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用語解説&数値データ


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アイテムパイプまとめ

木パイプ(搬出) 丸石パイプ(通常1) 焼石パイプ(通常2)
鉄パイプ(一方通行) 金パイプ(加速) ダイヤパイプ(仕分け)
黒曜石パイプ(吸引) ストライプ(設置)


木パイプ

内部に固有のアイテム置き場を持つブロックからアイテムを引き出すのに使う。
アイテムスロットが複数ある場合、左上→右上→左下→右下の優先順で、左上から順番に搬出する傾向がある。
(例:チェスト、かまど、ディスペンサー、ポーション調合台)

内部にアイテム置き場を持たない、チェストかパイプを併設させないとアイテムが飛び散るタイプのマシンには不要。
この場合は、単に丸石または焼石パイプを繋げておけば勝手にそれを通って出てくる。
(例:ボーリングマシン、クァーリー、精密作業台)

使用する際には、必ずエンジンと併用する必要がある。
チェストやかまど等、Minecraft本来のブロック、およびBuildCraftで追加されるブロックが内包するインベントリに対しては、
上位のエンジンと併用するほど、ピストン1回で引っ張り出せるアイテムの個数が多くなる。
が、他MODで追加されたインベントリ持ちのブロックに対してはこの効果はなく、石エンジンでも鉄エンジンでも常に1個。

全自動作業台や精錬装置で工場を作る場合、1個ずつ引き出した方がむしろ流量調整が楽であるため、
必ず1個ずつ引き出す木エンジン以外と併用される事は滅多に無い。

複数の収納枠持ちブロックに隣接していても、どれか一つからしかアイテムを引き出さない。
引き出し対象を変えたい場合は、レンチで右クリックする事。



丸石パイプ、焼石パイプ

丸石パイプと焼石パイプは、最も消費量の多いノーマルパイプ。2種類あるのには意味がある。

まず、丸石パイプと焼石パイプは互いにくっつかない。これは複雑な配管を構築したい時に重宝する。

更に金パイプとセットで使用した際、焼石の方が丸石よりも2倍の距離、加速を維持する。


金パイプから丸石は16、焼石は32ブロック進んだ所で完全に加速前の速度に戻る。
最高の搬送速度を維持したいなら、丸石3に対して金1、あるいは、焼石7に対して金1の割合で配管すればいい。
ある程度保てていれば構わないなら、丸石8に対して金1、あるいは、焼石16に対して金1の割合で。



金パイプ

上の項目で述べた通り、
レッドストーン入力されていると、通過したアイテムの移動スピードをその後の長区間に渡って加速させる。
レッドストーン入力されていない状態では、ただのノーマルパイプとして機能。

また、金パイプは金以外の全てのパイプと連結するが、同じ金パイプとだけは連結しない。
その性質を利用すれば、本来くっつかない丸石パイプと焼石パイプの連結点としても利用できる。




鉄パイプ

アイテムの逆流を阻止するパイプ。
分岐点に設置すると、複数の方向から入ってきたアイテムを覆いの付いていない出口方向にのみ送り出す。
また、覆いの付いていない方向から流れてきたアイテムは180度反転させ、来た方向に追い返す。

ただし初回設置時はパイプの繋がり方に関わらず、必ず出口が東西南北上下の「上」で固定
この状態だと出口なしとして扱われ、入り込んだアイテムがどこにも行きようがなくなってしまう。
初回設置時に必ず出口設定を行う必要がある、レンチでの右クリックを忘れずに。

例えばこのように配管すると、かまどから吸い出されたアイテムを必ず右方向にだけ送る。

例えばこのように配管すると、左から右に行く過程で、
最初の曲がり角で1/2が、次の曲がり角で1/4が、3番目の曲がり角で1/8が下方向へと流れる形になり、
結果として右に1/8、下に7/8という風に、アイテムの流動量に偏りを設ける事ができる。

もっとも、BuildCraftにおいてパイプ内を流れるアイテムは、拡張アドオンの追加パイプなどに頼らない限り、
分かれ道では乱数に基づいた確率によって1/2、1/3と分岐する。
なので、確率のゆらぎによる誤差の発生は不可避、50%:50%のはずが実際には45個:55個になったりとかする。

