集うは御子の旗の下 プレイログ:インターミッション2 その1

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第2話:2-A(第1戦前半 第1戦後半 第2戦前半 第2戦後半) 2-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前  インターミッション2(その1 その2 その3)  次>>デイ・オブ・X-1( 
プレイヤーキャラクター一覧





その1


その2


その3




  文字色説明

  GM  PC発言、描写など PL発言・雑談など
  ノルン  PC発言 PL発言・雑談など
  クーロン  PC発言 PL発言・雑談など
  沙華  PC発言 PL発言・雑談など
  キャメラ  PC発言 PL発言・雑談など
  ロバート  PC発言 PL発言・雑談など
  カナタ  PC発言 PL発言・雑談など


開始前雑談



  [雑談] いちおう説明を
  [雑談] 基本的なやり方は前回と同じです なにかやりたいシーンがあればまずは宣言してくださいね
  [雑談] そうしたら共有メモの進行管理のところに書いておいて、適当なタイミングでタブを割り振りますので
  [雑談] もちろん、ここで相談して即興で作ってもいいし
  [雑談] 場面だけ設定してその場のノリで流すようなのでもいいし
  [雑談] 見ているだけでも構いませんので
  [雑談] はーい 空いてる時にソロシーン欲しいですー
  [雑談] 自分もソロシーン希望です
  [雑談] また手紙書きます
  [雑談] あとGMの手が空いたらクロシドライトさんとアヴェンジトーク(はぁと)したい気持ちがあるけど
  [雑談] いいネタが思い浮かんでいない現状
  [雑談] あと空飛ぶ石板について小一時間……
  [雑談] 時間限られてるクーロンさんのあれこれ優先していきたいかな
  [雑談] それじゃあとりあえず先にやりたいこと言っていきます
  [雑談] ロバートさんと訓練、沙華さんデクス君とお話、キャメラさん(ノルンさんも?)とお話、カナタ君とお遊び
  [雑談] 左ほど優先度高めです
  [雑談] あ、できればクロシドライトさんとお話とかもしたいですねどっかで
  [雑談] あとソロも欲しかったから足しました。

  [雑談] 確かカナタ君が「詩魔法について」やりたいって言ってたから、それと合わせるのもありっちゃありです
  [雑談] テルトークはしたいんだよなあ。子守歌を歌ったりできたらなともこっそり。
  [雑談] 石板の話もしたい(テルの面子集合して)
  [雑談] キャメラねー 前の回でできなかったノルンさんと話すやつやりたい
  [雑談] 複数のやりたいことを合わせてやればメイン枠の節約になるから、うまく擦り合わせていきたい
  [雑談] とりあえずカナタさんと必殺技会議をしたいな、と。巻き添えはクーさんあたりにお願いしようかと思ってたんですが
  [雑談] や ら れ 役
  [雑談] やられ役になるかどうかは行き当たりばったりで決まります
  [雑談] wwwww
  [雑談] カナタと一緒に豆腐に埋まる?
  [雑談] 詩魔法についてなんですが、聞けそうな人(キャメラさんノルンさん)なら歓迎でもあります
  [雑談] 詩魔法の解説パートで自分とカナタ君がキャメラさんとノルンさんに教えてもらって
  [雑談] そこから暴れるのはうまくいきそう
  [雑談] (隙あらば絡む人数を増やしていく)
  [雑談] そんな感じでよさそう
  [雑談] (内容はふんわりとしか思い描けていない)
  [雑談] 混沌時空へ よ う こ そ
  [雑談] 必殺技の犠牲になりそうですが、私を見て笑ってくれる人ができたので問題ありません

  [雑談] とりあえず「キャメラ・ノルン・カナタ・クーロン 詩魔法と必殺技についてのお話」は確定ですね
  [雑談] いえー!!!
  [雑談] ロバートさんと自分と……
  [雑談] 盾~
  [雑談] 誰か剣か魔法でドッカンしてくれる人がいたら特訓になりそう
  [雑談] アレクセイ・カナタ・ロバート・クーロン 秘密の特訓*秘密の特訓 とかどうだろう……
  [雑談] (もしかして今日さえてる?)
  [雑談] カナタくんは特訓*特訓に関してはどうです?
  [雑談] 特訓! いいですねぇ、やりたいです

  [雑談] あとパージャ関係のは今回やるんでしたっけ
  [雑談] パージャ関係のやつやるので、今のうちに誰が行くか相談しときます?(ロバート・沙華・カナタの中から任意)
  [雑談] できれば行きたいですパージャ。そしてこう、意味深ロールしたい
  [雑談] まぁ沙華さんは確定ですよね
  [雑談] 残りがカナタかロバートかだと消去法に……
  [雑談] 真面目な話に向いてるロバートさんか 「……?」の嵐が見られるカナタくんか
  [雑談] 話を進める沙華さん、一般人枠のカナタくん、説明役のロバートさん
  [雑談] 多分全員行ってもいいのかな?
  [雑談] はい B組全員来ても大丈夫ですよ
  [雑談] ああ人数制限なしかー
  [雑談] せっかくならいかせていただきたいですワ

  [雑談] 沙華さん、テルのお話ですけど デクスくん呼ぶのは確定として、石板の話も入れたいんですよね
  [雑談] 石板ってどれのことでしたっけ(あせあせ)
  [雑談] 空飛ぶ普通の石板……
  [雑談] デクス君のVボード(ただの石板(絶対に違うだろ!))ですね
  [雑談] フライングストーンボード
  [雑談] んで、ノルンさんが石板に絡んでくるのでその話も併せてするってのはどうかなって
  [雑談] ほうほう。面白そうです
  [雑談] そうなると デクス・沙華・クーロン・ノルン テルと謎の石板 も追加になるかな?
  [雑談] 書き換えてしまいましょうね
  [雑談] ありがとうございますー
  [雑談] (これで絡みの回数を減らしつつ質を上げて時間を短縮できる)
  [雑談] これでゼフさん以外とは絡めることになった リソース足りるね

  [雑談] 「それは浄化か粛清か」ですが、B組で参加したい方はどなたでしょうか?
  [雑談] ノシ
  [雑談] はーい!参加したいです!
  [雑談] 参加で
  [雑談] 了解です ありがとうございます
  [雑談] 全 員 集 結
  [雑談] 予 定 調 和
  [雑談] ~完~
  [雑談] また、「ラクシャク潜入調査」に参加したい方は? ノルンさんは半ば確定として
  [雑談] 行きたいですが、それ以上に行ってほしい方がいるので、その人次第です
  [雑談] 他にやりたい人いなければ参加したいけど、パーティーのバランスが悪くなるなって感じです
  [雑談] 興味はありますがやっぱりパーティーバランスと技能値が……
  [雑談] とりあえず戦闘などはないですよ 判定はありますが
  [雑談] それなら安心かな……
  [雑談] \判定はある/
  [雑談] 非戦闘技能は似たり寄ったりでしょ!
  [雑談] 当方、敏捷以外どうにもなりません
  [雑談] 当方 力しかないです
  [雑談] 判定はね 要するにダイスぢからですよ
  [雑談] 白状しますと、キャメラさんに行ってもらうと楽しくなりそうだなって思ってました
  [雑談] それならキャメラさんですな
  [雑談] じゃあ……いただいてもよろしいでしょうか?
  [雑談] 敵地に憎しみの塊を投下してくれるんじゃないかって
  [雑談] ノルンさんキャメラさんで大丈夫かな?
  [雑談] はーい!
  [雑談] 喜んで!

