黒の民 - イースターダンジョンズ @ ウィキ

黒の民

魔人族を筆頭としたかつて世界を支配した種族。
それは邪悪な種族としての名、彼らの犯した罪は生涯消えることはないだろう。

魔人族（デビル）

デビルと呼ばれる王冠のような角を持つ種族。
角が生えたヒュームのような姿を持つ、肌が黒い物も多い。
角には魔力が宿りより立派で美しい角を持つ魔人族は強く、貴族に多い傾向だ。
強靭な肉体、大量の魔力、魔術を扱う知恵、そのすべてにおいて人族に勝る、故に魔人族は人族を見下した。
傲慢、彼らは等しく傲慢である。

巨人族（ギガント）

ギガントと呼ばれる2~3mの巨大な体躯を持つ種族。
凶暴な種族とされてきたが根は温厚。
筋力値、耐久値が高く防御職向きだ。
魔力値や知力値が低いため魔法職には向いていない。
かつてこの世界に存在した巨神の一族、その末裔。
人族をそのまま巨大にした姿の彼らは知恵が少ない、故に友を必要とした。
煤の一族は火の魔物を、
霜の一族は氷の魔物を、
丘の一族は獣の魔物をともにしたという。
契約術と召喚術の始まりであるとされる。

闇人族（オーク、ダーク系）

オークを筆頭とした闇堕ち種族。
ダークエルフやダークドワーフなどの肌が黒い、褐色の亜種族達。かつての裏切り者。
この世界のオークは豚顔ではなく、筋肉質である。
魔力値や筋力値、敏捷値が高い。
ダークエルフを筆頭に狩りを得意とし野生に生き、争いを好む。
獣の肉をはじめに食らったエルフはその溢れる力に魅入られた、そして獣に感謝した。
自然を狩るエルフは追放され、肌が褐色となっていった。
そしてその一族はやがてオークと呼ばれるようになる。
獣を狩り、その肉を喰らい、骨を武器に、皮を鎧にする。
獣に感謝した彼らはその霊に敬意を示した。
獣霊信仰の始まりである。

妖魔族（ファントム）

スライムやミミック、ダイヤウルフといったモンスター達。その中でも知恵と思考、自我を持つものを妖魔族と呼ぶ。
彼らは個体によって得意なものが異なるためステータスを特に高いものはわからない。
突然変異個体達は種族と呼ばれるほどに数を増やした。
群れでは生きて行けず、人の世界では受け入れられない。
知能と感情を持ち、言葉を得た彼らにとって世界は残酷を強いたのだ。
故に彼らは閉じこもった、自分たちの住む街を作って。
彼らは何よりも平和を望んだのだ。

機甲族（マシニクル）

意志を持つゴーレムやオートマトンなど作られた生命。
岩の肌を持つゴーレム、美しき人形オートマトンは黒の民に加担した邪悪な魔法使いによって作られた。
いつしか自己増殖を得た機甲族が作られ、他の機甲族にその機能を与えた。
戦争が終結に向かうとき、彼らは一つの種族となった。
子を作り、繁栄し、意思を持って命を繋ぐものはそれだけで種族である。
神の祝福もなく、原初の王も存在しない彼らは受け入れられるまで時間がかかった。
しかし、それでも彼らも人類なのだ。