重戦機エルガイム

「重戦機エルガイム」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

重戦機エルガイム - (2025/05/28 (水) 11:32:23) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2010/06/21(月) 00:56:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 1984年〜1985年にかけて放送された、サンライズ製作の[[ロボットアニメ]]。全54話。 キャラクターデザイン&メカニックデザインは、後にこの作品が元となった『[[ファイブスター物語>ファイブスター物語(FSS)]]』で有名な永野護。 総監督は[[富野由悠季]]。 前作『[[聖戦士ダンバイン]]』の反省を生かしてか、最初は『[[戦闘メカ ザブングル]]』のようなコミカルな作風であったが、 富野監督らしく物語が進むにつれてシリアスな展開を見せた。 また、本編が終了した後に、OVAが全3巻発売された。 内容としては1、2巻は“おまけが本編”、3巻は完全新規の気合の入った内容となっているも、ぶっちゃけTV版の[[ラスボス]]よりも遥かに強そうなオリキャラを初代[[エルガイム>エルガイム/ガイラム]]が撃破するというある意味奇妙な光景が繰り広げられる。 なお、エルガイムの放映が始まる前から『[[機動戦士Ζガンダム]]』の企画が始まっており、富野監督はそちらの進行をメインにしていたため監督作品ながらこれまでの作品よりも関わりが薄く、若手スタッフが中心となって製作していたとか(おかげで番組を若手スタッフ育成のために利用していると苦情が来たらしい)。 サンライズとしても[[Ζガンダム]]が本命だったようで御大曰く、「エルガイムというのはガンダムをやる前の半分は捨て駒だった」「あれは永野の作品」と語っておりエルガイムには余り愛着がないようでエルガイムのことは全て忘れたという。 なので現在でも富野監督がエルガイムの事を口にする機会は少ない。 後年『重戦機エルガイムアンダー・ザ・サンズ』という[[漫画]]が発刊された。 後半視点がバラけたせいで主人公感の薄れたダバをクローズアップした[[パラレル>パラレルワールド]]物であり、MK-2もギャブレーも出てこない。 ギワザもあっさり処理されるなど単行本1冊なあたり話が短いが ダバファンは必携の本となっている…特にラストのオチが…。 尚作者はギャブレーが本編に出せなかったので巻末にイラストで書き下ろしている。 2022年現在、本編のみdアニメストアで配信中。 *【あらすじ】 オルドナ・ポセイダルの支配下に置かれたペンタゴナワールド。 その中の片田舎である惑星コアムに住む少年ダバ・マイロードは、友人のミラウー・キャオと父親の形見のヘビーメタル(以下HM)エルガイムと共に都会へと旅立つが、途中であったトラブルにより追われる身となり、その時に出会ったファンネリア・アムとガウ・ハ・レッシィと共に反乱軍として、ポセイダルと戦っていく。 *【登場人物】 ◇&bold(){ダバ・マイロード} CV:平松広和 今作の主人公。 行方不明となった義妹のクワサン・オリビーを探すため、出世を望んでるキャオに仕方なく付き合う形で旅に出る。 その旅の途中、アムとレッシィに惚れられ、彼女達に引っ張りだこにされていた。 これ何てエロゲー? 実は彼の本当の名前はカモン・マイロードで、ポセイダルに滅ぼされた、ヤーマン族の生き残りである。 小説版によるとマイロードと言う名前は没落王家の王子ということでせめて名前だけでも自然と敬えられるようにしたいためとのこと。(マイロード→My lord→わが主君)。 &font(l){でもアニメだとみんなダバって呼んでる。小説や『UNDER THE SUNS』などではマイロード呼びだけど。} 反乱軍の指導者となってからは、この名前を名乗り、ポセイダル軍と本格的に戦っていく。 ペンタゴナでは日本と同じように姓→名の順で名前が付けられているのだが、なぜかみんな姓であるダバの方を呼び捨てにしている。 