青の地平のトーラ プレイログ D組:CSLv.2 後半

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  文字色説明

  GM : トーラ  PC発言 行動説明、PL発言など  ナレーション、状況説明  雑談、システム文など
  PL: アレット PC発言 行動説明、PL発言など
  見学者 ただし、B組沙紗のPL




  セッションD-2-4 2018/04/20




  [雑談] えーと 今日は最初に、情報収集の結果をトーラに報告することになりますので、そのつもりで
  [雑談] では始めましょう
  [雑談] はい!







  BGM:コロニー6~静寂~



外は暗くなり、校舎や校庭に残っていた子どもたちもそれぞれの家に帰った。
アレットとトーラは、職員会議の流れで食堂に移動して話すことになった。

寮の子どもたちの夕食は済んでいて、今は女子の入浴時間だ。
食堂には他に3人ほど残っているのみである。
残り物のシチューとお茶を出してもらって、入口近くの席に着く。



トーラ:「おつかれさまでした。少しは慣れたでしょうか?」
アレット:「おかげさまで。楽しみながらやれているよ」
トーラ:「よかった。……さっそくですが、子どもたちの状況、なにか分かりましたか?」
アレット:「ああ、おおよその輪郭は掴めたよ。どうも、先月に起きたとある事件が関係していたらしい」
トーラ:「事件? ですか?」

アレット:「まず、以前はタミーちゃんがクラスで少し浮いていた、というのを聞いた。
  この原因が、ウェイドくんのいたずらだったようだ。けれども先月、タミーちゃんはいよいよ『やめて』と訴えたらしい。
  そしたら今度はガイくんもウェイドくんの側について、けれどもタミーちゃんは引き下がらなかった。
  それでガイくんがとても怒ったところで、一旦トーラさんが介入してその場は収まった。
  この件はトーラさんも覚えてるかな」

トーラ:「事件って、あの時の……」 と頷きながら聞いている
アレット:「だが、ガイくんは先生の介入を『タミーちゃんやその仲間が告げ口したからだ』と思ったらしい。
  ……この辺の真偽は、トーラさんならわかるかな」

トーラ:「少なくとも、告げ口、ではありません。 ……あの時、私を呼んだのは、メイノでしたから」

  [雑談] なんと
  [雑談] ここらへんはメイノに聞いていたらより詳しい情報が出ました 彼はそれで後悔しているので

アレット:「メイノくんが……? そうだったのか……わかった、ひとまず続けるね」
トーラ:「はい」
アレット:「ともあれ、タミーちゃんが告げ口したわけじゃなかったけれど、ガイくんはそれを信じなかった。
  これをきっかけに、タミーちゃんへの仕打ちは一層エスカレートしてしまったらしい。で、事件はもう一回転する。
  カチューシャちゃんが、ガイくんに喧嘩を挑んだんだ。詩魔法で戦って、カチューシャちゃんが勝った。
  これが、今のガイくんとカチューシャちゃんの確執の根底だと思う」

  [雑談] ちょっと面白かった >事件はもう一回転する
  [雑談] ごろごろ

トーラ:「そんなことが…… その『事件』のあと私からは異常はないように見えていたのですが、
  そういう経緯があったのですね」 
と言いながらまだ何か考えている
アレット:「追いきれなかった情報もあるけれど……例えば、以前は大人しい方だったカチューシャちゃんが、
  何故喧嘩に踏み切るに至ったのか、とか。
  今の僕の視点からだと、義憤と保身によるものかな、ってところだけど」

トーラ:「…… もう一度確認しますが、詩魔法で、ですか?
  私の知る限り、カチューシャはまだ詩魔法は使えなかったような……」

アレット:「そうだったのかい? 詩魔法で、というのは複数人から聞いた情報だから、確度は高い筈だ。
  ガイくんが『詩魔法』についてみせた反応も、裏付けになっている」

トーラ:「…… ということは、秋休みの里帰りの時に……」 と少し考えてから
  
「……義憤と保身によるものなら、いいのですが」 とつぶやく
アレット:「……カチューシャちゃん個人のことは、トーラさんの方が詳しそうだ。何か引っかかりがあれば、聞かせてほしい」
トーラ:「いえ、これはただの危惧なのですけれど」 と前置きして
  「たとえば、新しいおもちゃや道具を手に入れた時、それを試したくなりませんか?」
アレット:「……なるほど。好奇心も有り得るのか」
トーラ:「杞憂なら良いのですが」

  [雑談] タイミングがタイミングだったけど、カチューシャは的が欲しかったかもしれないわけか。
  [雑談] 結果的にタミーは助かってはいるけども
  [雑談] ですねー



アレット:「僕が得られた情報だけだと、『カチューシャちゃんが悪いいじめっ子をやっつけた話』しか見えなかったからね。
  ガイくん、というか、男子グループ側の事情は殆ど追えなかったものだから。
  ……ケンくんに、ガイくんのことも頼まれていてね。何故彼が詩でぶん殴られるまで
  タミーちゃんへの仕打ちを止められなかったのか、トーラさんは何か知らない?」

トーラ:「詳しくは分かりません。ただ、
  ガイはちょっと思い込みが強いところもあって。リーダーならこうでなければならない、とか。
  それで、告げ口されたと思い込んでしまって、タミーは敵だと思い込んで……」

  少し間があって 「いえ、やっぱり分かりません」

  [雑談] プライドの暴走、は予想の範囲内だったけど、どうせもう一捻りあるやろなぁ(信頼の眼差し)
  [雑談] カチューシャとの喧嘩以前にも詩で割と致命的なグリルをされたことがあるとか?
  [雑談] グリルwww
  [雑談] 便利な動詞とかしたグリル
  [見学用] 今年の流行語候補になりつつあるグリル

アレット:「まぁ、予想だけで人を決めつけちゃあいけないからね。
  詳しいところは、上手い事本人から聞き出すしかないだろう。
  あとは……メイノくんが先生を呼びに行っていたのは、少し意外だった。聞かされてみれば納得出来る話だけれども」

トーラ:「メイノは責任感が強くて、いつもクラス全体のことを気にかけているんですよね。
  残念なことに、あの時は完全に裏目に出ることになってしまいましたが」


  [見学用] 仕掛け人がメイノくんだったのは予想外だったなぁ
  [見学用] 人数が多いのでできるだけ無駄を出したくなかった
  [雑談] 他にその場でメイノくんに出来たことといえば自分が「やめないか!」することだろうけど、怖かったんやろか
  [雑談] それがメイノのキャラ付けなのです……これも他の人にメイノ評を聞いていれば出た
  [雑談] なるほど うん 人間味のある良い子ですね……

アレット:「みたいだね……善意だったのだろうが、ままならないものだ」 ううんと首をひねる
トーラ:「ふう」 大きくため息一つついて
  「ひとまず理由は分かりましたが、ではどうすれば良いかというと……」



  BGM:蠢きの予感
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健



と言いかけたところに、一人の女子が駆け込んできた。タミーだ。
風呂から出てそれほど経っていないのか、栗毛の髪はまだ乾いていない。
トーラとアレットの姿を確認した彼女は、息を切らしながら話す。



タミー:「……せ、んせい、その…… カチューシャ、が」
トーラ:「はい? どうしました?」
アレット:「ッ、ただ事じゃなさそうだね。どうしたんだい?」
タミー:「その、あの、……」 焦って思うように言葉が出てこない模様

アレット席を立ち、タミーと視線を合わせて、 「大丈夫、落ち着いて。カチューシャちゃんがどうしたんだい?
  倒れちゃった、とか?」 
と、安心させるように笑顔を浮かべて
タミー:「アイラと一緒に、お風呂からあがってくるのを待ってた、カチューシャを。
  そうしたらケンが先に居たの。昇降口の近くのところ、で、カチューシャに話しかけて、
  わたしたち、見ていたら、ケンとカチューシャが外に出て行ったの。そうしたら、
  二人の後を、誰かが付いていってて。ガイのような気がするけど、ガイは、家があるから、おかしいと思って。
  それで、アイラがカチューシャたちを探して、わたしは先生を探して……」

トーラ:「えーと、つまり……」 頭の中で整理
タミー:「先生、カチューシャを、探しに行って!」

  [雑談] 雲行きが怪しくなって参りました

アレット:「……OK、何にしても、この時間の外は安全とは言い難い。
  もう大丈夫だ、よく先生たちに話してくれたね。どっちの方角に行ったかは分かるかな?」

タミー:「その、入口から出て、反対側の、村の反対側のほう」
アレット:「わかった、ありがとう。
  よし、すぐにでも出ようか……僕は行くとして、トーラさんはどうする?」

トーラ:「もちろん、行きます。タミーは、部屋に戻っていてください」
タミー:「はい」
アレット:「了解、じゃあ一緒に行こうか。アイラちゃんも迷子になっている可能性がある、注意しよう」
トーラ:「はい」






  BGM:危機
    from ゼノブレイド(任天堂/モノリスソフト, 2010)
    Composed by ACE+




学校は村の新規開発エリアの一角にあり、界隈には空き地や工事中の区画ばかりが並ぶ。
周囲を照らすものは月明かり以外にはなく、通常はこの時間帯になると人の気配が消える。

そんな空き地の一つ、小さな倉庫の周りに資材が無造作に置かれた場所に、今日は数人の人影がある。
鮮やかな赤の髪は、冷たい青の光の中で、彼女に相対する者と同様に黒っぽく見える。



