スーパーキタカゼ

【チップ名】 スーパーキタカゼ
【読み方】 すーぱーきたかぜ
【アイコン】
【種類】 スタンダード
【系統】 無属性(『3』) 風系統(『4』『5』)
【PA】 なし
【登場作品】 『3』~『5』『4.5』『P.o.N』
【英語名】 NrthWind(NorthWind)

【詳細】

使用すると画面が暗転し、フィールド全体に北風が吹き、バリアオーラを数値に関係なく全て吹き飛ばす。
チップとしてのバブルラップブラックバリアはこのチップに剥がされると二度と復活しない。
当たり前だが、バリアやオーラ以外で守られているものは吹き飛ばせない(ブレイク性能が必要なガード状態のもの、アゾマータ系ウイルスの本体、プロトのコアを覆う膜など)。

初登場は『3』。対戦における防御の要となった「ドリームオーラ」への対抗手段として、こちらも通信対戦での出番は多い。
『3』であればドリームオーラに加え、耐久力300と異常な数値を誇るダークネスオーラも除去対象となる。コードは強力なチップで占められる「A」が最有力候補。
ただし、『3』の通信対戦では、バリアやオーラはスーパーキタカゼに対してもインビジブルユカシタモグラ系カゲブンシンなどの防御チップ、果てはシールド系プログラムにすら守られてしまう。
『4』『5』では当然ながらドリームオーラの除去目的。コード「*」が存在するのでフォルダのチップコード分断にもならない。
『4.5』でも対戦でドリームオーラやバリア200、ブラックバリアへの対抗策の一つ。
特に善悪度の概念がないうえ風系統によるバリア除去効果が存在しない今作でのブラックバリアは凶悪極まりないので、本チップも相対的に重要チップの一つとなる。

一方、シナリオ攻略においては、一般的にオーラを纏って登場する相手がフォルテ位しかいないため、ほぼ対フォルテ専用のチップと化している。
『3』にはフォルテの他にもオーラをまとった敵としてドリームビット系が登場するので、攻撃系チップを温存するために使うのもいい。
フォルテXXのブラックバリアも復活しないように剥がせるが、『4』でダークネスオーバーロードを使った場合のみ、ブラックバリアを復活させてくる。
『4.5』ではオーラやバリアを纏うボスナビやウイルスが全くいないためCPUで必要になる場面がない。
『5』ではオーラを使用する敵はフォルテのみ。
『6』では続投こそしなかったものの、風系統のほぼ全ての攻撃にバリアやオーラを吹き飛ばす効果が付与されている。
風系チップの礎を築いたチップであると言えよう。

【余談】

ちなみに、ナンバーズ系にスーパーキタカゼを使うと、何故か反撃技の「エラー&デリート」が飛んでくる。
(「攻撃力0の攻撃」を行っているという処理になっている?ギガナンバーズ1で検証して「エラー&デリート」が出るか要検証)

アドコレ』では、「わらしべ交換に必要なチップが通信交換不可」という独自の仕様が新たに設けられている。
そのため、『5』でわらしべ交換で手に入るスーパーキタカゼ*は通信交換ができず、オラン島チップトレーダースペシャルネビュラホールエリア6バグピーストレーダーで狙う必要がある。
Switch版の場合、バックアップ機能を利用する手法でチップを増やすことができ、エリアスチール*などのGBA版で入手困難であったチップはこの手法で解決するのだが、『アドコレ』の『5』ではスーパーキタカゼ*にはこの手法が使えない。*1

チップの名称が「キタカゼ」なのは、イソップ寓話の「北風と太陽」からだろうか?
もっとも、この物語だと北風は旅人の外套を吹き飛ばすことに失敗しているが。

データライブラリNo.

作品 前のチップ No. 次のチップ
『3』 No.172 オーラ 173 No.174 メットール
『4』 No.129 ブラインド 130 No.131 ホーリーパネル
『5』 No.160 ブラインド 161 No.162 ホーリーパネル
『4.5』 No.129 ブラインド 130 No.131 ホーリーパネル
『P.o.N』 No.108 クイックゲージ 109 No.110 ホーリーパネル

+ タグ編集
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  • EXE5
  • EXE4.5
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最終更新:2023年10月07日 12:34

*1 この仕様は『5』以外の全シリーズにも適用されており、例えば『2』であれば、わらしべ交換終盤の「ビッグボム*」なども同様。