ギャルゲ・ロワイアル2nd@ ウィキ

再起

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再起 ◆lcMqFBPaWA


カタンコトン、カタンコトン、
カタンコトン、カタンコトン、
テンポの良い音楽を奏でながら、電車は進む。
一分、一秒たりとも遅れを許さず、ただ、進み続ける。
その傍らに何があろうと、その内に何を乗せていようと、
如何なる他者にも構わず、電車は、ただ己が道を進み続ける。
その、ある種の神々しさを表す金色の外見を、裏切らぬかのように。


静寂

その場を表すに相応しく、また最も相応しく無い表現。
何しろ、現在進行形で嗚咽を堪えている人間が『二人』も居るのだから。
だがそれ故に、その場にある他者は、静寂を強いられる。
彼らの嗚咽を止める手段など持たぬが故に、静寂を保つ他に無いからだ。

「…なあ、火持って……る訳ねえか……」
座席に座る眼鏡にスーツ姿の男―加藤虎太郎は、隣に座るほぼ全裸の男―大十字九郎に声をかけて…止めた。
そもそもだ、着る物にも困るような人間に、嗜好品を買う余裕などないのだから。
「……好きでこんな格好なんじゃないんだ…」
その思考を知ってか知らずか、九郎は微妙に黄昏た返事を返す。
別に九郎は普段から全裸という訳ではないが、それでも食事に苦労するくらいの人間なのだから、当然嗜好品に手を出す余裕など無い。
最も、彼自身に言わせたら、「そもそも煙草なんて吸わない」といった返事が返ってくるのかもしれないが。
「……そうか」
「……ああ」
「…………」
「…………」

沈黙

お互いの詳しい自己紹介をする。
コレまでの詳しい経緯を話す。
話すべき内容はいくらでもあるのだが、いまいちそんな気分に成れない二人。
故に、
「……車内は、禁煙なんだが」
「……こんな時だからな…吸いでもしないとやってられん」
「……マナー違反だと思うんだけどな…健康にも悪いし」
「……吸いたいもの吸って健康に悪い訳がないだろ…」
「……そうなのか」
「……ああ」
どうでもいい会話に、時間は費やされる事になる。

(……やって、られんな)
唇を震わせ、必死に何かを耐えている少女を尻目に、虎太郎は、そう一人語散る。
途切れた会話の事など一秒で忘れ、今の彼の内心を締めるのは、別の事柄。
佐倉霧が、死んだかもしれない』
何時、何処で出会ったのかと聞かれれば、当然答えるしかない。
ホンの数時間前までは一緒だったが、見失った。
その時襲ってきた相手が、あの場所にいた。
未だ事実ではないが、ほぼ確実な事柄。
どの道、あと一時間程度で放送になる以上、いずれは知られてしまう事実。
悲しむのが、襲いか早いかの違いだけ。
だが、それでも今少女が悲しんでいるのは、虎太郎の告げた言葉によるものなのは間違い無い。
(無力…だな)
仲間の死を知って嘆く直枝理樹と、親友の危機を聞いて悲しむ山辺美希
目の前で嘆く子供二人に、何もしてやることが出来ない。
言葉なら、いくらでも掛けてやれる。
ぶん殴って元気になるなら、いくらでも拳を振るう。
だが、諭したり、導いたりすることは出来ても、彼らに真に何かをしてやるには、虎太郎の言葉では意味がないのだ。

結局のところ、虎太郎は『他人』でしかないのだから。

無論、教師として、大人として言葉を掛けてやるのは簡単だが、それではあまり意味が無い。
厳しく教えるも、優しく諭すも、相手によって違うのだ。
今、彼らが何を望み、何をして欲しいのか、
それを知るには、共に居た時間が短すぎる。
故に、加藤虎太郎は沈黙する。