カチューシャ:「……なんであんたがいるの? ガイ」
ガイ:「もうお前にも分かってんだろ? この前のお返しだ」
カチューシャ:「それでケンまで呼んで」
ケン:「……悪い」

カチューシャ:「一人じゃかなわないから二人がかりで喧嘩しようっていうの? 恥ずかしくないの?」
ガイ:「相手が人間の女子だったら恥ずかしいけど、お前は違うだろ?
  俺だってちゃんと調べてきた。レーヴァテイルとの戦い方を。
  一人で相手するな。数人がかりで囲んで、詩魔法を封じろ。
  力は普通の女と変わらないから、押さえ込んだらそれで終わり」

カチューシャ:「……」
ガイ:「大人でも一人で戦ってはいけないようなバケモノを四人で相手しても
  別に恥ずかしくなんてない。これが正攻法、人間の知恵だ」

カチューシャ:「随分なことを言って…… 四人?」
ガイ:「四人だ。ウェイド!」
ウェイド:「あれ? もう出番?」
ガイ:「それはもうちょい待て」
カチューシャ:「ウェイドは予想通りだけど、あと一人は?」
ガイ:「誰だと思う? お前を恨んでいる奴は俺だけじゃなくて……」

ちょうどその時、空き地のすぐ近くで悲鳴が上がった。
続いて「静かにしなさい!」と声が上がる。


カチューシャ:「今の声は……」
ガイ:「どうした!?」

声の主が姿を現す。身長の高い女子が、黒髪の女子を後ろから羽交い絞めにしている。


カチューシャ:「アイラ!」
アイラ:「あーもう、やっぱりガイの罠じゃない。……余計なことするんじゃなかった」
ガイ:「シャーラ、そいつは?」
シャーラ:「わかんないけど、見られてたから。ウェイド、押さえるのを手伝って」
ウェイド:「え? あ、うん」
カチューシャ:「最後の一人はシャーラか、自宅生が揃いも揃って。家に帰ったら怒られるんじゃないの」

  [雑談] まぁそうでしょうねえ>シャーラ

ガイ:「そんなのどうだっていい、お前を負かしてやれるなら。
  ほら、土下座して謝るなら今のうちだぞ。それを写真に撮らせてもらうけどな!」

アイラ:「タミーが先生を呼びに行ってる」
ガイ:「げっ!? お前、ふざけんじゃねーよ!!」
アイラ:「ざまあみろ」
シャーラ:「どうするの? やるなら急がないと」
ガイ:「しょうがない、すぐできる方法にするぞ。取り押さえて右足の靴下を脱がせろ!」
カチューシャ:「!! なんであんたが私のの場所を」
シャーラ:「わたしは見たことあるから教えた」

  [雑談] えぐい

カチューシャ:「あのお風呂の時か……シャーラ、あんた、最初っからぜんぶ計画ずくで」
シャーラ:「違う、わたしは今週になってからガイたちの計画に乗っただけ」
カチューシャ:「なら、どうして……」
ガイ:「時間がない、ケン、やるぞ! ウェイドはそのままアイラを押さえてろ!」
アイラ:「来るな! 触るな!!」
シャーラ:「ちょっと、騒がないで!」
アイラ:「騒いだほうが先生が早く来るでしょ!! ぎゃー!! ぎゃー!!」
カチューシャ:「それなら、私も……!」



月を見上げて深呼吸一つ。詠唱が始まる。


  BGM:深紅ノ敵
    from ニーア ゲシュタルト/レプリカント(スクウェア・エニックス/キャビア, 2010)
    Composed by 岡部啓一


ガイ:「ちっ! ……怯むな! 力づくで詩を止めろ!」
ケン:「分かった。カチューシャ、ごめん」
トーラ:「そこ、やめなさい!」

詩が始まって間もなく、トーラとアレットが到着。
まさに飛びかかろうとしていたガイとケンの動きが止まるが、カチューシャの詠唱は止まらない。


ガイ:「あ、先生、これは、違うんです! その……
  カチューシャが、俺たちに向かって詩魔法を撃ってくるんです!」


ガイの言葉を聞いてシャーラは反射的にアイラから手を離す。それを見てウェイドも同じようにする。


アイラ:「先生、騙されないで! 手を出したのはガイが先!」
トーラ:「……事情はともかく、まずはカチューシャを止めないと」

言うと同時にトーラはガイの前に進み出る。
虚空から出現した槍を、グラスノエネルギーの穂先を収納したまま、壁を作るように両手で横に構える。
トーラだけでなく、アレットもいつの間にか弓を背負っている。








 ◆勝利条件
  敗北条件を満たさないままカチューシャの詠唱を止めること、もしくは、詠唱が終了すること

 ◆敗北条件
  カチューシャ・アイラ・ガイ・ケン・ウェイド・シャーラの誰かにダメージが入ること

 ◆特殊ルール
  この戦闘では、アレットとトーラは
  カチューシャ勢力(カチューシャ・アイラ)とガイ勢力(ガイ・ケン・ウェイド・シャーラ)の
  いずれにも属さない第三勢力として参加する
  各種行動の対象は勢力に関係なく選択できる

  範囲攻撃については、範囲内の全員に適用するのではなく、
  範囲内から特定の対象1つだけを選択して効果を適用することができる
  この場合はそのように宣言すること

  カチューシャは戦闘開始時点でBG1で詠唱中 2ターンめの行動で(BG3で)ガイに向かって発動する
  アイラ・ガイ・ケン・ウェイド・シャーラは移動以外の行動はできない(移動先を指示することは可能)
  アレット・トーラは通常の戦闘と同じく自由に行動できる

 ◆カチューシャの詠唱の止め方
  カチューシャにダメージを与えることで詠唱停止するが、その場合は敗北条件を満たす
  カチューシャに状態異常[マヒ]または[気絶]を与えることで詠唱停止

  その他の方法で止めたい場合、特殊行動[観察]によって周囲のオブジェクトを出すので
  それらを利用した、思わず詠唱を止めてしまうような方法を何か考えて実行することもできる
  [観察]は行動権1を消費するメインフェイズ行動として扱い、アレットのみ使用可能
  同種行動制限には影響を与えない



+ カチューシャ能力値・スキル
カチューシャ 能力値
 レーヴァテイルβ純血種(H.D.)
 CL2(経験点20) 奇跡2 ポテンシャル82 初期リーフ800
 成長:詩魔法+1 (未使用6)

HP 40
MP 80
耐久 1+2D
攻撃力 1+2D
敏捷 2+2D
移動力 2
幸運 3+2D
第一紀成語 6+2D

装備
 (拳)

(通常攻撃範囲:隣接1マス)


コマンド/アクティブスキル

リアクション系
 かばう
  味方のかわりにダメージを受ける 効果範囲は3マス

スタンバイフェイズ使用
 深呼吸 スタンバイフェイズ使用スキル
  詠唱中でも使用可能 1戦闘に1回まで使用可能
  自分のMPを[SL×12] (=12) 回復

詩魔法
 ファイアドレイク [=狐火] 赤魔法 MP20 火属性
  [BG:1] 範囲小 [SL×7]+[対応言語] ダメージ
  [BG:2] 範囲中 [SL×12]+[対応言語]×2 ダメージ
  [BG:3~] 範囲大 [SL×20]+[対応言語]×[BG]×2 ダメージ

メインフェイズ使用
 あいゆい 必殺技 HG20 1戦闘1回まで 赤魔法詠唱中のみ使用可能
  詠唱中の赤魔法を発動し、味方1人に2行動権を付与

その他パッシブスキル
 詩魔法言語理解 詩魔法修練 近接戦闘訓練

+ 他NPC能力値
NPC能力値

HP MP 敏捷 耐久 移動力
ガイ 83 50 3+2D 4+3D 3
ケン 70 50 4+2D 6+2D 3
ウェイド 73 50 6+2D 3+2D 4
シャーラ 65 50 3+2D 4+2D 3
アイラ 60 50 3+2D 3+2D 3


  [雑談] せ、戦闘が始まった!?
  [見学用] まさかの戦闘!?
  [見学用] はい 青の地平のトーラ初の戦闘ですねー
  [雑談] 戦闘の可能性あるよとは聞いてたけど、本当にくるとは! わあああ!
  [雑談] やるならここが最初かなとは思ってた わかりやすいし

  [雑談] ガイへ飛んでく攻撃に巻き込まれないよう散開指示して、アレットは気絶もマヒも持ってない、と
  [雑談] トーラさんにドラゴンズロア撃ってもらえば最速ではあるか
  [雑談] はい でも、こう聞きます
  [雑談] トーラが詩魔法を使うことを良しとしますか? と
  [雑談] なるほどですね
  [雑談] 散開指示→詩魔法発動→アレットが庇う、という手もある
  [雑談] これを最終手段としよう
  [雑談] プランA:観察からのなんか
  [雑談] プランB:アレットが頑張ってかばう
  [雑談] プランC:ドラゴンズロア







