「ルカリオ調教3」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ルカリオ調教3」(2007/08/14 (火) 22:19:57) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「外に出してやろうか」 ……なんだって? 「外に出してやろうか、って言ってんだよ。出たくねえんだったらそれでいいけどよ」 今まで何度も耳を疑ったが、この言葉には本当に耳を疑った。 「……どういう、ことだ?」 「そういうことだよ。よくわかんねえけど、何かそういう感じで話が進んでいるっぽい」 そんな重要な事を、どうしてそう軽い調子で話すんだ。 しかし……今更開放するなんて、どういうつもりなんだ? 「まあ、勿論なんもなしに開放しないけどよ。最後に……いいな?」 そう言って笑う男の手には……目隠し用の布が、握られていた。 ああ……解っている。どうせ、タダでは開放されない。 だが、これはチャンスだ。その条件を呑みさえすれば、私は帰ることが出来る。 アーロン様やリーン様が住む、あの城に。 目隠しをされ、向かう間、私は憂鬱だった。 何せ、交換条件が余りにも悪すぎる。 「これがラストだ。まあ、ラストになるかどうかはてめえ次第だけどな」 そう言って、男は説明を始めた。 「これからてめえは、そのまま犯される」 …………訂正する。さっき驚きをあっさり上回った。 「それってどういう……!」 「声がでけえんだよ。落ち着けよ糞狗。……最後までヤッててめえがてめえの理性を保てればてめえの勝ちだ。 そんなんじゃとてもここで奴隷なんざ出来ねえ。まあそんかわり、マンコ狗になっちまったらてめえの負けだけどな」 ……なんという条件だ。吐き気がする。 「まあでも? 感じても感じねえフリとか? まあ色々手はあるだろ。頑張れよー」 やがて、男の足が止まった。手にふかふかとした物が触れる。どうやら、絨毯らしい。 歩いた時間から考えると、多分ここは、初日に連れて来られた大広間だろう。 人間のざわめき声が聞こえる。かなりいるらしい。 奴隷のお披露目とか、公開調教とか、わけのわからない、わかりたくない単語が聞こえてくる。 心の準備も出来ぬまま、無理やり台らしきものへと乗せられる。 いよいよ、始まってしまうらしい。 ……心を強く持つんだ。確かに身体は穢された。心も…… だが、私はまだ、私のままだ。なら……きっと、大丈夫。 少なくともそのときは、そう思えた。 暗闇から、手が伸びてくる。私の身体に触れる。 それは、人の手だった。 どうやら人間達は数人いるらしい。 無理やり手と足を握られ、私は動けなくなった。 荒い息遣いが聞こえてくる。聞こえてくるだけじゃない。感じる。 「……ッ! ん……ふぅ……」 不意に、口を塞がれた。……苦い。どうやら、性器らしかった。 いっそ噛み付いてやろうかと思ったが、その気も直ぐに萎れてしまった。 その臭いや味が、私の中の何かを呼び覚まそうとしている。 美味しいと、心地良いと感じてしまっている自分がいる。 気づけば意思とは無関係に、舌が勝手に動いてしまっていた。 より多くの精液を飲もうとするように、喉を鳴らし、舌を動かして。 「……ッ!?」 不意に、下半身が痺れた。弄られて、いる。 性器を露出しようとしているのだろう。こんな状況で、交尾の準備が出来る訳…… そう思った瞬間、また、びりりと快感が走った。――性器を、扱かれている。 べたべたした軟膏のようなものをつけながら、揉み扱いている。 思わず口を開けようとすると、奥まで性器を突っ込まれた。 何とか鼻で息をしながら、性器を舐める。舐めれば舐めるほど、とろりとした汁が溢れて来る。 その間に私自身の身体も、じわじわと熱くなっていく。 ……嘘だ。こんな……私は、こんな事なんて嫌な筈なのに…… 「んぅっ!?」 しかし奴らの手は、私の意志などお構い無しに、私を蹂躙する。 熱いのに冷たい。矛盾した感覚。軟膏のべたつきなのか、それとも私自身の体液なのか。 認めたくはなかった。しかし、意思とは裏腹に、私の身体は、貪欲に快感を求めていく。 「見ろよ、我慢汁垂らしてるぜ」 「こんだけ大勢の人間の前で、よくチンポおっ勃てられるなあ?」 