キルマリーナ共立国 > 国際関係

概要

 当記事ではキルマリーナの国際関係について纏める。


主な国交締結国

オクシレイン大衆自由国

 ★★★★★.共にネルヴェサ―民主同盟を構成する最大の友好国。常時情報共有をしており緊密な連携を取る。

メイディルラング界域星間民主統合体

 ★★★★★.共にネルヴェサ―民主同盟を構成する友好国。対イドゥアム政策において緊密な連携を取る。影響圏内における海賊艦隊の活動を許可した。

セトルラーム共立連邦

 ★★★★.主要提携国。敵対陣営ながら理性的な対応を評価し、強度のコネクションを持つ。

ユピトル学園主権連合体

 ★★★★.主要提携国。自由貿易の他、積極的に学生を派遣し、研究成果の共有を図っている。

ツォルマリア星域連合直轄領

 ★★★.共立三原則に対して一家言を持つが、それ以外の取引では可もなく不可もなく穏健な関係を保っている。

ソルキア諸星域首長国連合

 ★★★.共にネルヴェサ―民主同盟を構成する友好国。軍事上、緊密な連携を取るが、メイディルラングに対して外交の温度差があり水面下の調整を継続している。

ラヴァンジェ諸侯連合体

 ★★.直接的に外交問題を抱えているわけではないが、転移者戦争を引き起こした前科に対し相当の警戒を保つ。

ウェトラム人類統一機構

 ★★.現状は穏健であるが、解脱思想に反対するため、最大限の規制を講じている。

カルスナード教王国

 ★.闘争競技を巡る倫理上の対立から敵視されており、貿易交渉が難航している。

ユミル・イドゥアム連合帝国

 ▼.かねてからの情報統制に加えて、特定種族を優遇。女性優位の差別政策を展開しており、極めて印象が悪い。
また、帝国自らが主張する内政不干渉の原則すら履行しておらず、強度の不信感を持つ。

転移者戦争が勃発して以降、両国の関係は加速度的に悪化し、互いに軍事演習を繰り返すなど事実上の冷戦状態が続いている。共立公暦610年。帝国側で活動していたキルマリーナの女性職員(大使館職員)がスパイ容疑で拘束される事案が発生。これに対し、キルマリーナ政府は直ちに無実の職員を返還するよう求めたが、帝国政府はこれを認めず、係る職員のスパイ行為を追求した。キルマリーナ政府は抗議内容の全てを否定。後日、保護された帝国側のスパイ(ヴィルナ・ジルセ)に記者会見を開かせ、悪辣非道な独裁社会の実態を広めたのである。一方、帝国側もキルマリーナにおける貧困の実態について報道し、両者の情報戦がエスカレートしていった。そのような経緯を経て、両国政府は互いに経済制裁を発動。以後、両国の交易網は制限され、現在、セトルラームを除く大部分の関連航路が廃止されている。

共立公暦612年に帝国領内を通過するキルマリーナの物資に関する合意がなされた。
主にセトルラーム船籍の貨物船が運送を代行し、ツォルマリアに至るまでの航路を保障している。

  • 係る輸送物資に関しては事前に届け出を行い、帝国当局の臨検も受け入れる。
  • 乗組員の安全は密入国者、テロリスト指定を受けている人物、危険物(爆弾等)を所持してる人物、その他帝国にて犯罪を犯した人物でない限り如何なる事態にあっても保障される。
  • 臨検の際には平和維持軍、及びセトルラーム連邦軍が同席し、双方安全の確保に務める。
  • 一度の臨検に要する時間は24時間以内とし、帝国政府は関連船舶の業務に支障がないように務めること。
また、最大でも臨検の実施は三回までに留めなければならない。(嫌がらせ防止)

 帝国との貿易について、キルマリーナ政府は全てを禁じる措置を取っているが、実際にはセトルラームを通じて自国製品を輸出しており、整合性を巡る議論が続いている。
セトルラーム政府がキルマリーナ製品を帝国側に横流ししている疑惑について、キルマリーナ政府は一切の関与を否定。何ら対外的に問題ないとの見方を示した。
セトルラーム政府は自国企業から得た利益の一部を投資名目でキルマリーナに還元し、両国間の問題を克服している。

665年、セトルラームの仲裁による緊張状態の緩和に合意し、不干渉に徹していた。
両国の不仲は830年まで継続。この間、キルマリーナ国内においてはセトルラーム企業による事実上の中抜きが問題となり、高い製品を買わされているとの不満から徐々に貿易の再開を求める声が高まっていった。その結果、キルマリーナ政府は関係改善への協力をセトルラームに要請し、これにフリートン政権が応じたことでオクシレインを含む当事国間の交渉を再開する流れとなった。貿易再開の趣旨を問われた帝国政府は、関係改善自体には賛同を示したものの、当面の国内感情に配慮し、キルマリーナによる合意のもと以下の条件において妥結することとなった。

条件1:黒丘代表オクシレインと安保代表(代理)セトルラームによる2度目の仲裁を実施。メイディルラングとの緊張緩和にはキルマリーナも仲裁に協力する。
条件2:両国ともに基準を満たした企業を選別。予め合意された所定の手続きに則って貿易を開始する。
帝国側は中立国相当の対応となり、キルマリーナ側も政治的敵対姿勢から徐々に中立、最終的には友好関係を築くための努力をする。
条件3:貿易は両国に所属する所定の貨物船によって開始する。
条件4:軍需品・船舶製品は交易品目に入れない。また、民間人の渡航禁止は現時点で無期限に継続する。
条件5:当面の間、両国の関税は維持されるが、必要に応じて、段階的に緩和し最終的な撤廃を目指すこととする。

これにより、200年以上もの長きにわたる両国間の封鎖は解かれ、在帝国セトルラーム企業を通じた限定的な貿易による関係改善が進んだ。
製品価格の引き下げに成功した両国の経済は、以後プラスの様相へと転じ、政治的感情の緩和にも繋がっていった。キルガル紛争の発生までは。

950年にキルガル領有権問題が発生すると、表面上は再び緊張の様相を呈したが、水面下での収束の計画が示され、時のキルマリーナ政府は過剰な報復行動に出ないなどの工夫策を講じた。
一方、連合帝国がオクシレインとの接近を強めていることへの対抗策として、セトルラームとの連携を進めた。

ロフィルナ王国

 ▼.不正選挙と軍閥割拠による血塗れのオンパレード。存在自体が人道に反しており、呪われているため滅ぼすしかない。

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外交
最終更新:2024年04月04日 20:42