2巻位までは「今イチかな～」と思いながら読んでいたら、急に面白くなった。読み始める方は最初の方に諦めないことをお勧めする。
不死身の身体を持つ、レイン。通称メトセラ。多分だけど、死なない人って意味でメトセラって呼ばれてる(聖書に由来？)。殺し屋だった祖父を亡くし天涯孤独となったマチカは、祖父の遺志を継いで賞金首であるメトセラを狙う。実際のメトセラはとぼけた奴で、憎めない性格に触れたマチカは結局彼に着いて回るようになり…、というお話。メトセラは元々は普通の人間だったが、ある人間によって不死身にさせられた。長い年月をその人に会う為に生きていて、やっとその時が来る。
メトセラは髪が腰くらいまであるんだけど、メトセラ悪くないねんけど、私が長髪男性が好きだということに気付いて、そんでちょっとげんなりした。だってそんな奴がリアルにおったら嫌やって。めっちゃうっとうしいだけやって。ハイキングウォーキングか笑い飯になるんやって。仮にメトセラっぽくなったとしてもそれはがっちがちに固めでもせん限り無理なんです。なのになんでこんなに、長髪キャラに弱いんだぁ！
あとメトセラが、マチカを愛しく思って葛藤しているシーンで、あえて前髪でメトセラの表情を見せないシーンで気付いたんだけど、目が隠れてる角度が好き。あ～もうなんか駄目な気がする。どこがって分からないけど、なんせ駄目な気がする。
漫画に話を戻すと、きゅんきゅんしたりワクワクしたりはあんまりないんだけど、熱い感じで面白かった。すごく考えられているようなんだけど、用意周到って印象もあんまり受けない。昔のSF漫画って感じもする。キャラの性格がはっきりしていてとても良いと思う。残念ながら今のところ買うまではいかないんだけど、面白かった。
今はほとんど終盤に近づいているところなので、あと数冊で終わりそうな感じ。不定期連載みたいなので、次読むまでに話覚えとけるかなー。
(2010/08/29)
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最終更新：2010年09月09日 01:08