  [雑談] 自分ゼフさんと国境線近くの町いってもいいですかね? こうすれば自分の行きたい欲求も解消できる
  [雑談] ゼフ・クーロン 技術の融合爆発
  [雑談] 了解
  [雑談] 核でも開発しそうな組み合わせだなあ
  [雑談] ソロシーンをパージャの話聞いた後に一つだけいただきたく
  [雑談] 話し合いの結果、シーンが10個になりました





「世界を見下ろす地にて」

  GM主導 イリューシャ・レギーナ・アレクセイ・オーラフ・ヤン・ゼフ


  BGM:雑踏の中の少年
    fromアルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 中河健



エナを襲った危機は、大鐘堂や多くの協力者の活躍により退けられた。
それからさらに一夜が明け、人々は今までの生活を取り戻すための作業に追われている。

街の被害は軽微であり、むしろ敵の撃退に成功したことによって
戦闘前の時点で大きく落ち込んでいた市民の意気込みは回復している。
あちこちから聞こえる活力に満ちた声は、エナ奪還直後のころ以来のものだ。

しかし、その一方で――



ゼフ:「たった一日でこれだけの故障が出たか。もうちょいなんとかならんもんか」

町外れの空き地に積み上げられているのは、一連の戦闘で使われた機械類、の故障品。
修理を命じられたゼフが、山積みの機械を見上げて途方に暮れている。


ゼフ:「ああめんどくさ。この程度の作業なら、多少の知識と時間があれば誰だってできるだろうに。
  俺は宮殿に直接ぶっこんできたあのデカブツのガラクタをさっさと調べたいんだが……
  ほんっと人手が足りねえよなあ。クーロンには軌道車をやらせてるし」


  [雑談] 主任だー
  [雑談] ゼフさんすき

ぶつぶつ文句を垂れながらも手を動かし始めるゼフ。
二時間が経ち、三時間が経ち、手際よく次々に修理を終えていくが
目の前の機械の山が小さくなったような気配は少しも感じられない。


ゼフ:「やめだやめだ! 俺はもう普通の奴の一日分は働いた!
  これ以上のクソ労働はごめんだ! 後はやりたいことをやらせてもらう!」


勝手なことをひとしきりわめいて、ゼフは宮殿のほうへと引き上げていった。


  [雑談] ゼフさん思ったより若く感じるなぁ
  [雑談] 部下の前ではシャキッとしてるけど、そうでないときは割と若者っぽいかんじなんかな







害獣の大発生に見舞われたはざま新田では、農地の被害状況の検分が行われていた。
地図を片手に歩き回る者たちの中にヤンの姿もある。



ヤン:「見たところ、このあたりはだいたい二割の減収かな」
セレスタン:「そんな感じだな。ったく、やってられんぜ」
ヤン:「……ごめん」
セレスタン:「あっと、大鐘堂とかヤンを責めたつもりじゃないんだ。むしろよくやってくれたと思うよ」

ヤンの隣にいるよく日焼けした男性は、セレスタン・ベルジェ。
ヤンの兄であり、農家である家を継ぐことになっている。


セレスタン:「それに、被害を受けたのがほぼクルルク畑だけなのがせめてもの救いだな。
  畑の再建が簡単だから、次の収穫期にはもう元通りの量が穫れるようになる」

ヤン:「だといいけどね。奴らがまた同じことをやってくるかもしれないし」
セレスタン:「その時はまたお前たちがなんとかして…… ん? 奴ら?」
ヤン:「あ、いや、何でもない」
セレスタン:「隠すなよ。一体どういうことだよ」

ヤン:「……確実な話じゃないし、まだあまり大っぴらにはできないから、兄貴を信用した上で話すけど。
  この害獣発生はエレミアの奴らが引き起こしたかもしれないんだ」

セレスタン:「なんだそりゃ。確かに前は見かけなかったような種類が多いけど、獣は獣じゃないか」
ヤン:「だから、どういう種類の獣の死骸がどれくらいあるかをついでに調べてるんだ。
  もし同じことがまた起きた場合に役立つかもしれない」

セレスタン:「さっきから死体を数えていたのはそういうことか」
ヤン:「うん」
セレスタン:「獣を操るなんて信じられないような話だけど、まあ気を付けるようにしてみるよ。
  なにか普段と違うことがあれば知らせる」

ヤン:「うん。助かるよ」

二人は半ば無意識に塔を見上げる。
巨大なベルの上に存在するパスタリアは、昔から変わらぬ緑に包まれている。








昼過ぎ。穏やかな天気は昨日までと同様だが、
市街地には多くの人の姿があり、戦いの前の活気を取り戻しているように見える。

エナ宮殿の中は、破壊された扉の修復工事が始まったこともあり、活気というよりはむしろ騒々しい。
上階の会議室では、御子の前で今回の戦役の報告が行われていた。



アレクセイ:「――死者は5名。いずれもエナ市外の戦線にて。
  重傷は11名、医務室で治療中。軽傷者は詩魔法加療の上、5日間の休養を与えています」

イリューシャ:「……」

黙祷を捧げるイリューシャ。臨席する全員がそれに倣う。


イリューシャ:「亡くなられた方への処遇は任せます。私の慰問も、調整の上で予定に入れておいて」
レギーナ:「慰問ですね。承りました」
イリューシャ:「民間への被害は?」
アレクセイ:「避難時の転倒などによる怪我は多少報告されておりますが、戦闘に直接関連するものはございません」
イリューシャ:「……よかった」

  [雑談] いつ見てもアレクセイさんはかっこいい
  [雑談] それな

オーラフ:「はざま新田の農地の状況については、現在調査中です。2~3日で結果が出る見込みです」
イリューシャ:「そこが一番心配なところね。皆もきっと気掛かりに思っている。
  ……そうね、大鐘堂の備蓄の放出を検討しましょう。大した量じゃないけど、不安を抑える効果はあるはず。
  オーラフ、終わったらすぐにでも計算して頂戴」

オーラフ:「はい」

アレクセイ:「……お変わりになられましたな。御子様」
イリューシャ:「そう? 私にはそんな意識はないけど。
  というより、アリョーシャが関係ない話を始めちゃってどうするの。
  次、街や宮殿の損害と復旧費用は――」


てきぱきと議事を進めるイリューシャ。
やりこめられたとばかりにオーラフに顔を向けるアレクセイの口元は、僅かにほころんでいた。


  [雑談] イリューシャさまもかっこいいのじゃあ……のじゃ……
  [雑談] 御子様ぁああああ沙華はついていきますぞー!







ちょうどその頃、宮殿一階にある、ゼフに与えられた一室では――


ゼフ:「あー、どうすっかなー……」

  BGM:とってけて
    fromアルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 阿知波大輔


部屋の主が、今度は例のデカブツのガラクタを前に途方に暮れている。
装甲パネルを外したことで現れたのは、大小さまざまな機械部品と、
それを接続する淡い緑色の光を放つ細い配管の数々。



ゼフ:「勘弁してくれよ……俺は波動工学はさっぱりなんだ……」

そう呟いたきり、ゼフは腕組みしたまま動かなくなる。


ゼフ:(まず、これが何なのかは分かる。液化グラスノを満たした配管だ。
  導力の伝達や増幅を行うためのもので、導力に情報を乗せることも可能。
  うまくやれば、機械を自分の手足と同じように思い通りに動かすこともできるというシロモノだ。
  そういうパワードスーツみたいなものもエレミア側では実用化されているな。ちょっとだけ見たことはある)


ゼフ:「しっかし、こんな大規模に使っているやつは見たことねえぞ……」

考えの最後のほうが、独り言となって口から漏れる。


ゼフ:「んー、研究サンプルとしては最適かもしれんが、正直、これは俺の手には負えん。
  しょうがない。奴を頼ってみるか……俺、あいつ苦手なんだよなあ。波動工学の知識は抜群なんだが。
  大鐘堂を辞めてラクシャクに行ったはずだけど、今もそこにいるのかねえ」


ようやく椅子に座ったゼフ。うんうん唸りながら、足の爪先で装甲パネルを弄んでいる。


ゼフ:「あとは金の問題か……人を一人雇うわけだし、どう説明しようか……
  そうだ。こいつとやりあった時の味方の一人が、片方の腕がない奴だったな。
  そういう戦傷者のために義肢を作るとか、そんな感じの名目でやってみるか」


  [雑談] ほあっ
  [雑談] 義肢フラグ







それからしばらくして、上階の会議は終了したようだ。
イリューシャはレギーナを連れて私室に戻ってきた。

慣れた手つきで、女官は御子にお茶を淹れて差し出す。


  BGM:遺された感情の中
    fromシャリーのアトリエ(ガスト, 2014)
    Composed by 浅野隼人



レギーナ:「おつかれさまでした」
イリューシャ:「ありがとう。レギーナも一緒に」
レギーナ:「はい」

レギーナは自分のぶんのカップを用意し、自分でお茶を注ぐ。
その一連の動作が終わるのを待ち、御子は問いかける。


イリューシャ:「ねえ、私ってそんな変わったかしら? アリョーシャが言っていたけど」
レギーナ:「うん。そりゃあ塞ぎ込んでた一時期と比べて全然違うのは当たり前だけど、
  そのもっと前、パスタリアにいた頃ともまた違うと思うよ」

