闘神伝説ブレヌス ~シド星に舞い降りた脳筋~その3
勝機の作戦
聖戦発動という絶対絶命の状態で終わった前回。
いくら国力が充実しているといっても世界と戦って勝ち目はない。
しかし本当にこいつらは主力をケルトに送ってくるのだろうか?
ド・ゴール、ナポレオン、モンテスマはそもそも大した戦力が残っていなさそうだ。
ラグナルとはだいぶ前から戦争状態なので今すぐ和平交渉が可能である。
これで残りはアレクサンドロス、チンギス・ハーン、シャカさんの3人。
チンギス・ハーンはド・ゴールという眼前の敵を放ってまでケルトを攻めるとは思えない。
仮に攻めて来るとしても距離的に相当先の話になるだろう。
同様にシャカさんの主力もラグナルと死闘を繰り広げているはずだ。
ただシャカさんは距離が近いだけにチンギス・ハーンより警戒は必要だ。
こうして考えると本気でケルトを狙ってくるのはアレクサンドロスだけだ。
教皇庁で決まっても戦争中の敵を放ってまで遠征はしない、これはプレイヤーもAIも同じだ。
別のプレイ中に聖戦で一緒に異教徒をボコっていた仲間に横っ面から宣戦された事すらある。
そしてそのギリシャ軍は10体弱の小スタックが見えるだけ。
またアレクが狙っているオルレアンは丘都市で、ケルトの長弓・マスケにはUBダンの効果でゲリラI付き。
篭城すれば2倍程度の軍なら問題なく耐えてくれる。
とはいえ南部に戦力を集中するため西部をシャカさんに攻められると一気に崩壊しかねない。
風雷の軌道
1120 AD(172ターン)
警察国家・奴隷制に移行。
軍事都市ヴィエンヌは65ハンマー/ターンで長弓・長槍・弩兵なら毎ターン出せる。
ちなみにカースト制に戻せば80ハンマー弱と大半のユニットを毎ターン出せる。
1140 AD(174ターン)
オルレアンに向かってきたギリシャ軍(マスケ2・騎士2・メイス2・トレビ2)と決戦。
篭城した方が被害は抑えられるが後続を吸収すると厄介なので早めに叩いておく。
カタパルト2体をぶつけてから騎士と象で始末する。カタパルト以外全勝。
この戦いで大将軍グスタフ・アドルフ誕生。軍事都市に定住。
1150 AD(175ターン)
火薬を渡してラグナル帝国と和平。
何とかシャカさんの足止めをしていて貰いたい。
ふと気づくと財政が非常にヤバイ状態になっている。
とっくに大商人の金は尽きて適正税率は10~20%。
金銭生産していた都市でユニット生産を行っている事、外国交易がなくなった事が原因。
奴隷制のため商人が雇えてないが大商人が出ても交易に送る国がないから結果オーライ。
軍事学の研究が50ターン以上かかるのでこれでは頼みのボンバーマンは期待出来ない。
1170 AD(177ターン)
シャカさんのスタックを北西の国境都市トロサ付近で発見。
メイス3・マスケ1・弩兵1・象1・長槍1・トレビ6。対してこちらの守備兵は長弓1・斧1。
大急ぎで主力の一部を増援に向かわせる。
おそらくトロサ狙いだがその北の資源回収都市に向かった場合は見捨てる。
シャカさんがラグナル帝国と和平。
ヤバい、殺る気マンマンだ。
1180 AD(178ターン)
オルレアンにド・ゴールのメイス2が接近。
これを片付けた事で交渉に応じるようになったので小銭を貰って和平。
シャカさんの軍は防御を削っている。後3~4ターンは持ちそうだ。
1190 AD(179ターン)
チンギス帝国とド・ゴールが和平。
これでチンギス・ハーン主力がケルトに来る可能性が出てきた。
1200 AD(180ターン)
アレクサンドロスに化学を渡して和平。これで残りはズールーとモンゴル。
寡占技術をバラ撒くのは惜しいが戦力を分割して戦い続けるよりもマシと判断。
ド・ゴールがアレクサンドロスに自発的属国化
羅刹の新章
1210 AD(181ターン)
シャカさんがトロサの防御を削り終わる。
こちらは篭城を選択。防御ユニットの数は揃っているが防御を固めたユニットは少ない。
1220 AD(182ターン)
主力の移動が間に合ったおかげで最小限の被害で済んだ。
割りと迷惑なのでもう来ないで下さい、兄貴。
工房強化・商人雇用のためカースト制に戻す。
1250 AD(185ターン)
トロサの丘に篭っていたズールー軍にラグナル戦線から引き上げてきたスタックが合流。
このターンに再突撃を受けたがこちらも主力が合流し防御も固まっていたので完勝。
1270 AD(187ターン)
イベント発生。
すべての火器ユニットに行軍を獲得させる。
現存するユニットだけでなく今後生産する全ての火器ユニットにも適用され、SEALs涙目。
ちなみにこのイベントは警察国家時(通常ならゲーム終盤)に起こるレアイベント。
地獄の淵から帰ってきたばかりのブレヌス・・・そこで・・・悪魔と取引してきた様・・・!