こういう鉄パイプの迷路を作る事も一応可能。あまり意味はないが。

また、レッドストーン入力がされると、レンチでクリックした時と同じ挙動で、出口方向が順にローテーションする。
多くの装置の挙動と違い、レッドストーン入力がOFFからONに切り替わった時だけでなく、
ONからOFFに戻った時にも1つ次の順へとローテーションする。
この時、鉄パイプの隣接6マスに木パイプが設置してあると、
木パイプのある側の出口は常に覆いが掛かったままの状態とされ、ON⇔OFFによる出口ローテからは除外される。
この時の木パイプは別にチェスト等に隣接しておらずともよく、通常パイプと同じような感覚で使用して良い。
上の図のように鉄パイプ+木パイプ+レッドストーン入力を組み合わせれば、
レッドストーン入力がONの時は左にだけ流し、OFFの時は右にだけ流す、といった機構を作る事も可能。



ダイヤパイプ

アイテムを仕分けし、分類するためのパイプ。
設置したダイヤパイプを右クリック(※レンチ不要)すると設定画面が開くので、
その色の出口側に送りたいアイテムを配置すると、それらのアイテムが全てその方向に送られるようになる。
何も配置しなかった色の側の出口には、指定したアイテム以外の全てが流れる。
鉄パイプと違い、侵入してきた側がそのアイテムの対応出口だったとしても、来た道をUターンはしない
(※侵入に使った側の出口は常に選択から除外される)

上の図のサンプルは、クァーリーでの採掘に対応した分類パターン。
緑の出口には採掘物の9割を占める「丸石」が送られ、
青の出口には比較的多い「土」「砂利」「フリント」「砂」「砂岩」が送られ、
赤の出口には「残り全て(鉱石、黒曜石など)」が送られる。
青マーカーで範囲指定せずにクァーリーを設置した時のデフォルト採掘範囲9x9なら、大抵これで事足りる。

ただこの時、下手に「残り全て」用の赤出口に下図のようにアイテムを設定してしまうと、
スポーン部屋の苔石や、廃坑の木材や線路、要塞の石レンガなど、
それらの未指定アイテムが赤・青・緑のいずれにも送れない形になり、結果としてその場にこぼれてしまう。
予期せぬアイテムが流れ来た時用に、最低限1つの出口は「残り全て」用にして置いた方がいい。



ダイヤパイプを使った擬似的な挿入パイプ(Insertion Pipe)の代用

拡張MODで追加される便利パイプの代名詞、みんな大好き挿入パイプ(Insertion Pipe)。
ダイヤパイプの機能を流用すれば、擬似的にこれとほぼ同じ事ができる。

バージョン3.0.x以降、ノーマルパイプの分岐先がアイテムスロット持ちのブロックに直繋ぎされている場合で、
かつそこが既に満載状態で搬入不可の場合、そちらにはアイテムを送らないようになった。
これにより、金パイプのアイテム加速と併用すれば、アイテムこぼれの危険性自体は限りなく低くなった。
ただしそこまで性能が良いわけではなく、
全て満載でない場合 手前4つが満載の場合
図のように、満載のチェストを回避するだけで、空いているチェストに手前から順番に入れていく機能は無い。

ダイヤパイプの機能を流用すればそれが解消できる。
図のように設定すると、
丸石はまずAのチェスト2つに満載になるまで搬入され、B以降のチェストへは流れ込まない。
Aのチェスト2つが満載になると、次はBのチェスト2つに優先して搬入される。
Bのチェスト2つも満載になった場合、最後にCのチェスト2つへと搬入されるようになる。

これは、満載でない間は仕分け設定に従って「赤」「青」に仕分けされるものの、
「赤」と「青」が全て満載、行き場所なしとなった場合、
仕分け対象アイテムである丸石も、「それ以外全て」扱いになって「緑」へと流される性質による。

難点は、分岐1つにダイヤパイプを使用するため非常に高コストな事。
そこで拡張アドオンMODにて追加される「挿入パイプ(Insertion Pipe)」を使用すれば、上記のダイヤパイプのような
個別のパイプ毎の設定をしなくても、分岐先が空きチェストならばそちらに優先して搬入されるようになる。
Additional Pipes版(紫色) Additional Objects版(緑色)
これらの搬入法則はチェストだけに限らず、かまど、ディスペンサー、ポーション調合台の他、
他のMODで追加された内部に収納枠(=アイテムスロット)を保有する全てのブロックに対して適用される。


ダメな例その1
下の図のように、分岐先が即チェストでない、間を1マスを空けてしまうと、正しく認識されなくなる。
分岐先のチェストが満載であってもアイテムが分岐してしまうようになり、結果的に入れないアイテムが地面にこぼれる。


ダメな例その2
運搬されるアイテムの密度が高すぎる場合も、仕分け間隔が密すぎて正常に判定されない、しばしば地面にこぼれる。
分岐の直前で金のアイテムパイプを使って加速するなど、アイテムの間隔を空けるとこれは回避できる。




