それいけ!お天気娘ズ
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エピソード:邂逅
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私は五月ちゃんたちとマーベラスマッドネスのやつらを追いかけてE.G.Mの研究施設へと乗り込んだ。
「ライジングちゃん、ここの施設いつもと雰囲気が違うみたい。」
「五月の言う通りだ、ワタシの髪の毛もピリピリするよ。」
そういうセツカちゃんのイナズマの髪の毛が何かを察知しているかのようだった。
「……まるでわたくしたちを誘っているようですわね。」
「後方は任せて。しっかり警戒しとく。」
「ありがとう兎羽ちゃん、誘っているとわかっても私たちは行くしかないよ」
そういうとみんなも小さく頷いた。
「ライジングちゃん、ここの施設いつもと雰囲気が違うみたい。」
「五月の言う通りだ、ワタシの髪の毛もピリピリするよ。」
そういうセツカちゃんのイナズマの髪の毛が何かを察知しているかのようだった。
「……まるでわたくしたちを誘っているようですわね。」
「後方は任せて。しっかり警戒しとく。」
「ありがとう兎羽ちゃん、誘っているとわかっても私たちは行くしかないよ」
そういうとみんなも小さく頷いた。
研究施設というだけあって薬品類や実験のために使われるような巨大な装置も置かれているがどれも壊れていたり電源も入っている様子が見られない。
「ふふっ、私の符号が周りを照らすものでよかった。みんな足元に気をつけてね。」
私は最小限の「暁天」を使い暗い実験部屋を照らし出した。
「電源が落ちているとはいえ電気の流れは感じる…、向こうの方だな。」
セツカちゃんも符号の効果で電気の流れを探知してくれている。
「あっ、あそこにエレベーターのようなものがありましてよ!」
嵐華ちゃんがエレベーターまでの道を塞ぐ障害物を文字通り吹き飛ばしてくれた。
「この下に一体何が…行ってみて確かめるしかないね」
五月ちゃんの提案を遮る者はおらずみんなでエレベーターへと乗り込んだ。
「ふふっ、私の符号が周りを照らすものでよかった。みんな足元に気をつけてね。」
私は最小限の「暁天」を使い暗い実験部屋を照らし出した。
「電源が落ちているとはいえ電気の流れは感じる…、向こうの方だな。」
セツカちゃんも符号の効果で電気の流れを探知してくれている。
「あっ、あそこにエレベーターのようなものがありましてよ!」
嵐華ちゃんがエレベーターまでの道を塞ぐ障害物を文字通り吹き飛ばしてくれた。
「この下に一体何が…行ってみて確かめるしかないね」
五月ちゃんの提案を遮る者はおらずみんなでエレベーターへと乗り込んだ。
ゴゥンゴゥンゴゥン……
エレベーターの駆動する音だけが狭い個室で鳴り響く。みんなは緊張からから身構えたままだったがそんな中、
「理花ちゃんはここのこと知っているのかな。」
と口を開いたのは兎羽ちゃんだった。
理花ちゃんは私たちの友だちでE.G.Mの職員でもあるとても頭のいい子だ、しかし職員となったのは最近なのでもしかしたら知らないのかもしれない。
「理花ちゃんはここのこと知っているのかな。」
と口を開いたのは兎羽ちゃんだった。
理花ちゃんは私たちの友だちでE.G.Mの職員でもあるとても頭のいい子だ、しかし職員となったのは最近なのでもしかしたら知らないのかもしれない。
キィーン…!
