大隅(おおすみ)アラセ

登場作品:S

基本的設定

メダロットS主人公の少年。
カスミアズマに次ぐシリーズ通算3人目の中学生主人公で、学年は彼らよりひとつ上の中学2年生。

名前は表記を誤解されがちだが、「大 」ではなく「大 
一人称は「オレ(俺とも)」

メダロットには興味はあるものの、買えるだけのお小遣いを貯めていなかったため未だに持っていなかった。
だが、偶然からメダロットーークロスを手に入れることになり、様々な冒険を繰り広げることになるのだった。

家族構成は、両親が居ることがアラセの口から語られているものの、未だに姿を見せていない。
スマートフォンの着信音は、本作タイトル楽曲「M・R・S」

ver1.8.0への更新を経て、メインストーリー第4部「企業に揺らめく影」公開に伴ってボイスが追加されている。

名前の由来は、日本初の人工衛星「おおすみ」と、同じく日本の打ち上げたジオスペース探査衛星「あらせ」と思われる。

(CV:村井美里)

性格

前向きな性格で、正義感も人並みにある。
だが自分に自信がなく、常に「たはは」と笑って誤魔化す癖があり、クロスから咎められることもしばしばある。
この自信のなさは、数多のロボトルを経て実力をつけても変わっていない。

その一方、自覚的ではないが他人が何かを抱えているらしき素振りや、怪事件の裏に潜む何者かの悪意を感じ取れる直感も持つ。

セイテイキングの項目に詳しいが、後に高所恐怖症であることが発覚した。

能力

運動はあまり得意ではないとは、本人の弁。
だが一方、勉強も苦手と語っていて、典型的ホビー漫画の主人公の様を見せている
また、体力もイブキどころか、ヒサキと比較してもないという欠点もある。

メダロッターとしての腕は多くの強敵と戦ってきたこともあり、成長を続けている。
一方私生活はだらしなく、クロスから度々発破を掛けられることがある。

女装について

メインストーリー第1部「はじまりの物語」にて、
メダリンピックの最中、イッキと共に女子校に逃げ込んだスルメを追うため、ヒサキからイッキ共々女装させられる破目に遭う
この時はおさげのエクステを付けていたため、イッキより比較的女子らしく見えていた。
それ以来その時の制服(女鷹農業高校の制服)を持っていて、しかも母親にそのことを知られてしまっていた

後にアラセは、イベント「噂の凄腕メダロッター!?」でその女鷹農業高校生徒のみのりと面識を持つが、彼の口からは何も言及はされなかった。

2回目となるメインストーリー第5部「大波乱の新学園生活!」でスピカ学園に潜入するために女装した時には、コスミアラシと名乗っていた。
アラセ曰く、嵐は小さくていいとのことで、ある人物への当て付けであることは明白。

イベントでは、「超戦!ロボトル〜玄武のコクエン編〜」にて快人Z仮面に半ば強引に女装をさせられる羽目に遭う。
しかもこの時コクエンは、女装したアラセーー『アラセちゃん』に一目惚れしてしまう
その後日談となるイベント「花嫁候補を追いかけて」では、自分と『アラセちゃん』は双子だという誤解までされてしまう

作中の活躍

第1部「はじまりの物語」

アラセがメダロットを手にしたのは、メダリンピック会場に向かう途中、ロボロボ団に絡まれていたヒサキの姿を見つけて彼女を助けようとした時のことである。

この時、クロスを手にしメダロッターとしての道を歩むと共に、クロスを手に入れる交換条件としてメダリンピックに初心者ながら出場する羽目に遭う。

メダリンピックの最中に出会ったイッキアリカコイシマルサキとのロボトルやロボロボ団との戦いを通じてメダロッターとして成長すると共に、クロスとの絆を強めていく。
そしてメダリンピックの裏で暗躍していたロボロボ団、ひいては黒幕の野望を打ち砕いた。

第2部「メダロット探偵」

メダリンピックを巡る事件から数ヶ月後、アラセはメダロット研究所でレアメダル搭載メダロットのクーちゃんと出会い友達になる。

だがそれから数日後、何者かにクーちゃんが盗まれてしまったことを知り、その犯人と思しき新ロボロボ団を追ううちにローレル探偵事務所のソルトと出会う。
一時は新ロボロボ団員と誤解されるも和解し、ソルトと先輩のアニスと共に、新ロボロボ団と怪盗ジル一味とのクーちゃんを巡る三つ巴の戦いに身を投じることになった。

第3部「宇宙冒険譚」

ヒサキを誘って出掛けた宇宙博覧会でニワカに遭遇。
メダリンピックやローレル探偵事務所、ロボロボ団、怪盗ジル一味とのレアメダル争奪戦での活躍を知られ、嫉妬した彼にロボトルを吹っ掛けられてしまう。

その後カスミヒヨリ、そして宇宙博覧会主催のシデンと出会い、彼らとのロボトルとサケカース主導のロボロボ団による宇宙開発用メダロット盗難事件を解決。
コレが縁となって、シデンから新クラスターに招待される。

