Ⅴ(ぶい)
トロン一家の長兄。20歳。額に青く光る紋章がある。
スリー・フォーと来てファイブではなくブイである。
55話回想では父親にクリスという名で呼ばれており、本名は「クリストファー・アークライト」と判明した。
使用デッキは明言されていないが《
3DSの「遊戯王ZEXAL 激突!デュエルカーニバル!」では【幻獣機】を使う。(無理なくダイソンスフィアを出せる、ホログラフィープロジェクションにコンセプトが近い等結構ピッタリである)
また、ポジションがイリアステルで言うところのホセに近いため本気を出したら弾けるのでは、という予想も。
もちろんこのネタを好ましく思わない人もいるのでそこは空気を読んで。
因みにこの台詞を発した際に読んでいた重厚感溢れる本だが、載っていたのは《魔界発現世行きデスガイド》(*1)の英語版テキスト。外国カードのカタログか何かだろうか…?
アストラル曰く身長185センチ、体重70㎏前後らしい。
この時、額の紋章から発する光でハルトを催眠状態にするという
他、カイトに「あなたは…!?」と驚かれている等、トロン一家の中でも重要人物のようだ。
ちなみにその後、遊馬とⅢがデュエルをしていた時にはずっとトロンの脇に控えていたので、さらにニート疑惑が広まった。
そしてカイトの師であったことがここで判明。
また、敵の決闘者が勝負を挑んで来た際も攻撃反応型やバーンダメージを与える魔法・罠を中心としたカードを使用しており、
引き籠って保身のことばかり考えているように見えてしまい、それがニートっぽさに拍車をかけている。
さらにこの際、コースに仕込まれていた《治療の神 ディアン・ケト》を使用してライフポイントを回復したことから熟女好きとまで言われるようになった。さすがはⅤ兄様。
…一応兄様の名誉のために補足しておくが、本戦序盤のルールはライフ引き継ぎのサバイバルであり、ライフを守り増やすというⅤの発言と行動はおかしなものではない。(*2)
- 遊馬にライフをほんの僅か(*3)傷つけられたことで表情を変え、顔芸気味にブチ切れ…そうになった。
彼の弟たちが「俺のサービスを悉く拒否りやがって!」とか「うざいんだよ!目障りなんだよ!君のいちいちが!」とかで激昂しているあたり、この一家は他人に予定を狂わせられるとものすごく不機嫌になるようだ。
その後姿を変えて帰ってきたバイロンに真実を告げられ、フェイカーのもとから去った。
弟子のカイトはこの事実を何一つ知らなかったため、この時彼には何も告げずに突然出て行ったようだ。
ニート扱いされているが、このフェイカーの助手を続けていた(=フェイカーに顔を知られている)事がⅣやⅢに比べて動きを見せなかった理由だと思われる。
1ターン目からランク9のエクシーズ《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》(*4)を召喚…したのだが、何とこいつ見えない。
しかもVは効果説明どころか攻撃力・守備力、更には表示形式すら宣言しない始末。
兄さんちゃんと仕事してください。(*5)
更に遊馬たちが駆けつけると、カイトの制止を無視してまで、デュエル中にもかかわらずカイト達に歩み寄って過去話を始める。
兄さん尺稼ぎしてないでデュエルしてください。
ちなみに結局この回、彼がまともにデュエルしていた時間は約5分である。
有利を良いことにまたしても回想での尺稼ぎを実行。
しかもその回想にて、息子とはいえフェイカーの過去について何も知らないカイトを逆恨みしていたことを暴露。
調子に乗って勝てる場面で余計なことをした(*6)結果、《超銀河眼の光子龍》によりダイソン・スフィアを撃破され敗北した。
僅か往復8ターン、使用カード6枚の果て、弟達と全く同じ展開での敗北であった。
…Ⅳよりえげつない、とはなんだったのか。
その後は弟達とともに復活。表舞台から姿を消した。
弟子のカイトとともにアストラル世界に行く方法を見つけ、自ら赴くつもりだったようだ。