そんな話をしているとエレベーターは最下部へとたどり着いた。
「エレベーターの電源が動いてるってことはここには人が立ち寄るわけだよね。」
五月ちゃんがエレベーター出口付近を探りながらつぶやいた。
「そうだね、ここらの装置には電源が入っている。一体何を研究してるんだ…?」
降り立った地下は先ほどまでの荒れ果てた様子はなく整然としているがまるで迷路のような複雑さがあった。
「どの部屋にもカギがかかってますわ…。」
律儀に1つずつ確認している嵐華ちゃんを横目に兎羽ちゃんが一際大きな装置を発見した。
「……!?ライジングちゃん、これは…!?」
普段は無表情な顔をしている兎羽ちゃんも驚きを隠せていなかった。それもそのはずである、なぜなら……
五月ちゃんがエレベーター出口付近を探りながらつぶやいた。
「そうだね、ここらの装置には電源が入っている。一体何を研究してるんだ…?」
降り立った地下は先ほどまでの荒れ果てた様子はなく整然としているがまるで迷路のような複雑さがあった。
「どの部屋にもカギがかかってますわ…。」
律儀に1つずつ確認している嵐華ちゃんを横目に兎羽ちゃんが一際大きな装置を発見した。
「……!?ライジングちゃん、これは…!?」
普段は無表情な顔をしている兎羽ちゃんも驚きを隠せていなかった。それもそのはずである、なぜなら……
「これは……私……!!?」
透き通るような白い肌、銀髪の長い髪の毛、そして髪飾りには私と同じ…いや、少し違うけれど太陽の髪飾りがある…
「これは私…ライジングちゃん…いやでも…」
みんなも同じように目を丸くしているところだったが警告のサイレンが鳴り響くとともに赤く点滅が始まった。
「これは私…ライジングちゃん…いやでも…」
みんなも同じように目を丸くしているところだったが警告のサイレンが鳴り響くとともに赤く点滅が始まった。
ゴポッ!ゴボボポポッ!!
今目の前にある水槽から培養液が抜け落ち目の前にいる私と瓜二つの少女が目を覚ました。
「……お前が、ライジングか。」
「あ、あなたはいったい…!?」
「私か、私はお前だよ。」
「あ、あなたはいったい…!?」
「私か、私はお前だよ。」
禅問答のような言葉のやりとりをしてても埒があかない、そう思った五月ちゃんが二振りの刀で斬りかかった
「あなたが何者であろうと危険であることに変わりはないっ!」
「五月の言う通りだ!まずは先手必勝!『電光石火』ッ!!」
セツカちゃんも女児符号を放ち謎の少女に迫った。
しかし2人の攻撃をいともたやすく跳ね除けた。
続いて嵐華ちゃん、兎羽ちゃんも攻撃態勢に入ったが謎の少女の追撃に会い気絶してしまった。
「ぐっ…強い…ですゎ……」
「あなたが何者であろうと危険であることに変わりはないっ!」
「五月の言う通りだ!まずは先手必勝!『電光石火』ッ!!」
セツカちゃんも女児符号を放ち謎の少女に迫った。
しかし2人の攻撃をいともたやすく跳ね除けた。
続いて嵐華ちゃん、兎羽ちゃんも攻撃態勢に入ったが謎の少女の追撃に会い気絶してしまった。
「ぐっ…強い…ですゎ……」
「よくもみんなを…!」
そう叫び私は脚に「暁天」の力を溜めて床を蹴った。
そう叫び私は脚に「暁天」の力を溜めて床を蹴った。
「みんなを傷つけるのなら私は戦うッ!はあああああ!!!『暁天蹴撃-ライジングインパクト-』!!!」
この技は私の決め技の1つで今までどんな敵だってマーベラスマッドネスのやつらをやっつけてきた最強の技だ、今回もこれで、決まるはずだった…
しかしその少女も、私と瓜二つの少女もまた私が床を蹴った瞬間に脚に漆黒の暁天のようなものを溜めていたのだった。
「その力を使えるのはお前だけではない、『日蝕蹴撃-エクリプスインパクト-』」
2人の蹴りがぶつかる──
「なんで…あなたもこれを…!?」
「言っただろう?私はお前だ、お前をもとにして創られた存在『エクリプス・ライジング』なんだよ!」
能力は互角のはずだった…しかしあまりにもエクリプスと名乗る少女の力が強く私もまた吹き飛ばされてしまった……
「言っただろう?私はお前だ、お前をもとにして創られた存在『エクリプス・ライジング』なんだよ!」
能力は互角のはずだった…しかしあまりにもエクリプスと名乗る少女の力が強く私もまた吹き飛ばされてしまった……
……
………
……………
「このままお前を倒してもつまらない、次に会うときまでに強くなってこい」
気絶する間際に私が聞いた最後の言葉だった。
……………
………
……
………
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「このままお前を倒してもつまらない、次に会うときまでに強くなってこい」
気絶する間際に私が聞いた最後の言葉だった。
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………
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