後年の[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]で知ったという人にはあんまりそんな印象は無いかもしれないが、実は結構な肉体派であり、親指一本だけで指立て伏せを黙々とこなしたり(1話)、絡んできた悪漢を撃退したり出来る(2話)。そのスパロボでも『[[スーパーロボット大戦30]]』ではセイバー片手に白兵戦をするシーンもある。&font(l){まぁ、ここからイメージを膨らまされた『F.S.S.』だとヘッドライナー=騎士が今川作品もかくやのスーパーマンになってるし。} 資質では優等生というか、同監督の[[破嵐万丈>無敵鋼人ダイターン3]]と[[カミーユ・ビダン]]の中間に亡国の王子様設定を付けたような[[完璧超人]]寄り。本当に無関与なのだろうか? 見ていて苛立ちを感じることはない物の、その反面アニメの主役としては面白みに欠ける所もあったりしたせいか、 後半はギャブレーサイドの描写の方が見てて面白い等といわれることも。 愛機は[[エルガイム>エルガイム/ガイラム]]とエルガイムMK-II。 ◇&bold(){ミラウー・キャオ} CV:[[大塚芳忠]] ダバの[[幼なじみ]]。 立身出世のために、ダバを無理矢理連れ出し旅をする。 メカに強く、HM等のメンテナンスも手がける。反面、パイロットとしての力量には特筆すべきところはない。 本作の[[次回予告]]などのナレーションは彼の口から語られている。 小説版では放射能障害により&b(){なんと死ぬ。} 乗機はワークス、ディザード。 ◇&bold(){ファンネリア・アム} CV:本多知恵子 ミヤマ・リーリンら率いる盗賊集団の一味だったが、ダバ達を襲った時にダバに惚れてしまい、ダバに付いていくことにする。元々は芝居小屋の役者だったらしいがどういう経緯で盗賊になったかは不明。 一介の盗賊だった割には何故か妙に多才で、戦艦を調達したり指揮も取る。 レッシィとは、ダバを巡ってよく喧嘩する。 お色気ネタや顔芸など、体を張った汚れ役を引き受けるシーンがレッシィに比べて妙に多い。 ダバに付いて行き、戦闘を重ねるうちに技量が上がったのか、エルガイムを任され、ネームドの敵を撃墜するまでになっている。 小説版では大戦中に産まれ、素性を隠されていた&b(){ポセイダルの皇女。}((誕生の時期的にはヤーマン族のカモン王朝とオルドナ王朝が互いの一族殲滅を狙って激戦を繰り返していた時期なので、一族全滅を防ぐ為に素性を隠して逃がす事は別におかしくない。アムの祖父母の仇がダバの親で、ダバの両親の仇がアムの親と言う関係である。)) 乗機はゴロンゴ、エルガイム。 ◇&bold(){ガウ・ハ・レッシイ} CV:川村万梨阿 ポセイダル軍の13人衆の1人であったが、こちらもダバに惚れてしまい、軍を裏切った。 その際に、ロングの三段レイヤーの髪をバッサリ切り、ショートボブにした。 最初はダバ達と共にポセイダルと戦っていたが、馴れ合いのチームではポセイダルを倒せないと悟り、ダバ達から離れ、彼らを影から支援する道を選んだ。 乗機はゴロンゴ、ディザード、ヌーベル・ディザード。 (スパロボでおなじみの赤いディザードは彼女の愛機である。) ◇&bold(){リリス・ファウ} CV:川村万梨阿 ほぼ絶滅しかかっているミラリーという妖精。 とある町で見世物にされていたが、ダバによって助けられた。 劣悪な環境でコキ使われていたせいか、当初はセリフらしいセリフを殆ど喋らなかったが、話が進むにつれて心の傷が癒えたのか、いつしか普通に喋るようになっていた。 自分用のHMを提案して戦闘に加わろうとしたこともあったが、全長約2mというサイズがネックとなり即座に却下されていた。 ギワザ軍によるパラータ・スターへの攻撃で暴走しかけた核融合炉を鎮めてしばらく寝たきりになるも最終決戦時には復帰を果たした。((池原版コミックでは以降の出番がなく[[死亡説]]もある模様)) ◇&bold(){セムージュ・シャト} CV:[[玄田哲章]](TV版・スパロボ) / 大林隆介(OVA版) トライデトアル反乱軍のリーダー。 クワサン・オリビーを追ってトライデトアルを訪れたダバを旗頭として迎え入れる。 