アレット:(いつの間に……) 背負っていた弓を一瞥し、念のため手に取る

アレット:「話をするためにも、彼女に正気に戻ってもらわないとだ。
  皆! 散開してくれ! 魔法はいざとなれば僕が引き受ける!」








―――――――――――――――――――― ターン:1 ――――――――――――――――――――



□■□■ 1.行動順決め

ウェイド:6+2D 敏捷 → 6+9[6,3] → 15
トーラ:5+2D 敏捷 → 5+9[5,4] → 14
シャーラ:3+2D 敏捷 → 3+9[3,6] → 12 / 2D → 11[5,6] → 11
アレット:3+2D 敏捷 → 3+9[5,4] → 12 / 2D → 10[4,6] → 10
カチューシャ:2+2D 敏捷 → 2+9[4,5] → 11
ケン:4+2D 敏捷 → 4+4[2,2] → 8 / 2D → 12[6,6] → 12
ガイ:3+2D 敏捷 → 3+5[1,4] → 8 / 2D → 2[1,1] → 2
アイラ:3+2D 敏捷 → 3+4[1,3] → 7

  [雑談] ダイス目から見る各キャラの運勢
  [雑談] ガイくん……がんばれ……



□■□■ 2.スタンバイフェイズ

敵情報は公開されているので有効行動なし



□■□■ 3.詩魔法選択

トーラ:「私が止めてみます。殺傷力の無い詩魔法があるので」

トーラが詩魔法を使うことを良しとしますか?
アレット:『否』

アレット:「いや、待って欲しい。何か手立てを考えさせてくれないか」
トーラ:「…… わかりました」

トーラ:詠唱しません


名前  HP   MP  奇跡 BG AC 障壁 状態
ウェイド 73/73 50/50 2/2 - 0 0
トーラ 60/60 85/85 2/2 0 0 0
シャーラ 65/65 50/50 2/2 - 0 0
アレット 98/98 50/50 3/3 - 0 0
カチューシャ 40/40 60/80 2/2 2 0 0 [詠唱:ファイアドレイク]
ケン 70/70 50/50 2/2 - 0 0
ガイ 83/83 50/50 2/2 - 0 0
アイラ 60/60 50/50 2/2 - 0 0



□■□■ 5.メインフェイズ

<ウェイドの行動 1-15>

ウェイド:「やっば、に、逃げよう」
ウェイド:逃走

  [雑談] ただしい

各陣営で敏捷期待値がいちばん高い人と対抗ロール ウェイドが最大値の場合のみ逃走成功で

トーラ:5+2D 敏捷 → 5+11[6,5] → 16
ケン:4+2D 敏捷 → 4+3[2,1] → 7
アイラ:3+2D 敏捷 → 3+10[4,6] → 13
ウェイド:6+2D 敏捷 → 6+9[4,5] → 15
逃走失敗

  [雑談] トーラさんwww
  [見学用] ですよねええええ
  [雑談] そこに直れ!のオーラを感じる
  [見学用] トーラさんが期せずして足止め要因に!

ガイ:「逃げんじゃねーよ!!」 一喝
ウェイド:驚いて転んでしまう

ウェイド:「あ、あ、ああ」 恐怖で竦んで動けない


<トーラの行動 1-14>

  [雑談] ガイくんに右下の方に来てもらえれば巻き込みかなり回避出来はするか
  [雑談] トーラは防御しますか? した場合、次のターンで詠唱開始できません
  [雑談] ふむむ
  [見学用] 範囲:大がきつすぎる
  [雑談] プランAだめでもプランBはいけるだろうから、防御でいいかな
  [雑談] ケンとガイが移動先指示聞いてくれるならだけど
  [雑談] 2人は聞いてくれることは約束します
  [雑談] 了解です でしたら防御お願いします
  [雑談] じゃあついでに 移動先は? (ここにいても邪魔かもしれないので)
  [雑談] このターンは一歩左に行ってください
  [雑談] 4-9へ移動して防御ですね 了解
  [雑談] RPでなんとなく指示してもらえると助かります

アレット:「トーラさん! 一歩僕から離れて、ウェイドくんの方へ行って欲しい!」
トーラ:「わかりました」

トーラ:移動>4-9
トーラ:防御

アレット:「それから、ガイくん、僕の後ろ(8,10)へ! ケンくんは一歩カチューシャちゃんの方へ近づいて(8,6)くれ! 大丈夫だ、僕が守る!」
ケン:「……!」
ガイ:「そ、そっちに行けばいいんだな!?」
トーラ:「……なにか考えがあるのですね。お願いします」


<シャーラの行動 1-12>

シャーラ:待機

シャーラ:「アイラ、あなたのことも気に食わなかった。
  もともとわたしのグループに居たのにあっさりカチューシャに乗り換えたでしょ。どういうつもり?」

アイラ:「シャーラさんはそういうところがめんどくさい」
シャーラ:「めんどくさい?」
アイラ:「いちいち『さん』を付けないと怒るでしょ」
シャーラ:「当たり前じゃない。だってわたしは」
アイラ:「私より1つ年上だし、グループのリーダーを名乗ってたけど。
  同じクラスの同じグループの中にまで上下関係持ち込まないで欲しかった」

シャーラ:「じゃあなんでわたしのグループに入ってたのよ! めんどくさいって言うなら!」
アイラ:「私だって本当は入りたくなかった。でも……タミーのことを見ていたから。
  タミーみたいにからかわれたりしたくはなかったから」

シャーラ:「……!」
アイラ:「シャーラさんだってタミーをからかう側になってたこともあったよね? だから」


<アレットさんのターンです 1-12>

アレット:(ひとまず守りきる算段は立った、だが……!) 観察を行います
周囲にあるものを観察しました



+ オブジェクトデータ
オブジェクトデータ

以下のオブジェクトは全て
 同マスへの移動・通過不可
 各勢力の攻撃対象になり、範囲攻撃に巻き込まれる(対象を限定した場合を除く)
 状態異常・能力値変動などの効果は付与されない
 HP回復・障壁付与は不可


オブジェクト:木
 HP:50
 耐久:15

オブジェクト:窓ガラス
 HP:15
 耐久:0

オブジェクト:鉄筋
 HP:20
 耐久:10

オブジェクト:ランタン
 HP:5
 耐久:0



  [雑談] ここはルールでは特に決まりごとはないので、アイディアを自由に出してください
  [雑談] 鉄筋はHPダメージ入る危険がありそう
  [雑談] 1.窓ガラスをぶち破る 2.スキルで木を倒す がパッと思いついた限り
  [雑談] はい どちらでもOKですね 十分大きな音が出たりすればまあ気づくでしょう
  [雑談] もう一捻りいるかなって思ったけどOKでた!

アレット大きな木を見て 「弁償ものだろうけど……仕方ない!」 と、狙いを定めます

  [雑談] んん、これ狩り人の舞をオブジェクトだけ指定にできるんですかね
  [雑談] はい できますよ
  [雑談] 狩り人の舞って射程自体は無限でよかったですよね?
  [雑談] です
  [雑談] よし じゃあやっぱり窓ガラスの方にしよう 木はカチューシャちゃん潰しちゃわないか心配

アレット:(いや、あの木を倒すとカチューシャちゃんが危ないかも……やっぱり、あっちだ!)
  と、窓ガラスの方へ弓を引き絞ります


アレット:第二行動はスキル>狩り人の舞>対象は窓ガラスのみ
アレット MP:50->35

アレット:7+2D 攻撃力 → 7+8[2,6] → 15
オブジェクト:窓ガラスに10ダメージ (HP:10->0)
一撃でガラスを割ることに成功 割れる音が響きます

アイラ:「きゃあっ!!」

それを上回る甲高いアイラの叫びが続き――

カチューシャ:「あ、アイラ! 大丈夫!?」

思わずそちらを見るカチューシャ。不慣れな詠唱では、同時に別の何かをすることは到底困難である。

  [雑談] しょうきに もどった!








ケン:「あっ」
ガイ:「……止まった?」
ウェイド:「……」 腰が抜けたまま
アレット:「よし、ひとまず収まったね……」 弓を下ろし
トーラ:「…… ふう」 今度は安堵のため息

  [見学用] ナイススナイプでした
  [見学用] よかったよかった
  [見学用] 持っててよかった射程無限
  [見学用] 2ターン目に突っ込むと事故るかもしれないし
  [見学用] 事故がほら起きるよ 良い気になってると
  [見学用] 事故……

アレット:「皆、怪我は無いね? よし、ひとまず落ち着こうか。何が有ったのか、話を聞かせてくれないかな」
トーラ:「……いえ、今日はもう遅いので、詳しい話は明日に。まずは学校に戻りましょう」
アレット:「ん、そうだね。寮生は寮まで、自宅生は家まで送った方が良いかな」
トーラ:「はい。学校に戻ったらお家に連絡を入れて、それからですね」
カチューシャ:「…… あれ? いつの間にか先生がいる」 ようやく状況把握
アイラ:「はー、やれやれ」
シャーラ:「……」
アレット:「……言いたい事はあるだろうけど、また明日じっくり聞くから、今は一緒に戻ろうか」
ケン:「ほら、立って」 ウェイドに手を差し出す
ウェイド:「あ、うん」 立ち上がる
トーラ:「みんな居ますね? では帰りますよ」







  BGM:君の想い
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




翌日の放課後。あの場にいた6人を空き教室に集めて、話を聞くことになった。



トーラ:「さて、話を聞きたいところですが。
  私だと話しにくいかもしれないので、アレット先生からお願いします」


ガイ・ケン・ウェイド・シャーラ・カチューシャ・アイラの6人が居ます
自由に質問してください


  [雑談] こっちが答え合わせ本番
  [雑談] PLはあの場で起きた事の真相知ってるけど、PCは知らないからまずはそこで


アレット:「じゃあ、まずは一つ。あの場でカチューシャちゃんが謳うに至った経緯を教えてもらえるかな?」
ガイ:「……」
カチューシャ:「私はケンに呼び出された。仲直りしたいから、ちょっと外で話さないか、って。
  そうしたら、ガイたちが居た。ガイは、この前の仕返しをすると言った。
  だから、私も返り討ちにしてやるつもりだった」