隣に座る大十字九郎の沈黙は、もっと簡単だ。
要するに、彼は落ち込んでいるのだ。
自身の力の無さを。
正義の味方だ、アーカムシティの守護者だと言ったところで、彼自身は平凡な魔術師に過ぎない。
魔道書「ネクロノミコン」を手にし、その強大な力を扱えると言っても、所詮それは「ネクロノミコン」の力でしかない。
彼自身の力など、ちっぽけなものだ。
…最初に、この島に連れて来られた時、浅間サクヤの力が無ければ、彼はこの場には居なかっただろう。
…F-7駅で神宮寺奏と別れた時、彼はただ流されただけだ。
…怯える女性を目の前にした時、仮面の大男に襲われ、訳も解らず逃げることしかできなかった。
…そして先ほど、鬼と化した少女を前にやはり逃げる事しか出来ないばかりか、あろうことか理樹の仲間を敵と勘違いし、敵が追いつく手助けまでしてしまったのだから。
故に、大十字九郎は、沈黙する。

「そういや、お前さん…少し前変な仮面の大男に襲われなかったか?」
なので、気になっていたことを尋ねる虎太郎。
細かい外見は覚えていないが、全裸などという人間が、他に居るとも思えない。
「え?何で知っているんだ?」
果たして、それは正解だったようだ。
故に、虎太郎はあの時自分もあの場に居たこと。
大男を追いかけていたが逃げられてしまった事を話した。
「誘拐犯…か」
「ああ、今思うと恐ろしい程の力量の持ち主だった…。
 良く無事で居てくれたな…」
「うーん、何ていうのか…そこまで危険っていう感じじゃなかったんだけどなあ…
 確かに物凄い身のこなしだったけど…」
襲われはしたものの、殺すというよりは一発殴るといった感じの印象の攻撃だったような…
そう、九郎は一人語ちた。
「後、和服の女子が一緒にいたと思うんだが…」
「ああ、あの子はそういえば逸れたんだった…」
「……守れよ」
「いや、そもそもその子にいきなり襲われたんだって」
「あん?」
九郎の言葉に、訝しげな声を出す虎太郎。
だが、
「……ん、まあ当然じゃないのか?」
九郎の格好を見て納得してしまった。
「……やっぱり、その所為なのかな……」
「当然だろ」
「だよ……なあ……」
がっくりと、黒い霧を漂わせ落ち込む九郎。
ある意味痛々しい沈黙が訪れた。


……そうして、少しの後。
時間にして十分も無かったであろう、彼らの耳に、

「次は、F-6、F-6、御下りの雑種は忘れ物など無いよう気をつけるのだ」

耳障りな音声が、響いて来た。
そう、彼らの沈黙など、電車には何の関係も無い。
ただその決められたスケジュールに従い、次の駅に到着したのだ。
「…F-6…!?」
そうして、その音声をきっかけにして、沈黙は破られる事になる。
「…あん?」
その声に、虎太郎はいぶかしげな声を上げる。
彼としては、この駅で降りるかどうかは決めかねていたのだ。
佐倉霧が生きているとするなら、この駅の近辺に居ると考えるのが普通だろう。
とはいえ、未だに打ちひしがれている二人を、そのままにしておくわけにもいかない。
なので、とりあえずはこのまま終点くらいまでは泣き止むのを待ってもいいか、位の考えだったのだが…
「あ、次の放送に、人と待ち合わせしているんだ。
 だから、降りておかないと」
そう、九郎がかつて浅間サクヤに神宮司奏と決めた待ち合わせ。
その為には、ここで降りて待つしかないのだ。
「それは別に構わないんだが…またあの女…いや、悪鬼か?…に出くわすかもしれんぞ」
「う…それは、そうなんだが…でもすっぽかす訳にもいかないし」
「…まあ、そうだな」
場合によっては、そのサクヤに奏という相手が危険に晒される可能性もある訳で。
「…じゃあ、俺も降りるかな…」
「え?」
「……さっきはああ言ったが、佐倉霧が死んだと限った訳じゃあ無いし、そうなると未だにF-6の近辺に居る可能性が高いからな。
 だからまあ教師として生徒は捜さんとな。
 それに…」

そこで、虎太郎は一息付く、
そして、その後には燃えるような気配。
「仇だってんなら、討ち果たしてやらんといかんしな」
そう、一時とはいえ、生徒として接した相手の仇ならば、教師としては果たしてやらねばならない。
そういう意味では、ここで降りるというのも選択としてはある。
…だが、
(あの二人をどうするか、だな)
仲間を、友人を失い、打ちひしがれている直枝理樹と山辺美希。
このまま、車内に置き去りにするなんてのは論外ではあるが…

