宇宙艦隊副司令長官とは自由惑星同盟における諸機関の一つ。

概略


 原作では宇宙歴750年に七三〇年マフィアの一人ジョン・ドリンカー・コープ大将が就任したとある。(外伝四巻)

 逆行後の世界では原則として大将に昇進した正規艦隊司令官が兼任という形で就任している。

 宇宙歴744年頃、ブルース・アッシュビー提督が宇宙軍大将・宇宙艦隊副司令長官となっている。(86話)
 宇宙歴745年3月、アッシュビー提督が宇宙艦隊司令長官に就任。(外伝4)副司令長官の後任の有無は不明。
 宇宙歴750年、コープ大将が宇宙艦隊副司令長官に就任。
 宇宙歴751年、コープ大将がパランティア会戦において敗死。後任の有無は不明。

 宇宙歴769年3月、第二次イゼルローン要塞攻防戦において同盟遠征軍総司令官を務めたハウエル大将が宇宙艦隊副司令長官の地位にあったと思われる。

 宇宙歴791年時点で、第二艦隊司令官シドニー・シトレ大将及び第三艦隊司令官ラザール・ロボス大将が宇宙艦隊副司令長官に就いている。(10話)
 宇宙歴792年、シトレ大将が宇宙艦隊司令長官に就任。副司令長官はロボス大将のみとなる。
 宇宙歴793年、シトレ大将の後任としてロボス大将が宇宙艦隊司令長官に就任。副司令長官職は空席となる。
 宇宙歴796年、第二艦隊司令官ジェフリー・パエッタ大将が宇宙艦隊副司令官に就任。(46話)
 同年9月、レグニツァの悲劇の敗戦の責任を追及され、パエッタ大将は失脚した。同会戦において功績を建てた第一二艦隊司令官ウラディミール・ボロディン提督が中将のまま副司令長官に就任した。(50話)
 宇宙歴798年4月末、神々の黄昏(ラグナロック)作戦における功績により第七艦隊司令官イアン・ホーウッド中将が副司令長官に就任した。これにより、ボロディン、ホーウッド両提督が副司令長官となり、シトレ、ロボス提督以来の副司令長官二人体制が復活した。
 宇宙歴799年、ラグナロック戦役終結。ボロディン提督はシトレ提督の後任として統合作戦本部長に就任、ホーウッド提督は同戦役における大敗の責任を追及され、失脚した。副司令長官職は再び空席となったと思われる。
 宇宙歴801年8月、前イゼルローン方面軍司令官フィリップ・ルグランジュ大将が副司令長官に就任している。
 宇宙歴802年1月、一〇月クーデター民主主義再建会議のクーデター)鎮圧による功績でルグランジュ提督はアレクサンドル・ビュコック提督の後任として宇宙艦隊司令長官に就任。
 宇宙歴802年2月時点でマリネスク上級大将が副司令長官を務めている。(95話)

歴代副長官一覧


宇宙歴 宇宙艦隊司令長官 氏名 氏名 備考
744年 不明 ブルース・アッシュビー大将 不明



745年 不明 第二次ティアマト会戦においてアッシュビー大将戦死



ブルース・アッシュビー大将
746年 不明
747年
748年
749年
750年
ジョン・ドリンカー・コープ大将
751年 不明 パランティア会戦においてコープ大将戦死。
ウォリス・ウォーリック大将
752年
753年
フレデリック・ジャスパー大将
754年
755年
756年
757年
758年
759年
760年
761年
762年
763年
764年
765年
766年
767年
768年
769年 ハウエル大将 第二次イゼルローン要塞攻防戦においてハウエル大将大敗。
770年 不明
不明
771年
772年
773年
791年 シモン・アンブリス大将 シドニー・シトレ大将 ラザール・ロボス大将
792年 シトレ大将がドラゴニア=パランティア戦役の功績により宇宙艦隊司令長官に就任。
シドニー・シトレ大将 空席
793年 ロボス大将がシトレ元帥の後任として宇宙艦隊司令長官に就任。
ラザール・ロボス大将 空席
794年
795年
796年 レグニツァの悲劇においてパエッタ大将が大敗。ボロディン中将が功績により副長官に就任。
ジェフリー・パエッタ大将
ウラディミール・ボロディン中将

797年



798年 ラグナロック戦役の功績によりホーウッド中将が副長官に就任。
ウランフ中将 イアン・ホーウッド中将
799年 ボロディン大将が統合作戦本部長に就任。
ホーウッド大将はラグナロック戦役後、引責退任。

アレクサンドル・ビュコック大将 空席 不明
800年
801年
フィリップ・ルグランジュ大将
802年 フィリップ・ルグランジュ上級大将 マリネスク上級大将 一〇月クーデターによる功績でルグランジュ上級大将が宇宙艦隊司令長官に昇進。
803年 不明
804年
最終更新:2022年09月17日 14:38