フューリークッパ
とは、【スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド】のキャラクター。
フューリークッパ |
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他言語 |
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初登場 |
【スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド】 |
ネコ湖に現れた巨大化して暴走した【クッパ】。
圧倒的な巨体、黒く染まった身体、凶悪な面構え、燃え上がる鬣や甲羅のトゲ等、あらゆるクッパの変身形態の中でもトップクラスの威圧感を誇る。
完全に自我を失ってしまっているようで、愛息子の【クッパJr.】の訴えすら耳に入らない。
本作のボスキャラ。マリオは暴走する父を止めようとするクッパJr.に協力する形でこの姿のクッパに立ち向かうことになる。
普段はステージ背景の湖上で甲羅に籠ったような状態でじっとしているが、一定時間ごとに暴れ始める。
前兆として湖に雨が降り出し、本格的に登場すると雨は大嵐へと変化し、各地の大人しい猫たちは凶暴化して襲い掛かってくる。
戦う際には火球や極太のレーザーの様な熱線を口から吐き出したり、隕石を落としたり、背中のトゲを飛ばしたりして攻撃してくるが、いずれもその圧倒的巨体から繰り出されるため通常のマリオでは太刀打ちできない。
ただしその熱線でしか破壊できないブロックの存在や、発射されたトゲを足場にしなければいけない場所、クッパが暴れている間限定で出現するジャンプ台など、彼がいる間出ている限定で取るネコシャインもいくつかある。
ネコシャインを集めてギガベルの封印を解くと、こちらもギガネコマリオに変身して戦えるようになる。
熱戦やブレスを避けているうちに甲羅に籠って押しつぶす攻撃をしてくるため、剥き出しになった腹をパンチかヒップドロップすることでダメージを与えられる。
また、背中のトゲはそのまま投擲武器になるため、うまく避けてカウンターしよう。
ネコシャイン100枚すべて集めると赤く燃えていた鬣やトゲが白く染まった本気形態となり、かつてない長さの体力ゲージをもってマリオの前に立ちふさがることになる。
実はクッパがこの姿になってしまった原因はなんとクッパJr.本人にある。
スタッフロールでJr.が絵日記のような形で本作の冒険の経緯を描いており、
元々クッパ親子は無数の飛行船と共に軍団を引き連れてネコの国を訪れていたのだが、クッパははしゃぐJr.を置いて昼寝をしていた。
どうしてもクッパに構ってほしかったJr.は愛用のマジックブラシを使ってクッパの顔に黒い絵の具で悪戯書きをしたのだが、黒い絵の具を吸収したクッパは見る見るうちに変貌し、フューリークッパと化してしまう。
引き連れていた軍団総出でなんとかフューリークッパを食い止めようとしたものの、飛行船は全て叩き潰されてしまい軍団は壊滅。
途方に暮れていた所を唯一暴走した父に太刀打ちできそうなマリオに協力をお願いした、ということのようだ。
2021年4月にスピリッツとして登場。レジェンド級
スピリッツバトルでは終点化したすれちがい伝説で、ジャイアント+メタル化したクッパと戦う。
さらに一定時間ごとにカレー状態、チャージ切りふだをスタンバイ状態を繰り返すというこれでもかとクッパにバフを盛った戦闘スタイルとなっている。
ただでさえトップクラスのパワーと重量を誇るクッパがジャイアント+メタル化で強化されているため、凄まじいゴリ押し性能を持つ強敵なのだが、逆に言うと「ジャイアントキラー」と「メタルキラー」のスキルが両方とも刺さるため、こちらからの与ダメージ量も凄いことになったりする。
また「体の大きさがそのまま食らい判定の大きさにつながり、重くて吹っ飛ばしづらいというメリットが相手からのコンボが繋がりやすいデメリットにつながる」という通常クッパの欠点をそのまま拡大したようなデメリットを負っているので、見た目の威圧感に比べると割と楽に対処できる相手ではある。
チャージ版ギガクッパパンチは威力こそ大したことはないが非常に回避しづらく、100%前後で食らうと画面手前に吹き飛ばされて敗北が確定してしまうので、複数回チャージされる前に蹴りを付けたい所。
空きスロット二つで「炎攻撃強化」の個性を持つ攻撃属性のアタッカースピリッツで、豪鬼・【メツ】に似た防御力を犠牲に高い攻撃力を持つスピリッツ。
流石に前二者に比べると攻撃力は劣るがその分防御力もそこそこ確保できており、スロットが二つ空いているため床ギミック等に対応できるのが魅力。
クッパに装備させると元々の攻撃力の高さがシリーズボーナスでさらに高まり、「炎攻撃強化」の個性によってクッパブレスの威力が凄まじいことになる。