だが、
「僕も…一緒に行ってもいいですか?」
そこで響いた声に、思考を中断される事になる。
その声の主は、紛れもなく先ほどまで嘆いていた少年、直枝理樹。
未だに涙の後は消えねども、それでもしっかりと、虎太郎達の方を見ている。
その瞳には、確かに強い意志の色。

「構わんが…もう大丈夫なのか?」
「…はい、ここで泣いている訳にはいきませんから」
はっきりとした声で、答える理樹。
「先ほどは…有り難うございました」
そうして、まず礼を述べる。
虎太郎達がいなければ、恐らくあの場で死んでいたのだから。
そして、
「出来るなら、この後も同行してくれると嬉しいんだけど…」
そう、はっきりと告げた。



F-6駅。
時刻表によれば、この駅で20分ほど停車するらしい。
なので、とりあえず四人は駅舎の中に舞台を移す事となった。

「成る程…作戦か」
九郎が関心した声を出す。
彼自身、似たような仲間はいたが、識別する道具というアイデアは無かった。
「…凄いアイデアだと思います」
歩いた事で漸く落ち着いたのか、美希も反応を返す。
その中身は、賞賛の一途だ。
「ん…まあ別に構わんな」
虎太郎にしても、反対する理由は無い。
特に問題なく、この後も協力するという流れは定まった。

「…大学、それに教会…か」
「ええ、葛木さんがあの言峰が居るとしたそこじゃあ無いかって」
そして、続いて行われるのは情報交換。
この四人だけでなく、コレまでに出会った仲間と、彼らの持つ情報、動向。
「葛木さん達とは15時にこの場所で待ち合わせをしてるから…それまでにはここにいないと」
「そうなると、それまではこの付近の探索を行うべきなんですかね。
 ……私も、霧を探しに行きたいですし…」
会話の最中、そう告げた美希の言葉に、一瞬会話が止まる。
その発言の内容はあくまで真摯で、親友の死が事実として確定されるまで、決して諦めないという意思が含まれていた。
「……手伝う」
その言葉を受けて、虎太郎が告げる。
彼自身としても、一度保護した少女を放っておくのは後味が悪いと考えていたが故に。
「じゃあ、俺たちも手伝うかな」
そうして、お人よしの九郎が賛成する。
だが…

「…なら、僕と九郎さんは、このまま電車に乗ってG-4に行きます」
理樹が、反対意見を返す。
時刻表によると、この電車が出るのは10時20分
到着してから、次の放送までは一時間半近くあるのだから、その時間を無駄にするべきでは無い。
その付近を探索するなり、そこからここまで歩いて来るなりと、出来る事は多い。
「美希さんには悪いけど…どうせ探すならこの方が収穫は多いと思うんだ」
「……いえ、私もそれで良いと思います…」

「まあ、そうなると、12時にここで待ち合わせ、は良いとして、
 そこから三時までまた付近を探索するのか?」
「いえ、九郎さんの知り合いの人の場合は九郎さんがいる必要があるけど、僕たちの場合はこの星がある。
 だから、全員がここにいるんじゃなくて、何人か、できればこの付近に拠点みたいなものを構えて、他の人はまた仲間探しと情報集めに行くべきだと思うんだ
 出来れば、大学にも行っておきたいし…」
時間は有効に。
同盟を組んだ相手が多ければ多いほど、彼らの優位性は高まるのだから、手間を惜しむべきではない。
加えて、その他の情報も、入手していかなければならない。
「それなら、俺達はついでに拠点になりそうな場所も探してみるか」
現在までのところ、拠点ならばこの近くに構えたほうが便利。
故に、付近の探索を行う虎太郎が、そう告げる。
「なら、俺はとりあえずここに戻った後大学に行くよ。
 一応魔術師の俺なら、理解できる資料とかあるかも知れないし」
「じゃあ、僕と九郎さんはそのまま大学に向かうとして…できるならその後に博物館にも行っておくべきかもしれない」
博物館にてそれなりに有用な物品が手に入るのは葛木たちの情報によって解っている。
その方向に向かうのであれば、寄っておいて損は無いだろう。


