ウルトラシリーズ超全集(1990年代以前)

ジャンル ウルトラシリーズ
出版社 小学館
シリーズレーベル てれびくんデラックス 超全集シリーズ
サイズ A4変形
超全集シリーズ

超全集シリーズ成立前のタイトルについても、本項で取り上げます。


概要

ウルトラシリーズは、一時期、小学館が掲載権を独占していたため、古くから別冊ムックの展開に力を入れており、てれびくんデラックスの前身となる『別冊てれびくん』シリーズで、いくつかシリーズ混載路線の別冊ムックが発売された*1
一方、90年代に入ってからは、意識返しからか、講談社が優先的に当時のメインシリーズの掲載権を有していたため、意外にも単独の超全集が発売されたのは、わずか数作品のみであった。
とはいえ、混載路線に関しても、マニアックな視点で各シリーズのポイントを押さえている。
ここでは、超全集シリーズ成立以前にてれびくんデラックス枠で発売されたタイトルも含める。

ラインナップ

書名 発売時期 備考 電子版
ウルトラ怪獣大全集 1984/9 1979年月に発売されたものの増補。
紙書籍版では『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』の記述が掲載されていたが、諸理由で電子版ではカットされている。
あり
ウルトラセブン 1989/5 1978年11月に『別冊てれびくん』シリーズで発売されたものの増補 なし
ウルトラ戦士大全集 1989/9 1978年8月に『別冊てれびくん』シリーズで発売されたものの増補 なし
ウルトラ戦士 特撮大全集 1989/11 特撮の裏側について取り上げたもの なし
ウルトラ兄弟大百科 1990/1 あり
ウルトラ戦士 超技全書 1990/9 あり
ウルトラマンタロウ超全集 1991/9 昭和ウルトラ唯一の作品単独の超全集 あり
ウルトラマンゼアス超全集 1996/4 なし
ウルトラマンゼアス2超全集 1997/5 なし
ビデオ版 ウルトラセブン超全集 1998/10 30周年記念3部作を紹介 なし

各巻の概要


『ウルトラ怪獣大全集』

オリジナル版は1979年に発売された『Q』~『レオ』までのテレビシリーズ7作品および、同年に日本公開された日タイ合作映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』を取り上げたもので、記念すべき『てれびくんデラックス』レーベルの1冊目でもあった。
本書は、そんなオリジナル版に新しく『ザ★』、『80』、そして84年夏公開の映画『ウルトラマン物語』までの怪獣を加えて増補したもので、以降のシリーズの基盤を作り上げたものとなった。
ただし、アニメ作品である『ザ★』および、モノクロ作品の『Q』は2色ページ扱いでの紹介となっている。
高い人気を誇り、2000年代初頭まで発売されたが、現在発売されている電子版では、権利関係から『6兄弟VS怪獣軍団』の記述はカットされている。

『ウルトラセブン』

かつて『別冊てれびくん』枠で発売されたセブン単独のムック本を新仕様で再発したもの。

『ウルトラ戦士大全集』

かつて『別冊てれびくん』枠で発売された歴代シリーズの#1および、『A』#13・14のフィルムストーリーを紹介し、第3次ウルトラブームの火付け役的な存在となった『ウルトラマン FILM BOOK(以下、旧版)』に、新しく『80』#1の記述を追加したもの。
旧版の記事がほとんど受け継がれており、モノクロコーナーでは、ウルトラシリーズ以外の特撮テレビ映画の歴史についても、簡素ながら取り上げられている。
なお、旧版のモノクロコーナーでは、代表的なヒロインの紹介ページが掲載されていたが、本書では代わりに防衛チームの紹介コーナーに変更されている。

『ウルトラ戦士 特撮大全集』

昭和ウルトラシリーズの代表的な特撮技術について取り上げたもの。
本書は、各自技術の解説はもちろんながら、小道具紹介をはじめ、かなりマニアックな構成であり、巻末には当時のビデオリストが掲載されている。

『ウルトラ兄弟大百科』

初代マン~80までの歴代ヒーローの紹介に加え、サブヒーロー・ヒロインはもちろん、小さめな扱いながら、ジョーニアス、USA、アンドロ戦士まで紹介したもの。
モノクロページでは、当時の小学館学年誌の記事を振り返るパートおよび、担当編集者の対談コーナーもある。
なお、本書も電子版として復刻されているが、『6兄弟VS怪獣軍団』登場のハヌマーンの記述はやはりカットされている。

『ウルトラ戦士 超技全書』

実写、アニメを問わず、初代マン~USAまでの全ヒーローの必殺技を紹介した一冊。
本書で初めて名前が設定された技もいくつか取り上げられている。
なお、本書も電子版として復刻されているが、こちらもハヌマーンの記述はやはりカットされている。

『ウルトラマンタロウ超全集』

ウルトラシリーズ関連としては初の正式な超全集。
ウルトラマン25周年記念出版でありながら、初代マンや単独ムックが発売されたセブンではなく、あえて2人に続けて人気の高いタロウを取り上げている。

『ウルトラマンゼアス超全集』

初の国産実写ウルトラ映画オリジナル作品にして、講談社・徳間書店・小学館の3社体制となったゼアスは、どちらかといえば小学館寄りの雑誌展開になっていたため、超全集が発売された。
そのためか、本書はかなり気合の入った構成となっている。

『ウルトラマンゼアス2超全集』

前作のヒットに続いて発売された超全集。
本書もマニアックな視点から作品を取り上げている。

『ビデオ版 ウルトラセブン超全集』

1998年に展開されたビデオシリーズ『誕生30周年記念3部作』を取り上げたもの。
昭和セブンの解説および、ビデオ版に先行する1994年放送の特番2作品も取り上げられている。

最終更新:2025年06月22日 13:22

*1 同シリーズの単独ムックとして『80』も発売されたが、超全集としては再発されなかった。