タツミ=ヴァーミリオン
概要
解説
短く刈り込んだ黒髪と鼻の頭に張った絆創膏が特徴の小柄な少年。エリート専用スーツは『島国』に伝わる「改造学ラン」を模している。
熱血漢、正義漢、頓珍漢の三拍子が揃った気持ちのいいバカ。しかし女子への免疫はかなり低い。
命令違反の常習者でベースゾーンの営倉は彼の第二の私室となっている。
また、バトルマニア気質と「強くなければ何も成せない」ということへの理解から強豪エリートの戦闘記録の閲覧や、それを取り入れるための鍛錬に余念はない。
愛機『ブレイブストライカー』は謎の失踪を遂げた開発者である父、シデン=ヴァーミリオン博士が残したもの。
テンションの上昇に比例して、反応速度や情報処理能力などの操縦パフォーマンスが研ぎ澄まされる特異体質の持ち主。(通称『ヒーローズスタチュー体質』)
本人の気質も合わさって、見過ごせない陰謀を張り巡らせる巨悪が相手ならば、かのルーファス=”ランスロット”=ホワイトレディに迫る程の実力を発揮するらしいが詳細不明。しかしながら、過去に「そういうタイプ」だった遥か格上である『資本企業』のかつての「3位」を本人曰く、「気合いと根性」で打ち破っている。
逆に年下の女子や止む終えない理由から無理矢理戦わされているタイプの敵が相手の場合、一気に弱小エリートへと成り下がる。現に『ベイビーマグナム』との模擬戦や『ラッシュ』との戦闘では無様な敗北を晒している。
決して清廉ではない『正統王国』上層部としては彼を敵に回すのは面倒なので、なるべく他勢力の後ろ暗い陰謀を潰せるような作戦に従事させている。