読み
正式名称
別名
- 十八羅漢(香港での雅名)
- Four quads (英語版Wikipediaでの呼称)
- 四槓現代
- 四倍豊
- 十八学士
和了り飜
牌例
一ロン一カン六六六六カン■北北■カン(5)(5)(5)(5)カン9999
解説
1局中に一人で4回カンをし、
単騎待ちを和了ると成立。一般に認められている役の中で最も成立しにくく、幻の役満と呼ばれる(ある統計では「和了ると死ぬ」という都市伝説で知られる
九蓮宝燈よりもさらに少ないという)。
元は
四開槓の特殊な場合として満貫が与えられたことから、当初は雀頭無しでも和了りが成立した。これは、昔の中華圏で、サイド点(和了出来なくても、槓子の符による得点を受け取るルール)があった頃の名残である(本来は四槓子は和了役でも和了でもなく、流局時のサイド点役であり、完成させると流局条件を満たすので実質的に和了のような挙動になった)。現在は雀頭までそろえてはじめて和了りが認められるとするのが一般的である。
現在は和了役なのだが、雀頭を必要としないルールでは和了にならない。(
流し満貫同様、流局の特別な場合という扱い)その為、供託を受け取ることや、積み符を加算することができない取り決めになっている事がある。
なお、「死棺」(棺桶の意)につながり縁起が悪いことから、香港では雅名の「十八羅漢」と呼ぶ(この役を和了ると手牌が18枚になる)。お釈迦様の18人の弟子のことをいうらしい。
台湾麻雀では、
単騎待ち以外の待ち方もできる。
成分分析
- 四槓子の97%は成功の鍵で出来ています。
- 四槓子の3%は明太子で出来ています。
下位役
上位役
複合の制限
採用状況
- この役自体はとても有名だが、三槓子を役満にしたときこの役をダブル役満にすることがあり、このローカルルールは雀荘での採用例もある。三槓子も参照のこと。
- 中国公式ルールでは「四杠」という名前で、最高ランクの88点役として採用されている。
最終更新:2024年08月17日 21:34