イリューシャ:「どのあたりが?」
レギーナ:「うーん、積極的になったというか……
  なんだろう、自然に御子をやっているような感じがする」

イリューシャ:「自然に、って、私は物心ついたときから御子なんだから当然の話じゃない」
レギーナ:「そうじゃなくて、御子であることに無理をしてないってこと」
イリューシャ:「無理をしてない、か。……そうかもね」
レギーナ:「でしょ?」

イリューシャ:「でも、そう言うレギーナは、最近無理をしてるんじゃない?
  あの機械に襲われていたときに助けに来てくれたのは嬉しかったけど、でも……」

レギーナ:「ああ、大丈夫大丈夫。アリョーシャから護身術を習っているからね。あれくらいは」
イリューシャ:「護身術って、私もちょっとだけ教わったけど、でもレギーナのそれはもっと本格的なものじゃない。
  護身術というよりは格闘じゃないの、やってることは。
  それに、本来はそういう役をする必要はないでしょ? 女官なのだから」

レギーナ:「いいのいいの。これは私が好きでやっていることだから」
イリューシャ:「意外ね。……レギーナは格闘技とかが好きなんだ」
レギーナ:「ぶっ!?」

思わずお茶を噴き出すレギーナ。
目の前の相手にかかっていないのは幸い、慌ててテーブルを拭く。


レギーナ:「……んー、まあ、そういうことでもいいや。
  とにかく、好きでやっているから、無理だとは感じないよ。痛くて辛いときはあっても」

イリューシャ:「好きでやっているから、ねえ」
レギーナ:「御子の立場じゃなかなかできないかもしれないけどね。こういうことは。
  でも私はできるだけ応援するよ」

イリューシャ:「……それなら、実は、一つ頼みがあるんだけど……」
レギーナ:「なに?」
イリューシャ:「その……ほら、あのとき、私はアリョーシャに守られているだけで、何もできなかったじゃない」
レギーナ:「いや、そりゃ普通はそうでしょ。そもそも、御子様を庇わないアリョーシャなんて考えられない」
イリューシャ:「でも、その……ねえ。私にだって少しはできることがあったとしてもいいじゃない。
  後ろにいてもできること。その……支援とか……攻撃とか……」

レギーナ:「ああ、そういうことね」

言いにくそうにしているイリューシャだが、レギーナには合点がいったようだ。


  [雑談] ここのイリューシャさまかわいい

レギーナ:「……私でいいの?」
イリューシャ:「ううん。レギーナじゃないと嫌だ」
レギーナ:「分かった。……アリョーシャに話したら絶対ダメって言われるから、なんとかしよう。
  お忍び用の服とかも必要だね」

イリューシャ:「うん」

  [雑談] この二人の関係ほんとすき……







夜。照明が落とされ暗くなった執務室の大きな窓からは、煌びやかな市街地の夜景が一望できる。
それは近隣のものだけではなく、遥か下方には、エナとラクシャクの灯火も見える。
その様子を一人の男が窓越しに見下ろしている。暗闇の中、表情は見えない。


  BGM:讃えよ王を
    fromラストストーリー(任天堂/ミストウォーカー, 2011)
    Composed by 植松伸夫



???:「ついにここまで来た。ネオ・エレミアに比べればしょぼい光だが、俺もとうとう一国の主だ」

ドアがノックされ「スタクス様がお着きになりました」との声が聞こえると、
それを待ちかねていたように、男は来客をすばやく招き入れる。

かなり露出度の高い服を来た女性に案内されて入ってきたのは、黒に身を包んだ長身の男だ。
常に警戒を怠らない所作は、彼の以前の――現在のと言っても間違いではない――職業に由来するものだ。


スタクス:「ようやく議員の内定者が確定した。長いこと待たせてすまなかったな」
???:「ああ、待ち焦がれたぞ」

部屋の主人は来客から紙に書かれたリストを受け取る。
モルガン・デロシエ、アドリエン・セール、エリック・マウィ、ファーロン・カムイノミ……
簡単なプロフィールとともに並ぶ名前を廊下から漏れる光で一瞥して、彼は満足そうに唸る。


  [雑談] ファッ!?
  [雑談] エリックはこれレギーナさんのパパンか
  [雑談] そんでファーロン兄貴
  [雑談] ふぁい!?
  [雑談] あっ!
  [雑談] はい
  [雑談] おお
  [雑談] 兄貴の処遇が決定しました 「実は生きてて敵側の重鎮になってる」
  [雑談] 洗脳か 洗脳されたのか
  [雑談] というわけで、うちの兄貴をどうぞよろしく
  [雑談] これちゃんキャメが洗脳されたファーロン兄貴と出くわしたら割とやばそうだな
  [雑談] 「せめてクーロンくんの兄貴は生きてたらいいな」って思ってるから

???:「流石はブランドン、いい仕事だ。メタ・ファルス中の名家からよく集めてきたもんだ。
  懐柔するにしても洗脳するにしても手間がかかるだろうに」

スタクス:「お気に召したようで」
???:「御子だの教皇だの古臭いものを未だに信じているここの原住民どもには
  これ以上ないほどの目くらましだな」


不敵な態度で笑う二人。傍に控える案内の女もわずかに笑顔を作る。
しかし、抜け目のない来客はそれを見逃さなかった。


スタクス:「閣下、そこの女はそろそろ注意した方がよいかと」
???:「あー? エコーが? まだ半年も経ってないんだがなあ。
  しゃあない、またローリッツに“リフレッシュ”してもらうか。代わりはアルファがいるし」

スタクス:「ああ、早いとこやったほうがいい。感情は一度定着すると戻すのが面倒だからな」

あからさまに自分に向けられている物騒な会話が聞こえているにも関わらず、
彼女は怯えるどころか、全くの無反応である。


  [雑談] 名前フォネティックコードか……
  [雑談] さすがくそえれみあん
  [雑談] クレンジングみたいなあれかな……?
  [雑談] じゃないんですかね? 感情というか人格のリセット?
  [雑談] 文字通り「リフレッシュ」なんだろうなぁ
  [雑談] あれだな リフレッシュはβに対するクレンジングみたいなものでしょうな 反抗因子を0埋めするアレ
  [雑談] 反抗ってか定着しかけた感情をがしっ、なイメージでした

???:「ともかく、これで、建国まではもう少しだ。
  御子を消すのは失敗したが、それなら権威には権威で対抗してやろうじゃないか」

スタクス:「権威と、暴力でな」

ブランドン・スタクス。のちの大統領主席補佐官、兼、BB親衛隊隊長。


???:「はっ。権威主義や事大主義に囚われた愚民どもを統治するには暴力すら要らんよ。
  権力を握っているのはこの俺だということを見せつければ、それで十分だ」


そして、マンフレッド・ブラックボーン。
共和制とは名ばかりの軍事独裁国家「メタ・ファルス共和国」、初代大統領である――




  [雑談] メインの話重い
  [雑談] クーロンさんもありがとうございました こちらからの提案を受けいれて頂いて
  [雑談] いえいえ ただ生きてるだけじゃつまんないですもん!
  [雑談] これが大鐘堂側に知れ渡るの楽しみですね





「head toward Metafalica」

  キャメラ


【head toward Metafalica】


死者は5名。たったの5人というべきか、5人も死んだというべきか。

大鐘堂の構成員としてではなく、今はただのキャメラとして、彼女は殉死者の墓標に参っていた。
知っている名前もあった。看護師として関わった、何度も『ありがとう』と言ってくれた人。


キャメラ:「…………」

何だか呆然としていて、涙も出なかった。ただ、小さな花束を献じて、目を閉じ祷る。

戦に人死にはつきものだ。おそらく、この先も更に死者は増える。
キャメラはもう子供ではない、それくらいはわかっている。
決意が鈍るわけではない、けれども、悔しかった。

静かに項垂れる。胸が煮え滾るように熱くなる。
新鮮な悔悟を舐めて、憎悪が鮮やかさを取り戻すのを感じる。
想いは力となる。ならばこの泥のような恩讐も、奴らを滅ぼす刃となるだろう。

声も無く祷るのは、彼らの魂の安息。
その黄泉路がなだらかなものであるよう。
辿り着く楽園《メタファリカ》で、永遠の幸福を約束されるよう。


キャメラ:「……連れて行きます、必ず。兄さんも、一緒に」

血を吐くように誓う言葉が、喉を突いて出た。
キャメラの心が、今一度決意で満たされた。



 * * *


『Takes again』

機械の一族の侵略を受け、落ち延びる一組の恋人たちが居た。
二人は遙か遠く、機械たちには辿り着けぬ辺獄に至り、そこに根を下ろした。
辺獄での生活は貧しく、常に困窮していたが、恋人たちは辛うじて命を繋ぐ事が出来ていた。

