
懸案のメサベルデの馬スタックは騎兵隊へのアップグレードを完了、このターンに動き出す。首都を落としたあたりで到着。
手負いの部隊では籠城戦でも自信がないので一旦和平。
1350 AD:ポヴァーティポイント占領
1350 AD:アレクサンドロスのクレムリン宮殿完成
1400 AD:マイニング社がデリーに建設されました
1410 AD:カホキア占領
1420 AD:シッティング・ブルと和平
小屋スパムのお供のクレムリン宮殿とマイニング社が両方ともこの時期に消えてしまう。
大陸北部は海産資源が多いので、シド寿司が威力を発揮するマップだったのだが残念だ。
1420 AD:官僚制採用
1450 AD:大量生産開発→共産主義へ
1460 AD:物理学獲得
10ターン和平の間に内政タイム。ライフルを歩兵にアップグレードすれば騎兵隊+擲弾兵のスタックも怖くない。
カホキア籠城でブル主力を殲滅できるだろう。
1520 AD:共産主義開発→国有化採用
1525 AD:アレクサンドロスがシッティング・ブルに宣戦布告!
1525 AD:ワイナ・カパックがシッティング・ブルに宣戦布告!
1535 AD:シッティング・ブルに宣戦布告!
アレクの狙いもブルだったようだ。インカを連れて参戦してくる。
ブルの方は機関銃を多数出してきているのでアレクの方に犠牲がかさむばかりのようだが。
アレクが先に仕掛けたが、ブルの主力はこちら向かってくる。ベホマ将軍が騎兵隊なのがやや不安。出番は無いと思うが。
結局ベホマ将軍は前線に立たずに済んだ。退却した騎兵隊は当然追撃で殲滅。
あとは消化試合だが機関銃がひたすら硬くて困る。
1540 AD:カホキア攻防戦で3人目の大将軍誕生→2人目と揃って待機
1550 AD:大芸術家誕生→グローブ座都市ダマスカスに大作爆弾、インカの圧迫対策
1555 AD:生物学開発→長距離砲へ
1570 AD:マウンドシティー占領
1575 AD:ファシズム獲得
1585 AD:スネークタウン占領
1585 AD:シッティング・ブルがアレクサンドロスと和平
1595 AD:チャコ・キャニオン占領
1605 AD:長距離砲開発
1610 AD:メサベルデ占領
1620 AD:スピロ占領
1620 AD:アメリカ先住民文明滅亡
1635 AD:モンテスマがマンサ・ムサと和平
結局アレクは何の戦果も得られぬまま和平。騎兵隊スタックが残っていたようだが。
消化試合に入ったアラビアはこつこつと都市攻略を続け全都市を落とす。
ここまでの戦果
ブル第二戦では飛行船が解禁されているので北方漁場を諦めていない。
フリゲート2隻でなかなかの戦果を上げている。空爆ウマー。そしてカノン砲が壊滅状態。
終わりが見えると攻城兵器の扱いが酷くなる。そこへきて敵がブルで硬いため死にまくる。
気がついたら自国領土に石油が無い。石炭に至っては大陸北部に一つもない。
これが鉄道を遅らせている理由だがしゃれにならん。
世界の状況。ユダヤの犬戦士であるブルが消えたことでマンサがパーフェクトに孤立している。
マンサ潰しに入る状況は整ってきているが、そのまえにワイナ・カパックの文化勝利の目を摘まねばならない。
大戦争時代はまだまだまだ続く。
その4へ続く