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概要
- このページではゲームの裏技やテクニック、豆知識等を掲載している。
- グリッチ(有利なバグ)はここでも掲載しているが、バグの掲載は基本的にここではなく、発見されたバグ一覧にて行っているため注意されたし。
裏技やテクニック、豆知識等
セーブデータのバックアップ
- このゲームのセーブデータはWindows上の C:\Users\username\AppData\Local\ACHS のフォルダに保存されている。usernameにはあなたのWindowsのユーザーフォルダ名が入る。このため、このフォルダをコピー&ペーストすることでセーブデータのバックアップを取ることができる。セーブデータを復元したい場合はセーブデータのフォルダを消してバックアックのフォルダをコピー&ペーストし、ペーストしたそのフォルダの名前を「ACHS」に変更することで簡単に行うことができる。
- ユーザーフォルダ名が分からない場合は C:\Users の場所を見ると良い。そこにあるフォルダのうち、名前が「パブリック」でも「Default」でもないものがユーザーフォルダであり、その名前がユーザーフォルダ名である。
- なお、リマスター版のセーブデータは「ACHS」のフォルダではなく「ACHSR」のフォルダに保存されているため、上記の解説の「ACHS」の文字を「ACHSR」に読み替える必要があることに注意。
- 最終ステージ(Final era level)に挑戦する前には必ずバックアップを取っておくことをお勧めする。
クラシック版のセーブデータをリマスター版に引き継ぐ
- セーブデータのバックアップに書いてある通り、Localフォルダ内のACHSフォルダにクラシック版のセーブデータが、ACHSRフォルダにリマスター版のセーブデータが保存されるため、ACHSフォルダの名前をACHSRに変更することでクラシック版のセーブデータをリマスター版に引き継ぐことができる。
- ただし、これで引き継いでもSteamの実績は解除されないので注意(ゲーム内のAchievementはきちんと引き継がれる)。
スタミナ減少速度低下グリッチ
- このゲームにおいて、移動などの処理は画面描画とは別に行われているのだが、スタミナゲージの増減は画面描画のタイミングでのみ行われているため、FPSが低ければ低いほどスタミナゲージの増減が緩やかになるという現象が起きる。
- これを逆手に取り、ツールなどを用いてFPSの上限値を制限することでスタミナの減少量を減らし、通常よりも長い距離を走り続けることができる。
- この場合、回復速度も遅くなるが、水飲みやチョコレートなどのアイテムは固定値のスタミナを回復させる効果があるため、これらを用いることで回復速度のデメリットはほとんど無視することができる。
- このゲームの最高FPSは60なのでそれを下回ると自動的にこのグリッチも発動する。一部ステージはやや重たいので、ツールなどを用いずとも処理落ちによって自動的に発動することも珍しくない。
- ちなみにこの現象は正気度や空気ゲージにも起こるが、スタミナのように固定値を回復させるシステムが存在しないしそもそもこのゲームではほぼ空気同然なシステムであるため恩恵はほとんどない。
- リマスター版のバージョン1.2で正気度が減りやすい仕様になり、固定値を回復するシステムも追加されたが、同時にこのグリッチも修正されたため、結局おいしい思いをすることはできない。
- リマスター版のバージョン1.2でこのグリッチは修正された。このため、リマスター版ではもう使えないが、クラシック版では依然として使用可能である。
作業中に正気度回復の裏技
- 本作では空気が0になって咳き込むまで深呼吸をしても正気度が回復する仕様となっていることに加えて、何か動作をしながらノートを使うとその動作を止めずに続けるという仕様があるため、深呼吸をしながらノートを使うことでノートを解きながら正気度を回復させることができる。
- 具体的に言えば、深呼吸をしながらノートを使う→ノートの画面が出るが裏では深呼吸を止めずに続ける→空気が0になってようやく深呼吸を止めるというプロセスを経て正気度が回復する。
- ノートの画面が出ている間はキャラへの操作が全て無効となるため、一度ノートの画面が出たらCキーを離しても問題ない。こちらがノートを解いている間も空気が0になるまで深呼吸を続けてくれる。
- 空気が0になる前にノートを解き終わった場合でも深呼吸を続けるが、この場合はCキーをもう一度押すことで深呼吸を止めることができる。
- この裏技はノートを解く時だけでなくSamaraの髪を切るときにも使うことができ、Samaraによる正気度の減少を回復で相殺することができる。
- ただし科学ステージ(Science level)のノートのみ、入力フォームをクリックするとキャラの全ての動作がキャンセルされるためこの裏技を有効に活用することはできない。
