マークスマンライフル M110 SASS

現地治安維持部隊Security Forceが採用した高性能選抜小銃。アタッチメントの組み方次第でその強みが変化する興味深い武器だ。本体と併せてかなりのコストを要求するため、上級者向けに仕上がっている。
スペック
配備 | Security |
コスト | 4点(ランクマッチ時6点) |
使用弾薬 | 7.62x51mm通常弾 |
使用弾倉 | SR-25系7.62mm |
装弾数 | 10 20 SR-25系拡張マガジン |
鉛直反動 | 34 |
水平反動 | 38 |
標準ダメージ | 111.05 |
連射速度 | 160rpm セミオート・カタログスペック 約200rpm セミオート速射 |
貫通力 | 428pp |
銃口初速 | 850mps |
連射機構 | 単発 |
重量 | 22%+弾薬 |
部位 | 倍率 | 実効ダメージ |
頭 | 5.0倍 | 555 |
首 | 2.5倍 | 277 |
鎖骨 | 1.0倍 LA:0.96倍 HA:0.84倍 |
111 107 94 |
上腕 | 0.8倍 | 88 |
前腕 | 0.7倍 | 77 |
手 | 0.5倍 | 55 |
胸 | 1.0倍 LA:0.96倍 HA:0.84倍 |
111 107 94 |
腹 | 1.0倍 LA:0.96倍 HA:0.84倍 |
111 107 94 |
股 | 1.0倍 HA:0.84倍 |
111 94 |
腿 | 0.8倍 | 88 |
脛 | 0.4倍 | 44 |
足 | 0.3倍 | 33 |
まず述べておきたいのは、以下のテキストはこの武器を愛用する筆者の主観が入っていた下書きから、数値的事実に根差していると断言できなかったものを排除したものであるということだ。それを念頭に置いて、読み進めて頂きたい。
M110 SASS、コスト4点の高価格帯ながら、SVD?[未]とタメを張っているかどうかやや怪しいという評価をよく見かける。その理由はむしろSVDではなく、Security側に配備されているもう一つの選抜小銃Mk 14 EBRにある。ここでは両者を比較しよう。
M110 SASS、コスト4点の高価格帯ながら、SVD?[未]とタメを張っているかどうかやや怪しいという評価をよく見かける。その理由はむしろSVDではなく、Security側に配備されているもう一つの選抜小銃Mk 14 EBRにある。ここでは両者を比較しよう。
M110 SASS | Mk 14 EBR | |
4 | 基本コスト | 5 |
111.05dmg 428pp 850m/s |
弾道特性 | 111.05dmg 428pp 850m/s |
反動34, 38 | 制御特性 | 反動39, 44 |
10 20 (2点追加) |
装弾数 | 20 |
セミオート速射 200rpm程度 フルオート無し |
連射性能 | セミオート速射 200rpm程度 フルオート 732rpm |
22% | 本体重量 | 24% |
そのほか幾つかの隠しパラメーターを参照・調査して言えることは……
M110 SASSは戦闘小銃クラスと比較して、反動が緩やかであり、反動からの回復も早い、さらに速射時の着弾誤差が6発目程度まで散らばらない。これらの強みが活かせるのは定点狙撃による長期間の防御、とくに敵の移動経路を薙いでいくような上級者の戦略に使われるとかなりの脅威になる。
しかし、装弾数が少なくコストを追加で積む、フルオート機構を持たず近接は技術次第、という点でMk.14に劣ることも事実である。近接を想定する場合、SASSではフルオートでばら撒くという選択肢を持たず、その分の立ち回りや角度の取り方などが求められる。尤も、選抜射手が近接を行う時点で最早作戦から崩壊しているともいえるのだが。