(見てて、アサシンさん)
胸に入れた仮面に手をあてて、そっと考える。
アサシンさんは、僕の事を『マスター』と呼んでくれた。
命を掛けて、僕に力を貸してくれて、
……そして、守ってくれた。
だから、僕は頑張らないといけない。
アサシンさんのマスターとして、立派にやらないといけない。

理樹は、一人、心に誓う。
強く、硬く、

心を、固める。

そう、ヒビが入れば、砕けてしまうほどに、硬く。


方針は、決まった。
後は取りあえず別れて捜索するだけなのだが、
「その前に、皆名簿を出して欲しいんだけど」
最後に、やっておかねばならない事がある。

まず、理樹が直接出会い、安全だと判断された藤乃静留葛木宗一郎高槻やよい
更にその知り合いらしい玖我なつきと菊地真、如月千早
そして、元々の知り合いであるリトルバスターズの面々。

次いで、虎太郎の教え子達と、彼が出会ったエレンの知り合い。
九郎の知り合いと、彼が再会を約束している神宮司奏と浅間サクヤに、それぞれの知り合い。
美希の同級生と、彼女が杉浦碧鉄乙女から聞いた知り合い。
それぞれが告げられる限りの特徴と、その動向を。
棗恭介が密かに殺し合いを肯定しているかもしれない可能性までもを含めて、告げた。
そうして、メモに書き記される名前。
「そうなると…ここにいる四人を抜かして今の所多少なりともどんな相手か判明しているのは、38人だね」
今度はそれを、それぞれの分類毎に名簿に印をつけて行く。



安全(☆マーク)
  • 藤乃静留
玖我なつき
深優・グリーア
菊地真
如月千早
西博士
  • 浅間サクヤ

グレーゾーン(○マーク)
棗恭介
鮫氷新一
伊達スバル
椰子なごみ
士倉曜子
衛宮士郎
吾妻玲二(ツヴァイ?)
ドライ(キャル?)

危険(◎マーク)
鉄乙女
ティトゥス
黒須太一
仮面の大男(名称不明)
刀を持った人間(名称不明:ティトゥス?)
ツヴァイ

死亡?(×)
真・アサシン
佐倉霧
エレン
橘平蔵



リトルバスターズの面々の中で、棗恭介のみは確実に安全とは言い切れず、
また鉄乙女から聞いた竜鳴館の面々は、何しろ告げた乙女自身があの状況である。
館長という橘平蔵という男は、安全な人物であったようだが、既に死亡してしまっているのだ。
その他、アサシンの言によって動向の確かでない衛宮士郎と、
美希の知り合いではあるが、同時に黒須太一の知り合いでもあり、霧によって危険と告げられた士倉曜子が不透明な位置に。

そして、確実に危険なのが全員がその目にした鉄乙女と、理樹が襲われた黒須太一に、九郎と敵対しているティトゥス。
名前が判明している限りでは、この三人となる。
ツヴァイと名乗った本名不明な男と、何処かの民族の仮面を付けた大男、美希を襲ったと言う刀を持った男も、危険人物だと判明しているが、名前が不明なので、名簿には記せない。

そして、エレンの知り合いのキャルという少女だが…彼女がその時に漏らしたドライという名前は、いやでもツヴァイを連想させる為、吾妻玲二と合わせてグレーゾーンとなった。

そうして、四人は名簿に名前を記した。
(但し…虎太郎と美希は、密かにここの人間が実際に遭遇した相手14人(上記の・付)のみに更に印をつけていたが)


「…とりあえず、このガイドブックがあればサクヤさん達からは信用されると思う」
「こんな物でか」
そうして、次に行われるのは支給品の確認。
九郎がお互いの身の証となりそうなものを虎太郎に渡す。
「あー、そういや九郎は魔術師とか言ってたな、ならコレ持ってけ」
「これは…宝石!? …こ、これを俺にくれると!?」
「……やっぱ返せ」
「あ、いえごめんなさい、魔力の篭っている道具だから何かに使えるかもしれませんから是非とも下さいお願いします」
普段の習性からか、魔力よりも金銭的な価値に目の行った九郎が虎太郎に平謝りする傍らで、
「この星を、美希さん達も持っていてくれない?」
「あ、うん仲間の証ってのだよね。 えーと、じゃあ代わりに、なりそうなものは…」
真面目なやり取りが行われていた。