私を犯す人間達の声。 「達者なのは……チンポだけじゃねえぞ。コイツ、……うめえんだよ。舌遣いが」 娼婦みたいだ、と男が嘲る。 ……悔しい。こうなるはずじゃ、なかったのに…… いや、まだだ。まだ、あきらめない。まだ私は、完全には流されてはいない。 そうだ、このまま堪え続けるんだ。堪えて、堪えて……帰るんだ。絶対に。 「おい、もう……イッていいだろ?」 「おう。たっぷりお前の子種飲ましてやれよ」 「そんじゃ、一回こっちも……」 何? 何をするつもりなんだ? そう思った瞬間、上も下も、激しく動いた。 釘を打ち込むように、口の中で性器が激しく動く。 喉を突かれ、思わず息が止まる。 いっそ意識を手放したら楽だろうか。いや、それでは負けてしまう……帰れない。 それでは意味が…… 考える間もなく、手はぐちゅぐちゅと音を立てながら、私の性器を扱いていた。 熱い。理性が燃え落ちそうだ。段々、脳が沸騰し、目の前が白くなって…… 「ほらッ、出すぞ!……ッ!」 「ッ!? ……ん……んぐッ……」 私は……精を吐き出した。自身の性器がびくびくと震えていることが解ってしまった。 口の中にも精液を流し込まれたが、まるで水を飲むように、飲み込んでしまった。 身体が投げ出される。男達の手が、離れる。 「あ……」 今の物欲しげな声は……私の声? 思わず、口を押さえる。周りについた精液が粘ついた。 まだ……身体が熱い。ぼうっとする。それでも更なる熱を、快感を欲しがる自分がいる。 このまま目隠しをとって逃げてしまえばいい。押さえられていないんだから。 だが、腰が立たない。もがいても、ろくに前に進まない。 「何逃げようとしてんだよ」 突然、氷雨のような声が降ってきた。あの男の声だ。 それと同時に、身体が行き成り持ち上げられる。 「言っただろう?……最後まで、だって」 最後? まさか……!? 鋭い痛みが脳天を突き上げた。目は塞がれたはずなのに、星が散って見えた。 何かが、私の中に、入って、いる。 何か? ……考えるまでもないだろう。 私は犯されている。肛門に性器を突っ込まれて。 もう、身動きなんてとれなかった。 腸壁が濡れる。ぐちゅぐちゅと音を立てる。 その度に熱が溢れ出し、身体を焼き尽くしていく。 何とか元に戻ろうとしても、無駄だった。今までにされた行為の一つ一つが心の中に蘇り、理性を塗りつぶしていく。 この為の、行為だったのか。今更気づいても、もう遅い。 今や私は、完全に、あの男が言うところのマンコ狗に、成り果ててしまった。 私は……波導使いではない。ましてやアーロン様の弟子でもなんでもない。 マンコ狗である私には、そんな資格なんてない。あの方の傍にいる資格なんて。 なら……帰る理由なんて、ない。ここが、私の居場所なのだから。 ……そう、だ。何を躊躇する事がある? もし、そうなら……逃げる必要なんて、ない。このままもっと、愉しめばいい。 私は自分から腰を動かした。ある一点にチンポが擦れると、眩暈がするほどの快感が押し寄せてきた。 「あッ……ち、チンポ……気持ちいい、です……!」 口を開くと、自然と扇情的な言葉が溢れてきた。……これで、いい。私は、これで。 「チンポ、チンポがッ、擦れて……ケツマンコ、が……あ、熱いんですッ!」 ますます快楽が強くなる。壊れてしまいそうな快感。いつまでも味わっていたい。 たとえそれで完全に、壊れてしまったとしても。 「もっと、もっと突いてくださいッ! マンコ狗に精液たくさんくださいーッ!!」 私自身も燃えるように熱い。絶頂が、近い。 男は遠慮なく私の中を突いてくれた。頭の中に虹色の霧がかかる。もう、快感しか、感じない。 「ふぁッ、あ、イ、イっちゃいますッ! チンポでケツマンコ突かれてイっちゃいますううッ!!」 しかし、私は達しなかった。あの声が、聞こえたから。 「ルカリオッ!! ルカリオーッ!!」 るかりお……誰、だ? これは……誰の声、だ? 考える間に、何かが転がるような音や、どたばたと騒がしい音が聞こえた。 「もういいッ! もういいんだ! やめろルカリオ!」 誰なんだ……今、とてもいい気持ちなのに…… 荒々しい足音が、こっちに向かって走ってくる。 途端、引き剥がされる感覚。肛門からチンポが抜けた。 ……イけなかった。