機械の一族らの侵略は続いている。鳥と狼の一族が滅ぼされ、多くのか弱き魂が地獄に落ちていった。
それを見て、恋人の片割れ、騎士だった男は己の伴侶に語りかけた。


「私は、もう一度立ち上がろうと思う。奴らの暴虐は見ていられない。見送ってくれるか」

ただの町娘だった女は、泣きながら男を引き留めようとした。
しかし伴侶の決意が固いことを悟ると、女も覚悟を決め、自分の家に代々伝わってきた角笛を取り出した。


「わたくしも参ります。どうか、共に立ち上がりましょう」

果たして、騎士の男は伴侶を連れて、再び戦場に立った。
たった二人で佇む獲物に、機械の一族は揃って襲いかかる。
しかし女が吹いた角笛が、二人の背後にその異形を顕現させた。
無数の眼を持つ車輪の天使、燃え上がるその翼が騎士に加護を与える。


「奴らの骸を贄に捧げよ! 相応しき報いを、望ましき結末を!」

天使の加護を受けた騎士の盾は、機械の一族のあらゆる攻撃を弾き返した。

辺獄より舞い戻り、再び立ち上がった騎士と角笛の女の噂は、機械の一族に壊滅させられた多くの人々を奮い上がらせた。
彼らは反撃の魁となったのである。


  METHOD_HYMME_RE:TAKE=ACTION/. 詩の想いより




  [雑談] しゅごい
  [雑談] こちらも相変わらずの詩の想いが良い
  [雑談] やったぜ
  [雑談] 詩の想いは作るの得意じゃないからすごいしか言えない
  [雑談] 詩の想いから作るのも楽しい
  [雑談] 詩の想い、いい
  [雑談] ナイチンゲールの想いとクロスオーバーしています(RTA)





「お母さんへ」

  ノルン


お母さんへ

ノルンは元気です。カナタさんという愉快な方とも仲良くやれていますし、
キャメラさんという優しいお姉さんに酔い止めをいただきました。


  [雑談] >愉快な方<
  [雑談] 優しいお姉さん そう見えているなら冥利だよ……

ノルン:「えっとそれから……カナタさんとの特訓のことを書いたら心配をかけてしまうし……
  最近の戦況のことを書くのもちょっとなあ……
  他に書いてないこと……あ、そうだ!」


最近大きなお豆腐?が出てきてしまったので、みんなでお鍋をしました。
お母さんもお豆腐いただけたでしょうか?
最近顔をあわせていませんがお元気でいらっしゃるとうれしいです。


ノルン:「お返事がいただけるとうれしいです……」

ノルン:「うーん……」

最後の文は、しばらく考えた後に消すことにした。

ノルン:「お母さん、元気だといいなあ……ケガとかしてないといいけど。
  私が会いに行ったら迷惑に、なっちゃうよね」


手紙を封筒に入れて糊をする。

ノルン:「さて、もうそろそろ寝ようかな。明日もがんばらなくっちゃ!!!」



  [雑談] お手紙がかわいらしくて、いい
  [雑談] あざまっす!!!
  [雑談] ふわっとノルンが30豆腐ハンマーの話してて笑う
  [雑談] 豆腐……w
  [雑談] 豆腐w
  [雑談] オトーフ
  [雑談] 30豆腐ハンマー、すごく気に入ってます
  [雑談] 納豆トラックが第三位
  [雑談] ねばぁぬるぅ
  [雑談] どごーん!
  [雑談] つるーん
  [雑談] ぐちゃああねばああ
  [雑談] 大豆スペシャルという必殺技を
  [雑談] >大豆スペシャル<
  [雑談] 遺伝子組み換え不使用
  [雑談] 勝手に歌ったり踊ったりしますけどね!!!
  [雑談] なにそれこわい
  [雑談] そりゃスペシャルな大豆ですから
  [雑談] 納豆じゃないからねばつかない、素敵
  [雑談] がんも! がんも!





沙華のある退屈な一日

  沙華・クロシドライト


時系列はパージャ捜索の里帰り前。自力で延命剤を入れた彼女はベッドに寝かされてるのに飽きてきたので、
クロシドライトさんでも呼んで話を聞いてみたいと思っていた。そんなお話。


沙華:「……体調が戻ってきたら、一気に退屈になった。確かにちょっと無理してたっていうか、
  正直入れた気になってて間隔あいたのは私が悪いんだけど、うん……外に出たいわ」


  [雑談] というわけで、医者から安静を命じられてるのですが脱走を図ったところでクロシドライトさんと会えたらいいなあ
  [雑談] 了解 会う所の状況まではこのままお願いしますね

沙華:「よーし、ふらふらするけどだいじょーぶ」 と言いながらベッドから起き上がり、
  いつも通りの出かける支度を簡単に整え、部屋から脱走します。


  [雑談] あっさり脱走
  [雑談] とはいえ、ドアの前に人がいる可能性を一切考えていなかった。
  [雑談] クロシドライトさんとは出がけにぶつかったとかかな……?
  [雑談] 了解 じゃあそれでいきましょうか
  [雑談] 無駄に多い人生経験で無駄に体調変化に慣れたので堂々と「治った!」と言い張ります。

クロシドライト:「あたっ? ……もう、何よ」
沙華:「あらー……ぱぱとままはたねの……っと、クロシドライトさん」
クロシドライト:「沙華じゃない。何よ一体、急に飛び出して」
沙華:「脱走! いつまでも寝てろってうるさいのよここの医者が」
クロシドライト:「医者? ……病気? それなら寝てなきゃだめじゃない」
沙華:「延命剤入れるのがちょっと遅れただけなのに、やんなっちゃう」
クロシドライト:「延命剤? って何だっけ?」

  [雑談] βはダイキリティ必要無いもんなぁ

沙華:「あ、そっか。いいなあクロシドライトさんは。
  延命剤は、レーヴァテイルの命綱。一定の間隔で入れないと、高熱を出して死ぬわ。……少なくとも私たちは」

クロシドライト:「そうなの、大変ね。って、それならなおのこと寝てなきゃだめじゃない」
沙華:「それが正直寝てるのに飽きた」
クロシドライト:「ふーん……まあいいけど」

沙華:「ねえ、今から少し時間ってある? 私、一度あなたとゆっくり話してみたかったの」
クロシドライト:「いいわよ。どうせ暇だし」
沙華:「よかったー」 と言って、お茶のできる場所(自室以外)のどこにしようかなーと考えてます
クロシドライト:「こんなところで話しても仕方ないし、どこかに行く?」
沙華:「そうね。どこがいいかな……」
クロシドライト:「じゃあ適当な店に入りましょ」
沙華:「はーい」 とクロシドライトさんのおすすめに従います



では店に入った体で

クロシドライト:「で、なんの話をする?」
沙華:「そうね……(声をひそめて)延命剤がいらないって、どんな感覚なのか、興味はあるかも」
クロシドライト:「どんな感覚って、なにもないものに感覚もなにもあるわけないじゃない。
  逆に、延命剤があるのはどうなの? さっきもちょっと聞いたけど」

沙華:「だんだん体がだるくなったり、熱っぽくなったりして……
  まあ本当はそうなる前に、カレンダーとかで周期を把握して入れるんだけど……
  一回、本気で“これ私死ぬんじゃないかな”って思ったことはあるわね。
  その時は無理やり延命剤突っ込まれて……それが無茶苦茶痛かった……」

クロシドライト:「やっぱり痛いの?」
沙華:「……インストールポイントにクリスタルを刺して取り込むのよ?
  晒せる相手がないと、自分でやるしかないし」

クロシドライト:「あー、じゃあインストールと同じか」
沙華:「物理でグサッと」

  [雑談] グサッと
  [雑談] グサッ
  [雑談] ぐりぐりぐり
  [雑談] ヒェッ

クロシドライト:「あれは痛いよねえ」
沙華:「うん。痛い。いんすとーる?は、よくわからないけれど……
  やっぱりほら、インストールポイントってなんであんなに恥ずかしいんだろうね」

クロシドライト:「あれって本能らしいから」
沙華:「あ、じゃあ私も一生自力で頑張るわけだ」
クロシドライト:「その点では私たちは楽ね。延命剤もそうだし、たいていの病気にはかからないし。
  ……精神的なものを除けば」

