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ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ

アトラクション:Mickey and Minnie's Runaway Railway

TVシリーズ『ミッキーマウス!』の世界観をモチーフにしたアトラクションで、ミッキーマウスを主人公とした世界初のライドアトラクションとなる。近年の流行である3Dや4Dとは異なる、2.5Dという3Dメガネを使用しない最新テクノロジーが用いられている。

『ミッキーマウス!』の新エピソードを体験するという設定から、同番組の製作者ポール・ルーディッシュ*や作曲家陣も参加している。クラシック時代へのオマージュとして、ミッキーのデビュー作『蒸気船ウィリー』の汽笛の音や、ミッキーの声優経験のあるサウンドエフェクトデザイナーのジミー・マクドナルドの作った効果音も流用されている。

ミッキーマウスのワンダフル・スプリング』第3話には、ミッキーの思い出の品としてこのアトラクションのおもちゃが登場する。

歴史

1976年、ディズニーランドミッキーマウス初のアトラクションとして、モノクロ時代のアニメーションをモチーフにしたライド「Mickey's Madhouse」がウォード・キンボールが企画されていた。このライドが作られる予定だったエリア『Dumbo's Circus Land』の企画自体が白紙となり、ライドもお蔵入りとなった。

2017年、D23 Expoの中で3Dメガネなしの2.5Dアトラクションとして初披露された。イマジニア*ケビン・ラファーティ*は自身の40年のキャリアの中で最も重要な仕事のひとつだとコメントした。

ディズニー・ハリウッド・スタジオ

名前:ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
原題:Mickey and Minnie's Runaway Railway
オープン:2020年3月4日
所属:ハリウッド・ブールバード
前身:ザ・グレート・ムービー・ライド*(1989年~2017年)



ハリウッド・ブールバードチャイニーズ・シアター*内の「ザ・グレート・ムービー・ライド*」の跡地に建設された。建設は2017年8月13日に開始し、パーク開園30周年の目玉として2019年にオープンする予定だった。工事遅延によって2020年3月4日に延期され、2月6日にファストパス・プラス*の予約が開始した。

チャイニーズ・シアターで『ミッキーマウス!』の新作「Perfect Picnic」のプレミアが行われるという設定で、「Nothing Can Stop Us Now*」というテーマソングと共にピクニックが始まる。オープンカーでのピクニックを楽しむミッキーマウスミニーマウスランナマック・レイルロード*を運転するエンジニアのグーフィーも加わり、西部の国や海の国など様々な世界を巡る大冒険が始まる。

カーニバルのシーンには、もともと同じ場所にあったアトラクション「ザ・グレート・ムービー・ライド」のパロディ「The Great Moving Ride」のポスターや、それを思わせる演出がされている。

キューラインには『ミッキーマウス!』で放送されたエピソードのポスターも飾られている。

第5話 トーキョーでゴー!
第13話 夢のポテトランド
第26話 ムンバイの奇跡
第40話 コインに願いを
第45話 深海の不思議
第56話 分かれても好きな人
第64話 二人三脚

また、ヒューイデューイルーイは『ミッキーマウス!』のデザインで登場するが、ポスターには『ダックテイルズ*』のデザインで描かれている。

ミニー、ヒューイ、デューイ、ルーイの声を演じたルシー・テイラー(2019年7月死去)が生前に収録した遺作の一つとなった。

ディズニーランド

名前:ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
原題:Mickey and Minnie's Runaway Railway
オープン:2022年
所属:ミッキーのトゥーンタウン



舞台となる劇場はフロリダ版のチャイニーズ・シアターから、ミッキーのトゥーンタウン内に新設されるエル・キャピトゥーン*エル・キャピタン・シアター*のパロディ)に変更されている。

キャスト

ミッキーマウス クリス・ディアマントポロス
ミニーマウス ルシー・テイラー
グーフィー ビル・ファーマー
プルート ビル・ファーマー
ドナルドダック トニー・アンセルモ
デイジーダック トレス・マクニール
ピート
チャビー* -

楽曲

最終更新:2024年09月08日 23:18