その熱が身体をちりちりと焼いていく。 「だ、誰!? イ、イきたかったのに! なんでイかせてくれないんですか!? なんで、何でイ」 突然、視界が明るくなった。目隠しを外されたのだろう。 そして、目の前には……黒髪の、精悍な顔つきをした男がいた。 突然、その男は私を抱きしめた。そして、耳元でささやく。とても、優しい声色で。 「……もういいんだ、ルカリオ。お前が傷つく必要なんて……何一つ、ない。 本当に、すまなかった。まさか……お前がこんな目に会っているなんて……」 誰? ……違う。私は、……知っている。この人間を……知っている。 「……ぁ……あ、ぁ……」 喉が、震える。声が、出ない。 でも、彼の手のひらはまるで、魔法の手のひらのようだった。 気づいたとき、私は大声で、彼の名前を叫んでいた。 「あ……アーロン様ああッ!!」 私も、思わず手を回そうとして……躊躇した。 今の私は……もう、彼の弟子でもなんでもない。ただの穢れた、快楽に溺れるのみの存在だ。 「や、やめて、ください……私は、もう……貴方とは、何の関係も……」 「何を言っているんだルカリオ!」 アーロン様は、私を更に強く抱きしめた。 「私は……私は一日とて、お前を忘れたことなんか無かった。何度、もう一度お前に会いたいと思ったことか……!」 ああ、なら、……余計に、会えない。私は、貴方を忘れていた。 貴方やリーン様のためと思いながら、その記憶は薄れ、今はただ快感に酔うだけの獣だ。 「そんなことはない。ルカリオ……お前は、お前だ」 「でも見たんでしょう!? 私が……私が、あんな風になる様を……!」 ……待て。見ていた? アーロン様は、私の痴態を見ていた……? なら、何故…… 「そんなこと、関係ない。身体の事なら、ロータに帰って休めば」 「……アーロン様……」 言葉を遮ると、彼はいぶかしんでこちらを見た。 「何だ、ルカリオ」 「どうして……あの時点で、止めてくださなかったんですか?」 そうだ。見ていたのなら……舞台の上で犯し始める前に、止める事も出来たはずだ。 なのに何故、諦めた時に来たんでしょうか。 「それは……ッ」 ああ、そうか。アーロン様も……愉しみたかったのか。 「そうなんでしょう? アーロン様。アーロン様も……このマンコ狗に、チンポをくれるんですよね……?」 「違う……違うんだルカリオ! 目を覚ましてくれ!」 目を、覚ます? ……もう目は覚めている。なら……することは決まっている。 「アーロン様……お願い、します。ご奉仕しますから、貴方の」 「!? 駄目だルカリオッ! 戻……」 不意に、背中が熱くなった。そして、どさり、と大きな音。 何が起こったのか、よく解らなかった。 「色々と予定が狂いましたね、公爵様」 「ああ。……いやはや、参ったよ。若いっていいね」 公爵の声が聞こえる。 「でもまあ、約束だったし? 犯されてるのを見て、声かけたり動いたり、助けたりしたら弟子を殺すって。 まー、死んじゃったのは師匠の方だったけど。でもまあ、扱いには困ってたし、結果オーライっすかね、公爵様」 ……え? ……それは、一体…………どう、いう…… ふと肉の焼ける臭いを感じて、私は振り返った。 そこには…………何かが、いた。 ああ……ええと、……何だっけ。そうだ、奉仕するんだ。ケツマンコに、チンポを貰うんだ。 でも、こんなに焼けては……貰えないじゃ、ないか。 身体の内で、熱が燻る。訳の解らない切なさが込み上げる。 「……あ……お、お願い、します……犯して、ください……ねえ、犯して、くださいよ……」 かさかさになった指に、自分のチンポを擦り付ける。 劣情と悲しみが込み上げ、そして。 私は、達した。今までに無いような快感と、苦しみを伴って。 ---- あれから私は、公爵様の奴隷となりました。 公爵様に呼ばれてご奉仕し、沢山精液を頂きます。 痛い事も平気です。気持ちいいといってよく鳴くと、公爵様は沢山褒めてくださいます。 頭を撫でられるのも、褒められるのも好きです。 これからも公爵様のマンコ狗として、頑張りたいです。                     ――おわり――

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: