ぱーぱるでぃあこうこくのようりくかん
しかしWeb版と書籍版(2巻)の双方に名称は登場しているものの、皇軍部隊を輸送して揚陸させたこと以外、戦闘や部隊の上陸を含めて目立った描写はされていない。
フェン王国の戦いには101隻が参加したにもかかわらず、幸か不幸か交戦せずに全艦無傷のまま自衛隊とフェン王国軍に降伏している。このためパーパルディア皇国の戦力としては珍しく、
自衛隊との交戦シーンすらないのである。
外観に関する文章描写もなく、挿絵にも描かれていないため、ハッキリ言ってしまえば
地味な兵器と評せざるを得ない。
その後、コミック版では皇軍によるアルタラス王国侵攻シーンに登場。
なんと木造帆船でありながらビーチング式揚陸艦(要するに浜に直接乗り上げて揚陸を行う艦)として描かれ、しかもリントヴルムを運搬して外洋航行可能という高性能艦となっている。それが海を埋め尽くすぐらい多数描かれており、戦車揚陸艦を木造帆船化したようなその外観と合わさって、人によっては非常にインパクトある兵器となった。
原作で「19世紀の大英帝国も真っ青になるほど」と評されたパーパルディア皇国の国力と技術体系を端的に表現していると言えるだろう。
またコミック版ではより小型の上陸用舟艇も登場しており、こちらも木造帆船かつ更に櫂を漕ぐことで走る人力航走となっている。こちらはサイズ的にリントヴルムは乗せない模様。
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〔最終更新日:2023年08月05日〕
最終更新:2023年08月05日 10:09