トルネード系

トルネード系とは、「前方に竜巻を発生させ、連続ヒットさせて攻撃するチップ」の総称である。
これまで多種多様なチップが作られてきたので、以下に表としてまとめてある。

【対象チップ】 タイフーン、ハリケーン、サイクロン、トルネード、コガラシ、ネップウ、ノイズストーム、ブリザード
【アイコン】 タイフーン:
ハリケーン:
サイクロン:(トルネードも同じ)
コガラシ:
ネップウ:
ノイズストーム:
ブリザード
『トランスミッション』:
【攻撃力】 タイフーン・ハリケーン・サイクロン→30
その他→20
【ヒット数】 タイフーン→3回
ハリケーン→5回
それ以外→8回
トルネードをアリジゴクパネルor属性パネル上に発生させる→2倍
【攻撃範囲】 ノイズストーム→自分のバグの量により最大6マス分まで増加
それ以外→2マス前方の1マス
【属性】 タイフーン・ハリケーン・サイクロン・トルネード(『2』、『3』、『トランスミッション』、『L.o.N』)・ノイズストーム(4、5)→無属性
トルネード(4~6)・ノイズストーム(6)ダークトルネード→風系統
トルネード(P.o.N)・コガラシ→木属性
ネップウ→炎属性
ブリザード→水属性
【種類】 それ以外→スタンダード
ノイズストーム(『4』、『5』)→悪状態専用チップ
【派生チップ】 ダークトルネード
【英語名】 タイフーン:Typhoon
ハリケーン:Huricane(Hurricane)
サイクロン:Cyclone
トルネード:Tornado
コガラシ:Twister
ネップウ:Blower
ノイズストーム:Static
・Staticは空電や静電気という意味

【詳細】

大本になっているのは、『1』にのみ登場した「タイフーン」「ハリケーン」「サイクロン」の3枚。
2マス前にそれぞれ3、5、8HITする竜巻を作り出すバトルチップである。
同じく『1』にのみ登場するウイルスファンカー系を倒すと入手できる。
『1』のリメイク作である『OSS』にも登場する。

その後『2』でサイクロンの性質を受け継いだ「トルネード」が登場、以後はこのトルネードの能力を基本としたバトルチップが登場していくことになる。
この為、当wikiでの系統も「トルネード系」となっている。

攻撃範囲は1マスのみと狭いが20×8=160ダメージを与えるため、スタンダードチップとしては強力な部類に入る。
またヒット数が多いためアタック+などと相性が良く、大幅に火力を伸ばせるという特徴がある。
ジャイロソウルテングクロスで使用したりアタック+やダブルポイントを大量に積む等、あらゆる強化を乗せて発動するとフォルテでさえ瞬殺可能な威力を叩き出す。

『2』では炎属性を持つ「ネップウ」、木属性を持つ「コガラシ」が登場。本家トルネードは残念ながら属性付きの物の下位互換だった。
ネップウにファイア+40を4枚付加すると、プラネットマンV3を瞬殺できるのは有名な話。
チップとしては『2』『トランスミッション』『バトルチップGP』にしか存在しないが、コガラシはウッドスタイルウッドソウルチャージショットに採用され、チップは見たことがなくとも使ったことはあるというプレイヤーは多いはずだ。

『3』ではサンドパネル、『4』ではアリジゴクパネルの上にトルネード*1を発生させるとヒット数が倍になる。
砂を巻き上げることでダメージを加速させるというイメージらしい。
『5』からは砂系のパネルがなくなったので、代わりに属性パネル(クサムラパネルアイスパネルなど)でヒット数が2倍になる。
この際、パネルの属性に合わせてトルネードの色が変わる。ただしトルネードの属性自体は変化しない