そこでメダロット博士から未知の小惑星の生命反応を知らされたシデンからの要請を受けて、共に小惑星の調査に向かいスペースロボロボ団との戦いに巻き込まれる。

第4部「企業に揺らめく影」

メダロッターとして成長したものの、それが災いしてロボトルの腕が伸び悩んでしまう。
そんな中で、ヒサキがメダロットコンテストに出るため彼女の応援として会場に向かい、アリカと再会。

コンテストの最中、敗者復活戦が行われるという話を聞き、アリカと共にそれを調べることになる。
その中でメダロットカスタム屋のホトリと知り合う。
彼女や再会したイッキやコウジと共に、再起を目論むロボロボ団残党と対決する。

第5部「大波乱の新学園生活!」

通っていた学校がコウボウ学園と合併したことで、その生徒となる。
このことから、アラセは私学に通っていたことが推測される。

転入初日からフジタや、機嫌を損ねていたイブキにロボトルを吹っ掛けられてしまう。

その後、ロゼットネビュラ団員とのロボトルを通じてイブキと和解するが、おかげでメダロット部再建のために奔走させられる破目に遭う。
この時、反目する物理部部長九曜と山岳部部長山畑、彼らを知らないと言いながらも、何かを知っているらしき海洋研究部部長魚島の関係性に直感的に疑問を抱く。

それと時を同じくして、コウボウ学園学区内で怪事件が勃発。
事件の裏にある、悪意の様な感情を直感的に知る。
そして事件解決のため、イブキに半ば振り回されながらも奔走する。

第6部「ラナンキュラのゲーム」

ヒサキとイブキと共にメダロット研究所にオリンディアースの一件を報告に行った帰りに、ゼットに遭遇し、完敗を喫した。
それ以来迷いを抱く様になり、ゼットへのリベンジを誓うこととなる。

その最中、ロゼットネビュラロボロボ団の引き起こす騒動の中で、ヒサキ達やコウボウ学園生徒、イッキ達に助けられながらも奮闘。
ラナンキュラのおぞましいゲームの数々を何とか止め、学園に平和を取り戻した。
なお、そのラナンキュラからは恐怖と絶望に陥れる相手と定められている

第7部「望みのものは」

ロゼットネビュラが引き起こした騒動を超えて、学園に平穏が訪れた中、今度はメダロット部の地区大会出場権を掛けて、イブキ達と奔走することとなる。

その最中にゼットとの再戦や、穀倉地帯でのクロイツアンツヴァイとの再会を果たす。
その中で、穀倉地帯で起こっている異変の調査をノゾミ達ギャラクシーキャッツとクロイツ達、そしてイクと進める。

だがこの時に、勝手に迷子になっていたマーくん探しの勝負を吹っかけてきたイクに負けてしまい、下僕扱いをされる破目に遭う
アラセはあまり気にしていなかったが、さすがにクロスは閉口していた。
異変の元凶だった大蛇様ことグラトニーをノゾミ達とイクと共に止め、穀倉地帯の異変を収束したのだった。

第8部「白熱!クラブ対抗戦」

イクグラトニーメダロット博士に引き合わせると、クラブ対抗戦に向けて準備を始める。

その最中、幼児教育部部長のウララの様に、自分に地区大会を目指す理由があるのかを思い悩む。
ヒサキから自分の姿を見るうちに、アラセと地区大会でロボトルをしたいという思いを抱いたことを告げられたことで、自分のロボトルが誰かの心を動かすことが出来ると知る

時を同じくして、再び行動を起こしたラナンキュラに遭遇。
ラナンキュラが何か悩みを抱えているならば力になりたいと告げたものの、彼女は首領ブラックロゼットに心酔していて聞く耳を持たなかった。

クラブ対抗戦では学内の強豪クラブとの激闘に臨み、イブキ、ノゾミ、エータ、ビータと共に決勝へと進むのだった。

関連人物

メダロットS初登場キャラクター
大隅アラセ 新進気鋭のメダロッター
輝夜ヒサキ 天真爛漫お嬢様
コウノホトリ 流れのカスタム屋さん
大空イブキ カテゴリーファイブ
羽衣ノゾミ あたしについてきな!
トガメイク 傍若無人なヤバいヤツ
パートナーメダロット
クロス 突如託された相棒
歴代作品の先輩達(登場順に記載します)
イッキ ロボトルの、そして主人公と女装の先輩
コイシマル 共に戦う主人公の先輩
ソルト メダロット探偵にして主人公の先輩
カスミ クラスター事故からの帰還者にして
主人公の先輩にして、同じ中学生
頼りになる味方
快盗レトルト カッコイイだけではなく、実は主人公の先輩
歴代中学生主人公
カスミ 初代中学生主人公、お人好しな善良少年
アズマ 2代目中学生主人公、もろこし町の熱血メダロッター
アラセ 3代目中学生主人公、無制限の世界の気鋭のメダロッター

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最終更新:2024年02月26日 22:37