  [雑談] ふむむ

アレット:「ふむふむ……これは真実かい?」 と、カチューシャ以外5人に目配せします
ガイ:「……」 口を閉ざしている
ケン:「はい。呼び出したのはその通りです」
アレット:「OK。そもそも喧嘩自体良くないが、夜ともなれば色々な危険が有り得る。今後はこんな呼び出しはしないようにね」



アレット:「さて、じゃあ次は……この事件が起きるに至ったいきさつを、一人一人聞かせて欲しいな」

皆は様子を見あっているようだ。

アレット:「じゃあ、ガイくん、君から」
ガイ:「……」 まだ喋るつもりはないようだ

  [雑談] 相変わらず口が固いなキミ~~~
  [雑談] w

アレット:「……じゃあ、ケンくん、お願いできるかい?」
ケン:「はい。前にガイがカチューシャに詩魔法でやられたことは話しましたよね。
  ガイは、カチューシャに復讐したかったみたいです」

カチューシャ:「……」
ケン:「それで、ガイがその、仕返しをする計画を立てていて、
  俺はそれに参加するように言われました。俺は嫌だったんですけど」

ガイ:「じゃあ最初からそう言えよ」 ぽつりと
ケン:「だって、反対するとめちゃくちゃ怒るし……ガイはいつもそうじゃん。
  で、カチューシャを呼び出すように言われて、……あとはカチューシャの言った通りです」


アレット:「なるほどね……じゃあ、次はウェイドくん、話してくれるかい?」
ウェイド:「僕は……その、こんなことになってるとは知らなくて。
  『面白いことがある』とガイに言われたから行っただけで、カチューシャやシャーラがいることも知らなかった」


  [雑談] ウェイドくん……

アレット:「そうか……じゃあ次は、アイラちゃん、話して欲しいな」
アイラ:「えー……」 思いっきり不満そうな顔
  「私は巻き込まれただけで、事情とかまったく知らないんですけど…… 帰っていいですか?」

トーラ:「……」 ちょっと考えて 「すみません、もう少し待ってください」
アイラ:「はーい」
アレット:「まぁ、そうか……」



アレット:「カチューシャちゃん……はさっき話してくれたから、シャーラちゃん、話してくれるかい」
カチューシャ:「そう、なんであんたが」
トーラ:「カチューシャもちょっと待って」 制止する

シャーラ:「えーと、このクラスにいくつかグループができていたのは先生も知っていますよね?
  わたしは女子グループのリーダーだった、けど、カチューシャのほうが人気がでて、
  いつの間にかわたしはグループから追い出された」

カチューシャ:「ちょっと、別に追い出してはいないでしょ?」
シャーラ:「……それは分かってる。本当は、カチューシャのことが気に食わなくて、自分から出て行った」
カチューシャ:「どこが気に食わなかったっていうのよ」
シャーラ:「その自信満々な態度。詩魔法覚えて、ガイを打ち負かして、さぞや気持ちよかったんでしょうね。
  調子に乗っていたんじゃないの? 否定できる?」

カチューシャ:「……」

シャーラ:「不満はあったけど、カチューシャに仕返しするつもりはなかった。わたし一人では。
  でも、ガイもカチューシャに仕返ししようとしていたのが分かって」

カチューシャ:「ガイが今回のことを話したの?」
シャーラ:「あ、そうじゃなくて。
  ……こないだ、外でガイたちとかくれんぼで遊んだ時に、わたしとガイがすぐ近くに隠れてて、
  鬼が近づいてきた時にガイが『怖いカチューシャが来たぞ』って言ったんです。
  ガイが詩魔法でやられたことは知ってたから、そこから少し話をしたときに」

トーラ:「ガイ、今の話は合っていますか?」
ガイ:「……合ってます」
シャーラ:「その日の帰り、雨が降ってたけどガイが傘を忘れていて、わたしの傘に入れて帰ったんです。
  その時にカチューシャのことをいろいろ話して、仕返しの方法を考えてた時に、
  カチューシャの右足の痣のことを言ったんです。大きくて変わった痣だったから」

カチューシャ:「ちょっと、シャーラ!」
トーラ:「あの、その『痣』のことはあとで説明しますので、いま皆がいる前ではやめてください」
シャーラ:「え? あ、はい」

  [雑談] インスポ公開処刑とかいうエグい仕返し
  [雑談] 人間の感覚でいえば、全裸に剥かれるとかだろうなあ

シャーラ:「で、その痣をガイが見たいと言って、それなら写真に撮るのはどう?って話になって、
  それを仕返しにしよう、痣なら治っちゃうから早めにやろう、
  アレット先生が来たからこれから監視が厳しくなるだろうし、って」

カチューシャ:「いちおう聞いておくけど、シャーラは、その『痣』がなんなのかは知らないのね?」
シャーラ:「なんなのか、って、ケガしたんじゃなかったの? 面白い形になってるなとは思ったけど」
トーラ:「だから、その話はここでは」
カチューシャ:「そう」
アレット:(知らないとはいえエグいことを……防げて良かった……) 内心ホッとしつつ

  [雑談] この辺のより細かい事情が「風呂でのトラブル」ででることだった
  [雑談] なるほど

アレット:「『痣』のことはわかったよ。それで、ガイくんと手を組んだわけだね」
シャーラ:「そういうことです。わたしは別に、復讐ってほど重い気持ちではなかった」
カチューシャ:「…… トーラ先生、……のこと、あとでお願いします。本当に」 小声で
トーラ:「はい……」



アレット:「じゃあ、最後だ、ガイくん。君の事情を聞かせて欲しい」
ガイ:「……」 しばらく間があって
  「……他の人が、…… トーラ先生がいる前ではあまり話したくありません。アレット先生だけなら」

トーラ:「今回の件については、アレット先生だけに話しても、最終的には私も知ることになりますよ。
  それでもいいですか? ガイ」

ガイ:「……はい」
トーラ:「……」 アレットのほうを見る
アレット:「こちらとしても異存は無いよ」 頷く

  [雑談] ガイ単独の時に話していれば心開けたのかなあ
  [雑談] つまりガイ単独のときがなかったわけです
  [雑談] なるほどね
  [雑談] 難攻不落のヒロイン

トーラ:「それなら仕方ないですね。アレット先生、お願いします。
  カチューシャは私と一緒に職員室に来てください、そちらでもう少し話しましょう。
  あとの皆さんは、今日のところは終わりにしますので、帰宅してください」

ウェイド:「はーい」







そうして、空き教室にはアレットとガイの二人だけが残された。
ガイは俯いたまま椅子に座っている。その姿は弱々しく、普段の彼とはまるで別人のようだ。


  BGM:夜の底にて
    from クロノ・トリガー(スクウェア, 1995)
    Composed by 光田康典



ガイ:「……先生は、知っていたんですか? 俺が、カチューシャに復讐しようとしていたこと」
アレット:「知っていたわけではないけれど、予想はしていたよ。してもおかしくない状況に、君は立たされていたからね」
ガイ:「それなら、俺がカチューシャを恨んだ原因、は?」
アレット:「僕が認識している限りでは、詩魔法でボコボコにされたから、かな」

しばらく無言の時間が流れる。ようやく、ガイはぽつりとこぼす。


ガイ:「悔しかった。怖かった」

ガイ:「あのとき、……カチューシャと喧嘩して、詩魔法でやられたとき。俺は何もできなかった。
  そのときまで、喧嘩には一度も負けたことがなかった。
  ……力にも体力にも自信があった。ちょっと脅かせば、みんな俺の言うことを聞いてくれた。
  一度は俺に逆らったタミーだって、実力で二度と逆らえないようにしてやった。
  カチューシャが喧嘩を売ってきたあの時も……いつも通り、脅かすだけ脅かせば終わると思ってた。
  でも、俺は何もできなかった。おとなしかったはずのカチューシャに、たった一撃で、負けた」


少しずつ、言葉の出る速度が上がっていく。同時に、彼の声がうわずり始める。


ガイ:「信じられねーよ。俺の力は何だったんだよ。
  スミまでレーヴァテイルになったってことは、俺は、あのちっこいスミにすら負けるってことだろ?
  そんなこと、認めたくなかった、絶対」


  [雑談] なるほどなー 自尊心をグリルされたわけか
  [雑談] なにか一言どうぞ ただし、ガイはそれを聞かずに次のセリフいきます

アレット:「……いいや、レーヴァテイルは──」
ガイ:「先生は、悔しくねーのかよ」

ガイの手が、膝の上で強く握り締められる。細かく震えている。


ガイ:「カチューシャやトーラ先生は、俺たちよりずっと長く生きる。
  歳を取らない、病気もしない。食べ物を食べなくても生きられる。
  詩魔法が使えるから強い。読んだ本にも、戦うなら一人で相手しちゃ駄目だって書いてあったくらいに。
  しかも詩魔法は戦いだけじゃないんだろ? 『豊かな土地を作る』ことだってできるんだろ?
  あと、体力は人間以下っていうのも絶対じゃない。トーラ先生を見れば分かる。
  カチューシャとか、ほんとは俺たちよりずっと年下なのに頭もいい。顔も普通の人間よりいい」