沙華:「扱いがひどいって話に聞いてても、延命剤がないだけで羨ましいって思うわ……」
クロシドライト:「悩みはそれぞれ尽きないってわけね……」
沙華:「そうね……ああ、そっちから私に聞いてみたいこととかはある?」
クロシドライト:「じゃあ……」

クロシドライト:「あなた、何者なの?」
沙華:「沙華は沙華よ? 沙華・セイラン。田舎から出てきたレーヴァテイル」
クロシドライト:「で、歴史小説家?」
沙華:「そうね。古い歴史モノの話を調べるのが好きなの。趣味と実益を兼ねた職業だわ。
  でも、どうしてそんなことを聞くの? 落ち着いて話すのが初めてとはいえ、さ」

クロシドライト:「いや。“歴史小説家”でもそう簡単にパージャのことを調べられるかな?と思ったから」
沙華:「職業柄、古い資料の漁り方は心得てるのよ」
クロシドライト:「ふーん? 古い資料?」
沙華:「実家の方に、ちょっとした古書のコレクションがあるのよ。
  ご先祖様が面白そうな本を片っ端から詰め込んだんだこれが」

クロシドライト:「そう」 これ以上追及はしない
沙華:「私は自分の気になるのしか今まで見てなかったんだけど、昔の詩魔法の本みたいなのがその中に。
  一回掃除しないとだけど……量が量だから、手入れに時間と労力が……」


クロシドライト:「でも、こっちの方ってそんなに歴史があるの? まずそこから把握していないんだけど」
沙華:「一応、それなりには長いはず。御子様だって、今は19代目だから、それまで18人の御子様の分の歴史はあるわよ。
  さすがに全部は知らないけど」

クロシドライト:「例えば?」
沙華:「えーっと確か、前にスフレ様とラクーシャ様って親子の御子様がいらして、
  彼女たちのおかげで軌道列車とラクシャクの町ができたとか」

クロシドライト:「軌道列車って、あのスフレ軌道のこと?」
沙華:「そうそう。スフレ様のお名前を取ったんですって」
クロシドライト:「ふーん。やっぱりいろいろとあるものね」
沙華:「そうね。色々あったみたい。でもわからないこととかもあるから、そういうことに思いをはせるのは楽しいわ」
クロシドライト:「書いている本の中にもそういうのあるの? ――」

とりとめのない話は続く……




「俺の護(仮)」

  クーロン


・俺の護(仮)

  [雑談] 俺の護(直球)
  [雑談] wwww
  [雑談] ちょっきゅー!
  [雑談] はい 直球です


ある日。クーロンはいつものように機械整備をしていた。
職務として与えられた軌道車の整備は大変だ。未知の問題を一から洗い出さなくてはならない。

クーロンは、とても集中していた。
そのせいか、遠くから聞こえてくる声も、最初のうちは聞こえなかった。


:『……おい、おい、わっぱ』
クーロン:「……」 集中している
:『わっぱ、ここを開けよ』 コツンコツン
クーロン:「……ん?」
:『わっぱ! 気付いているだろう! 開けよ!』

声のする方を見ると、そこにはフクロウがいた。
窓を開けようと、鍵のあたりをついばんでいる。


クーロン:「……なんだ、フクロウか」 無視
フクロウ:『貴様! 幼子の分際で我を愚弄するか!』 コンコンコンコン
クーロン:「……」 黙って窓を開ける

クーロンが窓を開けると、そのフクロウは部屋に入ってきた。
いじっていた機械の目の前に来たかと思うと、仰々と羽根を広げている。


フクロウ:『我には手がないのでな、お前を使わざるを得なかったのだ。
  ……時にわっぱ、お前がクーロン、でよいのだな?』

クーロン:「あぁ、確かにそうだけど……お前、誰だよ……?」
ウツロ:『お前ではない。我の名はウツロ。シーロンがお前のことを心配して、我を寄越したのだ。ありがたく思え。
  我の足に文があるだろう。読むがよい』


フクロウの足には手紙が巻き付けてあった。クーロンはそれを広げて確認するが、内容は以下の通り。

  『預ける うまく使え シーロン』


クーロン:「……はぁ?」 呆れ顔


クーロン:「……内容は、まぁ、わかった。でもさ、なんでそんな態度でかいんだよ……」
ウツロ:『我はカムイノミが長を認めた護故。これでもお前より四半世紀は長く生きておるのだ』 羽根バサバサ
クーロン:「あー、そう……それじゃ、どっかに行っててくれ。俺は忙しいんだ」 無視して作業再開
ウツロ:『……お前、そのような態度をしていると、我も怒りを欲するぞ』
クーロン:無視を決め込む
ウツロ:『おのれ、この我を侮辱するか……っ! これでも食らうがよい!』 髪をついばむ
クーロン:「あっ、おい、やめろ! ぐちゃぐちゃに、あ、いででででで!」
ウツロ:『我を塵のごとく扱うからだ! 身をわきまえよ!』

クーロン大きなため息をついて 「なんで親父は、こんな問題児みたいなのをよこしたんだ?」
ウツロ:『問題児ではない。我の名はウツロ』
クーロン:「あー、分かったわかった。よろしくな、ウツロ」
ウツロ:『最初からそう言えばよかったのだ。最後に、お前の父がこう言ってたぞ?
  “困ったときはウツロを頼れ。これでいて案外力になるぞ”とな!』 翼バサーッ

クーロン:「……」
ウツロ:『はっはっはっは! 我がお前の力になるのだ! 我を褒めよ!』

クーロン:(これどうすりゃいいってんだよ……邪魔だしなぁ……)

クーロン:「あ、あー、うん。わかったわかった。ほれ、よしよしよしよし」 頭をなでる
ウツロ:『ふむ、お前の手は、父に比べて温かいのだな。よいぞ』
クーロン:「……」 黙ってなででいる

  [雑談] ふかふかしたい

クーロン:(んー、こいつと話せるの、たぶん俺だけだよな……。どうやって主任に話せばいいんだ)
  (いや、今はこいつをどっかに……)


――こうして、クーロンはウツロを一時的に護とすることになった。
本人は、ありがた迷惑を、しているかもしれない……




  [雑談] 以上で「俺の護(仮)」終了です、ありがとうございます
  [雑談] もふらせてください
  [雑談] ところで立ち絵用意してました? そうだとしたらすみません
  [雑談] はい メインもらえたら使うつもりでした(さっき用意したフリー素材)
  [雑談] ちょっと見たい メインで発言していいので見せてー

ウツロ:『どうした? 早く我を讃えよ』(てすと)

  [雑談] かわいい
  [雑談] ちょっと憎たらしい顔www
  [雑談] かわいい
  [雑談] もふりたい
  [雑談] 驚かしたら細くなりますかね




キャメラとノルンのお茶会

  キャメラ・ノルン


  [雑談] ノルンさんノルンさん
  [雑談] はーい! お呼びでしょうか!!!
  [雑談] メイン3が空いてる間、二人で女子会でもしません?? 予約されてる場面とは別に
  [雑談] やります!!!
  [雑談] よーし!!
  [雑談] お菓子わんさか持っていきますね!!!
  [雑談] どういう状況にしましょうかね?
  [雑談] 医務室バーンからお茶会しましょうってお茶を忘れてこようかなと
  [雑談] オッケー ほいでは前語りいきます
  [雑談] お願いします!



此度の戦役で出た重傷者たちも、一人また一人と寝たきりから立ち上がっていく。
未だ傷の癒えぬ兵士たちの包帯を替え、点滴を点検し、食事を配って。
一息ついたところで、キャメラはすっかり定位置と化した診察室の椅子にどかりと座り込んだ。


キャメラ:「……忘れてることはない、はず」 ToDoリストを見返しつつ

  [雑談] ってなところでバーンどうぞ
  [雑談] バーン
  [雑談] Burning!

