エイブラハム＝ロバートバーンズ - 安価でオブジェクト製作スレ @ ウィキ | 二次創作

エイブラハム＝ロバートバーンズ

概要

ミリンダのエリート
性別:男
年齢:45
名前:エイブラハム＝ロバートバーンズ
性格:合理主義者の社長さん(鬱）

解説

多すぎず少なすぎない筋肉が付いた均整の取れた肉体と豊かな金髪をオールバックにした髪型が特徴の男性。
『ランカー制度』において現在1位に君臨する名実共に『資本企業』最強のエリートにして『7thコア』の一角を担う巨大企業のCEO。
入れ替わりが激しい『7thコア』の中で、10年以上その立場を維持し続ける経営手腕を持つ。
性格はとことん合理主義のリアリスト。必要ならば1000人の社員を一瞬で解雇することも厭わない。(尤も、そういう事態になる前に手を打っておくから今の地位があるのだが)
好きなものは「金」。『資本企業』ではほとんどのものがこれさえあれば手に入る。
それと「戦争」。金の力で手に入れた力で戦場を蹂躙するのは気持ちがいい。新しいものが発明される切っ掛け、つまり新しいビジネスが生まれるから。
嫌いなものは「金」。これで解決できない時はいつだって手遅れでどうしようもなく、無力感に苛まれる。
それと「戦争」。人々が苦しみながら沢山死んでいくのは悲しい。中には新しい「価値」を生み出す者がいたのかもしれないと思うと勿体なさで胸が締め付けられるから。
彼が『資本企業』最強のエリートである理由は優れた情報処理能力や反応速度は勿論、搭乗する機体である『ミリンダ』に莫大な開発費を投じているからである。
機密保持のため詳細は不明だがその額は通常のオブジェクトの5倍にも登る250億ドル以上だという。
まさに「金を持っている奴が強い」。『資本企業』を体現するオブジェクト。

かつて死別した妻との間に「ミリンダ」という一人娘がいた。
エイブラハムは金を稼いで裕福な生活を送らせることが娘にとっての最上の幸福だと思い、誕生日や学校の行事も忘れて自宅に戻らず仕事と戦争に明け暮れた。
幾度か彼女から相談を持ちかけられても、多忙さと「いつかわかってくれるはず」という押しつけのせいで真剣に取り合うことはなかった。
そんなある日、彼がビジネスのために引き起こした戦争が原因の報復テロによってミリンダが重傷を負う。
そのことを知ったのは彼女が死亡してから48時間も経ってからだった。享年14歳。
「自分のせい」、「最後を看取ることができなかった」、「その場にいれば金の力でどうにかなったかもしれない」
あらゆる後悔が彼を襲ったが、次の日から前日と変わらず何事もなかったかのように出社。
愛していたはずの「娘の存在」が全く無くとも何も問題無く回る自身の日常と、染み付いた金稼ぎでしか精神の均衡を保てない自分自身にエイブラハムは絶望した。
それ以来、彼の愛機『ミリンダ』の脱出装置はいつ死んでもいいように取り外されている。