ガイ:「……なあ、俺たちの勝てる場所はどこにあるんだ!?
  人間が作ったモノだっていうのに、どうして、人間よりずっと恵まれてるんだよ!!」


肘を膝に付けて顔を大きく伏せるガイ。


ガイ:「悔しいよ……怖いよ……」

  [見学用] ほう……
  [雑談] そりゃ人間が作ったんだから人間の理想に近づくもの……(PL発言)
  [雑談] このセリフ書く時はこっちも涙出そうになる
  [見学用] ガイくんにそれを言わせるのか……
  [見学用] ガイだからこそ、です
  [雑談] さて アレットとシンクロしなければならないぞこれは
  [雑談] 図らずもガイを追い詰める要素を1つ挙げてしまったので(『豊かな土地を作る』のとこ)
  [雑談] ここはしっかり決めていただきたい
  [雑談] ガンバルゾー(白目)
  [雑談] こっちとしても 37ページ17000文字に渡るシナリオもここで終わっているので
  [雑談] ここからは筋書きがない がんばる



アレット:「……そうだね。確かに、知らないうちは怖いかもしれないね。
  レーヴァテイルは、人間には持ち得ない力を持っている。人間には至り得ない境地に至る可能性がある。
  僕もね、何故自分は彼女たちのように謳えないんだ、って思ったこともあったよ。
  レーヴァテイルだからこその難しさも見てきたけれどね。
  だが、勝つ必要は無いんだ。
  力や優秀さは、確かに重要なことだけれども、それが全てじゃあないんだ」


  [雑談] はぁーーー 考えまくったけど結局ここに行き着いた
  [雑談] そう簡単に答えがでるとは思ってないのでOKOK

ガイ:「じゃあ、俺はどうすればいいんだよ!?」

アレット:「ガイくんがどう生きるか、僕に出来るのは、選択肢を示すところまでだ。
  誰かを仲間にする方法は、力を示したり、利害を一致させたりするだけじゃないんだよ。
  自分より強く、自分とは違う価値観を持つ人とでも、言葉と心を交わすことは出来る。
  例え友達にはなれなくとも、理解を持つことは出来るだろうさ」


ガイ:「でも、この気持ちはどうすればいいんだよ。
  うらやましい。妬ましい。自分より優れているのが許せない。
  あいつに比べて自分はこんなに劣っている。そんな、どうしようもない気持ちを」


  [雑談] んんんんん (高出力の導体H波による高速振動)
  [雑談] w
  [雑談] あと10分考えていい答出なかったらまた次回にさせてください……
  [雑談] はーい

  [雑談] 「戦って勝つ」っていうのがこのもっとも簡単な答え だからガイはそれをやろうとした
  [雑談] でも同じことを皆がしたら、まあ、第二紀末ソル・シエールの再来ですね
  [雑談] ヒャッハーシエールは地獄だぜ
  [見学用] 勝てば官軍(黒歴史)ってやつですな
  [見学用] だからこそ根深い
  [見学用] ゲーム本編では、どうしても視点がレーヴァテイルよりになるので人間側の悩みは見えにくかった
  [雑談] アレットはこういう劣等感を「ちぇっ」で済ませてきた人間なのよなぁ……
  [雑談] そうなのかw
  [見学用] 徳が高い……
  [雑談] 子供の頃には「やだやだ僕もレーヴァテイルになるー!!」とか言ってたかもしれないけど
  [雑談] www
  [雑談] それで済むならいいけど この感情が種族などの他の要素と結びつくと基本的に危ない
  [雑談] うむす

  [雑談] 10分経ちましたがどうします?
  [雑談] 次回に……回させてください……申し訳ない……
  [雑談] まあ遅くなるとだんだん頭回らなくなる




  セッションD-2-5 2018/04/27




アレット:「そうだな……今は、受け入れるしかないかもしれないね。
  君がレーヴァテイルに対して持ってしまったわだかまりは、きっと一朝一夕には解決しないだろう。
  でもね、その気持ちは、無理に今すぐ消そうとしなくても良いんだ。誰にでも、僕にだって嫌いな人や物事はある。
  ただ、それを暴力の理由にしないこと、嫌いだからといって不親切にしないこと。これが大事なんだって、信じている」


  [雑談] なかなかなかなか文章化にてこずった
  [雑談] なるほどなー
  [雑談] 「ちえっ」で済ませる、を解説するとたぶんこう
  [雑談] そうすると、ここはやっぱり、Lv1-Rからの質問になるかな
  [雑談] ほむ

ガイ:「…… じゃあ、先生はどうなんだ? 先生は、レーヴァテイルのことを、どう思ってるんだ?」

  [雑談] こじれるだけこじらせてから、これを聞きたかった
  [雑談] いいぞ
  [雑談] まとめるからちょっとだけ待っててください
  [雑談] はーい

アレット:「僕は、そうだな……レーヴァテイルたちのことは──」 一旦言葉を切り、数度瞬きをした後
  「同じ『ヒト』だと思っている、かな。友人にも敵にもなりうる、普通の人間と変わりなく、隣人だとね」

その言葉を聞いて、思わずガイは顔を上げる。涙で濡れた目が赤くなっている。

ガイ:「同じ『ヒト』?」

  [雑談] 図らずもここはいい言葉をもらった Lv3<トーラの第五公準>のテーマに近い
  [雑談] ほほう

アレット:「ああ。髪や眼の色が違っても、僕とガイくんは同じ『ヒト』だろ?
  それと同じように、詩魔法が使えるかどうか、どうやって生まれたか、それが人間と違ったとしても、『ヒト』だよ」


  [雑談] 人間以外の種族が存在する世界観だと「人型知的生命」のことをなんて呼ぶかいつも悩む
  [雑談] わかる 「亜人種」とかだと人間中心みたいな感じがしてちょっと嫌だ
  [雑談] それな
  [雑談] あるとねワールドは、RTは人間ベースだから「ヒト」かなあって
  [雑談] うん

ガイ:「先生は、どうして、そう思えるんだ?」

  [雑談] でも人は差を探すもの 区別して整理するもの 同じ人間同士であれだけ差を探し合っているというのに、
  [雑談] ましてやレーヴァテイルまでを加える境地はなかなか難しい
  [雑談] 自分が自分自身を変えたり律することは出来るから、そうして理想像を示していきたいと思っている……
  [雑談] メタ・ファルス的だ!!!
  [雑談] メタ・ファルス思想の光の面だからねアレットは……
  [雑談] すごい
  [雑談] って具合のことを人間語に翻訳するのに手こずってますもうしばらくお待ちを
  [雑談] はいw 人間語難しいよね
  [雑談] わかるマン
  [見学用] 人間語難しい(ヒュムノスを紡ぐ)

アレット:「どうして、か……中々言い表すのが難しいけれど。
  僕にとっては、それが当たり前だったから、かな。
  もちろん、周りには僕と違う考えを持つ人もいたし、現実はままならないものだ。
  けれども、僕が自分を律している限り、世界は一人分だけ優しくなる。
  一人分の優しさじゃ、世界は何も変わらないけれど……誰かを助けることは出来るからね」


  [雑談] ふむ
  [雑談] 「まずは俺がマオになりラプランカになるんだよ!!」をちゃんとした感じ
  [雑談] ちょっとここは考えます お待ちを
  [雑談] ここまでくるとH波のぶつけ合いですね

ガイ:「……」 しばらく黙り込んでから
  「正直言って、俺は今でも、カチューシャのことは憎い。
  トーラ先生のこともあまり信用できていない。それでも……いいのか?」


  [雑談] おぉん 答え方考えなきゃだ
  [雑談] 「その気持ちは、無理に今すぐ消そうとしなくても」を受けた質問
  [雑談] もうガイはだいぶ落ち着いてきていますね

アレット:「ああ、今はそれでも良いよ。無理に受け入れようとすれば、余計に溝は深まるだろうからね。
  ただ、苦手でも、最低限の親切さを捨てちゃあいけないよ。
  それを忘れなければ、世界は──この学校はガイくんの分だけ優しくなる。
  その分の優しさで、君の友人や君自身が助かることも有るだろうさ」


ガイ:「だから『同じ「ヒト」』か」 ぽつりと呟いて

ガイ:「……でも、どうしよう?
  また明日、学校に行って、カチューシャやトーラ先生と会った時に」 気まずそうな顔をして聞く


  [雑談] なんとなく腑に落ちたから、締めていく
  [雑談] よかった
  [雑談] 相手が同じヒトであることを忘れなければ、その人に対する感情はいろいろあってもいい
  [雑談] という結論に達した

アレット:「そうだなぁ……まずは普通に挨拶をして、
  それからカチューシャちゃんには、『一昨日はごめん』って伝えた方が良いだろうね」

ガイ:「…… ちょっと、怖いな。
  カチューシャが、それでもっと生意気になったりしないかな」 やや乾いた笑いが漏れる

アレット:「あはは……きっとトーラ先生の方で、彼女にも言い含めてくれているだろうよ。
  今回のことはお互い様だ。もしそうじゃなかったら、僕からちょっと言っておくよ」

