ミクロスコピック064
スペック表
正式名称 | ミクロスコピック064 |
分類 | 陸上専用第二世代 |
用途 | 極地防衛用兵器 |
所属 | 『情報同盟』 |
全長 | 55m |
最高速度 | 560km/h |
推進機関 | コロイド噴出式フロート推進システム |
装甲 | 1cm×100層 |
主砲 | Er:YAGレーザー×4(オプション:ウォータージェット) |
副砲 | 雪結晶型逆位相音響振動人工分子モーター生産装置、人工降雪装置、圧縮空気式分子級精密機器散布マシンなど |
搭乗者 | 不明 |
その他 | メインカラーリング:スノウホワイト(アルベード式光学迷彩塗装) |
解説
標高の高い山岳地帯専用に運用され、吹雪と雪原を引き連れて来る『情報同盟』所属の透明なオブジェクト。
第二世代の「特定の環境下や限定的な目的下での運用を前提にした特化型」の定義における特定の環境下を自ら作り出す機体。
金属粒子を直接噴出すること推進する陸上専用機、しかしスカートに似た浮遊フロートを採用することで移動跡を残さない。
機体内に『北欧禁猟区』でも利用された人工分子モーターの生産工場を抱えており、専用に加工したものを人工吹雪によって散布する。
正式名称「雪結晶型逆位相音響振動人工分子モーター」。通常塵粒子を中心とする雪片の核を人工分子モーターで代用したもの。
人工分子モーターを含んだ万年雪は太陽光による発電を行い、周囲の音と等しくなる音量で逆位相の音を振動によって発生させる。
雪の結晶一つ一つが人工分子モーターのため踏み込んだら、人は勿論、爆音を伴うオブジェクトですら自身の発生させる音も認知できなくなる。
また大量の人工万年雪によるアルベド太陽反射を利用し、専用の加工を施すことで『ミクロスコピック064』に限定的な光学迷彩機能を付与。
これにより被弾に際し、オニオン装甲が欠損したとしても光学迷彩は保たれる上、散らばった部品も雪の上であれば透明を維持する。
しかし加工に際して技術力の限界からオニオン装甲は通常の10%に落ち込んだため人工万年雪の地形が生命線となる。
よって人工分子モーターによる万年雪の他にもオブジェクトの動力炉の莫大な電力を利用した人工降雪装置を備えている。
通常の雪結晶の積雪と、雪結晶型逆位相音響振動人工分子モーターの積雪を組み合わせることで極めて高度な無響地形を生み出す。
主砲は人工雪原地帯を溶かさないために細心の注意を払い、固体レーザーのエルビウムヤグレーザーを採用。
オプションとしてウォータージェット砲を併用することで発熱を殆ど抑制し、使用する液体は不純物を多く含む水を扱うことで雪原に落下した後は雪として利用される。
原理としては歯医者さんのレーザー治療に主に用いられるものと同様だが、主砲としてオニオン装甲を蒸散させる威力を保持している。
敵オブジェクトとの戦闘行動に際して、基本的には消極的であり「極地防衛用兵器」として最低限の行動に収める戦い方を好む。
人工分子モーターによる雪が敵オブジェクトに付着すれば、内部のエリートですら音を認識できなくなるため、戦闘が開始されると副砲各種をフル稼働させ、自身の戦場全体の天候を吹雪へと変更させる。
当然自身にも雪が付着するが、光学迷彩には影響はなく、専用に改造されたエリートのため無響地帯でも問題なく活動することができる。
天候と地形、移動跡が一切発生しないという優位を生かし、防衛などの作戦任務自体に比重を置いた遅滞戦闘を得意とする。
弱点として装甲の脆弱さは勿論、アルベド太陽反射を利用した光学迷彩や無音を実現する人工万年雪にも致命的な欠陥を抱えている。
雪上地帯の中からは見えず、一切のエネルギー消耗もなく、外部の人工衛星さえも欺瞞する迷彩だが、太陽光の少ない夜では光学迷彩は薄れてしまう。
