山畑(やばた)ゲンスケ
登場:S
※本項目の折りたたみには、メダロットSメインストーリーのネタバレが含まれます。
閲覧の際にはご注意ください。
基本的設定
メダロットSメインストーリー第5部「
大波乱の新学園生活!」より登場する、本作初登場のサブキャラクター。
コウボウ学園山岳部部長の3年男子。
筋骨隆々とした日に焼けた肌(もしくは地黒)の少年。
ホントに中学生か?とアラセに思わせたほどの大柄な体格で、見た目そのままに豪快。
良く認めた相手の背中を叩く癖があり、避けられるのはイタクラ位。
キャラクターデザインの発注は、
中学生に見えない大男。
tyuga氏は細マッチョの爽やかな少年を想定して描いていたため、変更を余儀なくされた。
性格
見た目どおりに豪快で一見高圧的だが、自身の認めた相手に対しては面倒見が良い。
部員からは、岳人(がくじん)(※)として尊敬されている。
欠点は頭に血が上りやすいこと。
その体格もあって、一度怒らせてしまうと部員総出で止めないとならないレベルである。
※登山愛好家の意。それにちなんだ同名の登山専門誌も存在する。
人間関係
物理部部長の
九曜とは2年次に同じクラスだったが反りが合わず、彼の冷たい目が気に入らないとまで口にしたほど。
過去には、物理部部室に押し入った時に
ボロボロになったパーツやメダルを目にしている。
それ以来九曜のことを、
メダロットを実験道具にしか思ってない、と考えている。
だが腕力はともかく、語彙は少なく罵倒となると九曜には敵わない。
彼の頭の固さをして、
ダイヤモンドと皮肉として成立しない喩えをしてしまったのがその証拠。
その一方、海洋研究部部長の
魚島とはかなりの親交があり、心の強い人物と高く買っている。
だがその魚島からは第5部開始時点の1〜2ヶ月前頃から避けられているという。
後に、野良
メダロットが引き起こした怪事件を経て、九曜と良き親友となり、魚島との関係も改善された。
山畑の過去
元々山畑は大柄ではなく、小学生位の頃はアラセ達と変わらない体格だった。
だが、過去に他人を傷つけた経験から体を鍛えることで弱かった自分を変えようとしてそれを実行し、今の様な体格となった。
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山畑の小学生時代の過ち |
山畑は小学校高学年の頃、成長期を迎えて体が急成長し、無敵感(原文ママ。全能感もしくは、悪くいえば中二病であろうか)を抱きはじめた。
そして山畑は、親に内緒で取り巻きの子供達とろくな装備を整えずに探検隊を結成して登山をしてしまう。
この時に道に迷って遭難した上に、 そのうちの1人にケガを負わせてしまう。
ロックのおかげでそれだけで済んで、全員救助もされた。
だが、ケガをさせた相手には親が会わせてくれなかったため、謝れないままに引っ越して別れてしまった。
コレが原因となって無力な己を変えようと、山畑はさらに体を鍛える様になり、荒んでいた。
それだけの過ちを経ても、探検隊のバッジは捨てるに捨てられずにいたのだった。
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魚島との出会い |
山畑は度々彼を助けていたが、上級生どころか小学生にまで絡まれていたことから、はじめは貧弱で情けない男程度にしか思っいなかった。
だが瀕死の野鳥のヒナを保護していた姿や、割れたメダルに涙していたことなどを目にして、印象が変わる。
その後、彼が失くしてしまった探検隊のバッジを遅刻してまで探してくれたことで、魚島を本当に強い男と評価する様になった。
山畑は魚島に本当の強さや優しさを教えられ、救われたのだ。
なおこの時、思わず魚島を抱きしめたせいで、危うくその腕力でぺしゃんこにしかけたという。
それからもクラスが変わっても会えば話をし、山岳部と海洋研究部の合同活動をし、個人的に遊んでいたこともあった。
だが、このせいで 九曜の嫉妬を招く。
2年次に同じクラスになった際の衝突や、物理部への突撃を経て彼と険悪になってしまう。
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作中の活躍
第5部「大波乱の新学園生活!」
九曜に頭を下げることは認められないと突っぱねた。
だが、高所恐怖症を堪えて立ち向かったアラセと、
メダロット部再建に情熱を燃やすイブキを認め、出来ることなら協力すると誓った。
その後、校区内で野良
メダロットによる怪事件が起こり、校内の空気が悪化。
さらに山岳部部室が荒らされるという事件までも発生。
そこに物理部のモギタ作のスノーボム・エクセレントが放置されていたことで、
山畑は九曜達物理部を犯人と断定してしまう。
この結果、今まで冷戦状態だった九曜と山畑は、ついに直接の口論になってしまう。
その後、九曜が突然学園を休んだことで、激怒した山畑は物理部部室に押し入る。
何とかアラセとイブキのおかげで事態は収束し、その後アラセに自分と魚島の過去を語るのだった。
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校区内の事件の最終局面での行動 |
アラセに過去のことを話したその日、 魚島と話をしようとして電話をするも出ず、チャットを送った。
すると夜に学校で会おうと連絡が来て、舞い上がっていた山畑はそのまま学園に来てしまい、 光るメダロットに操られていた野良メダロットに捕まってしまう。
一連の事件の解決を経て、嫌っていたハズの自分を助けてくれた九曜と、嫉妬心を認め真実を話した魚島と和解。
罰として、九曜を気が済むまで登山につき合わせると豪語した。
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第6部「ラナンキュラのゲーム」
史学部部長の角井の代わりに山の洞窟を調べに行くことになった
アラセ達に登山道具を貸す。
この時、登山に行った際に
九曜の博識さや天然ぶりを知り、良き友人となったことが発覚した。
三連休の初日に山岳部主催イベント、学校キャンプの準備を兼ねて、九曜と
魚島を誘う。
そのせいで
ラナンキュラの
メダケイドロに巻き込まれてしまう。
九曜と魚島、山岳部部員と共にハンターメダロットから何とか逃げていたものの、彼らを守るためにハンターメダロットの群れに突撃して捕まってしまった。
メダケイドロの開始前にアラセに九曜が持ち出したトランシーバーを渡しており、コレが事件解決に役立つことになった。
関連人物
山畑の認めた親友達 |
九曜カズト |
反目を超えて和解、物理部部長 |
魚島マスヒロ |
本当に強い男、海洋研究部部長 |
パートナーメダロット |
ロック |
子どもの頃から助けてくれていた烏天狗 |
最終更新:2023年07月22日 14:15