アイ108/ゆらひめ
スペック表
正式名称 | アイ108/ゆらひめ |
分類 | 海中専用第二世代 |
用途 | 対海洋国家駆逐用兵器 |
所属 | 『情報同盟』『島国(情報同盟派閥)』 |
全長 | 100m |
最高速度 | 3ノット |
行動圏 | 水深5000m以深 |
推進機関 | 地磁気利用式マグネティック推進システム |
装甲 | 複合式耐圧殻+対自壊用内部防止ライナー |
主砲 | 負重力異常性潮汐操作システム×1 |
副砲 | 海溝専用絶対好圧性細菌式最終電子受容体型動力供給機構 |
搭乗者 | フィト=マティーニ=マンゴヤンオレンジ |
その他 | メインカラーリング:キャトルレッド |
解説
ブラックボックスと化した『島国』に対する敬意と警戒から誕生した対『島国』専用に特化したオブジェクト。
極めて真球に近い構造を心がけており、鮮烈な赤(『情報同盟』の象徴カラー)で染め上げられた球状本体を有する。
主砲なし、副砲なし、非オニオン装甲、JPlevel動力炉だけでは足りず、外部電力供給に依存している奇妙な機体。
推進機関は本体内に備えられた永久磁石を中心とし、地球の磁場を利用して進む地磁気利用式マグネティック推進システム。
従来の自ら動力を生み出す推進とは異なり、旧来の船に帆を張って風の力で進むように地球の磁力を受けてゆったりと進む。
あまりに遅く、深海流にさえ左右される推進機関だが、最低限の動力から極めて高い静音性と隠匿性を獲得している。
普段は隠匿性の高い推進を利用し、海流と磁気に乗って「千島海溝」「『島国』海溝」「伊豆・小笠原海溝」を回遊している。
主砲も、副砲もなく、挙げ句の果てには武装一つすら存在しない機体だが、代わりに「対海洋国家駆逐用兵器」を搭載。
地球重力の実測値のズレ、重力異常、最も地球の核に近い場所のみで初めて機能する負重力異常性潮汐操作システム。
莫大という言葉すら足りない動力を利用することで人工的な「重力のズレ」を海溝内部で生み出すことで天災を誘発する。
あくまで誘発であり、誕生する異常現象の質と数を動力消費によって決められるが、発生した天災の操作は不能。
主に引き起こすことが可能なものは「高潮(津波)」「ハリケーン(台風)」「渦潮」「異常潮位」「異常海流」。
しかしどれもが『アイ108』による人為的な爆発のため、連鎖的に副災害が誘発される可能性はやや低い。
10m越えの高潮や地震に由来しない深海構造の崩壊による津波、大規模な海流の対流による渦潮、海岸に海が押し上がることによる異常潮位など。
オブジェクトという"小さな"標的を狙うのに適さない大掛かりなものばかりだが、対国家に特化した性能を保持する。
代償として一つの台風を局地的に引き起こすだけでもJPlevelMHD動力炉数基分の動力を必要とする。
よって「千島海溝」「『島国』海溝」「伊豆・小笠原海溝」に跨がる海溝専用絶対好圧性細菌式最終電子受容体型動力供給機構を備えている。
要するに足りない動力を外部から持ってくる発電システムであり、地熱発電とバイオ発電を海水を媒体として本体に送信する仕組み。
水深5000m以下の代謝によって電力を生み出す絶対好圧性細菌や熱水噴出孔、海中火山付近での地熱発電用子機を用いる。
また海溝内で広く専用に遺伝子改造を施した古細菌を分布させ、電子伝達体による極めて広大な電力供給網を構築。
集中的に動力を補うのではなく、広く薄く電力供給網を構築することで"海溝一つ"が機能しなくなったとしてもシステムを稼働させることができる。
『島国』の名に由来する三つの海溝そのもの自体を発電のための動力炉とするシステム。
弱点は武装なし、非オニオン装甲、帆に等しい推進システム、また絶対好圧性細菌を用いることによる強力な水深制限。
水深制限、水面下5000mより上に登れないため、エリートの調整やオブジェクトの整備も全て深海で行う必要がある。