ガイ:「わかった。
  …… ありがとう。アレット先生が来てくれて、よかった。
  こんな悩み、トーラ先生には言えなかったから」

アレット:「そう思ってもらえて何より。僕もここに来た甲斐があるってものさ」

  [雑談] ひー(安堵のため息)
  [雑談] んひぃ
  [見学用] イイハナシダナー
  [見学用] 良い話になって良かったというのが一番正直な感想でもある
  [見学用] それな!!
  [雑談] このクラスの子達みんなすきになったわ
  [雑談] 本気で「こいつ嫌い」と思えるようなのは敵にしか出さないつもり



ガイ:「……『豊かな土地を』作ったレーヴァテイルの話をしてたよね。
  先生は、そのレーヴァテイルのこと、好きだった?」


  [雑談] たぶんこれがガイからの最後の質問かな
  [見学用] メタ・ファルスの光の面を今回もエミュレートしきれたぞう……ウオオ……

アレット:「もちろん。『好き』っていうより、『尊敬してる』の方がより近いかな。
  ……きっとガイくんにも、レーヴァテイルかどうかは関係なしに、誰かを好きになったり出来る日が来るよ」

ガイ:「……だと、いいな」

涙が残る目で笑顔を作って答える。

アレット:「保証するよ。ここできちんと自分の気持ちと向き合えたことは、必ず君の力になるからね」
  
同じく笑いかけましょう
ガイ:「……ん」

  [雑談] では、ガイからの話は以上になります もうガイを家に帰してもいいということで
  [雑談] 最後に一言あればどうぞ

アレット:「っとと……そろそろ帰る時間かな。家までちゃんと帰れそうかい?」
ガイ:「大丈夫だけど、もういいのか?」
アレット:「ああ、聞くべきことは聞けたし、話すべきことも話せたからね。今日は色々話してくれてありがとうね」
ガイ:「俺からも、ありがとう。じゃあ、さようなら」 席を立ち、退室していきます
アレット:「ばいばい、また明日」 手を振り見送りました







ガイが去ってまもなく、入れ替わるようにトーラがやってきた。

  BGM:慶雲の彼方
    from 信長の野望 覇王伝(光栄, 1992)
    Composed by 菅野よう子



トーラ:「こちらも終わったようですね。どうでした?」
アレット:「良い感じに終わったよ。色々、本音を話してもらえた」
トーラ:「ガイのほうは、大丈夫そうでしたか?」 あえて詳しい報告は求めない
アレット:「ああ、大丈夫になった。カチューシャちゃんの方はどうだった?」
トーラ:「反省はしてくれたみたいです。今回の件は私にも不行き届きがあったとはいえ。
  他人に対して攻撃魔法を使うということがどういう意味を持つか、考えてもらいました。
  あのときアレット先生が私に魔法を使わないよう言ったことを伝えた上で」

アレット:「その様子なら、そちらも平気そうかな。……何にせよ、矛を収めさせることが出来てよかったよ」
トーラ:「はい。……ありがとうございました、アレットさん」
アレット:「どういたしまして。トーラさんの力になれて何よりだよ」

  [雑談] ここで呼称を変えます いよいよ終わりが近づく
  [雑談] ほむほむ
  [見学用] ほんとこれ→人に赤魔法使う是非
  [見学用] 人に赤魔法を使うのは、現実でいうと銃を向けるとかそういうレベルだと考えていきたい
  [見学用] うむ
  [見学用] そういうレベルだと考えた上で赤魔法を人に打つのは楽しいですね(暗黒面)
  [見学用] クラスタニアは長らく人間の勢力と冷戦状態にあったから、ここは実務として教育されていると思う
  [見学用] アレットさんが優しくてよかったなとカチューシャちゃんに言ってあげたい
  [見学用] そこは大丈夫 カチューシャも結局はトーラ(の演技のようなもの)ですから
  [見学用] CS内の登場人物は皆持ち主の写し鏡ですからね
  [見学用] 同じサーバー内のRTなら本人の要素がにじみ出ることもあるようですけど
  [見学用] lv1Rで出てきたアカネちゃんは本人の要素が滲んでいる可能性がある……?

トーラ:「ずいぶん長いことお付き合いさせてもらっちゃいましたし、ストーンヘンジに行きましょうか。
  この階層を、完了しましょう」

アレット:「いよいよか……わかった。一緒に行こう」







  BGM:優しいとき
    from ヴィオラートのアトリエ(ガスト, 2003)
    Composed by 中河健




トーラのコスモスフィアでこの光景を見るのは2度目。
ストーンヘンジの中心からは光の柱が立ちのぼっている。



トーラ:「今回は、ずいぶん長いこと、一緒にいた気がします。
  でも、そのぶん、いろいろなことが聞けてよかった」

アレット:「だね。僕も色々話せて──それに、トーラさんの色々な面を見れてよかったと思う」

  [雑談] (lv1Rも含めればリアルでは年近いかな……?)
  [雑談] ですねー

トーラ:「私たちの国、クラスタニアは、長いこと人間たちと敵対関係にありました。
  雲海がなくなり、……塔もなくなっちゃった今は、そうでもありませんが、
  でも、関係を修復するのは容易ではありません。
  レーヴァテイルの子を人間と同じ環境で学ばせる政策は実際に行われていましたが、
  そこでもさまざまな問題が発生していると聞いています」

アレット:「……そうか。やっぱり、難しいものがあるよなぁ」

  [雑談] では、最後の質問いきます

トーラ:「アレット“先生”は、あのクラスに足りていなかったのはなんだと思いますか?」

  [雑談] むっ ちょっと考えますね

アレット:「うーん……理解、というか……話し合い、かな。
  自分の思う最善が、本当に良い結果を導くかどうか、グループ内でも合意が取れていなかったように思う」

トーラ:「そうですね。ガイも、例えばケンともっと話せていただけでも、今回のことはなかったかもしれない」
アレット:「カチューシャちゃんも、シャーラちゃんときちんと話せていれば、少しは拗れが減ったかもしれないね」
トーラ:「それこそ、取り返しのつかないことになる前に」
アレット:「ああ。……不理解はすぐには解決しないかもしれない。でも、解決しない問題じゃあないと思うんだ」

トーラ:「……ガイの劣等感は、今まで私が会ったことのある人間の一人から拝借させてもらいました。
  私はこれにずっと回答を持てないままでした。
  でも、今日、この問題に一筋の光が見えたような気がします。それと、同じように」


  [見学用] 誰だろう……
  [見学用] 具体的な誰とは言いません
  [見学用] 実体験か……
  [見学用] これまでトーラさんが会ってきた誰か
  [見学用] ただ一つ言えるとするなら、その人ももう故人です 寿命の差
  [見学用] ほぅ
  [見学用] そうか……
  [見学用] もう解決してやることは出来ない かなしいなあ
  [見学用] 悲しいなぁ長命ってやつは
  [見学用] メタ・ファルス思想を断片的にでもきちんと語れるようになるべく、我々はアマゾンの奥地へ向かった

アレット:「それって、僕が光を当てることが出来たってことかな。へへ……嬉しいな」
トーラ:「なんか、変な感じですね。人間の悩みが私の悩みになっていた。
  ……次は、もっと直接的な私の悩みを聞いてもらうことになるかもしれませんね」

アレット:「そいつは、ますます気を引き締めなきゃだね……よし、どんとこいだよ」

アレット:「じゃあ、また現実世界で……で、良いのかな?」
トーラ:「はい。 ……私も、いい人間の人に出会えたこと、感謝します。それでは、また」

そう言って、トーラは光の柱に消えていった。



カルム:「……おつかれさま、アレット先生。結局、僕の助けは要らなかったね」

  BGM:凩 その二
    from 大正もののけ異聞録(ガスト, 2003)
    Composed by 阿知波大輔


アレット:「ああ、カルムさん。どうやら、今回は自分でなんとか出来たみたいだよ」
カルム:「ごめんね、トーラもある意味でいろいろこじらせてるから。考えすぎというか」

  [見学用] 心の護が言うのだから本人も自覚はあるんだろう

アレット:「謝られるようなことじゃないよ。誰にだって、こじれてる部分の一つや二つあるものだし」
カルム:「あはは、そうかもね」 笑って流して

カルム:「レーヴァテイルならではの悩みもいろいろある。
  トーラは“外”ではそんなことおくびにも出さないけど、でも、抱えているものはいろいろある。あれだけ生きてきたわけだし。
  ……もしまた助けを求めてきたら、相談に乗ってあげてね」

アレット:「もちろんさ。誰かの力になれるのは、いつだって嬉しいからね」
カルム:「そうだね。トーラもそこは同じ思いだよ」

  [雑談] カルムからの話はここまで 光の柱に入れば、それでダイブ終了になります

アレット:「それじゃあ、また、次の機会で……に、なるかな?」 光の柱に足を向けながら
カルム:「うん。元気でね」
アレット:「カルムさんも、どうか元気で」 と笑って、光の中に足を踏み入れます




そうして、アレットも消えていった。

ダイバーがいなくなったことで、世界がゆっくりと光を失っていく。
ダイブマシンによって作られた仮の世界が、もとの記憶の混沌へと戻っていく。

同様に姿を失いつつあるカルムが、光の柱を見つめながら呟く。


カルム:「いちばん難しいのは、答えのない問い。『答えがない』という答えが得られるならまだいいほう。
  でも、アレットさんなら……」







  BGM:Di-Ve
    from ロビン・ロイドの冒険(ガスト, 2000)
    Composed by 土屋暁




  cosmosphere.TORAI.Lv.2 - our.eccentric.coexistence - Cleared.
  トーラのコスモスフィアレベル2<異種族・共存・離心率>がアレットによって完了されました。

