
「ブルースクリーンが出たぞ!」
+ | 目次 |
概要
- Tatiana Andersonはリマスター版の最初のボーナスステージに登場する先生である。
- 計算機科学の科目を担当し、計算機科学ステージ(Computer science level)の先生として登場する。
- 今までと違い、動物の姿ではなくれっきとした人の姿をしている。今までの先生は全て動物だったためかなり新鮮な印象を受ける。
- 白い服を着て黒いパンツを履いたブロンドヘアの女性の姿をしている。また、顔には黒い眼鏡を付け、計算機科学の先生らしく、手には小さな端末を持っている。ただし、人間であるとは明示されていないため、彼女が本当に人間かどうかは不明である。
- EMP Watchを使うと声にノイズが入り、機械がバグったような挙動を見せた後に停止するため、機械の類である可能性もある。
- William Thorneの呪いは破られたはずだが、今までの先生と同様、彼女が出題した問題を一つでも間違えると途端に怒り狂い、目を赤く光らせてこちらを殺しにかかってくる。
行動
- 彼女の行動は今までのどの先生とも異なるものだが、強いて言えばLucas Golenevskyの行動に近い。
- 「コツッ、コツッ」という靴音を立てて移動するが、この足音が非常に小さく、接近に気付きにくい。
- Lucasほど小さいわけではないが、それでも警戒していないと聞き逃してしまいそうなほどには小さい。通路の角や扉の先などへ行く場合は必ず足音がしないか確認するようにしよう。
- 移動速度は非常に遅く、歩いて逃げるだけで簡単に距離を引き離すことができる。LucasやSophieなどと比較しても明らかに遅い。このため、逃げること自体は容易である。
- しかし、計算機科学ステージのノートは解くのに非常に長い時間を要するので、接近に気付きづらいことも相まって、ノートを解いている間に捕まることも普通に起こりうる。このため、これでも十分脅威的である。
- 彼女はこちらを目視すると威圧的なセリフを発する。このおかげで彼女の接近は比較的気づきやすいものの、軽いジャンプスケアのような役割も果たしててびっくりすること請け合い。
- 彼女との距離が近い状態でEMP Watchを使用するとEmmaやSophieのように一定時間足止めすることができる。概要で述べた通り、その際は声にノイズが入り、機械がバグったような挙動を見せた後に停止する。
- EMP Watchは範囲がかなり広めで、壁越しや少し距離が離れている場合でも効果を発揮する。このため、通路の角や扉の先などへ行く場合に彼女がいるか不安な場合はとりあえず使えるかどうか試してみるのも有効である。ただし、EMP Watchはブラックリストに登録されているので、廊下などではできる限りやらないようにする方が無難である。
- 通用するのが3回までであるかどうかは未検証。誰か調べてください。
- 一定数(*1)のノートを集めるとLucasのように扉をぶち破るようになる。難易度の変化はほぼないが、ジャンプスケア要素が増えるので、ホラー度合いは倍増する。
- ノートを20冊全て集めると今までの先生たちと同様に、彼女とのファイナルチェイスに挑むことになる。彼女は自分から逃れられると思ったのかとこちらに問い、その直後にそれを否定して自分からは逃れられないと宣告する。その後、BGMが鳴り始め、その勢いが最高潮に達してから追跡を再開する。通常時は移動速度の遅い彼女だが、ファイナルチェイス中は他の先生たちと同様にかなり速い速度で追跡を行う他、こちらを目視した際のセリフも言わなくなる。
- 彼女とのファイナルチェイスではエレベーターのOSを修復して脱出する必要があるのだが、やることが多く、一定時間待たなければならないギミックもあるため、かなり大変で時間もかかりやすい。しかも今までの先生たちと同様に接近を察知するには目視するしかないので、ステージが入り組んでいることもあってかなり神経を使うことになる。おまけにやることが直感的にわかりづらいため、初見ではひたすら戸惑いながら彼女との鬼ごっこを長時間する羽目になることも多く、彼女とのチェイスを苦手に思う人もいる模様である。やることが分かればかなり楽になるので、最初はPussモードで練習を重ねるのも大いにありだろう。
- OSのデータの入ったUSBメモリをエレベータのパネルに使用し、OSを修復するとそのタイミングで彼女の怒りが鎮まり、追跡も止まる。そうしてプレイヤーは修復したエレベータへ使い、国旗ステージ(National flags level)へと進むことになる。
ギャラリー
+ | 画像あり |
