盗賊 Which hides in the darkness

素早い動きが信条の職業です。鍵開け等にも力を発揮します。
何かを調査するような依頼を受ける場合はパーティに必須と言えます。
シーブズツール使用可
解錠や危険感知等の判定時に+2のボーナス
初期装備:ショートソードAT2 シーブズツール
オススメ装備
 ■近接武器
   バゼラート(AT2) ---フェイントのクリティカル値-3。 近接でのフェイントで猛威を発揮
    オリハルコンダガー (AT3) ---命中のクリティカル値-1で魔力持ち。近接では貴重な攻撃3点 余裕があれば欲しいが無理をしてまで手に入れるほどの武器ではない。
   ダーククロー(AT3) ---安価で攻撃力を得るのにもってこい、回避判定も盗賊ならそれほど痛くはない。
    ブラインドクロー (AT2) ---命中判定のクリティカル値-3で暗殺の一撃?との相性抜群。
   ダークネスクロー(AT2) ---脅威の二段攻撃!いつか手にしたい武器である。実質攻撃力4点!
   ラビットブーツ(AT1) ---この装備への変更で行動を消費せずに移動行動の距離+5m増える。これを生かして仲間に近づいたりする事も可能、いざという時に役立つ。小人専用。
 ■遠距離武器
   ショートボウ(AT2) ---この武器を持たない盗賊は頭数に入れて貰えない程の武器。得にこだわりが無ければ最優先に買っておくべきかも。
   アサシンボウ(AT2) ---クリティカルダメージ*3ということで使える弓の中では比較的盗賊向けだと思われる。劣化暗殺の一撃という感じ。
    エルブンボウ (AT3) ---エルフなら持っておきたい。
 ■投石武器
    スリング (AT3) ---安価で遠距離攻撃3点を得られる武器だがエルブンボウを持っていたら不要。
   フィアーキャスター(AT4) ---貴重な攻撃力4点の武器。
 ■投擲武器
   各種投擲用ナイフ(AT2-4) ---安価なので複数持っておくと結構活躍が期待出来る。回収可能で弓と違い攻撃力1点だが近接戦闘も可能。烈梟刃等近接技能は1点扱いで判定。
    リターニングダガー (AT2) ---手元に戻ってくる事もあり魔剣が有効で近接戦闘も可能なので射程こそ半分だがショートボウの上位交換と言える。
 ■篭手
    パワーグローブ ---使い方次第で大きな効果が得られる。
 ■指輪
    ウォールリング ---心がやや伸び悩み魔法に弱くなってしまう盗賊として、余裕があったら欲しい指輪。戦士と同じく魔法強度ダウンも盗賊なら影響薄。

種族別初期能力値

種族
人間 5 7 5
エルフ 7 7 2
ドワーフ 3 7 7
小人 4 9 3
獣人 5 4 7

キャラメイク

 親父 :「リッピ! すまないが、こいつに盗賊の何たるかを軽くレクチャーしてくれないか」
 リッピ:「この紳士に任せておけば、全て問題なしである。
      なんでも聞くが良いぞ」
 親父 :「じゃあまずは盗賊のステータスをだな…」
 リッピ:「それは、盗賊とは何だ? と考えれば、すぐにわかる事であるぞ。
      腕力を使った力任せな動きでもなく、知識を使った口先の話術でもない。
      そう、自らの技巧を基にした、職人の"技"であ~る!!!」
 親父 :「噛み砕いて言うと、技が大事だ、と」
 リッピ:「それ以外のステータスをおざなりにしても構わないと言うことではないぞ。
      しかし、盗賊の調査や鑑定は、失敗すればパーティを危険に陥れるかもしれないのだ。
      そう考えると、まずは自らの盗賊としての腕を磨く事が…」
 親父 :「そうだな、失敗しないように努める事は大事だ。
      盗賊の場合、盗賊ギルドでシーブズツールを貰えるので、解除などには
      さらに+2のボーナスが貰えるのだが」
 リッピ:「それでも、残念な事に、失敗する時は失敗するのである。
      宝箱の罠解除に失敗してダメージ貰うなんて事もあるのだ。
      そう考えると、エルフや小人は、初期能力値のままだと
      少しHPに心配な部分があるな」
 親父 :「上記の、種族別初期能力値を見てくれ。
      そこには、ルールブックにある種族能力値に、盗賊用ボーナスの技+2が入れてある」
 リッピ:「さらに、自分の好きなステータスに5ポイント振るのだ。
      紳士的な動きをするには、技! 技が重要である!」
 親父 :「いやもう、それはわかっているだろう」
 リッピ:「なんと!
      うむうむ、そなた、将来性があるぞ」
 親父 :(あんだけ強調されれば、ダレだってわかるだろうになぁ)
 リッピ:「では次に、戦闘に関する事を特別に教えてあげようぞよ。
      盗賊が戦闘でする事、それは、他の職業が動きやすいように、敵をかく乱する事だ!」
 親父 :「そりゃまた難しそうな」
 リッピ:「何を言う! 単純なことだ。
      魔術師や精霊使いと言った、接触されたら魔法を使えなくなる職業の人が
      敵に接触されないようにする。
      前衛が敵に苦戦しているのなら、後方からフェイントや攻撃をしかけて
      少しでも早く倒せるように手助けする。
      突撃するだけが戦闘じゃない事を心するがいいぞ!」
 親父 :「と、言ってもな。 盗賊の初期装備はAT2の近接武器なのだが…」
 リッピ:「頑張って、まずはショートボウと言った遠距離武器を買うとよい。
      そして、その技を生かした高い命中力を見せ付けるのだ!」
 親父 :「で、魔法喰らって大変な事に」
 リッピ:「………うむむむ、いや、まぁそれが怖いのであれば、多少、心と体に振るのもいいぞ」
 親父 :「何事もバランスが大事って事だな」
 リッピ:「バランス感覚とネタ要素を大事にする。それこそ紳士の心得である」
 親父 :「紳士じゃなくて、盗賊のだな…」
 リッピ:「紳士の心得である」

作成例

【交渉術】や【宝物鑑定】を活かせるほど心を高くすると盗賊が担うべき技判定が疎かになる。
絶対的大原則として、盗賊としてキャラクターの作成をする以上は、それなりの技は必須。
そのため、技は並程度だが体(HP)が高く、戦闘でも安定感のあるドワーフが圧倒的に有利。
なお、心が少々高くても、心の高い魔術師や聖職者がPTにいれば、どうせ心判定での出番はない。
ドワーフ 3/12/7
 事実上の最適解。盗賊として十分以上の技を確保した上に前衛も一応こなせる。
人間 5/10/7 または ドワーフ 3/10/9 または 小人 4/10/7 など
 盗賊として最低限程度に技に振った戦闘重視型。戦闘面でだけなら安定感はある。
人間 5/12/5 または 小人 4/12/5
 ショートボウの早期購入(キャラ作成と同時がベスト)が前提。最低限のHPだけ確保した後衛専業型。
小人 4/14/3
 技の値では最強だが体(HP)が成長するまでは常に死と隣り合わせ。誰もが思いつく構成だが非推奨。
最終更新:2021年10月24日 20:54