そうして、状況の整理が終わり、電車の発車する時刻となる。

「気を、つけてね」
「ああ、そっちこそあの女がやって来る可能性もあるから気をつけてくれ」
「ああ、まあ心配すんな」
「うん、それじゃあ皆…」
そこで、理樹は一息付き、
(やるよ、アサシンさん)

「ミッション、スタートだ!」
再び、その言葉を口にした。

【F-7 電車内/1日目 昼】
【チーム:星組(良く見ると変態チーム)】

【直枝理樹@リトルバスターズ!】
【装備】:カンフュール@あやかしびと -幻妖異聞録-、生乾きの理樹の制服、トランシーバー
【所持品】:支給品一式×2、ハサンの髑髏面
      聖ミアトル女学院制服@Strawberry Panic!、女物の下着数枚、
      バルザイの偃月刀@機神咆哮デモンベイン、木彫りのヒトデ12/64@CLANNAD、トランシーバー
【状態】:疲労(中)、鼻に切り傷、悲しみ
【思考・行動】
 基本:ミッションに基づき対主催間情報ネットワークを構築、仲間と脱出する。殺し合いを止める。
0:西方向を探索し、12時までに再びF-7に戻ってくる。
1:リトルバスターズの仲間を探す。
2:仲間達と協力する。
3:真アサシンと敵対関係にある人には特に注意して接する。
4:首輪を取得したいが、死体損壊が自分にできるか不安。
【備考】
※参戦時期は、現実世界帰還直前です。
※真アサシンの死を、一先ず乗り越えました。
※トランシーバーは半径2キロ以内であれば相互間で無線通信が出来ます。
※名簿の名前を全て記憶しました。
※博物館に展示されていた情報を獲得しました。

【理樹のミッション】
1:電車を利用して、できる限り広範囲の施設を探索。
2:他の参加者と接触。
3:参加者が対主催メンバー(以下A)であり、平穏な接触が出来たらならAと情報交換に。
4:情報交換後、Aに星(風子のヒトデ)を自分が信頼した証として渡す。
5:12時間ごと(3時、15時)にAを召集し、情報やアイテムの交換会を開催する。第一回は15時に遊園地を予定。
6:接触した相手が危険人物(以下B)であり、襲い掛かってきた場合は危険人物や首輪の情報を開示。興味を引いて交渉に持ち込む。
7:交渉でBに『自分が今後の情報源となる』ことを確約し、こちらを襲わないように協定を結ぶ。
8:Bの中でも今後次第でAに変わりそうな人間にはある程度他の情報も開示。さらに『星を持っている相手はできるかぎり襲わない』協定を結ぶ。
9:上記の2~8のマニュアルを星を渡す時にAに伝え、実行してもらう。
  なお、星を渡す際は複数個渡すことで、自分たちが未接触の対主催メンバーにもねずみ算式に【ミッション】を広めてもらう。
10:これらによって星を身分証明とする、Aに区分される人間の対主催間情報ネットワークを構築する。

【大十字九郎@機神咆吼デモンベイン】
【装備】:手ぬぐい(腰巻き状態)、キャスターのローブ@Fate/stay night[Realta Nua]
【所持品】:木彫りのヒトデ7/64@CLANNAD、アリエッタの手紙@シンフォニック=レイン、凛の宝石5個@Fate/stay night[Realta Nua]
【状態】:疲労(大)、背中にかなりのダメージ、股間に重大なダメージ、右手の手のひらに火傷
【思考・行動】
 0:西方向を探索し、12時までに再びF-7に戻ってくる。
 1:アルと桂、奏、蘭堂りの、佐倉霧を捜索。
 2:人としての威厳を取り戻すため、まともな服の確保。
 3:アル=アジフと合流する。
 4:ドクターウエストに会ったら、問答無用で殴る。ぶん殴る。
【備考】
 ※第二回放送の頃に、【F-7駅】に戻ってくる予定。
 ※着物の少女(ユメイ)と仮面の男(平蔵)をあまり警戒していません。
 ※理樹の作戦に参加しています。 把握している限りの名前に印をつけました。