- リマスター版では計算機科学ステージ(Computer science level)も同様の仕様となっているが、こちらはノートの読み込み時間が長いので、ある程度は有効活用することができる。
- この裏技を使えば、動きが鈍くなって隙が生じるという深呼吸のデメリットを踏み倒すことができ、それでいて正気度を最大限回復させることができるため、正気度の管理が楽になる。
- 正気度の重要性が低いクラシック版では少し役立つ程度の裏技だが、正気度が減りやすくなったリマスター版のバージョン1.2以降ではかなり有用な裏技である。
ノート時間停止グリッチ
- 本来、ノートを解く画面でポーズをかけることはできないのだが、ポーズとほぼ同時にノートを使うと、ノートを解く画面でポーズをかけることができる。
- ポーズ中は時間が停止するが、ノートを解くことはできるため、脅威を全て無力化したうえでノートを解くことができてしまう。
- この時の挙動はTeachers stop movingのオプションにチェックを入れた際のものとほぼ同じ。ただしあちらとは違い、こちらではACoinや実績の獲得もできてしまうという違いがある。
- この性質上、一冊一冊のノートの重さが特に脅威となる言語学ステージ(Language level)や科学ステージ(Science level)でこのグリッチを使うと難易度が一気に低下する。
- ただし、タイミングはかなりシビア。Qキー、Eキーの順で2つのキーをほぼ同時に押し、ポーズメニューが前面に表示されずにノートを解く画面のみが表示されてポーズのSEが鳴れば成功である。逆にポーズのSEが鳴らなかったり、ポーズメニューが前面に表示されたりしたら失敗である。失敗するとやり直しが効かないケースも多いので注意が必要である。
- また、音楽ステージ(Music level)でこのグリッチを使うとノートが動かなくなってゲームの進行が止まってしまうため、このステージで使うことはできない。
- ちなみにこれが理由なのか、このステージではTeachers stop(ryのオプションも使うことはできない。
- なお、ポーズ画面は前面に表示されていないだけで、きちんと表示されている。このため、ノートを解き終わると後ろに隠れていたポーズ画面が表示される。ノートのシステム上、ノートを解き終わると時間停止が解除されるため、ポーズ画面なのに普通に時間が流れているという不思議な光景を見ることができる。グリッチをすればするほどポーズ画面は重なっていく。
- 注意が必要な点として、ポーズ画面のResumeボタンはポーズ画面を閉じたうえで時間の停止/再開を切り替える仕様となっているため、時間が流れているときにResumeボタンを押すと時間が停止する。このため、ポーズメニューが一個のみで時間が流れているときにResumeボタンを押すと詰むので要注意。
メニュー画面の裏側
- リマスター版の1.23までのバージョンにおいて、実はメニュー画面が表示されている裏側にも主人公は配置されており、Cキーを押すことで深呼吸をすることができる。
- メニュー画面のBGMは通常のBGMとは異なる実装で再生されているらしく、深呼吸をしても音の高さは変わらない。
- 深呼吸をしても特に有益な効果はないので、ぶっちゃけほぼ無価値な小技である。
- 1.3.0で修正されてできなくなったがなぜこんなクソしょうもない小技を修正したのかは大いに謎である。
Sophieスタックグリッチ
+ | 動画あり |
- 音楽ステージ(Music level)にはCorpus BのHallwayとLong Hallwayを繋ぐとある廊下にSophie Adelbertを一定の向きで誘導するとスタックして動かなくなるバグがあり、これを悪用するとSophieを簡単に無力化できてしまう。
- 音楽ステージはノートや妨害キャラ達による長時間の拘束とSophieの速い追跡とのシナジーが難しさの大半を占めているため、このグリッチを使うと一気にヌルゲーと化す。
- 別の方向から追跡するのが最短経路となった場合にはスタックから抜け出して正常な挙動に戻るので、スタックさせたら抜け出さないように注意して動く必要がある。
- 逆に言えば抜け出してしまう位置にあるノートをあらかじめ回収しておけば、スタックさせた時点で勝利がほぼ確定する。
- リマスター版でも修正されていないので、バグ使用を厭わないのであれば積極的に活用したいところ。
Jimmyがアイテムに接触すると・・・
- 基本的にこのゲームのキャラクター達は床に置かれたアイテムに対する接触判定を持たないが、なぜかJimmyだけは接触判定を持ち、彼の軌道上にアイテムを何個か置いて軌道を塞いでおくと他キャラクターとは違う挙動を引き起こす。
- 具体的に言うと、彼がアイテムに接触するとそのアイテムを豪快にぶっ飛ばしながら涼しい顔で去っていく。片づけるどころか散らかしまくっているのだが、掃除屋としてそれでいいのだろうか・・・?
- リマスター版では挙動が異なり、アイテムをぶっ飛ばさずに迂回して回避しようとするのだが、どうやら後ろに下がることができないらしく、ある程度道を塞ぐと通過できずに完全に停止してしまう。ぶっ飛ばさなくなったとはいえ、それはそれでどうなのだろうか・・・?
- これを悪用して彼の軌道をあらかじめ塞いでおけば彼を簡単に無力化することができ、運要素を減らすことができる。
無料でACHSの大部分を楽しむ
- 現在、ACHSをプレイするには1ドル(リマスター版は3.99ドル)を支払う必要があるが、とある方法を使えば無料でこのゲームの大部分を楽しめる。
- その方法はアーカイブを利用することである。アーカイブではbeta0.2.0までのバージョンを無料で開放しており、お金を支払うことなくプレイすることができる。
- 一番最新版に近いbeta 0.2.0では音楽ステージ(Music level)まで実装されており、最新版の1.1.0との大きな相違点は最終ステージ(Final era level)とハードコアモード(Hardcore mode)がない程度しかない(*1)。
- 最終ステージは短いうえに今までとは全く違ったゲーム性のステージであり、ハードコアモードは最初から最後まで通しでやるだけのモードであるので、ACHSらしい(AEwVSらしい)ゲーム性を楽しみたいだけならbeta0.2.0で十分である。
Prologueでタイムアップでの死亡を回避する裏技
- ストアで購入できるステージである、Prologueでは40秒以内にステージを脱出しないと強制的に死亡判定となるが、実はこの死亡判定を回避する方法が存在する。
- それは深呼吸によって正気度が回復していく状態を作ってからタイムアップを迎えることである。タイムアップでの死亡は正気度を0にするという処理によって行われているため、正気度が回復していく状態を作っておけば、タイムアップ→正気度が0になる処理と正気度が回復する処理が同時に行われる→正気度が0ではなく1になる→正気度が0ではないので死亡しない、という流れで死亡を回避することができる。
- 尤も、このステージはこのような裏技に頼らなくても問題なくクリアできるし、何ならクリアする必要すらないので、この裏技が役に立つかどうかは極めて微妙である。
- バージョン1.1.0やリマスター版ではPrologue自体が削除されてしまったので、なおさらである。
複数ノートグリッチ
- 科学ステージ(Science level)や音楽ステージ(Music level)のノートにはなぜか1フレーム以内に複数回Eキーを押して調べるとその回数分だけノートを開くことができてしまうというバグがある。
- これを悪用し、FPSを制限するツールでFPSを極限まで落としてから連打ツールでEキーを連打すると一瞬でものすごい量のノートを開くこともできる。先生が来れない机と壁の隙間などでこのグリッチを使えば簡単に速攻でファイナルチェイスに到達することさえ可能であり、かなりのぶっ壊れ技である。
- ただし、ノートを一冊解くごとにマウスカーソルが消えてしまうので、その都度Windowsキーを押してマウスを出現させよう。
- このグリッチを使用すると20冊以上のノートを解くこともでき、その際は画面左上のノート数の表示が25/20みたいな感じに普通に限界突破するので愉快なことになる。ただし、もしそうしてしまうとなぜかファイナルチェイスになってもスタミナが無限にならず、食べ物系のアイテムを用意していないとクリアがかなり厳しくなるので注意。
- ツールを使用しないとグリッチを利用すること自体が難しいので、通常攻略やRTAには向かないが、TASなどでは時間短縮に非常に有用なグリッチである。もしやる場合は積極的に活用していきたいところ。
- ちなみに数学ステージ(Math level)や言語学ステージ(Language level)のノートでは件のバグが発生しないため、このグリッチを行うことはできない。なぜか科学ステージ以降のノートは実装が異なるようだ。
- リマスター版でも修正されていない。ただし、リマスター版では長い机が短い机に変わった関係で先生が来れない場所がほとんどなくなったため、グリッチを使って速攻でファイナルチェイスに到達するのは難しくなってしまった。グリッチを利用する場合は工夫が必要である。
- なお、新たに追加された計算機科学ステージ(Computer science level)のノートでも同様のグリッチを行うことは可能となっている。
プロローグをもう一度見る
- バージョンalpha 0.0.5でのプロローグ(Prologue)やリマスター版のバージョン1.4.0以降のプロローグ(Prologue)【リマスター版】はゲーム起動時にセーブデータがなかった場合に自動的にステージが始まる形となっている。このため、セーブデータをゲーム側に認識させなければもう一度プレイすることも可能である。
- セーブデータのバックアップに書いてある通り、Localフォルダ内のACHSフォルダにクラシック版のセーブデータが、ACHSRフォルダにリマスター版のセーブデータが保存される。このため、これらのフォルダ名を変更すれば簡単に認識できなくさせることができる。この状態でプレイし、気が済んだら自動生成されたセーブデータを削除し、変更したフォルダ名を元に戻せば元通りになる。
- ただし、リマスター版をSteamでプレイしている場合、SteamクラウドがONになっていると自動同期によってうまくいかない場合があるので、必ずSteamクラウドはOFFにしてからやろう。
レアなゲームオーバー画面
+ | 画像あり(ネタバレ注意!) |
- バージョンalpha 0.0.5ではレアなゲームオーバー演出が追加されており、1/200の確率で見ることができる。
- 後のバージョンやリマスター版でも存在するかどうかは不明であり、制作者様も覚えていないとのことである。
- これをチートで見ようとする者への対策か、内部データにはraregameoverという名前の偽データが仕込まれており、この偽データにアクセスしてしまうとAngelicaに激怒されることになる。
- リマスター版では表示こそ変わったが、依然として偽データは健在である。
- ちなみにこれを初めて発見したのはSUPER CHAOS LIGHT POWERFUL GAMER 666氏である。