黒曜石パイプ

黒曜石パイプは、ドロップ状態で地面に落ちているアイテムを吸引するためのパイプ。
黒曜石およびストライプパイプを除いた全てのアイテムパイプと連結できるが、
その性質上、パイプラインの突端・先端部分になるように配管しないと吸引の効果を発揮しない。

伝統と信頼のピストン&水流式で収穫した小麦を、水流で一箇所に集めて自動吸引、チェストに送るのに使ったり、
トラップタワーで流れてきたアイテムを、自動でチェストに収納させたりするのに使える。

エンジン入力が無い状態でも、自身の設置マス(1x1x1)に侵入してきたドロップアイテムは吸引する。
エンジン入力が必要ない分、吸引に量および時間的な制限は無い、来た傍から吸い込む。
赤羊毛のマスに落ちてきたor侵入してきたドロップアイテムのみ吸引。
水流で集めて回収するタイプはこの方式を使用するのが適切。

木エンジンの入力を受けると、吸引範囲が+1増大、
黒曜石パイプを頂点とした高さ2、底辺3x3のピラミッド範囲内に落ちているドロップアイテムを吸引する。
ただしこの範囲に落ちているアイテムの吸引は、
黒曜石パイプがエンジンのピストンを1回受ける毎に1スタックずつ、断続的な吸引しかできない。
羊毛の設置範囲内に落ちてきたor侵入してきたドロップアイテムのみ吸引。
ピラミッド型の有効範囲は、黒曜石パイプの筒先が向いている方向に応じて変化。
範囲内なら、半ブロックなどの障害物が間にあっても吸引する。
大量のアイテムが落ちていても、ピストン1回毎に1スタックずつしか吸引できない。

石または鉄エンジンの入力を受けると、吸引範囲が+3増大、
黒曜石パイプを頂点とした高さ4、底辺7x7のピラミッド範囲内に落ちているドロップアイテムを吸引する。
ただしこの範囲に落ちているアイテムの吸引は、
黒曜石パイプがエンジンのピストンを1回受ける毎に1スタックずつ、断続的な吸引しかできない。
羊毛の設置範囲内に落ちてきたor侵入してきたドロップアイテムのみ吸引。
ピラミッド型の有効範囲は、黒曜石パイプの筒先が向いている方向に応じて変化。
範囲内なら、ブロックなどの障害物が間にあっても吸引する。
大量のアイテムが落ちていても、ピストン1回毎に1スタックずつしか吸引できない。



ストライプパイプ

黒曜石パイプに似ているが、それ以上に特殊なパイプ。
黒曜石パイプおよびストライプパイプを除いた全てのアイテムパイプと連結できるが、
その性質上、パイプラインの突端になるよう配管しないと効果を発揮しない。

アイテムが流れてきた場合、それを筒先の正面1ブロックに対して(右クリックしたのと同じ効果で)設置 or 使用する。
火打石やクワなど耐久値のあるアイテムだった場合、使用後のアイテムはその場にこぼれる。

側面からエンジン入力を受けた場合、筒先正面のブロックを(左クリックしたのと同じ効果で)破壊 or 回収する。
本棚、粘土、グロウストーンなど、破壊すると別なアイテム数個に変わるブロックは、変化後のアイテム数個が回収される。
回収可能なのは、素手・ツルハシ・シャベル・斧を使って回収可能なブロックのみ
大鋏やシルクタッチが必要、またはそれらを使っても回収できないブロックは破壊するのみで回収できない。
液体は除去する。また例外として(仕様か不具合か不明だが)岩盤ブロックが回収可能。

もっぱらサトウキビ、カボチャ、スイカの自動回収に使ったり
伝統と信頼の無限丸石製造機で作られた丸石を、自動回収させるのに使ったりする。
ただしv3.1.4(Minecraft1.2.3用)現在、ストライプパイプでブロックを回収すると、
回収ブロックの隣接6マスのブロック情報が(周囲のブロック情報に変化があるまで)更新されなくなるバグが生じており、
回収したサトウキビの下の段のサトウキビが成長しなくなる不具合がある(スイカ・カボチャは可)
無限丸石製造機も、生成された丸石をストライプパイプで直接吸い取ると、
回収された丸石の両隣の水流と溶岩流が更新されなくなり合流せず、新しい丸石が作成されない。
作成された丸石をクロック回路つきのピストンで1マス前方に押し出し、それを回収するようにする、等の工夫が必要。