オーディオ
セリフ
+ | 音声あり |
SE
+ | 音声あり |
セリフ
---------(原文)---------- | ---------(和訳)---------- | ---------(補足)ー--------- |
Oh, I see someone came in my-my floor. Hello. I am Mrs. Tatiana and I teach you computer science. You should go to my class, but after that, I think you know what really happens. |
あら、誰かが私の階に来たようね。こんにちは。 私はタティアナで、あなたに計算機科学を 教えるわ。まずは私の教室に行ってちょうだい。 そしてその後はあなたなら何があるか知っている はずよ。 |
ステージ開始時の挨拶のセリフ。 |
Even though it may look confusing, this is a very basic task. Let me explain. You've got a code, and you can see the output it should return in the terminal. Fix the code so that it returns the same as you see below, then press OK. I really don't know how students manage to screw up in these tasks, like, it's super simple if you know how to read. Now it's your turn, fix the code and do not get it wrong, or else... |
一見複雑に見えるかもしれないけど、これは本当に 基礎的な問題よ。説明するわ。コードが表示された でしょ?それが本来出力するべき内容もターミナル に表示されているわ。あなたはそれに合うように コードを修正しなさい。できたらOKを押すこと。 普通に考えてこれらの課題は間違えようがないと 思うわ。だって読み方を知っていれば超単純な問題 だもの。さあ次はあなたの番。コードを間違いなく 修正しなさい。さもないと・・・。 |
最初のノートを開いた時の説明のセリフ。 |
BLUE SCREEN OF DEATH ON THE WAY! | ブルースクリーンが出たぞ! | 初めて問題を誤答した際のセリフ。 |
Hey bitch, you are mine! | おいクソ女、私から逃げられると思うなよ! | こちらを目視した際のセリフその1。 |
GOCHA BITCH! | 見つけたぞ、クソ女! | こちらを目視した際のセリフ2 |
WaIt... WAIT... 'a'゚゚*゚_ | 待ッて・・・マッテ・・・蠕?▲縺ヲ | EMP Watchを使った際のセリフ。 |
You think you can out smart me?! You think your little gadgets will save you?! FOOL! YOU'RE MINE! |
その程度で賢い私を撒けるとでも思ったか!? そんな貧相な機械がお前を救うとでも思ったか!? 馬鹿め!お前は逃げられない! |
ノートを全て集めた際のセリフ。 |
Oh Look at you, thinking this is a real, CUTE. |
余談
- リマスター版のバージョン1.2~1.2.3では計算機科学ステージの開発途中のデータが内部に残されており、チート等を用いてアクセスすることで彼女の開発段階での挙動を見ることができた。
- そこでの彼女はこちらを見つけた際にセリフを発する設定がなかっただけでなく、ランダムなタイミングで一定の位置に無音でテレポートする能力を持っていた。もしこのまま製品版に実装されていたら接近に気付くのが相当難しいのに、テレポートのせいで彼女の位置を推測することすら難しいという悪夢のような設定となっていただろう。途中で設定が変更されていて本当に良かったと思うところである。
- なお、この段階では既に彼女の外見やボイス、ジャンプスケアやゲームオーバー画面が実装されていたが、これらは製品版でも変わらなかったため、チートや解析のやり方を知っている人は製品版が実装される前から一足早く彼女のことを知ることができた。そのせいでこのことをリークする不届き者も出てきてしまったが・・・。