シリウスシンボリ - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

シンボリ族出身の政治家。シンボリルドルフの幼馴染であり最大の側近（21-143）。
ルドルフ帝皇の治世末期に民主化運動を主導したが、ルドルフと確執があったわけではなく、国政の全権を握り重荷を背負うルドルフを開放するためのものであった。モンニ帝皇の新体制においては大統領の座に就く。(21-147)現在は政界から引退した（21-148)が存命であるようだ。(63-111)

主な身分

• パカンダ諸王国連合第3代大統領(1990-?)

作中の動向

...

1990年、パカンダ諸王国連合において立憲君主制への移行、諸王国の国王の象徴化を求める民主化運動を引き起こした。
シンボリルドルフはこの運動に対し、諸王国連合の安定を崩す危険な試みだとして、民主化運動の弾圧とシリウスシンボリの拘束・処刑を国軍を率いるシンボリクリスエスに命じたが、クリスエスがシリウスに同調し軍を率いて逆にルドルフを拘束したため、運動は成功裏に終わる。

その後、自身の娘を帝皇の座につけ、摂政として国政の実権を握らんとしていたアビシニア皇女と部分的に思惑が一致し、ルドルフ帝皇の皇太孫であったモンニを第二代帝皇として擁立する。その後の新帝皇体制において、アビシニア皇女と主導権を巡って争ったが、モンニが自身の母であるアビシニア皇女を上皇宮に押し込んだことで、結果的に政争に勝利する。
その後、モンニの命によって新大統領に就任する。(21-147）

パカンダがザイール東部軍閥に対する【防除作戦】を実行している最中にモンニによって言及される。現在も存命であるらしい。(63-111)

作中人物との関係

シンボリルドルフ

主君にして幼馴染。
彼女を重荷から解放するために民主化運動を主導する。

モンニ

自ら擁立した主君。
新体制の大統領に任じられた。彼女からは懐かれているようだ。

シンボリクリスエス

政治的盟友。
新体制においては自身の閣僚（首相）になった。

アビシニア皇女

政敵。
ルドルフの禅譲（強制退位）後、政治方針を巡って激しく対立した。