と、唐突にドアが開く。ノックもなしに大きく開いた扉から顔をのぞかせたのはノルンだ。

ノルン:「キャメラさん!!! これからお暇でしょうか!? 一緒にお茶会しませんか!?!?!?」
  腕いっぱいにお菓子を抱えたノルンが勢いよく近寄っていく

  [雑談] かわいい
  [雑談] かわいい。

キャメラ:「あら、ノルンちゃん。……ここには怪我人もいますから、声は抑えてくださいな。
  時間はありますよ」 
メモ帳を脇に置いて
ノルン:「あっと、すみません……」
  「キャメラさんと仲良くなりたくて! お茶に誘いに来たんです!」 
声は抑え気味に興奮した様子で話す
キャメラ:「あらあら、私との親交だなんて……光栄ですわ」
ノルン:「お菓子もたくさん用意……あれ? お茶を忘れてきてしまいました……」

  [雑談] 安定の忘れ物w

キャメラ:「お茶は……仕方ありません、私が淹れましょうか」
ノルン:「キャメラさんのお茶! すいません、ありがとうございます」
キャメラ:「そこに座って少しお待ちくださいな」 と、患者用の椅子をすすめて、自分は少し席を立ちます。
ノルン:「はい!」 そわそわしながら待機



しばらくして、キャメラは二人分のお茶を持って戻ってきます。きたところで──
【幸運】で判定どうぞ。目標値は10です

ノルン:3+2D 幸運 → 3+4[1,3] → 7
  [雑談] あっ
  [雑談] だめだー
  [雑談] 本日低めの日?
  [雑談] ダイスは乱高下するものです
  [雑談] では……

キャメラ:「さぁ、どうぞ。お茶を淹れたのなんて久しぶりですが、お口に合うかしら?」 と、お茶を机に並べます。
  ですがノルンさんは気づくことでしょう。そのお茶が明らかにヤバめの色と香りをしていることに!!


  [雑談] 成功したら奇跡的に普通のお茶になる予定でした

ノルン:「わーいいただきます!」 何のためらいもなく飲み干します

  [雑談] 多分キャメラさんのことだから健康にいいしおいしいんだろうなって
  [雑談] 躊躇なく……
  [雑談] どうなることやらw

恐ろしい苦味とえぐみ……明らかに抽出しすぎ、茶葉を入れすぎ……えげつない味がするでしょう。

  [雑談] キャメラさんに料理下手属性が
  [雑談] 味覚が死んでるから味見が出来ないんですよね
  [雑談] あーそういう
  [雑談] 味覚が生きてれば普通にできる
  [雑談] かなしい

ノルン:「これ、不思議な味のお茶ですね……? 特別なお茶っ葉を使ってらっしゃるのでしょうか?
  これはこれで味わい深い……勉強になります」

キャメラ:「あら、普通の茶葉なのですけれども……変な味がしましたか?
  うふふ、ごめんなさいね。私、どうにもお料理が苦手で」

ノルン:「いいえ! とてもおいしかったです!」

  [雑談] ノルンは味のストライクゾーンが限りなく広いタイプです
  [雑談] www
  [雑談] っょぃ
  [雑談] ノルンさん癒しだ
  [雑談] これは丙丁つけがたい
  [雑談] 味見不可vs味覚オンチ
  [雑談] 二人の料理は残念ながらお断りかもですね……
  [雑談] キャメラは完璧なレシピが横にあればそれなりのものが作れる(片腕なので不格好になるけど)
  [雑談] だから完全に分量や焼き時間の決まってるお菓子はそれなりに作れるよ
  [雑談] 味のレンジは広いけど、ちゃんと味はわかってるからごくごく普通のものが出来ます

ノルン:「キャメラさんの好みがわからなくて、いろいろ用意したんですが……お口に合うといいなあ」
キャメラ:「好き嫌いはありませんから、ご安心くださいな。ええっと……」 お菓子を眺めるよー

わさびせんべい、コーヒー饅頭、チョコレートキャラメルなど
ほんっとにかき集められるだけかき集めた感じのお菓子が並んでます


  [雑談] ジンギスカンキャラメルじゃないだけマシ
  [雑談] リアル暗黒物質はやめましょう?
  [雑談] ジンギスカンキャラメル、別にそこまで不味くなかった気が……?

キャメラ:「いろいろ持ってきてくださったのですね……あっ、これって、チョコレート味ですか?」
  
チョコレートキャラメルを手に取り
ノルン:「そうですね! 近所の駄菓子屋さんで見つけたんです!」
キャメラ:「最近はこんなものもあるんですね……これ、いただきます。チョコレート、大好きなんですよね」 ヒョイパクー
ノルン:「こっちのモナカどら焼きもおススメですよう」 自分は唐辛子の素揚げ食べてる

  [雑談] からそう
  [雑談] 素揚げ
  [雑談] あげないで
  [雑談] 揚げないよ!
  [雑談] カプサイシンは油に溶けるから……
  [雑談] 辛味は味覚じゃなくて痛覚だから多分味わえる

キャメラ:味は感じないけど、ノルンちゃんがこれだけ自分のことを慮ってくれたことが嬉しくて、自然と笑顔になってます
ノルン:「キャメラさんにお礼が言いたかったんです。この前は酔い止め、ありがとうございました。
  私が具合悪い時に気遣ってくれてとてもうれしかったんです」

キャメラ:「そのことですか? ふふ、当然のことをしたまでですけれども……
  どういたしまして。お礼の気持ち、とっても嬉しいです。
  私は少しだけですが先輩ですし、ノルンちゃんからみればお姉さんでもあるわけですから……
  これからもどしどし頼ってくださいな」

ノルン:「えへへ……ありがとうございます」

キャメラ:「……あら、これ、辛いんですね」 わさびせんべいをムシャアしながら
ノルン:「はい! でもその辛さがいいですよね!!! おいしくて大好きです!」
キャメラ:「ええ、私も辛いのは……結構好きですから。食べるものにはだいたいスパイスかけますし」
ノルン:「最近は香辛料の類のお値段が上がり気味なのはちょっといただけないですよね……
  嗜好品だからしょうがないのですけども」

キャメラ:「そうですねぇ、……大昔にはコショウを巡って戦争が起きたともいいますし。
  何とか、もっと手軽に使えるようになればいいのですけれどね」

ノルン:「おいしいご飯のためにも! 一生懸命働かないと!!! ですね!!!」
キャメラ:「……」 少し真顔になり、すぐに笑顔に戻り、 「ええ、そうですね。何もかも終われば、きっと……」

  [雑談] そろそろシメていくかな?
  [雑談] そうですね、そろそろ医務室からお暇します



キャメラ:「と、これ以上食べると夕食に差し支えてしまいますね」
ノルン:「そうですね。もうそろそろ私も部屋に戻らないと。カナタさんと約束がありますし」
キャメラ:「約束?」
ノルン:「はい! 第38回ちょー必殺技会議をすることになってるんです!
  キャメラさんもお時間があればぜひいらしてください!!!」 
ビラを押し付ける
キャメラ:「わわっ」 ビラを押し付けられて 「超必殺技……?」 とひとりごちます

  [雑談] 38回
  [雑談] 三十八の概念
  [雑談] 108まで続きそう……
  [雑談] たまに名前が変わるので、そのたびに第一回から数えなおしてます

ノルン勢いよく立ち上がって 「それじゃあキャメラさん! お茶、ごちそうさまでした!!!
  犠牲がつきもの、なんて言うつもりはありません。でも背負い込みすぎないでくださいね」

  そういってノルンはバタバタと医務室を後にするのだった
キャメラ:「……!」 少し目を見開いて、
  
「……ふふふ。年下の女の子に元気付けられるなんて、ね」 と、ノルンさんの背中を見送りました

キャメラ:「それはそれとして、超必殺技……?
  カナタくんが関わるなら、ロクでもないことが起きそうですし……
  一応、様子を見に行きましょうか。怪我人が出たら心配ですし」




  [雑談] >カナタ君がかかわるとロクなことが起きない<
  [雑談] www
  [雑談] モアイとかタライとか豆腐の噂を聞いていればこういう認識になる
  [雑談] タライ……
  [雑談] キャメラさん、的確
  [雑談] 残念なことに半分以上ノルンの仕業という





必殺技研究部活動報告

  ノルン・カナタ・クーロン・キャメラ


  [雑談] 日頃ついったで鍛えた必殺技を見せるときが来た
  [雑談] おっすおっす息の合わなさ具合を披露するのだ!
  [雑談] うおおおおおお!!!
  [雑談] 息の合わなさ具合w
  [雑談] 効果は私が考える感じでいいんですよね???(ここから)
  [雑談] 効果は任せたぞ、ノルンァ!
  [雑談] あいあいさー! カナタさんゥ!