地獄の淵の砂は魔法の砂、それに触れると破滅と強運が引っくり返る。コインの裏表のように。
チンギス・ハーンに化学を渡して和平。戦闘は一度も行わなかった。
1280 AD(188ターン)
迂闊に平地から進軍してきたズールー軍を叩きのめして壊滅させる。
これで交渉が可能になったので賠償金を貰ってシャカさんと和平。
逆らう敵を全て跳ね返してケルトに平和を訪れる。同時に世界からも紛争は消え去った。
さて世界vsケルトという状況を何とか凌ぎきったケルト。
火薬・化学をばら撒いたが、都市を失わずユニット消耗も最小限に抑えたから大金星だろう。
この勝利の影には3つの勝因がある。
1. ラグナルとは聖戦前から戦争中のため即和平できた。
2. 敵スタックは10~15ユニット程度と大した事はなかった。
3. ケルトの国力が高く、ユニットの質・量ともトップクラス。
もともとラグナルと戦争を続けていたのは大将軍ポイントのため。
だがそれが幸いしてラグナル・アレク・シャカさんという三正面作戦を避けられた。
そしてこのプレイをやっていて思ったのが敵の主力が意外と少ない事。
不死攻撃的AIの中世軍なら20~30ユニットぐらいが普通だが、今回戦ったのはその半分程度。
さすがに延々と戦争続きではスタックを溜め込む暇もないという事だろう。
戦争屋でも序盤のユニット生産力は怖くない。敵対するならいっそ戦争状態を続ける方が安全。
またケルトはナポレオン領を併呑した事で属国抜きなら世界一の国土を誇る。
そこにカースト+ギルド+化学で強化された工房を敷き詰める事で面積あたりの生産力も高い。
奴隷制を多様したせいで生産力が下がっているが、それでも世界一である。
GDPがエラい事になってるが気にしない。
消耗を抑える事でこちらにはユニットが溜まっている。
ボンバーマンを出して軍を強化し、大商人を出して財政を安定化させたら攻勢に出る。
ふざけた真似をしたギリシャには鉄槌を加えなければいけない。
逢魔が時
1290 AD(189ターン)
アレクサンドロス帝国がラグナル帝国に宣戦。
1330 AD(193ターン)
アレクサンドロス帝国に宣戦。
大商人の誕生と軍事学の開発はまだで準備はイマイチ。
しかし交易中とおぼしき大商人が暢気に最前線を歩いているのを見て宣戦。
ギリシャの主力は胸甲騎兵だが知った事ではない。
ブレヌスの本質、それはまぎれもなく悪・・・!
それも最上級最高峰の資質・・・悪漢(ピカロ)・・・!
ギリシャの大商人サー・アレクサンダー・マッケンジー殺害。
こちらにメリットはないがギリシャの国庫1000ゴールドを失わせたと考えれば大きい。
勢いで開戦したのであまり作戦はない。
ギリシャ本土は危険なので避け、ド・ゴールの都市グルノーブルを占領する事を第一目標とする。
進入してきたギリシャ軍はダラダラと迎撃していく。
シャカさんがチンギス帝国に宣戦。
1340 AD(194ターン)
慢性的な金欠だが次のターンで大商人さえ誕生すればまた経済が復活する。
勝利の大商人。その握手を求めるようにターンエンド。
が・・・しかし掴んだのは死神の大芸術家・・・!
