SPITESWARM HIVE
4版
日本訳名 | スパイトの群巣 | ||
体力 | 7 | 移動力 | - |
防御力 | 6+ | 追放 | 7+ |
キーワード
秩序の大同盟、シルヴァネス、顕現、永久呪文、加護:6+ |
接近戦武器
なし
召喚
【詠唱値:7】召喚成功時、詠唱者の9mv以内に収まり、かつ他の敵ユニットから3mv以上離れている場所に召喚可能
能力
①自軍側ヒーローフェイズに、このユニットの3mv以内にいる味方ユニットを一つ選択しD6→2+で以下の効果の内一つを発動可能。
この効果はこのターンの終了時まで継続する
『全力移動及び突撃ロールに+1』
『【加護:6+】』
この効果はこのターンの終了時まで継続する
『全力移動及び突撃ロールに+1』
『【加護:6+】』
説明
味方に補助効果を与える永久呪文・・・なのだが、正直筆者目線からの評価がやや低いものとなっている。
具体的に言うと、与えられる補助が弱いと言うのが欠点になっている。
3版で言えば『突撃ロール+3』という補助が与えられる事で
具体的に言うと、与えられる補助が弱いと言うのが欠点になっている。
3版で言えば『突撃ロール+3』という補助が与えられる事で
- 木を生やす→9mv離れた場所に出現→実質6+で突撃
という突撃をほぼ成功させるパターンが存在しておりその戦略の要であったのだが、その突撃ロール補正が非常に弱くなっている。
一応全力移動も+1されるため、ベルサノスがいれば実質的に突撃ロール+2となるのだが、活用出来るユニットが少ない上に自陣の永久呪文の傍にいる状態から一気に移動しないといけないという距離の問題を考えると、素直に突撃ロール+2の方が有り難かった気はする・・・。
また、【加護:6+】という点に関してなのだが、この補助に関しては『加護を自前で持っているユニットが多い』という問題点があり、
まずウォーソング・レヴェナントと久遠の女王アラリエールという詠唱ロールに補正を持っているユニットは既に自前の加護を持っている。
また、自陣の拠点に配置して加護を与える・・・と言う場合にはクルノス・ハンター(大弓)等が
『自身を含めた複数ユニットに【加護:6+】をばら撒ける』という噛み合いの悪さが露見してしまっている。
その上で『相手ターンには効果を発動しないし与えた加護が消える』という点も評価を悪くしてしまっている。
この問題により、非常に召喚を躊躇してしまう感じとなっており、発動の優先度は正直低い。
スパイトの群巣による突撃戦法がワンパターンであるのが困るというならば、もう少し調整の仕方もあった気がするが・・・
そもそも突撃6+の悪い点はツリーロード・エインシェントがどこにでも木を配置出来る事で起きた問題なので、その能力の消滅及び一撃離脱の発動タイミング変化で弱体化されているのだから普通に残しておいてくれて良かったか、これならいっそ全く違う能力にして貰う方が有り難かった
一応全力移動も+1されるため、ベルサノスがいれば実質的に突撃ロール+2となるのだが、活用出来るユニットが少ない上に自陣の永久呪文の傍にいる状態から一気に移動しないといけないという距離の問題を考えると、素直に突撃ロール+2の方が有り難かった気はする・・・。
また、【加護:6+】という点に関してなのだが、この補助に関しては『加護を自前で持っているユニットが多い』という問題点があり、
まずウォーソング・レヴェナントと久遠の女王アラリエールという詠唱ロールに補正を持っているユニットは既に自前の加護を持っている。
また、自陣の拠点に配置して加護を与える・・・と言う場合にはクルノス・ハンター(大弓)等が
『自身を含めた複数ユニットに【加護:6+】をばら撒ける』という噛み合いの悪さが露見してしまっている。
その上で『相手ターンには効果を発動しないし与えた加護が消える』という点も評価を悪くしてしまっている。
この問題により、非常に召喚を躊躇してしまう感じとなっており、発動の優先度は正直低い。
スパイトの群巣による突撃戦法がワンパターンであるのが困るというならば、もう少し調整の仕方もあった気がするが・・・
概要
日本訳名 | スパイトの群巣 | ポイント | 40 |
召喚
【詠唱値:7】【射程:15mv】召喚成功時、召喚者から測った射程内に全体が収まるように配置する
移動
- 移動しない
能力
①自身のヒーローフェイズ終了時、この永久呪文の9mv以内にシルヴァネスのウィザード或いはヒーローが収まっている場合、この永久呪文から9mv以内に収まっているユニットを一つ選択してよい
(発動条件となるウィザード又はヒーロー以外を選んでも良い)。その後ダイスロールを行い2+の場合、そのユニットにターン終了時まで以下の能力のどちらかを得る。
