【詳細】
『1』のラスボスの
ドリームウイルスが創りだした分身。
ドリームウイルスの前方の穴から出現するが、オーラはないため普通に攻撃を通して倒すことができる。
ただし、HP表記もないため
ポイズンアヌビスによる毒ダメージでは倒れない。
一応内部HPが設定されている(一律HP100)ので、それ以上のダメージを与えれば倒せる。
それぞれ属性別に名が異なる。
炎属性のドリームメラルは、おそらくはメラメラ燃えるを略したと思われる。
水属性のドリームラピアは、おそらくはラピスラズリ+アクア。
雷属性のドリームボルトは、電圧のボルトから。
木属性のドリームモスは、moss(苔)。
無属性のドリームビットは、IT用語のビット。
ドリームウイルスが爆発する寸前に、この穴が1つだけ塞がっているのが確認できる。
『2』以降でも登場するのは、これによって難を逃れたからと言う説がある。
また、
フォルテが
ドリームオーラのデータを容易にコピーできたのでそこから誕生したという説もある(実際登場するエリアはフォルテの出現する場所)が、前者の説の方が濃い。
元のドリームウイルスを小さくしたようなデザインなので、虫に近い外見。
これは侵食する「ウイルス」や「バグ」などの語源から、「小さくて無数に広がる生物」の象徴とされているからなのかもしれない。
『2』ではクリア後の隠しエリア『
WWWエリア』に登場。
一般人ではまず入れないような空間だが、
ウラインターネットでWWWの残党やそのエリア内のナビの存在が知られているのと同様に、一応いるということは知られている模様。
『3』でも、クリア後の隠しエリアである
シークレットエリアに生息している。
全作と同様に通常エンカウントに混ざって出現するほか、
ウイルス飼育機の電脳で飼育することが出来る。
しかしウラ
掲示板で「アイツらどこにいっちまったんだ」と言われているあたり、存在がもうあまり知られていないようだ(生息しているシークレットエリアが
セレナードが管轄しているエリアであり、訪れることのできるナビがごく少数なためだと思われる)。
前作のような強力な単体チップがあまり多くない上ホーリーパネルに乗ってることも多く、
オーラを剥がすのに苦労する。
対策には
スーパーキタカゼが便利。
『4』以降では登場していないが、
ドリームオーラ系が大体の作品で隠しエリアの最深部近くにあるので、登場していないだけで絶滅はしていないのかもしれない。
一般ウイルスとして登場する個体は
ドリームオーラを纏っているため、まずそれを剥がさねばダメージを与えられない。
個体によって本体の属性が異なるためオーラさえはがしてしまえば倒すことは容易。
シリーズによって攻撃方法が異なる種が多い。
- ドリームメラル
- 赤い体で炎属性を持つ。
- 『1』では直線のファイア(キャンデービルと同様)、『2』ではロックマンがいるマスに残り火の発生する爆弾を落とし、着弾点をヒビパネルに変える。
- 『3』ではフレイムタワーで攻撃する。
- ドリームラピア
- 青い体で水属性を纏う。
- 『1』ではアクアタワー(ウォルタルギアと同様)、『2』以降はアイスキューブを撃ち出してくる(ブレイク性能あり)。
- ドリームボルト
- 黄色い体で電気属性を秘める。
- 『2』まではサンダーボール(ビリーと同様)、『3』ではロックマンのいるマスにピンポイントで落ちて来る3発の落雷で攻撃。
- ドリームモス
- 緑の体で木属性を宿す。
- 『2』まではウッディタワー(ミノゴロモンと同様)、『3』ではグリーンロープで攻撃。
- ドリームビット
- 白い体で無属性。
- 『1』には登場せず、『2』からの登場。障害物を貫通する横一列のレーザーで攻撃。
- 上記の4種のオーラ耐久力は100だったが、この個体のオーラの耐久力は『2』では150、『3』では200に上昇している。
- さらに『3』では上位の「ドリームビットSP」(オーラ耐久力200)がイベント戦にのみ出現する。
カウンタータイミングは、全種共通して『攻撃のために体を前に突き出した時』。
突き出す前の、体を後ろに傾けた時点ではまだタイミングに入っていない。
攻撃がほぼ出始めている瞬間なので、狙うのならば最後の1体に置いておきたい。
『トランスミッション』にも、ラスボス前のエリアである
ウラインターネット1に全種類登場。
攻撃方法はほとんどは『2』と同じだが、ドリームメラルに限り火の玉をまっすぐ飛ばしてくる攻撃になっている。
また、纏っているオーラが、
メガリア系のような属性付きのオーラになっている。
本体と同じ属性のオーラを纏っているので、属性付きのチップは多めに
フォルダに入れておくといい。
また、ドリームラピアは召喚するアイスキューブを足場として利用するような配置になっている。
『P.o.N』では何と序盤からいきなりドリームメラルが出てくるのだが、オーラは張られておらずHPも序盤なだけあって60。
攻撃方法はフレイムタワーだけなので、こうして実際に比較してみると
ボルケルギア系とほとんど大差ない。
続くラピア/モス/ボルトに関しても、通常のウイルスのような調整をされている。
ただし、名前の後に「2」「3」と、種類ごとにランクアップバージョンが用意されている。
【改造カード】
『5』では
改造カードの絵柄としてドリームビットが登場。容量20MB。
適用すると
ファーストバリア100の効果を得る。しかし、
カスタム画面で選べるチップが一枚減り、カスタム画面を開くとダメージを受けるようになってしまう。
さすがに20MBで付けられると強すぎるからか、ドリームオーラを展開することはできないようだ。(『1』にてドリームウイルスを守る姿をイメージしているのかもしれないが)
最終更新:2025年06月10日 13:59