
「あら、こんにちは。私のカオスな学校へようこそ。」
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概要
ステージ選択時の説明の和訳:
ステージ | 数学 |
1年次 | 中学校 |
先生 | Angelica Wilkins |
説明 | Angelicaは生徒に教えるのが好きな思いやりのある先生だ! だが、間違えないことを忘れるな、彼女は簡単に怒り狂うぞ。 |
- 数学ステージ(Math level)はストーリーモードの最初のステージである。
- 最初のステージとだけあって、登場するキャラクターやノートの設定は易しめ。また、マップも複雑ではなく、誘導もしっかりしているほか、暗闇も控えめである。
- 総じて難易度は易しめと言えるだろう。ここで操作感や各種システム、アイテムに慣れておこう。
- このステージはAEwVSの数学ステージの影響をかなり強く受けており、所々にリスペクトと思しき要素がある。AEwVSを先にプレイしておくと少しニヤリとできるかもしれない。
- 最初が数学から始まるという点もまさにその一つだと言えるだろう。
登場するキャラクター
- Angelica Wilkins
- Jimmy
- Samara
- Principal
- Nurse(リマスター版のバージョン1.2以降)
登場するアイテム
- Soda
- Chocolate bar
- Chips
- 1 cent
- 25 cent
- 50 cent
- Lockpick
- Chicken
- Blue door key
- Medical Equipment(リマスター版のバージョン1.2のみ)
- Teleporter(リマスター版のバージョン1.2以降)
- Mystery book(リマスター版のバージョン1.23以降)
ノート
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- ノートを開くと、Brain Upgratonatorなるソフトウェアのようなものが起動し、画面に表示される。
- このステージのノートでは表示された数式を解いて答えを入力する必要がある。Your Answerの枠をクリックし、答えを入力してからCHECKボタンを押そう。
- なお、Enterキー等では通らないので、必ずCHECKボタンをクリックする必要がある。
- 各ノートには5問の問題があり、ノートの総数は20冊となっている。また、5問目の問題は解けないため、何を入力しても不正解となる。
- なお、AEwVSと違い、ノートの難易度は最初から最後まで固定である。
- 選択した難易度が高ければ高いほど難しい問題が出題される。
- Boiモードでは「数字=」のような形になっているため計算せずとも解くことができる。
- Defaultモードでは一桁の数字の一回の足し算となり、少し計算が必要だが難しくはない。
- Brainiacモードでは問数ごとに異なる傾向の問題が出題される。いずれの問題も複雑で、問題次第では解くのに少し時間がかかってしまう。
- 1問目は一桁の数字の三回の足し算
- 2問目は一桁の数字の三回の掛け算
- 3問目は一桁の数字の二回の割り算
- 4問目は一桁の数字の二回の引き算
- なお、本来ゼロ除算は定義なしが正解だが、このゲームでは0と解答することで正解となる。
- その他、画面左上に書いてある「TRUNCATE」の値は「小数点以下において、この桁より下の桁は切り捨てて回答せよ」ということを表している。
- しかし実質的にこの値は0のまま変わらないので、小数点以下は切り捨てて回答する必要があると覚えておけばよい。
- 「実質的に」と書いたのは5問目のみ値が666となるため。余談だが、この時に666と回答すると何も音が鳴らずに不正解となる。これはAEwVSの仕様の再現で、あちらだとこれを全てのノートに対して行うことで666エンディングへと分岐するが、こちらでは特にそういった分岐はない。
- なお、最後のノートのみ、ノートの下部に数字が表示される。詳細は後述するが、この数字はステージクリアに必要となるので、覚えておく必要がある。
- 余談だが、右下にBrain upgratonatorのバージョンが表示されるが、このバージョンはACHSのバージョンと対応しており、最新版の1.1.0ではv1.1.0が表示される。
- リマスター版では代わりにREMASTEREDと表示されるようになった。
ギャラリー
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オーディオ
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攻略