当然そこは未知の世界であり、何が起こるか分からないとても危険な場所。そして「アストラルが助かる可能性があるというなら、遊馬はどれほど危険でも絶対に行こうとするだろう」と思ったのか、遊馬には一切連絡していなかった。
しかし遊馬の思いを聞いたカイトは遊馬を連れてきて、説得され、結局遊馬が行くことに。(*7)
遊馬を無事に送りとどけるため、カイトとタッグを組み、蚊忍者とデュエル。
…しかし、予め蚊忍者が仕込んだ毒のせいで、カイトは幻覚を見せられ、なんと自分を敵であると思い込み、弟子に攻撃されるという散々な目に。
さらにこの前のデュエルと同じく回想シーンで尺稼ぎ。流石兄様ブレない。(*8)
だが、カイトが幻覚から覚めたあとからは一気に逆転。見事蚊忍者を追っ払うことに成功。その後、遊馬の無事を祈り、アストラル世界に送りとどけた。(*9)
- 父親(バイロン・アークライト)の下で助手として活動。しかしそれ以上の仕事はしたくないのか異世界の扉探しの冒険には同行せず自宅(*10)待機。
- 父親や弟たち稼ぎ手がいなくなり、自分で働くことを余儀なくされた兄様は重い腰を上げDr.フェイカーの下で働き出す。しかし稼ぎ手(トロン)が帰ってくるやいなや無断欠勤の末退職、再び引きこもり生活に戻る。
- WDC予選、弟たちにハートピースとナンバーズ集めを任せ、自分は家で優雅に読書。『今はまだ私が働く時ではない。』
- その夜、ハルトの誘拐という職務をまっとうする。しかしもう充分働いたのか侵入者の露払いは弟たちに任せ、自分はデュエルと儀式を傍観。自宅警備員としてもあるまじき非労働っぷり。Ⅳ『いい加減働けよ!働けェッ!』兄様『ありえない』
- WDC本戦、デュエルコースターに乗りついに仕事開始・・・かとおもいきや、やっぱり意地でも働きたくないのか誰の相手もまともにせず逃げまわる。『今は働くより自分のライフポイントを守り増やすことに専念する(キリッ』
- 引きこもりすぎで煽り耐性がついていなかったのか、ライフを400削られただけでキレかける。トロン『ねえⅤ、やっと働くの?』兄様『笑止』
- カイトと決戦。初っ端から厳しい召喚条件を持つランク9のエースモンスター、ダイソン・スフィアを召喚する。が、ダイソン・スフィアは最初太陽の裏側に引きこもり姿を見せず、おまけに当の兄様本人は回想シーンで尺稼ぎ。ダイソン・スフィア『今はまだ私が(ry』
- ようやく姿を表したダイソン・スフィア。主に影響されたのか、その能力からさえも働きたくないっぷりがにじみ出ていた。そしてやっぱり回想シーンで尺稼ぎ。
- 最終的にはたった6枚しかカードを使わず敗戦した兄様はとっとと帰宅、そして即就寝。おまけに恐らく暫くの間は出てこないであろうという、まさにえげつないほどのニートっぷりを見せつける。『眠ろう・・・』
- 父トロンが魂を開放したことで久々に起床。しかし弟たちが一言ずつセリフがあったのに対し兄様は
こっそり二度寝だんまり。ニート生活ですっかり華奢で色白になってしまった素肌を見せつけるのみとなった。『今はまだ私が起きる時ではない。』 - 115話にてついに再登場した時、カイトと一緒にアストラル世界に行く方法を模索していたことが判明。ちなみに115話のタイトルは『冷厳なるデュエリスト「天蓋星」激動!』なのだが、それほど激動しなかった。
まあⅤ兄様基準なら… - カイトとタッグを組み、蚊忍者と、デュエルすることになった兄様。弟たちは自分の名前とあったナンバーズに反応していたが、Ⅴ(5)の番号じゃないからか、
それとも動きたくなかったなだろうか、一切反応しなかった。 - 蚊忍者との戦いで、なんとまた回想シーンで尺稼ぎ。この回想は父の悲劇をまだ知らなかったⅤが、カイトにデュエルを教えているもの。「カイトは私が育てた」…昔は本当に激動していたようである。しかし「心臓が止まってもデュエルを続けるのが真のデュエリスト!」というのはいかがなものか。
闇川と同じ人である。