 ※電車は10時20分発の10時35分着、F-2駅行きです。


電車を見送って、振っていた手を下ろす。
これから数時間、虎太郎先生と共に霧と拠点になりそうな場所を探さないと。

脱出…か。
そんな事本気で出来ると思っているのかな?
…思っていないとやらないか。
正直バカらしいと思うけど、それでも隠れ蓑としては役に立つよね。
うん、だから、しばらく…もしかしたら最後まで、一緒に行動しよう。
その為に、機会を見て、
(他には、このノートパソコンくらいしかないですけど)
(待ってくれ、パソコン?)
(九郎よ、流石に生徒の持ち物に手をだすなら容赦はせんぞ)
(い、いやそうじゃなくて、サクヤさんが)
このノートパソコンを壊さないと。
参加者の詳細名簿なんてものを見られる訳には、いかないから。
だから、この正直無駄だと思う探索にも、付き合おう。
あの女が追ってくる可能性も高いけど、でも、一緒に居るしかないよね。
だって、虎太郎先生を繋ぎ止める為に、あんなに悲しんでいるように見せたんだから。
だから、ここで霧を探す。
うん…だから…


無事で居て……霧……

【F-7 駅/1日目 昼】
【チーム:星組(先生と生徒再び)】
【山辺美希@CROSS†CHANNEL ~to all people~】
【装備】:投げナイフ1本
【所持品】:支給品一式×2、木彫りのヒトデ7/64@CLANNAD、投げナイフ4本、ノートパソコン、MTB
【状態】:健康
【思考・行動】
 基本方針:とにかく生きて帰る。集団に隠れながら、優勝を目指す。
 0:………霧
 1:詳細名簿を見れなくする為に、違和感が無いようにノートパソコンを壊す。
 2:虎太郎から信用を勝ち取り、拠り所にする。
 3:太一、曜子を危険視。
【備考】
 ※ループ世界から固有状態で参戦。
 ※理樹の作戦に乗る気はないが、取りあえず参加している事を装う事にしました。
 ※把握している限りの名前に印をつけました。(但しメンバーが直接遭遇した相手のみ安全と判断)

【加藤虎太郎@あやかしびと -幻妖異聞録-】
【装備】:なし
【所持品】:支給品一式、木彫りのヒトデ7/64@CLANNAD、凛の宝石5個@Fate/stay night[Realta Nua]、包丁@School Days L×H、
      タバコ、ガイドブック(140ページのB4サイズ)、
【状態】:健康、肉体疲労(小)
【思考・行動】
基本方針:一人でも多くの生徒たちを保護する。
1:放送までF-7駅付近を捜索する。
2:美希は霧の親友であると判断、ただし霧はなぜ黙っていたのかについては考える。
3:子供たちを保護、そして殺し合いに乗った人間を打倒する。
【備考】
※制限の人妖能力についての制限にはまだ気づいていません。
※文壱を持った生徒(鉄乙女)を危険人物と判断。
※黒須太一と支倉曜子の危険性を佐倉霧から聞きました(ただし名前と外見の特徴のみ)。
※佐倉霧と吾妻エレンは、文壱を持った生徒(鉄乙女)に殺害されたと推測しています。
※理樹の作戦に参加しています。 把握している限りの名前に印をつけました。(但しメンバーが直接遭遇した相手のみ安全と判断)

137:例えば孤独なら傷つくのは、一人ぼっちの自分だけだと 投下順 139:ストロベリーミサイル
135:Do-Dai 時系列順 139:ストロベリーミサイル
129:想い出にかわる君~Memories Off~ (後編) 直枝理樹 147:明日への翼 (前編)
129:想い出にかわる君~Memories Off~ (後編) 大十字九郎 147:明日への翼 (前編)
129:想い出にかわる君~Memories Off~ (後編) 加藤虎太郎 147:明日への翼 (前編)
129:想い出にかわる君~Memories Off~ (後編) 山辺美希 147:明日への翼 (前編)


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