M110 SASSは戦闘小銃クラスと比較して、反動が緩やかであり、反動からの回復も早い、さらに速射時の着弾誤差が6発目程度まで散らばらない。これらの強みが活かせるのは定点狙撃による長期間の防御、とくに敵の移動経路を薙いでいくような上級者の戦略に使われるとかなりの脅威になる。
しかし、装弾数が少なくコストを追加で積む、フルオート機構を持たず近接は技術次第、という点でMk.14に劣ることも事実である。近接を想定する場合、SASSではフルオートでばら撒くという選択肢を持たず、その分の立ち回りや角度の取り方などが求められる。尤も、選抜射手が近接を行う時点で最早作戦から崩壊しているともいえるのだが。
Mk.14で同レベルの反動制御を得るには、反動制御グリップあるいは制退器の併用となる。つまり、SASSは貴重なアンダーバレル枠を多少自由に選ぶことができるともいえるのだ。反動制御をさらに加えてもよいだろうが、どうせ遠距離で使うならば二脚一択というものだ、ほぼ無反動かつ速射時の着弾誤差が20発以上ブレなくなる(つまり弾倉1本を確実に叩き込める)。
以下主観ガッツリ
射撃時の安定性を強化した状態で、どうせ遠距離しか撃たないなら二脚積んで速射することを考える限り、セミオート限定はむしろ高PING環境でも弾抜けしにくいという強みをもつ。
二脚での特殊な角度を取りつつ徹底的な防衛ラインを引き、敵の選択肢をごっそり削りとりつつも、いざというときにはダメージ量で押し切る接近戦もこなせるという点において、万能ではないが多岐にわたるポテンシャルをもつ、最強武器候補の一つである。
但し、弱点を述べるとすれば、地味に遅いリロード(とはいえ、この「遅い」とはモーションスキップが無意味であることと、抑々のモーションがやや長いことの二義性を持っていることに注意したい)、特徴的な発射音(聞き分けることができるプレイヤーならばその発射音は1発目からでもおよそどの建物にいるか見当がつく、無論サプレッサー使用時にはこれは誤魔化せるが)、高コスト(サプレッサー併用でのまともなビルドは14点かかる)、そして射手の技術依存率が極めて高い(というかほぼ100%)ことが挙げられるだろう。ピーキーな性能という言葉を時折記事に使うが、こいつは暴れ馬もびっくりの一挺だろう……その分、長く付き合って折り合いを付ければ勝機をもたらしてくれる。
射撃時の安定性を強化した状態で、どうせ遠距離しか撃たないなら二脚積んで速射することを考える限り、セミオート限定はむしろ高PING環境でも弾抜けしにくいという強みをもつ。
二脚での特殊な角度を取りつつ徹底的な防衛ラインを引き、敵の選択肢をごっそり削りとりつつも、いざというときにはダメージ量で押し切る接近戦もこなせるという点において、万能ではないが多岐にわたるポテンシャルをもつ、最強武器候補の一つである。
但し、弱点を述べるとすれば、地味に遅いリロード(とはいえ、この「遅い」とはモーションスキップが無意味であることと、抑々のモーションがやや長いことの二義性を持っていることに注意したい)、特徴的な発射音(聞き分けることができるプレイヤーならばその発射音は1発目からでもおよそどの建物にいるか見当がつく、無論サプレッサー使用時にはこれは誤魔化せるが)、高コスト(サプレッサー併用でのまともなビルドは14点かかる)、そして射手の技術依存率が極めて高い(というかほぼ100%)ことが挙げられるだろう。ピーキーな性能という言葉を時折記事に使うが、こいつは暴れ馬もびっくりの一挺だろう……その分、長く付き合って折り合いを付ければ勝機をもたらしてくれる。
初速850m/sなので、着弾誤差の調整も然程難しくない。
筆者秘伝レシピの冒頭部分を公開: M110 SASS/長距離補正
筆者秘伝レシピの冒頭部分を公開: M110 SASS/長距離補正
【気が向いたら動画とかでいろいろ検証入れてみるためのスペース】