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- ステージが始まると先生であるAngelicaが挨拶をしてくる。挨拶の後は教室に行ってノートを解くように言ってくるので指示に従って教室へ向かおう。
- 複数の扉があるが、開けられるものは一つだけなのでそこへ入ろう。
- 教室に行くとタブレットのような形をしたノートがあり、それを使用すると問題が表示されるので普通に問題を解こう。なお、問題を解いている間にAngelicaが助言をしてくれるので最初の一回は耳を傾けるといいだろう。
- 問題に誤答するとAngelicaは激怒し、こちらを追跡し始める。追跡が始まると開かなかった扉が開くようになり、いよいよゲームスタートとなる。プレイヤーは彼女の追跡から逃げながら20冊のノートを全て集める必要がある。
- 最初のうちはマップの広大さやルート分岐の多さに驚くかもしれないが、実際には一本道だったりそのまま他のルートに合流したりするものがほとんどであるため、落ち着いてマップを覚えていこう。
- また、このステージは誘導がしっかりしており、ドアの上を見ると扉の先がどこへ繋がるのか書いてある場合がとても多い。慣れないうちは参考にすると良い。
- このステージではJimmyという、骸骨の見た目をした掃除屋が廊下を高速で巡回しており、彼に捕まるとそのまま運び去られてしまう。スペースキーを連打することで拘束を振りほどくことができるので、特に理由がなければすぐに連打して拘束から脱しよう。
- 一部の場所では後ろから押してもらって高速で移動するといったテクニックも可能だが、特に初心者は基本的にすぐ振りほどいた方がいいだろう。
- また、Principalという、人のモノクロイラストのような見た目をした存在も校内を巡回しており、彼の視界内で廊下を走る、食べ物を食べる、物をポイ捨てするなどといった行為を行うと校則違反だとみなされ、処罰室まで連行されてしまう場合がある。彼が近くにいることを察知するのは困難なので、基本的にはこれらの行為を行わないようにするといいだろう。
- 時々、校則違反な行為をしても違反だとみなされない場合もある。これには一応規則性があるのだが、現在はバグによりこれが当てにならない状況となっているので、見逃されたらラッキー程度に考えるべきだろう。
- 処罰室に連行されるとそこで一定時間居残りをさせられる。拘束時間は最初こそ短いが、捕まれば捕まるほど伸びていき、最終的には彼に殺されることになる。いずれにせよ、基本的には捕まらないに越したことはない。
- その他、「Samara's lair」と書かれた部屋にはSamaraという幽霊のような存在がおり、プレイヤーは定期的に彼女のもとに赴き、髪を切ってあげる必要がある。彼女は普段は友好的だが、凄まじい速度で伸びる自身の髪を鬱陶しく思っており、もしそのまま放置してしまうと怒り狂ってこちらを殺しにやってくる。このため、定期的に彼女の元に戻ることを忘れないように心がけよう。
- Samaraの部屋はスタート地点からCorpus Aルートに進み、Corpus Cの長廊下に差し掛かる手前辺りにある。
- リマスター版ではSamaraは「Girly」という名前に改名され、部屋の名前も「Girly's lair」に変わっている。
- スタート地点からは、Corpus A,B,C,Dの4つのルートに行くことができるが、Corpus Bから行くことを推奨する。
- Corpus Bは20冊目のノートの場所からかなり遠く、さらに行き止まりとなっているうえ、Angelicaの撤退先(詳細は後述)もすぐ近くにあるため、後半に回すとかなり苦戦を強いられることになる。
- 詳細は後述するが、リマスター版ではCorpus Bの最奥部とCorpus Cの長廊下が開通したため、行き止まりというわけではなくなった。
- Corpus Bは20冊目のノートの場所からかなり遠く、さらに行き止まりとなっているうえ、Angelicaの撤退先(詳細は後述)もすぐ近くにあるため、後半に回すとかなり苦戦を強いられることになる。
- Corpus Bの最奥部まで到達した場合はAngelicaを引き付けてから、飲食料をフルで駆使して走って戻ることをお勧めする。
- 距離が長いので、彼女を大きく引き離すことができるうえ、もしPrincipalに連行されたとしてもスタート地点に戻されるだけなので、走るデメリットをほぼ無視することができる。
- 教室にChickenがあったら積極的に拾おう。ChickenはAngelicaを特定の場所まで撤退させる効果を持つ重要なアイテムであり、これが有ると無いとでは探索の安全性にかなりの差が出てくる。
- Chickenを手に持ち、彼女の近くで使用することでそれを差し出すことができる。この場合、彼女はそれを食べるためにCorpus Bのエレベーターの手前の位置まで撤退する。撤退してからはしばらくその場に留まり、それから再び追跡を開始する。
- 後半になると彼女の速度が速くなって距離を引き離すのが難しくなるほか、足音が聞こえなくなって接近を察知するのが難しくなる(詳細は後述)ため、彼女が来るのを待ち、来たら差し出すだけで簡単に長時間の安全を確保できるこのアイテムは非常に強力な効果を発揮する。
- また、彼女が近くにいないときに使用しても浪費されないため、とりあえず使用を連打しておけば彼女に殺される可能性も消すことができる。足音が聞こえなくなる後半で特に有効である。ただし気を付けないと間違えてごみ箱に捨ててしまうことがあるのでその点は注意。
- ただし、Chickenが通用するのは3回までで、4回目は追跡再開以降、ドアを破壊できるほどの凄まじい速度で追跡をするようになり、Chickenも無効になる。
- Chickenは強力なアイテムであるが、出現率が低く、使える回数も有限であるため、手に入ったらできる限り後半まで温存しよう。
- Corpus Aルートの奥部には「19」と書かれた部屋がある。この部屋の扉はノートを19冊集めた状態でないと開かない。
- なお、部屋の中には確定でノートが配置されているので、ノートを19冊集めたプレイヤーは最後のノートを取るために必ずここまで来ることになる。
- ただし、この周囲の部屋にもノートが配置されることはあり、終盤はAngelicaの速度が上がることやChickenがなくなってくる可能性を考慮すると、最後の最後までCorpus Aルートに一切来ないというのはあまりお勧めしない。途中でこの周囲の部屋のノートを回収して戻り、19冊目のノートを集めた再びここに戻ってくるといいだろう。
- なお、上のノートの項目にもあるが、20冊目のノートは下の方に数字が書かれている。この数字はステージをクリアするために必要なものなので、必ず覚えておくようにしよう。
- Corpus Cの長廊下はSamaraの部屋がある方から入るのではなく、スタート地点のCorpus Cルートから入ることをお勧めする。Jimmyの走行ルートの関係で、前者は彼と正面衝突するリスクがあり、後者は逆に後ろから押してもらうことができるからである。
- 一定数(*1)のノートを集めると、AngelicaはAEwVSのViktorと同じ様に「もっとわくわくする何かを加えよう」などと
ほざき言い、静かに歩き始める。こうなるとそれ以降は彼女の足音が完全に聞こえなくなり、接近を感知することが出来なくなってしまう。このため、足音が聞こえなくなって以降は彼女の位置を推測しながら探索を進める必要が出てくる。- 彼女が近くまで来ているか自信がない場合は、とりあえずChickenの使用を連打しておけばいいだろう。こうすればとりあえず死ぬ心配はなくなる。ただし、ノートを解いている間はアイテムを使用することができないため、その場に留まって彼女にChickenを使ってから解くと良い。
- ノートを20冊全て集めるとステージの暗闇がなくなり、Angelicaは追跡をやめて話しかけてくる。彼女はノートを全て集めたことを祝福すると共に、まだ終わりではないことを伝え、この階から出ていけと喝破する。こうしてプレイヤーは彼女とのファイナルチェイスに臨むことになる。なお、この間は部屋から出るための扉がロックされているため、プレイヤーは彼女の話を聞いて待つ必要がある。
- 彼女の話が終わるとBGMが鳴り始め、音楽の勢いが激しくなったタイミングで扉のロックが解除されるとともに、部屋の奥の扉を蹴破って彼女が登場し、そのまま猛スピードで追跡を始める。このため、音楽が鳴り始めたら出口の扉の前に構え、いつでも部屋を飛び出せるようにしておくべきだろう。間違っても部屋の奥の扉の近くにいるのはNG。
- 音楽が一瞬途切れ、扉をぶち破る音が聞こえたらいよいよファイナルチェイスの開始である。即座に扉を開けて部屋を飛び出そう。プレイヤーはスタート地点にある出口まで逃げ切る必要がある。この時、彼女はこちらの走る速度とほぼ等速で追跡を行うため、常に走り続けないと簡単に追いつかれてしまう。ファイナルチェイス時はスタミナの消費なしで走り続けることができるので遠慮なく全力疾走しよう。
- なお、AEwVSの経験者ほど引っ掛かりやすいが、逃げる先はエレベーターではなく出口である。この段階でエレベーターに行っても何も起きないどころか、そのまま追い詰められて死亡が確定するので要注意。
- 後は出口まで走り続けるだけであるが、ファイナルチェイス時に限り、Samaraの部屋の手前に瓦礫が発生し、通れなくなるため、必ずCorpus Cの長廊下を通る必要がある。また、スタート地点付近は複数の通路がつながる関係で入り組んでいるため、出口以外の場所に行ってしまわないように注意する必要がある。不安な場合はあらかじめシミュレートして確認しておくといいだろう。