  トーラのダイブレベルが2になりました。
  トーラは経験点を5ポイント獲得しました。

  アレットのダイブレベルが2になりました。
  アレットは経験点を5ポイント獲得しました。

  ダイブを終了します。お疲れさまでした。







  [雑談] ほああ
  [雑談] やりきったあああ
  [見学用] アレットくんが眩しい
  [雑談] アフター……せっかくだからちょっと入れたい 何話せばいいかわからんけど
  [雑談] 大丈夫 こっちもなに話せばいいか分かってない
  [雑談] www



  BGM:起動
    from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 中河健




トーラ:「ん……」 目を覚まして外に出る
  「……また変な話になってしまった気がひしひしと」

  [雑談] リアル時間にして一年ほど入ってたダイブポッドくん
  [雑談] w
  [雑談] ダイブ前のことはだいぶ前だった
  [雑談] シャキーーーーーーーン
  [雑談] ラプランカ伝承の話をして、それからダイブ屋に来たんですねー
  [雑談] (おもむろにログを辿りだす)

アレット:「お疲れ様、トーラさん」 って感じで 先に起きてたていで
トーラ:「あ、あの……すみません」 とりあえず謝る
アレット:「謝られるようなことはなかったよ。痛い目にも……いや遭いかけはしたけど……とにかく、僕は大丈夫だ」
トーラ:「時間も3時間ギリギリまでかかっちゃって…… とりあえず、遅くなる前に村に戻りましょう」
アレット:「そうだね。積もる話はそれからにしようか」
トーラ:「はい」







  BGM:Sunset Avenue
    from アニーのアトリエ(ガスト, 2009)
    Composed by 阿知波大輔




そうして、二人は村まで戻ってきた。
もうすでに日は傾きはじめ、ホルスの翼の影が徐々にこちらに近づいてくる。



  [雑談] スチルは真昼間だけど
  [雑談] 心の目で夕暮れにするのです……
  [雑談] えーと、アレットさんから先にお願いしてもいいです?
  [雑談] 了解です!
  [雑談] こっちはカナメを投入しようかと
  [雑談] ほほう
  [雑談] 場所は任せます
  [雑談] じゃあlv1アフターの時にも行ったかっふぇで

アレット:「よし、っと……ここまで戻れば一安心か。解散する前に、何処かで一休みしようか?」
トーラ:「そうしましょうか」
アレット:「それじゃあ、前もいった茶屋でいいかな」
トーラ:「はい」
アレット:って感じで先導して歩き始めましょうか








以前と同じ店に入ったところで、トーラが声を上げた。


トーラ:「あっ、カナメ!?」
カナメ:「トーラじゃない、お帰り。……そっちの人は?」
トーラ:「あ、えーと……」

  [雑談] アレットはカナメさんのことは一方的に知っている状態か
  [雑談] まだこっちで会ってはいないはず
  [雑談] うん lv1Rでちょっと会った、感覚的には「友達の友達」
  [雑談] ですね

アレット:「えーっと、こんばんは。僕はアレット、トーラさんの友人だ」
トーラ:「っと、すみません。こっちはカナメです。ダイブ前にちょっと言った、いま家に泊まりに来てる人」
カナメ:「初めまして」
アレット:「ああ、初めまして」
カナメ:「一緒に入ってきたってことは、つまり、今日のダイブの相手ってこと?」
トーラ:「……はい」 認めざるを得ない

  [雑談] あけすけに聞いてくるゥー
  [雑談] カナメはかなり遠慮なしなので……

カナメ:「へー、優しそうな人だね」
アレット:「あはは、あー、えーっと……」 ちょっと脳がバグった感じの笑いを漏らした後
  「褒めてもらえて光栄だよ、かな?」

  [雑談] 照れとはずかしが合わさってちょっとバグった

カナメ:「ほら、話をするなら座って座って、飲み物も注文して。
  お金はあたしが出すから。トーラが置いていった分から」

トーラ:「……」 困り顔でアレットに視線を
アレット:「とりあえず、一息つきにきたわけだし……席に向かおうか」 トーラさんと目を見合わせて
トーラ:「はい……」

  [雑談] 愉快なことになってまいりました
  [雑談] やっててすっごいおばちゃんぽい気がするカナメ いや実40歳だけど
  [雑談] エルフおばちゃん



カナメ:「で、どうだった? ダイブのほうは」
トーラ:「カナメ、ちょっとは遠慮というものがあるでしょう」
カナメ:「はーい。それで、どうでしたか? ダイブなさった感想は」
トーラ:「そういうことじゃなくて…… いえ、感想自体は私も興味があるんですが」

  [雑談] 我ながらひどい聞き方してるとは思うw

アレット:「ええっと……」 今話しても良いの?って感じの視線をトーラさんに向ける
トーラ:「どうぞ」 カナメには勝てない、というかのように肩を竦める
カナメ:「わくわく」 口で言う

  [雑談] これくらいわがまま言ってくれるほうがC組Lv2とのつながりが良い気がしたカナメ
  [雑談] さりげにあるとね三大種族が揃ってる場面(人間、RT、テル)

アレット:「……今回のダイブでは、まず最初に、新しく出来た村にどんなものを作るか、っていう相談をしたんだ。
  紆余曲折あって学校を作ることになったんだけど、そしたら空き地に学校が生えてきて……
  その建物を調査している途中で、昔のトーラさんに会ってね。そのトーラさんと少し話した後、レベルが進んだんだ」

トーラ:「学校が」
カナメ:「生える」
トーラ:「それで、昔の私……?」
アレット:「ああ。見聞きした感じ、トーラさんがクラスタニアの学校に通ってた頃の再現らしかったよ」
カナメ:「へー」
トーラ:「……」 何かを察したようだ

アレット:「それでレベルが進むと、コスモスフィア内では数年が経ってて、学校も本格的に運用されている状態になってた。
  ここではトーラさんは先生で、僕はトーラさんの補佐として、同じクラスの副担任になったんだ。
  で、このクラスでは、生徒同士でちょっと問題が起きていて……」 
あらすじをかいつまんで話す
カナメ:「なんかめちゃくちゃ込み合ってない?」 話を聞きながら
アレット:「中々濃い体験だったのは確かだね」
カナメ:「で? それで?」
アレット:「途中、ちょっと冗談にならない感じのことが起きかけたけど、すんでのところで仲裁出来てね。
  中心人物に話を聞いて、どうにか諭して……説得出来たところで、パラダイムシフトしたんだ」

トーラ:「……道理で」 思い当たる節はあるようだ

カナメ:「コスモスフィアって、けっこう面倒なんだね」 率直な評価を下す
アレット:「そうかもしれないね。僕は今回も、結構楽しかったけれど」
カナメ:「なるほどねー」
トーラ:「……ある意味では、カナメにも関係あるかもしれませんよ?」
カナメ:「ん? なんで?」
トーラ:「いえ、なんでもありません」







  BGM:星降る夜に
    from アルトネリコ3(バンダイナムコ/ガスト, 2010)
    Composed by HIR



トーラたちと別れた頃には、もう日はとっぷりと暮れていた。急ぎ足で家路を辿りつつ、アレットは思う。

今回の旅は、随分と長丁場になった。けれども、その分得られたものも多かったように思う。
自分が何故自分なのか。なんとなく認識している己の生き様を、明確に言語化出来た。
それに、トーラの『これまで』のことも、前より多く見えた。


アレット:(……どうにか、助けになりたい。ほんの僅かでも、トーラさんのわだかまりを解く、その一助になれればな)

家に着く。青々と育った作物の葉が、星明りを映してきらめいていた。



  [雑談] ってなところで!
  [雑談] ありがとうございました!
  [見学用] 888888888
  [雑談] いえーい







帰り道。相変わらず話かけてくるカナメをよそに、トーラは想いを馳せる。

アルシエルは今日もソルの周りを回る。その力の源泉もまた、ある種の波動だという。
その波動を交換することで、二つの天体は付かず離れずの距離を保っていられる。
それがなければ、無限の彼方へと遠ざかっていってしまうことだろう。

人もまた同じ。未来は相互に及ぼし合う想いによって決まる。
ただでさえ振幅も周波数もまちまちな私たちの想い。結果、私たちの未来は常に摂動にさらされている。

私一人の力は限りなく弱い。それでも、繋ぎ止めたい。

そう思ってくれる人が身近にもう一人いたことを知ることができたから、

私は、まだこの世界の人々のために頑張れる――







  [雑談] それでは、これにてLv2編は終了です! おつかれさまでした!
  [雑談] おつかれさまでしたーー!!
  [雑談] んひぃぃぃぃ めちゃくちゃ考えた
  [雑談] このレベルが初めてですね センシティブな内容に踏み込むのは
  [雑談] ですねー……中々人格を試されるレベルだった
  [雑談] 異種族・共存・離心率 この名の通り、テーマが種族を扱うので、信頼できる人じゃないとできなかった
  [雑談] 信頼を感じる
  [雑談] ここはほんとにありがとうございます 良い話になってよかった
  [雑談] いえい
  [雑談] しかもメタ・ファルスみがすごかった 感心するしかない
  [雑談] メタ・ファルスの光代表ということでアレットは
  [雑談] 光代表
  [雑談] 別卓で闇代表やらせてもらってるので、そこで描かれた闇の分光が強められた感じ そしてまた闇も深まるでしょう
  [雑談] www
  [雑談] 今回の最初のとこ
  [雑談] 「今は、受け入れるしかないかもしれないね」「その気持ちは、無理に今すぐ消そうとしなくても良いんだ」
  [雑談] ここがうまかった
  [雑談] ほむほむ
  [雑談] ガイの感情を受け容れつつも「今は」「今すぐは」とちゃんと留保してある
  [雑談] それでも向き合っていつかは昇華しなきゃいけない
  [雑談] すぐには変えられないだろうけど、いつかは前に進まないと、ってのがアレットの考えですね
  [雑談] 「理想像を示していきたい」というのはちゃんと見せられていると思う
  [雑談] お見事でした これこそが強さだとガイが気づけば、きっとうまくいくことでしょう
  [雑談] ふふふ