加え、人工分子モーターは太陽発電によって振動し無音を実現するため、十分なエネルギーを獲得できない夜では音を抑える程度に留まる。
曇天や吹雪ならまだ許容範囲だが、光学迷彩と無音地帯は太陽が落ちて夜になってしまえば格段に性能が弱まるため、夜戦を避ける傾向にある。
第二世代の「特定の環境下や限定的な目的下での運用を前提にした特化型」の定義における特定の環境下を自ら作り出す機体。
金属粒子を直接噴出すること推進する陸上専用機、しかしスカートに似た浮遊フロートを採用することで移動跡を残さない。
機体内に『北欧禁猟区』でも利用された人工分子モーターの生産工場を抱えており、専用に加工したものを人工吹雪によって散布する。
正式名称「雪結晶型逆位相音響振動人工分子モーター」。通常塵粒子を中心とする雪片の核を人工分子モーターで代用したもの。
人工分子モーターを含んだ万年雪は太陽光による発電を行い、周囲の音と等しくなる音量で逆位相の音を振動によって発生させる。
雪の結晶一つ一つが人工分子モーターのため踏み込んだら、人は勿論、爆音を伴うオブジェクトですら自身の発生させる音も認知できなくなる。
また大量の人工万年雪によるアルベド太陽反射を利用し、専用の加工を施すことで『ミクロスコピック064』に限定的な光学迷彩機能を付与。
これにより被弾に際し、オニオン装甲が欠損したとしても光学迷彩は保たれる上、散らばった部品も雪の上であれば透明を維持する。
しかし加工に際して技術力の限界からオニオン装甲は通常の10%に落ち込んだため人工万年雪の地形が生命線となる。
よって人工分子モーターによる万年雪の他にもオブジェクトの動力炉の莫大な電力を利用した人工降雪装置を備えている。
通常の雪結晶の積雪と、雪結晶型逆位相音響振動人工分子モーターの積雪を組み合わせることで極めて高度な無響地形を生み出す。
主砲は人工雪原地帯を溶かさないために細心の注意を払い、固体レーザーのエルビウムヤグレーザーを採用。
オプションとしてウォータージェット砲を併用することで発熱を殆ど抑制し、使用する液体は不純物を多く含む水を扱うことで雪原に落下した後は雪として利用される。
原理としては歯医者さんのレーザー治療に主に用いられるものと同様だが、主砲としてオニオン装甲を蒸散させる威力を保持している。
敵オブジェクトとの戦闘行動に際して、基本的には消極的であり「極地防衛用兵器」として最低限の行動に収める戦い方を好む。
人工分子モーターによる雪が敵オブジェクトに付着すれば、内部のエリートですら音を認識できなくなるため、戦闘が開始されると副砲各種をフル稼働させ、自身の戦場全体の天候を吹雪へと変更させる。
当然自身にも雪が付着するが、光学迷彩には影響はなく、専用に改造されたエリートのため無響地帯でも問題なく活動することができる。
天候と地形、移動跡が一切発生しないという優位を生かし、防衛などの作戦任務自体に比重を置いた遅滞戦闘を得意とする。
弱点として装甲の脆弱さは勿論、アルベド太陽反射を利用した光学迷彩や無音を実現する人工万年雪にも致命的な欠陥を抱えている。
雪上地帯の中からは見えず、一切のエネルギー消耗もなく、外部の人工衛星さえも欺瞞する迷彩だが、太陽光の少ない夜では光学迷彩は薄れてしまう。
加え、人工分子モーターは太陽発電によって振動し無音を実現するため、十分なエネルギーを獲得できない夜では音を抑える程度に留まる。
曇天や吹雪ならまだ許容範囲だが、光学迷彩と無音地帯は太陽が落ちて夜になってしまえば格段に性能が弱まるため、夜戦を避ける傾向にある。
コンセプト
人工万年雪による雪渓地帯での優位性、「特定の環境下」の自作
特徴
複数の条件を自ら構築することで地形全体を完全無響地帯へと変貌させ、太陽放射を利用した光学迷彩を有する
弱点
地形が本体と言えるほど人工万年雪に依存しているため、他地域では役に立たない。また夜では無音地帯も光学迷彩も弱体化する