- 出口までたどり着いた場合、出口を開けるために最後のノートの下の方に書かれていた番号を入力する必要がある。きちんと逃げられていれば時間的な余裕は十分あるので、焦らず落ち着いて入力しよう。彼女に追いつかれる前に正しく入力できればステージクリアが確定する。
- ただし、正しく入力をした場合でも、入力を終える頃には確実に真後ろまで迫られてしまう。しかしノートの番号を入力し終えると彼女の怒りは鎮まり、赤く染まっていた目も普通の状態に戻る。この場合、出口に行くのではなく次の階に行くべきだと言い、こちらを殺す代わりに担ぎ上げ、エレベーターの中に放り込んでくる。このため、最終的には彼女の言葉を聞きながら次の階へと進むことになる。そしてエレベーターの扉が閉まり、画面がブラックアウトしたところで正式にステージクリアとなる。
- ちなみにBlue door keyはAngelicaの撤退先の部屋にある自動販売機の隣のゴミ箱の中に入っている。尤もこのステージでの使い道は一切ないのでUsed canなどのゴミアイテムと何ら変わりない
どころか持っているのをPrincipalに見つかると連行されるのでそれ以下である。 - リマスター版ではステージの大半のグラフィックや音楽が一新された。それに伴ってステージの雰囲気も大きく変化した。また、マップが少し変化し、Corpus Bの最奥部とCorpus Cの長廊下の間が開通した。このため、ファイナルチェイス時にCorpus Bを経由したり、Corpus BからCorpus CやCorpus Aに向かったりすることも可能となった。
- 従来の攻略法はほとんどそのまま通用するが、Chickenで撃退したAngelicaが開通したルートを通って従来よりも早いタイミングでこちらに追いつくといったことは起こりうるので少し注意が必要。撃退してからCorpus Cの長廊下に差し掛かる場合は要注意。
- リマスター版のバージョン1.2でCorpus Bの回転路に治療室とNurseも追加された。
- Nurseはこちらの正気度を回復してくれる存在で、彼女に話しかけ、それからステージ中に出現するMedical equipmentを持って彼女の前で使用すると正気度を全回復させてくれる。彼女に話しかけるまでMedical equipmentは出現しないので、回復する必要がなくてもとりあえず話しかけておくといいだろう。
- リマスター版のバージョン1.23でCorpus Bの回転路に秘密の部屋が追加された。
- 秘密の部屋の中にはMystery bookがあり、この部屋の扉を開けるためにはBlue door keyが必要なので、ようやくこの
役立たずな鍵に使い道ができた。 - 前述通り、Blue door keyはAngelicaの撤退先の部屋にある自動販売機の隣のゴミ箱の中に入っている。
- Mystery bookにはAngelicaの秘密が書かれており、入手することでSteamの実績も解除できるので、一回は入手して読んでみるといいかもしれない。
- 秘密の部屋の中にはMystery bookがあり、この部屋の扉を開けるためにはBlue door keyが必要なので、ようやくこの
- リマスター版のバージョン1.3.0で火災報知器が追加された。随所の壁に設置されており、そのボタンを押すと警報が鳴り響き、その後は意味もなく警報器を押したとしてPrincipalに連行されることになる。押してもデメリットしかないので、通常は押すべきではないだろう。
余談
- 実は一番最初のAngelicaの挨拶にもAEwVSリスペクトの要素が含まれている。話の構成が似ているのはもちろんのこと、特に注目すべきなのは最後の方。最後の方の字幕は「After you finish, I'll told you what to do next.」となっており、この「I'll told you what to do next.」という部分は文法的には間違っているのだが、実はこれは旧版のAEwVSにおけるViktorの挨拶での「And when you finish, come back, and i will told you what to do next.」というセリフとほぼ一致している。こんな細かいところにまでリスペクト要素を仕込むあたり、作者のAEwVS愛が伺える。
- しかしリマスター版ではこの文法ミスは訂正され、リスペクト要素は薄くなってしまった。
- リマスター版において、問題に誤答してから流れるアンビエントの音楽は元々使われていたもののピッチを変えたもののようだが、途中でぶつ切りになったり音量がやたら小さかったりと何かおかしなことになっている。