遠上 茉莉花(とおかみ まりか)は、「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」の主人公の一人。
国立魔法大学付属第一高校の女子生徒である。2099年4月時点で1年生。
黒髪ストレートショートボブの少女。溌剌として如何にも「お転婆娘」という雰囲気できれいと言うより可愛らしい顔立ち。
十文字アリサともども、高校1年生女子にしては背が高い。
遠上家に身を寄せていた
十文字アリサとは姉妹のように育つ。
十文字克人がアリサを引き取りに来た際、アリサの東京行きを阻むために克人に勝負を挑み、敗れるも魔法の才能を開花させる。
第一高校進学後、道州制導入前の行政区分での(旧)東京都台東区蔵前にあるワンルームマンションで一人暮らしを始める。
火狩浄偉の代わりに、風紀委員長の
裏部亜季に風紀委員会へと誘われたアリサと共に風紀委員となる。
一高ではアリサ以外に
永臣小陽、
五十里明、
仙石日和と行動をよくともにしている。
中学一年までは総合格闘技の学外クラブに所属していたが、アリサが
十文字家に引き取られたことで、一緒に高校生活を送るため魔法科高校を目指すことになり、その際に格闘技も
マーシャル・マジック・アーツに転向している。
第一高校では
マーシャル・マジック・アーツ部に入部している。中学生時代に北海道地区の
マーシャル・マジック・アーツ中学生の部で女子チャンピオンとなり、その後の男子チャンピオンとのエキシビジョンマッチで勝利したことで「北海道中学生チャンピオン」と呼ばれている。
マジック・アーツでは第三高校1年の
一条茜をライバル視している。
アリサ共々、
元老院・四大老の一角、
安西勲夫から私兵として狙われている。既に元老院内では「
安西勲夫のお手付き」と認識されている。
十文字家に対しては、姉妹のように育った親友アリサと自分を引き離したこと、旧第十研によって祖父が数字を剥奪され父が魔法の才能を持ちながら魔法で身を立てられず、兄も
魔法科高校進学を断念したことなどから、蟠りを持っている。
父・良太郎は『十神』の
数字落ちとして
第十研を追放されている。得意魔法は『十神』の固有魔法「
リアクティブ・アーマー」。
お菓子作りが得意で、風紀委員会も部活もない日は家庭科室でお菓子作りをしており、完成したお菓子を手に、風紀委員会室を経由して
十文字アリサのいる生徒会室に通っている。料理の腕は
十文字アリサには敵わないが、和食の魚料理だけは
十文字アリサよりも得意である。
遠上家の家業が獣医で競走馬の牧場とも取引していたこともあり、
十文字アリサともども馬に乗れる。魔法の勉強を始める前は馬の調教師になろうと考えていた。
能力
略歴
登場巻数
キグナスの乙女たち1巻、
キグナスの乙女たち2巻、
キグナスの乙女たち3巻、
キグナスの乙女たち4巻、
キグナスの乙女たち5巻、
キグナスの乙女たち6巻
コメント
九校戦選手 人物 女性 学生 風紀委員
最終更新:2024年12月30日 18:35