『4』にて新しくノイズストームが登場。
悪状態専用のチップで、ロックマンにバグが発生しているほど攻撃範囲が広がり、最大6マスになる。
バグ1つで正面3マス前を追加、バグ2つで正面2マス前の上下2マス、バグ3つで正面3マス前の上下2マスが攻撃範囲に追加されていく。
加えて、当たった敵がスーパーアーマー持ちだった場合、仰け反り効果が麻痺効果に変わる。
バグが多いほど麻痺時間が延び、バグがないと麻痺が発生せず、バグ1つで1.5秒、バグ2つで2秒、バグ3つで2.5秒麻痺させられる。
『4』ではトルネードと同様、アリジゴクパネルで倍ヒットさせられた。
悪状態限定チップの例に漏れず、善悪度がない『4.5』と『5』での仲間ナビ操作時は善悪度を考慮せず使える。ただし、『4.5』での対戦時にバグを発生させた場合というピンポイントなケース以外では常にバグ0判定で最も弱い。
『6』では善悪度が無くなったので、最大HP減少などの代償なしで使えるようになった。
代わりに、スーパーアーマー持ちの相手を麻痺させる効果はなくなった。
とはいえ『6』の対戦においても、ノイズストームは最大範囲であればドリームソードと同じ範囲であること(=エリアスチール一回で実質必中)を活かし、アンインストール付加・バリア系剥がし・アンダーシャツ貫通の詰め要員・キラークロス剥がしなど八面六臂の活躍を見せる必須チップとして重宝される。
『5』ではバグチャージと、『6』ではバグシュウセイと相性が悪く、両方を採用する場合枚数や使うタイミングに気を付けたい。


『6』では攻撃チップにマヒ効果を付加するホワイトカプセルというチップがあり、もちろんトルネードにつけるとトルネードを食らった敵がマヒする。
ところが属性パネル上にホワイトカプセル付きトルネードを発動すると、不具合(?)によりマヒ効果がなくなる代わりにダメージが更に2倍になる。
属性パネルと併用するため単純に攻撃力が4倍となり、恐ろしい火力を見せつける。
ただし、フルシンクロや怒り状態でも8倍にはならない。このことから、内部的にはフルシンクロ状態として扱われているのでは?という仮説がある。
また、この場合アンインストールを付けると何故かマヒ効果が有効になるのでスーパーアーマーが付いた敵にも当てられる。
これは不具合だったのか、アドコレでは同じ条件でもダメージが倍にならなくなっている。
草むら,,火口パネル ホワイトカプセル アンインストール 攻撃力 ヒット数 麻痺 アビリティOFF ココロ2倍
× × × - 8 - -
× × - 8 -
× × - 8 -
× - 8
× × 2倍 8 - - 不可
× 2倍 8 × 不可
× 4倍 8 × - 不可
4倍 8 × 不可

また、『6』では前方に発生させたエアホイール系にトルネードを直接ぶつけると、エアホイールの攻撃回数が増加するという隠し要素がある。
エアホイール3はトルネードと同じチップコード(T)なので、利用しやすいコンボといえる。
こちらはアドコレでも発動可能

元となったウイルス(ファンカー系)は1以降一切登場しないため存在がほとんど知られていないが、
一方チップは様々な戦法に使用される大変有用なものである。

ガラケーアプリの作品である『P.o.N』ではトルネードだけ登場しているが、各属性の枚数調整のためか木属性になっている。
また、『L.o.N』には水属性の「ブリザード」というチップも登場している。
同名のチップが別に存在しているのでややこしい。

ちなみに派生P.Aとして「デスストーム」があるが、攻撃力200×1回の全体攻撃となっておりもはや別物。


データライブラリNo.

作品 前のチップ No. 次のチップ
『1』 No.053 エレキサークル3 054 タイフーン 055 ハリケーン 056 サイクロン No.057 エッグスネーク1
『2』 No.058 ラットンハナビ 059 トルネード 060 コガラシ 061 ネップウ No.062 バーニングボディ
『3』 No.076 ドロツナミ 077 トルネード No.078 バッドスパイス1
『4』 No.041 マグボルト3 042 トルネード 043 ノイズストーム No.044 ミニボム
『5』 No.031 サンダーボール 032 トルネード 033 ノイズストーム No.034 ミニボム
『6』 No.052 ドリルアーム 053 トルネード 054 ノイズストーム No.055 マシンガン1
『トランスミッション』 No.070 リモートプラグ 071 トルネード 072 コガラシ 073 ネップウ No.074 バーニングボディ
バトルチップGP』 No.058 ラットンハナビ 059 トルネード 060 コガラシ 061 ネップウ No.062 バーニングボディ
『4.5』 No.041 マグボルト3 042 トルネード 043 ノイズストーム No.044 ミニボム
『P.o.N』 No.019 ラビリング3 020 トルネード No.021 エレキショック1
『L.o.N』 No.046 コーンショット3 047 トルネード 048 ブリザード 049 コガラシ No.050 ミニボム
『OSS』 No.053 エレキサークル3 054 タイフーン 055 ハリケーン 056 サイクロン No.057 エッグスネーク1

+ タグ編集
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最終更新:2025年02月19日 19:03