【通常移動及び突撃移動の距離+3mv】【自身に行われる攻撃の貫通値を-1する(既に貫通値:-の場合は修正は発生しない)】
(発動条件となるウィザード又はヒーロー以外を選んでも良い)。その後ダイスロールを行い2+の場合、そのユニットにターン終了時まで以下の能力のどちらかを得る。
【通常移動及び突撃移動の距離+3mv】【自身に行われる攻撃の貫通値を-1する(既に貫通値:-の場合は修正は発生しない)】
説明
シルヴァネス固有の永久呪文の一つ。覚醒せし森林を用いた突撃を行いたい場合には、最重要と言える呪文である。
シルヴァネスの再配置能力は敵から9mv以上離れた場所から出現する必要があるため、再配置で出現した場合の突撃ロールの成功値は【9+】である。
確率論としては突撃が成功する可能性は27.78%となり、3割以下の成功率となってしまう。
ツリーロード系統のユニットは射撃攻撃があるため、必ずしも突撃に成功しなくても攻撃方法はあるがスピリット・オヴ・デュルス等のダメージ表に左右されやすいユニットは
敵の攻撃をうけるうちにその効力を失ってしまう事が多くなってしまうのだ。
ただし、この呪文の効果があれば突撃ロールの成功値は【6+】となる。その成功値は72.22%と成功確率が45%上昇するのだ。仮に失敗した場合でも指揮アビリティ等の振り直しを行えば成功率は92%。
成功しない方が運が悪いと言える成功率になるのである。
シルヴァネスの再配置能力は敵から9mv以上離れた場所から出現する必要があるため、再配置で出現した場合の突撃ロールの成功値は【9+】である。
確率論としては突撃が成功する可能性は27.78%となり、3割以下の成功率となってしまう。
ツリーロード系統のユニットは射撃攻撃があるため、必ずしも突撃に成功しなくても攻撃方法はあるがスピリット・オヴ・デュルス等のダメージ表に左右されやすいユニットは
敵の攻撃をうけるうちにその効力を失ってしまう事が多くなってしまうのだ。
ただし、この呪文の効果があれば突撃ロールの成功値は【6+】となる。その成功値は72.22%と成功確率が45%上昇するのだ。仮に失敗した場合でも指揮アビリティ等の振り直しを行えば成功率は92%。
成功しない方が運が悪いと言える成功率になるのである。
同様の再配置における補正を持つアーミーとしては予備兵力として出してから突撃ロールが増えたり、出現距離が短くなるビースト・オヴ・ケイオス等が存在するが
そのアーミーなどと比較しても非常に高い補正を受け、その上攻撃を与えてから再配置で一撃離脱する能力も持ち合わせられる。
その上、再配置で永久呪文の近くに再配置してしまえば、再度一方的な奇襲攻撃が可能となる。非常に凶悪な攻撃を行う事が可能となってしまうのだ。
スパイトライダー・ランサーと組み合わせれば17mv移動+3mv補正の突撃を行う事も可能であり、組み合わせる事で化けるユニットが存在する。
一方貫通値弱体が弱いという事は無く、この効果の恩恵として優秀な点は『射撃攻撃』に対しても弱体化されており、接近戦攻撃のみの弱体化となるアビリティが多い中
回数、攻撃方法を問わず弱体化が可能であるこの効果も十分に魅力的だ。
そのアーミーなどと比較しても非常に高い補正を受け、その上攻撃を与えてから再配置で一撃離脱する能力も持ち合わせられる。
その上、再配置で永久呪文の近くに再配置してしまえば、再度一方的な奇襲攻撃が可能となる。非常に凶悪な攻撃を行う事が可能となってしまうのだ。
スパイトライダー・ランサーと組み合わせれば17mv移動+3mv補正の突撃を行う事も可能であり、組み合わせる事で化けるユニットが存在する。
一方貫通値弱体が弱いという事は無く、この効果の恩恵として優秀な点は『射撃攻撃』に対しても弱体化されており、接近戦攻撃のみの弱体化となるアビリティが多い中
回数、攻撃方法を問わず弱体化が可能であるこの効果も十分に魅力的だ。
永久呪文に対し詠唱の補正が与えられるのがウォーソング・レヴェナントであることからウォーソング・レヴェナントの編入時には基本的に永久呪文を加えておいた方が良い。
貫通値弱体化に関しては特にこのユニットが自陣に留まっている時に利用しやすく、防御力が5+であるものの加護4+に呪文や覚醒せし森林による反撃を見込める事から十分な役割を果たせるようになるだろう。
攻撃と防御、それぞれの用途に適した異なる能力はどのターンにおいても何れかの活用方法を見出すことが出来る、優秀な永久呪文である
貫通値弱体化に関しては特にこのユニットが自陣に留まっている時に利用しやすく、防御力が5+であるものの加護4+に呪文や覚醒せし森林による反撃を見込める事から十分な役割を果たせるようになるだろう。
攻撃と防御、それぞれの用途に適した異なる能力はどのターンにおいても何れかの活用方法を見出すことが出来る、優秀な永久呪文である