統率

No.1417

統率
サポートカード
配置:リーダー
条件:鈴仙 鈴仙 鈴仙
呪力2

このサポートは、属性に『永遠亭』が含まれているリーダーにのみ配置できる。
[充填フェイズ・戦闘フェイズ]常時
自分の特殊能力を使用した場合、呪力を1点得る。
[戦闘フェイズ]呪力3
フェイズ終了時まで、自分の戦闘中のスペルは「攻撃+1」「迎撃+1」「命中+1」を得る。
(フェイズにつき1回まで使用可能)

イラスト:蒲焼鰻

考察

宣言型特殊能力を使うたびに呪力回復する効果、一回り強化する効果を持つリーダーサポート。

上効果により、主に命中を下げる特殊能力を使うたびに呪力が戻ってくる。
トリガーを引ける特殊能力は多く、意識すれば配置分の呪力を取り戻す事は難しくない。
滅多にない事だがマミゾウリーダー相手では機能しない。

下効果は歴史喰い 上白沢慧音の効果と同じもの。
この効果自体も上効果の対象となるため、実質呪力2で使用出来る。
ただ、鈴仙はどちらかといえば回避に呪力を割きたいので、呪力がだだ余りした時に打つ程度になる。

鈴仙3以上のカードでありながら回避に全く直結しないのは悩みどころ。
確かに鈴仙のカードプールでは呪力を使う特殊能力が多くトリガーを引く事には困らないものの、
このカード自体も配置に呪力を必要とし、配置した呪力を取り返すには配置しない時と同様、
相手のスペルを回避するための盤面を作る必要がある。
加えて呪力消費の激しさも、決着ターンを引き延ばして呪力を温存して受け続ける動きをする事である程度はカバーできる。
そして呪力面の問題が解決された場合、今度は回避に結び付けられるカードの方が必要になってくるわけだが、
その回答がこのカードに無いのが問題となる。
また、下効果に至っては生薬「国士無双の薬」でもほぼ同様の強化が可能であり、迎撃スペルとしても単体でも機能する。

妨害サポート・回避補正・このカードと採用し、採用するスペル枚数を減らした場合、
今度は本来呪力運用を安定させるために採用するはずだったこのカードが、逆に呪力供給の妨げになる恐れもある。
その意味ではこのカードの採否は慎重に判断したいところ。

付記

  • 2019年8月のリニューアルに伴い呪力4⇒2に変更。
  • 鈴仙レベル3以上において使用可能な、使用条件に鈴仙を含み、かつ上効果のトリガーとなる効果を持つカードは以下。

公式FAQ

Q:「統率」の『自分の特殊能力』とは、自分のリーダーの特殊能力以外も指しますか?
A:自分のリーダー・自分の場に置かれているスペル・サポートの特殊能力が『自分の特殊能力』です。
Q:「統率」「守備陣形」は常時の特殊能力に対しても効果を発揮しますか?
A:常時の特殊能力は「使用を経ずに効果を発揮している」ものなので、
  結果的に「統率」「守備陣形」は常時の特殊能力に対しては効果を発揮しません。
最終更新:2022年05月04日 01:53