ノルン:「というわけで第39回ちょー必殺技会議を始めたいと思います!
  本日のゲストはクーロンさんとキャメラさんです!!!」

カナタ:「イエーイ! よろしくなー!!!」
クーロン:「よ、よろしく……」 不安感たっぷり
キャメラ:「私はいわばお目付役です。怪我人が出ないよう監視する係ですからね」

  [雑談] 39回になったw

ノルン:「司会進行は必殺技委員会副会長のノルンと!!!
  きっと期待に応えてくれるカナタさんがお送りします!!!」

カナタ:「必殺技研究部長のカナタで!」
クーロン:「……会長はどこにいるんだ?」 キャメラに耳打ち
カナタ:「おいまてノルン、こないだ必殺技研究部に名前を変えたはずだ」
ノルン:「きっと期待に応えてくれる必殺技研究部長のカナタさんがお送りします!!!」
カナタ:「いいなおすの、かーいっ!!!!」
キャメラ:「カナタくん……のようですね」 耳打ちに返し
カナタ:「まあいいや、よっしゃー! 三人ともよろしくなぁ!!!!」
ノルン:一生懸命拍手をする
クーロン:ぱちぱち(まばら)
キャメラ:拍手は出来ないので「わー」と口で言ってる

  [雑談] やべえ、空気感やべえ

ノルン:「さて……今回集まっていただいたのは他でもありません」
カナタ:「前回の“30豆腐ハンマー”はオレが豆腐に埋まるという悲惨な結果に終わったが」
ノルン:「豆腐事件しかり、納豆事件しかり。
  我々の脳みそで考えられる必殺技を試してはみましたが、いくつもの必殺技が失敗に終わりました」

カナタ:「そう! その通り!」

  [雑談] 30豆腐ハンマー
  [雑談] 30Tハンマーと豆腐の悪魔合体です

ノルン:「というわけで!!! 二人で考えることに煮詰まってきたので!
  新鮮なアイディアを!!! 取り入れたいと直談判し!!!
  今回、ゲストのお二方をら……げふんご招待することになったのです!!!」

カナタ:「まさか! ノルン、お前……!」
ノルン:「何もしてませんよー。そうですよねー???」
カナタ:「FOOOOO!!! やるじゃねーか!」
キャメラ:「え、ええ、私はビラを渡されただけですし」
クーロン:「ほ、ほーん……で、俺らは何をすればいいんだ?」
ノルン:「なんでもいいからアイディアが欲しいのです。ヒントが欲しいんです」
カナタ:「そう! 三人集まれば文殊の知恵!」
ノルン:「成功につながる!!! アイディアが!!!」
カナタ:「成功に! そう! 成功につながる! 必殺技が!!!!!!!!!!!!!」

  [雑談] 強引に進めてるんですけど大丈夫です???
  [雑談] オレはいつものノリなので平気
  [雑談] 楽しいですありがとうございます

クーロン:「アイディア、成功、う、うーん」 ノリに困惑
ノルン:「そう! 必要なのは多分ノリ! 結論は後でいいんです。試し撃ちできる広い場所さえあればそれで!!!」
キャメラ:「アイデア……ですか……」 ううーんと考える
ノルン:「と言っても、急に言われたんじゃ思いつかないですよね……」
クーロン:「まぁなー、必殺技とか、そういうのないし……」
カナタ:「とりあえず、一回試しで見せてみるか?」
ノルン:「ですよね! 一回やって見せたほうがいいですよね!」
キャメラ:「ちょっと、部屋は大丈夫なんです……?」
ノルン:「多分! きっと!! もしかしたら!!! 大丈夫だと思います!!!!」
カナタ:「大丈夫大丈夫!!!! 今のところオレが豆腐に埋まった以外の被害はない!!!」
クーロン:(かえりたい)
キャメラ:「……」 静かにリテイク・アクション謳って、部屋に障壁作ります

  [雑談] (無言のリテイク・アクション)
  [雑談] 多分ちゃんと曲流れてると思うんですけど、多分気付かれない



カナタ:「いよおおおおおし!」
ノルン:「えーと、うーんと……「まいまい」!」
カナタ:「『6連パイルバンカー』!!!!」

  [雑談] 収集を付けるつもりがまったくありません。どうしようもないです
  [雑談] wwwww
  [雑談] まいまいからつなげるのむずかしいんですけお

ノルン:「『カタツムリドリル』の完成だー!!!」
カナタ:「いえええええええいいいいいいいい!!!!!!!!」
ノルン:「YAHOOOOOOOOOUUUUUU!!!!!」

  [雑談] 元型なんて知りません
  [雑談] 解説は必殺技検証家、ノルン先生です。よろしくお願いします。

クーロン:「カタツムリ……」
キャメラ:「……」 身構えている

二人の雄たけびに呼応するかのように光が集まり形をとる。現れたのは……

クーロン:「へー、詩魔法……なのか?」
ノルン:「なんかぎゅるんぎゅるんしてます! たぶん成こ……?」
カナタ:「んん……!?」

カタツムリの角が突き出た凶悪なドリルだった。

カナタ:「うわああああっぶねえええええ!!!!????」
クーロン:「……」 キャメラの後ろに隠れる
キャメラ:「二人とも、こちらへ!」 障壁の内側に二人を引っ張り込むよ

6の字を描く甲羅がぐるぐると回転し……床に当たってむにゅうっと柔らかくゆがんだ。
そのまま、ぽよよーんぽよよーんっと6回跳ねると霧のように消えてしまった


カナタ:「……お?」 障壁からちらっと顔を出す
ノルン:「ちょっと柔らかそうな……さわ……いえ、何でもないです」
カナタ:「あー……耐久性に難あり、ってやつかー。あれ触ってみたら気持ちいいのかなー、どう思うよ、ノルン」
ノルン:「あれは……触り心地抜群だと思います」
キャメラ:「……ダイブを経ずに別の詩魔法が作れているのかしら。
  それとも、大本は同じ魔法で、その都度姿を変えてるだけ……?」 
分析
クーロン:「……キャメラの姉ちゃん、あれも詩魔法、なのか?」
キャメラ:「ええ、たぶん、おそらく、きっと……」

  [雑談] (なんか出てきては消える感じがエレミアのクリーチャーっぽいなぁとか思った)

クーロン:「へー。いや、俺の友達がさ、レーヴァテイルなんだ。でも、あんな……こう、ふぁんしー? じゃなくて」
ノルン:「ふぁんしー?」
クーロン:「もっと、恐ろしい感じでさ」
カナタ:「ファンシー……だと……?」 愕然
  (格好いいと思っていた)

クーロン:「ん? あぁ。ちょっとかわいい感じも、なくはなかったし。ファンシーだろ?」
ノルン:「ファンシー……そうですね! ファンシーでした!!! その路線は考えてませんでした!!!」
カナタ:(えっまじで!?その路線で行くの!?の顔)
ノルン:「これは新しい必殺技が開拓できそうですね!!!」
カナタ:「お、おう! そうだな! それじゃ……出番だ! 二人とも!!」 二人の肩をたたきます
ノルン:「はい!」
クーロン:「えっ」



ノルン:「じゃあ行きますよ! 『石鹸』!」
キャメラ:「せ、せっけ……ええっと、『消毒』!」
ノルン:「『滅菌サボン』いっちょ上がりです!!!」

  [雑談] ふ つ う
  [雑談] 普通に終わった
  [雑談] ネーミングセンスがすごい
  [雑談] それは毎回思います。天才かよ
  [雑談] キャメラさんの『消毒』が、すごくらしい
  [雑談] エレミアンは消毒よー
  [雑談] じょきんじょきん
  [雑談] (せっけん、しょうどくのながれで某バーサーカーを思い出した)
  [雑談] まぁキャメラの詩魔法にもナイチンゲールがありますしね 史実のあの人を元ネタにしてる部分はあります

カナタ:「さて、今回のは……?」

なんかふわわ……とほんわかした感じでほにゃららした後現れたのは……
洗剤を箱ごと入れて洗濯機を回したのか……と思うような大量の泡だった。
しかも、なんか地味に目に染みる。


  [雑談] まて餅の生成はやめるんだ(粉洗剤ひと箱ダバーすると洗濯機の底に餅のような物が錬成される)
  [雑談] なぜモチーフがわかってしまったのか
  [雑談] wwwwwwww
  [雑談] エスパー

カナタ:「ぬわーっ!!? ごぼぼぼぼ」 泡に飲まれる
ノルン:「ちょっ、カナタさーん!?!? 立って!!! 立って!!!!」
カナタ:「めがぼぼぼがばばばばばめがあばばっばっぼぼぼぼ」
キャメラ:「……」 残ってた障壁に引っ込んでる
カナタ:「ずべっでだてないがぼぼっぼ」
クーロン:「……」 言葉が出ない
カナタ:「がぼっぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」