  [雑談] アレットは物質的にはさほど恵まれたわけじゃないけど、精神的にはSSR級の環境引いてるんですよね。
  [雑談] その点彼はかなり運が良かった方の人間
  [雑談] SSRかw
  [雑談] ちょっとまてそれじゃキャメラさんがNになってしまわないか
  [雑談] キャメラは物質的にはSR、精神的にはUCかRくらいですかね……
  [雑談] まあそこはメタ・ファルスならではですかね
  [雑談] キャメラ、パスタリアの中の上くらいなので、多分あのまま育ってたら相当いけ好かないわがままお嬢様になってた
  [雑談] まじか
  [雑談] その方が幸せだったのは確かですが、まぁパスタリア陥落を減ることであの人格になったのは事実です
  [雑談] 運がよかったほうの人間なー その意味では、トーラは運が良かったほうのレーヴァテイルと言えなくもない
  [雑談] 前にも言ったけど、ソル・クラスタ、たいていの人間もレーヴァテイルも互いにいい出会いをしていないので
  [雑談] うん……
  [雑談] レベル3では、これに1つゲーム中では語られなかった問題を加えてレーヴァテイル側の不満を見せたい
  [雑談] れべる3も楽しみだあ……

  [雑談] 学園モノ、こういう形で出てくるとは……
  [雑談] いつかはやると思っていましたし絶好の舞台設定だったけど
  [雑談] メイノくんに幸あれ……
  [雑談] あー メイノねー せっかくだし設定出しましょうか
  [雑談] やったぜ
  [雑談] 今回のレベルですが、構想が決まったあとは、
  [雑談] 9人の設定を考えて、そこから話を広げていくという方式で作りました



カチューシャ (Katyusha) 女/RTβ純血種 11歳 女ボス
 一人称:私 二人称:(名前呼びが基本)/あんた 常体 寮生
 鮮やかな赤のワンレングス 身長高め
 生徒でただ一人のβ 実はレーヴァテイルと人間との融和事業により来ている
 詩魔法を覚えてガイを撃退したことにより現在クラス内の序列1位
 力を持ったことによりやや調子に乗っている
 結果、女子の一部にも反感を持たれている
 もともとは大人しく目立たなかった

ガイ (テイガイ/鄭凱) 男/人間 11歳 男ボス
 一人称:俺 二人称:(名前呼びが基本)/お前 常体 自宅生
 黒毛短髪で大柄な典型的クラスタ系 身長は普通
 いわゆるガキ大将 クラスのボスだったが、
 カチューシャにやられたことにより序列2位に
 カチューシャに復讐しようとしている動きあり
 人にいろいろ指図するのが好き よって従わない奴が大嫌い

メイノ (銘能) 男/人間 12歳
 一人称:ぼく 二人称:○○くん/さん 常体 丁寧な喋り方 自宅生
 金髪 長身細身で色白
 クラスの最年長 大人しい性格でカチューシャやガイを止められない 序列3位
 優柔不断で日和見主義 ただし、どちらかというと弱い方に味方するタイプ

シャーラ (Sharla) 女/人間 12歳
 一人称:わたし 二人称:(名前呼びが基本)/あなた 敬体 自宅生
 茶色のショートボブ 一番身長が高い
 カチューシャ台頭前の女子のリーダー 序列4位
 カチューシャに人気を奪われた形になっているため彼女をあまり良く思っていない

ケン (ケネス/Kenneth) 男/人間 11歳
 一人称:俺 二人称:(名前呼び)/おまえ 敬体/常体 寮生
 栗毛の典型的シエール系
 ガイの取り巻き 序列5位
 ガイとともにカチューシャ攻撃を計画中
 転入してきたので地元育ちではない ガイの取り巻きになったのはある意味では処世術

スミ (ハスミ/蓮未) 女/RT第三世代 10歳
 一人称:スミ 二人称:(名前呼び) 常体 自宅生
 黒髪ショート 身長がいちばん低く、見た目も子どもっぽい
 最近レーヴァテイルとして覚醒したばかり 詩魔法はまだ使えない
 カチューシャに憧れている

アイラ (相原) 女/人間 11歳
 一人称:私 二人称:○○君/さん 敬体 寮生
 黒髪ストレートのポニーテール 色白
 長いものに巻かれるタイプ シャーラ派→カチューシャ派
 本心では人間関係がめんどくさいと思っている

ウェイド (Wade) 男/人間 10歳
 一人称:僕 二人称:(名前呼び) 常体 自宅生
 茶髪ショート 日焼けして色黒 身長は低い
 悪ノリ大好き楽しいこと大好き男子 性格上、ガイと行動をともにすることが多い
 その場のノリで行動してよく怒られるがすぐ忘れる

タミー (タミア/手宮) 女/人間 10歳
 一人称:わたし 二人称:○○君/ちゃん 敬体 寮生 おどおどした口調で
 栗毛くせ毛のミディアム
 元いじめられっ子 ガイとトラブルを起こしたことがきっかけ
 カチューシャに助けられたが、それが今回の問題の発端に
 年少のためか、他の子の前ではあまりしゃべらない




  [雑談] こんな感じの初期設定ですね
  [雑談] より具体的な内容については、かなりアドリブ入れてます
  [雑談] ほむほむ……
  [雑談] メイノはメタ・ファルス系ということで、人間とレーヴァテイルの中間みたいな位置づけがあって、
  [雑談] でもあくまでアレットさんを活躍させないといけないので、今回はこういう立場に
  [雑談] なるほどですね
  [雑談] ある意味板挟みポジションですね……
  [雑談] 今回の事実上の主役であるガイがクラスタ系なのも、まさにソル・クラスタでの対立を反映してこそ
  [雑談] 学園モノは学園モノではあるけど、実際どうしてこうなった級の変化球になった気はする
  [雑談] 学園モノといえば恋愛要素だけど、〈青の地平のトーラ〉では諸事情で簡単には恋愛要素入れられないので……
  [雑談] (ここはここで1つセンシティブな話題を踏まなければならない)
  [雑談] ふむ
  [雑談] とまあ学校ネタのふたを開けてみればこんなものが完成していた どうしてこうなった
  [雑談] たのしかった
  [雑談] ぼくもたのしかった
  [見学用] 見学する方も楽しかった

  [雑談] ところで、今回のガイの質問 アレットさんじゃなくて中の人としてはどう答えます?
  [雑談] どれに対してでしょ
  [雑談] 劣等感回りの
  [雑談] あー そうですねー
  [雑談] 「わかる(天下無双)」って言うと思います
  [雑談] www まあそこですよねー
  [雑談] じゃあ、「わかる。だから」になります? 「わかる。だけど」になります?
  [雑談] んんんーー
  [雑談] 「わかる。だけどどうでもいいや。そいつが良いやつなら友人になるし、
  [雑談] 嫌なやつならいつかころす……って呪うだけ」って感じかなあ
  [雑談] いいですねw
  [雑談] アレットと骨子は同じ
  [雑談] ガイにとっても親近感もてそう
  [雑談] わぁい ガイくんにも幸あれ

  [雑談] トーラさんにドラゴンズロア使わせてたらやっぱり分岐してたのかなあ
  [雑談] ガイのほうは変わりません つまり
  [雑談] カチューシャちゃんの方が、か
  [雑談] です まあ、使わせないだろうと信じてたけどね!
  [雑談] まぁね!!!
  [雑談] プランB(撃たせてかばうルート)の場合もやっぱり何か変わったり?
  [雑談] そこは変わりません
  [雑談] そうなんですね
  [雑談] 最終的にどうなるかはともかく、トーラが謳わずにガイをかばう側に回ることにはかわりないので
  [雑談] 元から謳うか謳わないかが問題だったんですが、せっかく戦闘形式にするなら別の解も入れたかった
  [雑談] あの時、「おおリョナ趣味よ鎮まりたまえ 何故かように自PCを傷つけさせようとするのか」
  [雑談] って感じの思考回路してた
  [雑談] まってwww
  [雑談] まあぶっちゃけ、あれでアレットさんが戦闘不能になっても勝利ですからねー いろんな意味で
  [雑談] なるほどですね??
  [雑談] もしそうなったら今度はカチューシャのほうがもっと分かりやすく反省することになるので
  [雑談] 自PCを肉体的に痛い目にあわせたい趣味が……ある……
  [雑談] というか確か、一番最初の構想ではトーラがかばって戦闘不能になるはずだった
  [雑談] トーラさーーーーん
  [雑談] ……同じ趣味かもしれなくもない





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