りんとう゛るむ、じりゅう
フィルアデス大陸に棲息する
地上棲の竜。具体的な姿形については
パーパルディア皇国の国旗のデザインが参考になる。
ワイバーンと同じ
亜竜種に分類される。
挿し絵と二巻表紙を見る限り見た目はワニ亀に見え、頭部はアンキロサウルスに似ている。
この竜を飼育し使役する方法を確立したことが、
パーパルディア皇国を第三文明圏の覇者に押し上げる最大の要因となった。
ワイバーンとは違い射程は非常に短いが、面制圧が可能な火炎放射をすることができる。火炎弾などを用いた直接的な戦闘への参加のほか、
魔導砲や荷物をけん引して運搬を行うなどの運用もなされている。
体表は弓は重弓でないと通らないが
マスケット銃は通るらしく見た目より脆い。
フェン王国の戦いでは陸戦部隊が運用していたが、
90式戦車との戦いで
APFSDSを撃ち込まれるという
とんでもないオーバーキルで全個体が呆気なく殲滅されている。他にもアルーニ駐屯部隊のリントヴルムも確認されていたが、こちらも
リーム王国のコンパウンドボウで撃破されており上にも書いてある通り、マスケット銃なら充分効果があるなど別段と硬いわけではない。ましてや作中で使われた90式のAPFSDSは、
ヘルクレス級戦艦の最も装甲が厚い箇所も貫通できるので、如何に過剰な攻撃だったか分かる。もっとも当時の日本は国交もない状態で戦闘に発展したため正確な性能を把握しておらず、加えて直前に
APFSDSで即死しない生物との戦闘を経験しているので、過剰気味になっても不自然ではない。。
エストシラントの皇都防衛隊にも対マスケット銃用の鎧を着けた装甲地竜が配備されていたが、こちらは
エストシラント空爆で基地ごと吹き飛ばされてしまっている。
コミカライズ版ではより細かい描写がなされており、巨大なワニガメのような図体をしている。
特に背中の甲羅には櫓が組まれており、銃士隊を乗せてる描写があり、地球のチャリオット、
歩兵戦闘車のような面がある。
さらには、この強力な兵器を海上輸送するための木造製の
帆船型強襲揚陸艦も存在しており、いかに重要視されているかが分かる。またゴトク平野でAPFSDSに被弾した際に一部の個体は上記の通り過剰な威力で
跡形もなく消し飛んでしまった。
名称の由来はドイツ、スカンディナヴィア半島などの伝承に登場する竜の一種、リントヴルム(独:Lindwurm)であると思われる。
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〔最終更新日:2024年01月20日〕
最終更新:2024年01月20日 19:44