【数分お待ちください】

今回の必殺技はさっきのカタツムリと違って長い間残るようだ。
端の方でパチンパチンと泡がちょっとずつ消えていっているのがわかる。
部屋はとてもいい匂いに包まれ、隅っこまでぺっかぺかの新品のようになっていたという。


カナタ:「……泡に消毒されるかと思った、命を」
ノルン:「あはは……すみません」
カナタ:「まーしゃーなしだろ! さ、次だ次」
クーロン:「……姉ちゃん、これ、どう思う?」 小声で
キャメラ:「ある意味素晴らしいスキルだとは思います。私には出来ませんし……」 小声
カナタ:「……まあ、確かに消毒には成功してるよな! うん! 部屋も綺麗になったし!」
ノルン:「ゴミがきれいに屑籠にまとめられてます……!すごい!!!」
カナタ:「これは優秀! さっすがキャメラさんだ!!」
クーロン:「そうか。メイランもこれぐらいはっちゃけた感じなら、あんなことには……」 遠い目
カナタ:「おっと、もちろんノルンもな」
ノルン:「ありがとうございまっす!」

  [雑談] いやあんなふうにハッチャケたら別の意味で大変……
  [雑談] 危ない感じよりはいいのでは? とおもって()



カナタ:「さあて、今度はクーロン! お前の番だ!」
ノルン:「さあ……最後はクーロンさんだけですよう……」 にじり……にじり……と詰め寄る
クーロン:「うっ…………わ、わかったよ、やればいいんだれ、やれば!」 やけくそ
キャメラ:「るーたにあー……」 障壁貼り直してる
カナタ:「なんでそんなヤケクソなんだよ、たのしいよ?」
ノルン:「では行きます! 『じゃんけん』!」
クーロン:「あ、え、えーっと、『拳銃』!」

  [雑談] あっ
  [雑談] じゃんけんじゅうやな
  [雑談] じゃじゃんけん
  [雑談] なんとなく言ったけど、これは悪魔的では……?
  [雑談] 墓 穴 を 掘 る

ノルン:「『じゃんけん銃』……? これは! 危ない!!! 伏せてください!!!」
クーロン:「……は?」 呆然
カナタ:「……んあ? あっ、トンファーガード!!!!」
  クーロンをキャメラさんのほうにタックルして吹っ飛ばします
キャメラ:「こちらへ!」 翼を広げたミニサイズの天使の翼の中に引き込みます
クーロン:ズサーッ
カナタ:(タックルした後のムボウビー)
キャメラ:「あっ、お馬鹿っ……!」

グーの形をした何かが飛び出す。そのまま部屋中を飛び跳ね続けている。
障壁に逃げ込んだ間にも小さな銃からポンポンとじゃんけんの形をしたものが生み出されていく。
床をバウンドし、棚を倒し、天井から落ちて来る。


  [雑談] カオスすぎる……
  [雑談] うん いったいどうなるんだ……
  [雑談] キャメラに「お馬鹿」って言わせられたので満足です
  [雑談] 失敗必殺技はこのように量産されて行きます(きっと)

しばらく様子をうかがっていると、じゃんけん同士がぶつかって数を減らしているのが見えた。
じゃんけんに勝利すれば消えるようだ。


キャメラ:「わーすぐらんめーらーくぁーるいーやー……」 障壁を張り続けながら様子を見ている
カナタ:「これは元を壊さないと無理だ! 多分!!」
ノルン:「とりあえず、数を減らしましょう!」 じゃんけんの構えをとる
カナタ:「ぱー!!!!」
クーロン:「……うう、くっそお、なんでこんな目に合わなくちゃならないんだよぉっ!!」 渾身のチョキ!
カナタ:(まてよ、これじゃんけんに負けるとどうなるんだ……?)

  [雑談] そこに気づいてしまったか
  [雑談] フ ラ グ を 作 る
  [雑談] だって……

そんなことを考えているのがばれたのか、パーからびんたを食らう。

カナタ:「あいこなのにいいいい!!!?」 ビターン

  [雑談] どういう効果だwww
  [雑談] これをどう収集つけるのか

ノルン:「ああああーーーーーー!!!! カナタさーーーーーーーん!!!!! 仇は取ります!!!」
クーロン:「……ははっ、やられてやんのーっ! あっ、ぐえっ」 チョキに吹っ飛ばされる
ノルン:「ぎゃあああーーーーーーークーロンさんまでーーーーーーーーー!!!!!」

キャメラ:アマルガメイションでBGを引き継ぎドロバンを詠唱、じゃんけん銃を一掃したいです
ノルン:お願いします HP5くらいだから


キャメラ
  「── deepened -> 
/ ファンクション定義:
  
hOwOsYIsYI YUgkgul, / 傷よ開け
  
hOwNsYIsYI YIgiz, / 痛みよ増せ
  
ag xO yorr cIzYO daedu/. / 腐り果てよ

  
deepened!
  xO yorr cIzYO daedu ag dUzI, vAsAk sor/. 
/ 腐り果てて死ね、私はそれを感じたい
  
deepened!
  xI yorr cIzYO daedu ag dUzI, yAzEt sor/. 
/ 腐り果てて死ね、私はそれを望んでいる
  
deepened!
  xU YAxava fUwUrneh dn ujes fane, 
/ 汚れた包帯が貴方の傷を蝕み、
  
deepened!
  pAsOwItYI YAkeg!」 
/ 貴方の腕を捥ぎ取るだろう!」


  [雑談] キャメラさんありがたい
  [雑談] あなたの腕(じゃんけんの拳)

カナタ:「戦場の天使の歌声が聞こえる……」

キャメラ:24D+56 → 88[4,1,5,5,6,5,4,6,6,2,1,6,6,4,2,4,1,1,1,4,6,1,4,3]+56 → 144

  [雑談] 打点wwwwwwww
  [雑談] BG3だからね

じゃんけん銃もろとも、泡になって消えてしまった。

ノルン:「キャメラさんがいてくれて本当によかった……」
カナタ:「……ふぅ。 武器の名前を出すときは気をつけるべきなんだな、カナタよくわかった」
ノルン:「もうちょっと考えてやるべきでしたね……失敗です」
クーロン:「……はっ。グ、グーはどこだ?」 目が覚めたようです
キャメラ:「コホン、Fou waa ra yerwe tou nuih ──」 と、回復魔法謳っておきます
クーロン:「あー、なんだ、その……すまんな」
カナタ:「気にするな! 失敗があるから成功がある! 先に進むことができるのは失敗者の特権だ!」
ノルン:「ありがとうございます。この失敗は次に活かさないとだめですね」
クーロン:「……まぁ、それもそうか? は、はははは……」
キャメラ:「私としては、もっとまともな必殺技を考えていてほしいものですが」
カナタ:「よーっし! それじゃあ、今度は4人でやってみるか!!!」
ウツロ:『ほう、ほう。愚か者どもはそうやって遊ぶのか。では、我も混ぜるがよい……っ』 羽根を広げる

その声を聴く者は誰もいなかった……



  [雑談] せっかく出したので〆てもらいました
  [雑談] いろいろ大変なことになってたけどありがとうございました
  [雑談] いつか6人で必殺技出したいね(大惨事
  [雑談] スーパーエクストリームウルトラメテオモフモフとんこつマシマシバスタークリティカル必殺技ですね!!!
  [雑談] ウツロは「超尊大で傲慢なバカ鳥」を目指してます
  [雑談] 超尊大で傲慢なバカ鳥
  [雑談] 真面目モードがネタに見えるようにがんばります
  [雑談] 最初は順調かと思ったらやっぱりカオスで終わった
  [雑談] モフ
  [雑談] ウツロ:よいぞ
  [雑談] モフ
  [雑談] ウツロ:『好きなだけ我をなでるがよい……』
  [雑談] ちょっと10分くらい休憩させてください……
  [雑談] (カオス時空でHPが0になった)
  [雑談] MPも0になってそう
  [雑談] まぁカオス空間は削れるよね……
  [雑談] (今回そんなにカオスじゃなかったな、なんて思ってたんだけどそうではなかったようだ)
  [雑談] カナタさんは慣れてるから
  [雑談] こんなのに慣れるセッションってなんなの……?









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