大芸術家クロード・モネ誕生。
1350 AD(195ターン)
大芸術家で黄金期発動。
黄金期中の偉人ポイント+100%を利用して次の大商人誕生に望みをかける作戦。
1360 AD(196ターン)
25ターンほどかかった軍事学がようやく開発。
次の研究は銀行。海外交易が出来ないのでいっそ重商主義を採用したい。
1370 AD(197ターン)
改善荒らしにやってくる胸甲騎兵の定期便を長槍・象で片付ける。
大将軍ミシェル・ド・ロイテル誕生。軍事都市ヴィエンヌに士官学校建設。
ヴィエンヌは素ハンマー37に増幅+175%(鍛冶屋・英雄叙事詩・士官学校)で100ハンマー越え。
毎ターン経験値11のボンバーマンを吐き出すという意味不明な生産力。
1380 AD(198ターン)
グルノーブル攻略戦。
カタパルトで防御を吹き飛ばしLv4トレビを突っ込ませる。丘長弓相手だが32.5%の勝率。
トレビ1体が犠牲になるも後は全勝で占領して破壊。
銀行開発。次は紙。
ここらへんの研究は若干いい加減だった気がする。
1400 AD(200ターン)
イベント発生。
宗教絡みでフランス(ナポレオン)に聖戦をしろとの事。
すでにフランス(ド・ゴール)とは戦争中なので却下。聖戦とかマジ勘弁な。
アレクサンドロスが自由主義一番乗り。
1420 AD(202ターン)
トゥール攻略戦。
胸甲騎兵の守る都市などLv4トレビの敵ではない。トレビ2体を犠牲にしつつ占領。
ここは仏教都市なのでこれで聖戦を回避できる。
紙開発。次は演劇。
1430 AD(203ターン)
小銭を貰ってアレクサンドロス帝国と和平する。
ギリシャはすでにカノン砲を実践配備しており、このままでは占領地の保持が困難。
このままギリシャと都市の奪いあいをしてもいたずらに被害が大きくなってしまうと判断。
チンギス・ハーンに要求されてヒンズー教に改宗。
1450 AD(205ターン)
ギリシャから奪ったトゥールはどうしようか悩んだがド・ゴールに割譲する。
これでド・ゴールが独立すれば儲けものである。
アレクサンドロスがナポレオン最後の都市を占領。ナポレオン滅亡。
破滅の闘将
1460 AD(206ターン)
大商人張騫誕生。
シャカさんの都市に送って900ゴールド。
本来なら1100~1300ゴールドぐらいいくはずだが戦争のせいで交易ミッション額も低下。
この程度の額では焼け石に水で9ターンで使い切る。そして大商人誕生は20ターン前後。
共産主義の開発まで持たせるため、ヴィエンヌ以外の全都市で金銭生産を行う。
哲学開発。次は活版印刷。
1480 AD(208ターン)
ド・ゴールに割譲したトゥールが再びギリシャへと返還される。
あわよくばド・ゴール独立→併呑というこっちの目論見がパー。使えない奴だ。
独立して自爆する属国など稀。大抵は「安心」という重りを体に巻きつけ溺死する・・・!
1515 AD(213ターン)
モンテスマと技術交換が可能になったのでナショナリズムを獲得。
貴重な交換相手の確保に喜びたいところだが、彼の性格からして後1~2回しか交換出来ないだろう。
活版印刷開発。次は鋼鉄。
まとめ
1520 ADにおける技術状況
完全に後進国となっている。辛うじて軍事学を寡占。
いつの間にか首位ギリシャを軍事力評価で圧倒する意味不明な状況になっている。
ギリシャ:886 vs ケルト:1031
これでまず向こうから宣戦してくる心配はない。
1515ADにおけるほぼ総戦力
ボンバーマン20・マスケ12・トレビ14・カタパ8・その他20
攻城兵器や斧で水増しされているものの総勢87ユニットのデススタック。
そして後方の軍事都市ではボンバーマンが毎ターン吐き出されている。
攻撃的AIの戦争屋でさえ裸足で逃げ出す軍事力。
脳筋にふさわしい軍勢だが、ユニット費も77ゴールド/ターンと尋常ではない。
幾たびの戦争を乗り越えて圧倒的国力と軍隊を手に入れたケルト。
しかし莫大な維持費と「世界の鼻つまみ者」というポジションも同時に背負う事となった。
このままでは技術交換も出来ずに世界から取り残されるんは必至。
闘神伝説ブレヌス その4
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