専用のベースゾーンとして『島国』の公的海洋調査機関を『情報同盟』管轄とし、技術試験部隊を名目として運用。
エリートは閉鎖環境、極限水圧環境に特化し、大量虐殺に疑問を抱かない人物を育成するように。
極めて真球に近い構造を心がけており、鮮烈な赤(『情報同盟』の象徴カラー)で染め上げられた球状本体を有する。
主砲なし、副砲なし、非オニオン装甲、JPlevel動力炉だけでは足りず、外部電力供給に依存している奇妙な機体。
推進機関は本体内に備えられた永久磁石を中心とし、地球の磁場を利用して進む地磁気利用式マグネティック推進システム。
従来の自ら動力を生み出す推進とは異なり、旧来の船に帆を張って風の力で進むように地球の磁力を受けてゆったりと進む。
あまりに遅く、深海流にさえ左右される推進機関だが、最低限の動力から極めて高い静音性と隠匿性を獲得している。
普段は隠匿性の高い推進を利用し、海流と磁気に乗って「千島海溝」「『島国』海溝」「伊豆・小笠原海溝」を回遊している。
主砲も、副砲もなく、挙げ句の果てには武装一つすら存在しない機体だが、代わりに「対海洋国家駆逐用兵器」を搭載。
地球重力の実測値のズレ、重力異常、最も地球の核に近い場所のみで初めて機能する負重力異常性潮汐操作システム。
莫大という言葉すら足りない動力を利用することで人工的な「重力のズレ」を海溝内部で生み出すことで天災を誘発する。
あくまで誘発であり、誕生する異常現象の質と数を動力消費によって決められるが、発生した天災の操作は不能。
主に引き起こすことが可能なものは「高潮(津波)」「ハリケーン(台風)」「渦潮」「異常潮位」「異常海流」。
しかしどれもが『アイ108』による人為的な爆発のため、連鎖的に副災害が誘発される可能性はやや低い。
10m越えの高潮や地震に由来しない深海構造の崩壊による津波、大規模な海流の対流による渦潮、海岸に海が押し上がることによる異常潮位など。
オブジェクトという"小さな"標的を狙うのに適さない大掛かりなものばかりだが、対国家に特化した性能を保持する。
代償として一つの台風を局地的に引き起こすだけでもJPlevelMHD動力炉数基分の動力を必要とする。
よって「千島海溝」「『島国』海溝」「伊豆・小笠原海溝」に跨がる海溝専用絶対好圧性細菌式最終電子受容体型動力供給機構を備えている。
要するに足りない動力を外部から持ってくる発電システムであり、地熱発電とバイオ発電を海水を媒体として本体に送信する仕組み。
水深5000m以下の代謝によって電力を生み出す絶対好圧性細菌や熱水噴出孔、海中火山付近での地熱発電用子機を用いる。
また海溝内で広く専用に遺伝子改造を施した古細菌を分布させ、電子伝達体による極めて広大な電力供給網を構築。
集中的に動力を補うのではなく、広く薄く電力供給網を構築することで"海溝一つ"が機能しなくなったとしてもシステムを稼働させることができる。
『島国』の名に由来する三つの海溝そのもの自体を発電のための動力炉とするシステム。
弱点は武装なし、非オニオン装甲、帆に等しい推進システム、また絶対好圧性細菌を用いることによる強力な水深制限。
水深制限、水面下5000mより上に登れないため、エリートの調整やオブジェクトの整備も全て深海で行う必要がある。
専用のベースゾーンとして『島国』の公的海洋調査機関を『情報同盟』管轄とし、技術試験部隊を名目として運用。
エリートは閉鎖環境、極限水圧環境に特化し、大量虐殺に疑問を抱かない人物を育成するように。
コンセプト
海溝のヌシ、潮汐操作、あるいは天災の人工誘発
特徴
導電性の高い絶対好圧性細菌を供給源とした重力異常を引き起こす(潮汐操作)
弱点
絶対好圧性細菌を主に用いる関係から水深5000mより上には上がれない(以高だと自滅する)
天災を発生させることはできるが、一切の操作はできない。下手すると自身も巻き込まれて自滅する
天災を発生させることはできるが、一切の操作はできない。下手すると自身も巻き込まれて自滅する