弾幕遊戯
No.9083
弾幕遊戯
サポートカード
配置:リーダー
条件:フランドール 諏訪子
呪力2
[戦闘フェイズ]常時
自分のスペルすべては「攻撃+1」「命中+1」を得る。
[戦闘フェイズ]常時
このフェイズの間、戦闘が行われなかった場合、戦闘フェイズ終了時、自分のリーダーに1ダメージを与える。
イラスト:由岐シュウカ
考察
スペルを強化する代わりに、戦闘を行わないと自傷するリーダーサポート。
上効果により攻撃方面で全体強化出来るが、下効果により自分もダメージを受けてしまう。
戦闘の有無の判定が互いのターンに行われるのが厄介なところで、折角強化してもその分ダメージを受けてしまいやすい。
この点、強化サポートにしては珍しく、自分と相手のどちらかに配置するかも重要になる。
下効果が暴発する状況として考えられるのは、
①「呪力を溜め続けており起動状態のスペルが立っていない」
②「
時間停止などで戦闘自体を阻止された」
③「起動状態のスペルはあるが、敢えて戦闘を行わず起動フェイズに入った」
の上記3つに大別される。
①は比較的狙いやすいが、②はカードプール上狙うのが難しい。
③に至っては起動状態のスペルを立てておきながら敢えて殴らない事自体がそもそも得策ではない。
実際の使い勝手としては、自分も相手も受けるダメージが増える事から、単純な打点効率増にならない分使いにくい。
単純な強化サポートとして使い殴り合っていたららいつの間にかこちらのライフも残り少なくなっており、思った成果が得られていない、ぐらいの認識になる事だろう。
このカードを自陣に配置し、軽い攻撃スペルを立てて速攻気味に殴り合いを仕掛けていくにしても、相手が迎撃に専念すると相手ターンに戦闘が行われた分のダメージが自分に入ってしまう。
超天才などを配置すればダメージを抑えられるが、それはそれで更なる呪力消費を強いられてしまう。
では相手に配置すれば良いのかというと、スペルが立っていない最序盤では数点のダメージこそ見込めるものの、ダメージを防ぐために軽いスペルで殴り返されると、効果ダメージを打点上昇という形で取り返されてしまう。
そもそも諏訪子もフランドールも大型スペルの殆どが攻撃方面に偏っており、相手に押し付けてダメージを稼ぐ方法は取りにくい。
祟符「ミシャグジさま」で受ける場合でも、このカード自身の打点上昇が仇となってスペル能力による抑止が利きずらくなるデメリットを抱える事になる。
殴りスペルを立てる余裕すらないコンボデッキ相手なら打点上昇や自爆ダメージを気にする必要はないため、それを狙っていく事になるか。
もっとも、相手を選ぶ必要のある打点補正という時点で、より安定して強化出来る
乾坤一擲などと比べるとやはり評価は落とさざるを得ないわけだが。
相手に配置する場合は通常のサポート除去に加え
ゴリアテ人形や
超天才によるダメージ軽減・無効や、妨害サポートを逆用する
赦罪や
精製の的になる危険性も考慮したい。
最終更新:2020年03月28日 03:52