流れてきた場合、(右クリックしたのと同じ扱いで)使えるもの
  • 各種ブロックの設置(筒先正面が空白なのが条件)
  • 火打石(筒先正面が空白+真下が実体のあるブロックである事が条件)
  • 各種のトロッコ(通常同様、線路ブロックに対してのみ置ける)
  • 各種のクワ(筒先正面が空白+真下が土または草ブロックである事が条件)
  • 各種の苗木、種、花、キノコ、サトウキビ、ネザーワート(筒先正面が空白+真下が適切なブロックである事が条件)
  • 骨粉(筒先正面が骨粉を使える植物である事が条件)
使えないもの
  • バケツ(空のバケツで液体は汲めず、液体入りバケツの中身も設置できない)
  • 雪玉、卵、エンダーパール、エンダーアイ、各種スプラッシュポーションのような投げて使うアイテム
  • 大鋏のような、ブロックではなく生物に対して右クリックで使用するアイテム
  • レバーやボタンの設置&回収はできるが、プレイヤーの代わりにON/OFFさせる事はできない
  • 釣り竿やベッドのような、使用者としてのプレイヤーが存在しないと意味を成さないアイテムは使用できない




液体パイプまとめ

木パイプ(搬出) 丸石パイプ(通常1) 焼石パイプ(通常2)
鉄パイプ(一方通行) 金パイプ(高速輸送)


木パイプ

液体専用という点こそ違うが、基本的にはアイテム用の木パイプと同じ。
液体タンク、または内部に液体ゲージを持つブロックから液体を引き出すのに使う。
(例:液体タンク、リファイナリー)

逆に言えば、この液体ゲージ用の目盛りを持たないブロックには不要で、その場合はパイプを繋げば勝手に液体が出てくる。
(例:ポンプ)

アイテム用の木パイプと違い、木、石、鉄のエンジンによる搬出量の違いはほとんど無い。
どのエンジンを使用した場合でも、ピストン1回毎にバケツ1杯分の液体を対象から引き出すので、木パイプで十分。



丸石パイプ、焼石パイプ、金パイプ

液体用のノーマルパイプだが、アイテム用のパイプとは少し性質が違う。

まず金パイプだが、アイテム用と違ってレッドストーン入力を受けていなくても機能し、
そもそも通過した液体を加速するパイプではなく、単に液体が他より早く流れるだけのパイプになっている。

平たく言えば、輸送スピードが4倍になっただけの、ただの高性能ノーマルパイプ。
なので↓のように配置しても無駄、早く流れるのは金パイプを通過している一瞬だけ

液体を高速で輸送したい場合、最初から↓のように金パイプオンリーで配管する必要がある。

そしてそれでも、木パイプや鉄パイプを通過中の液体は元の速度に戻る。使い辛い。

メモ
木・丸石・焼石・鉄パイプ通過中の液体は、1秒(20tick)あたり0.6ブロック進む、パイプ100個分進むのに166.66秒必要
金パイプ通過中の液体は、1秒(20tick)あたり2.4ブロック進む パイプ100個分進むのに41.66秒必要



鉄パイプ

アイテム用の鉄パイプの液体版。
設置時に必ずレンチで方向指定する必要があるのも含めて、使い方はアイテム用の鉄パイプとほとんど同じ。
ちなみに、液体の流れる速度は丸石&焼石と同じ。



エネルギーパイプまとめ

木パイプ(始端) 焼石パイプ(通常1) 金パイプ(通常2)


注釈

エンジンのピストンにより発生したBPを、単位時間あたりに平準化してから送るパイプ。
ただしBPを配送できるのは各種のマシンに対してだけで、
パイプ(木・黒曜石・縞)およびエンジン(木・石・鉄)に対してはBPを供給する事ができない。
BuildCraft 3.1.xからは、低出力のエンジン単機と併用しても減衰が一切起こらなくなった。

エネルギー配給の平準化
例として、
直付けした場合の石エンジン(青色)は、2.6秒(=52tick)毎に1回、52BPのエネルギーを相手のマシンに対して送る。
これは2.6秒おきに瞬間的に超高エネルギーが送られる事を意味し、お世辞にも安定供給とは言い難い。
むしろ、ポンプは作業1回あたり(=1tickあたり)に消費するエネルギーは9BP、
ボーリングマシンは作業1回あたり(=1tickあたり)に消費するエネルギーは25BPであり、
一度に(=1tickに)それ以上のエネルギーは受け取れず、
ピストン1回に付き余ったエネルギー(ポンプなら43BP、ボーリングマシンは27BP)が石エンジンの中に残留していく。
木エンジンや石エンジンの場合、これらが蓄熱の原因になっている。

ここでエネルギーパイプを使うと、52tick毎に1回送られてくる52BPのエネルギーを平準化し、
(多少の偏差はあるが)おおよそ1BP/tickに均一化してから出先に送る。
これは0.05秒おきに1BPのエネルギーが常時送られている事を示し、エネルギー供給は非常に安定したものとなる。

ポンプは、石エンジンのピストン1回につき5~6杯分の液体を汲み上げるようになり(52÷9=5余り7)、
ボーリングマシンは、石エンジンのピストン1回につき2回採掘するようになる(52÷25=2余り2)。
ただし発生したエネルギーが全てエネルギーパイプに吸われる関係で、余ったエネルギーが発生しないようになり、
石エンジンのピストンカラーは常に青のままになる(それでも赤ピストン以上の安定供給)
効率が悪い 効率が良い

複数台のエンジンのBP/tの集束
5台や6台以上の低出力エンジンのエネルギーを1本のエネルギー流に束ね、集束する目的でも使用できる。

例として石エンジン5台を束ねると、秒間出力が鉄エンジン(+金油)1台分に匹敵する。

または「橙⇔赤」になるまでヒートアップした木エンジン100台を束ねても、秒間出力が鉄エンジン(+金油)1台分にほぼ並ぶ。


注意点
IndustrialCraftのケーブルによるEU/t配流と違い、分岐で適量EU/tを適切に振り分けるような親切機能が無い。

IndustrialCraftのケーブルの場合、
作業に必要な電力が16EU/tのマシン1台と、2EU/tのマシン2台を、地熱発電機(出力20EU/t)で動かした場合、
それらのマシンに対して必要な分のEUが、適切な比率で送られる。
しかしBuildCraftのエネルギーパイプの場合、たとえば鉄エンジン(金オイル)4台のエネルギーを集束(20BP/t)させた後、
クァーリーx1に10BP/t、リファイナリーx1に6BP/t、ポンプx2に2BP/tずつ分配したいと思っても不可能。
終点にあるマシンの消費レートの高低に関係なく、5BP/t×4に分配されてしまう。



木パイプ

エンジン入力を受けると、それをエネルギー(青い光線)に変換してエネルギーパイプライン上に乗せる働きがある。
エネルギーの取り込み口として機能するため、
エネルギーパイプを使って各種のマシンを稼動させる場合には、必ずパイプラインの始端がこれである必要がある。

変換されたエネルギー(青い線)はパイプ内を超高速で移動し目的地(=マシン)を目指すが、
辿り付ける目的地を発見できなかった場合、エネルギーはどこにも向かえない。

アイテム用、液体用の木パイプと違い、パイプラインの入り口としての機能しか持たず、出口としての機能を持たない。
なので必ず焼石または金のエネルギーパイプを1個以上併用する必要が出てくる。




焼石パイプ、金パイプ

どちらも、エネルギーパイプ版のノーマルパイプ。
金パイプは液体パイプと同じく、単なる高性能ノーマルパイプに過ぎず、加速やブーストの効果は無い。

焼石パイプは、1ブロック進む毎に1%のエネルギー減衰がある。
10ブロック離れた所に運ぶ場合は10%、100ブロック離れた所に運ぶ場合は64%のエネルギーをロストする。
コストが安い分、減衰が激しすぎて超短距離(10ブロック程度まで)の配管にしか使えない。

金パイプは、1ブロック進む毎に0.01%のエネルギー減衰がある。
100ブロック離れた所に運んさえ1%、1000ブロック離れた所に運んでも10%しかエネルギーがロスしない。
ほぼ減衰なしに等しいパイプだが、金パイプを使う分コストが高い。

ただしどちらのエネルギーパイプも、下図のように環状に配管してはならない。
エネルギーループが発生して捌き切れないBPが環内に溜まり続け、最終的には爆発に至る。

困った事に、丸石パイプと金パイプ同士は互いにくっついてしまう(木パイプは木パイプ同士くっつかない)
アイテムパイプや液体パイプと違って、丸石パイプや鉄パイプも無いので、複雑な配管は無理。





その他のパイプ

砂利パイプ

アイテムパイプ(丸石)と砂利を組み合わせて作る。

アイテム、液体、エネルギー、いずれのパイプとも連結せず、砂利パイプ同士でしかくっつかない。
また、中に砂利が詰まっているのを見ても分かる通り、アイテム、液体、エネルギー、いずれも輸送する事ができない。

なら何に使うのかと言うと、ゲート使用時、4色のワイヤーをパイプに敷設する土台として使用する。

通常、ワイヤーは異種のパイプを跨いでは引っ張れないが、

砂利パイプを仲介とした場合のみ、アイテムと液体、液体とエネルギーという風に、異種のパイプを跨いで敷設できる。




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最終更新:2012年04月03日 16:51
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