参謀としてダバ一行を支える一方でたまに自らもヘビーメタルに搭乗する。 実はフル・フラットがダバ達反乱軍の動きをコントロールするべくマッチポンプで反乱軍を演じていた人物なのだが、ダバ一行と触れ合ううちに自分の成すべきことに目覚め、フル・フラットと袂を分かち改めて反乱軍の一員として働くことを誓い仲間にも赦される。 独自に反乱軍をまとめ上げていただけあって戦術眼も確かで、前線で象徴として戦うダバに参謀として適切な助言をするなど、「次世代の若者のために戦う大人」として終盤まで活躍した。 ◇&bold(){ギャブレット・ギャブレー} CV:[[速水奨]] 片田舎の貴族出身の愛すべきバカ。 キャオと同じく立身出世のためにポセイダル軍に志願した。 登場早々、ダバ達の飯(3人+α分)を世間話ついでに堂々と食い逃げた。 ダバ達とは何回も戦うが、後に変な友情が芽生えたり芽生えなかったりして、終盤ではダバと協力して、ポセイダルと戦った。 ダバの義妹のクワサン・オリビーに惚れてしまった。(もちろんそうと知らない内に。) なんやかんやしてるうちに13人衆のメンバーになり、戦艦も1隻まるごと任される大出世をするが、惚れた女がことごとく不幸になる。下げチンなのか? シリアスになっていく後半にあっても彼だけはマイペースであり、かつある出来事が重なったため、ポセイダルに反旗を翻す事になる。((この時点で艦長達クルーから離反者が出ていないあたり、最初はバカにされていた物の信頼を得るに至ったようだ。)) おまけに最後に良い所持って行く始末、第二の主人公と言っても過言ではない。 小説版ではやや三枚目な面は鳴りを潜め、マイロードの前に最後の敵としてたちはだかる。 スパロボでは敵にいて説得されるパターンが板についている。レッシィはポセイダル軍にいる事すら稀なので、事実上『エルガイム』で一番イベントを持っているキャラ。 しかし説得されないと、原作に反してあっさり死亡してしまうことも…。 乗機はアローン、グライア、バルブド、[[バッシュ>バッシュ(エルガイム)]]、グルーン、アトール、アシュラ・テンプル。 ◇&bold(){クワサン・オリビー} CV:木下由美、内川藍維(スパロボ代役) ダバの義理の妹で婚約者。 盗賊に拐われて行方不明となっていたが、正規軍に売り飛ばされた挙句バイオセンサーの実験台として洗脳され、あろうことか近衛軍司令官としてポセイダルの操り人形にされ、ダバの敵として再会する。 ◇&bold(){ネイ・モー・ハン} CV:竹内久美 13人衆の1人である美女で、ギワザの愛人。 基本的にクールビューティーであるが、作中ではコミカルな一面(髪の毛を焦がして火傷してしまう、呑気におやつを食べていたところを通信で呼び出される等)も披露していた。 何というか、選ぶ男を間違えた不幸人。 スーパーロボット大戦においても、味方にならない13人衆の中では一番交戦するので存在感はあるが報われない人……という印象だったが、遂に『30』で吹っ切って説得可能になった。特に宿縁は無いが、あの[[カテジナさん>カテジナ・ルース]]と轡を並べる様は敵でいられるよりも何かコワい。 //「[[聖戦士ダンバイン]]」のトッドと並び、引退して消息不明となっていた声優さんをスパロボに出演させるためにバンプレストのスタッフの皆さんが苦労した逸話が残る。 //ソースは何ですか? 乗機はオージェ(レプリカ)、実は借り物なのだがスパロボでは&bold(){毎度のごとく借りパク}している。 ◇&bold(){ギワザ・ロワウ} CV:西村知道 ポセイダル軍コアム師団情報局長。 秘密情報機関13人衆のリーダー的存在((13人衆での序列は第3次席だが、第1次席のサイ・クォ・アダーは老齢で半ば隠居状態、第2次席のプレータ・クォイズは野心家で性格に難があり人望がなかった。))で実質的に&b(){本作のラスボス(笑)}と言える人物。 人心掌握術や政治的手腕に長けている上に白兵戦も得意であるが、その本性は猜疑心が強い小悪党で自分以外の人間を信用せず、愛人のネイですらのちに[[スパイ]]と決めつけて処刑していた。 終盤に軍の腐敗を放置するポセイダルに反感を抱いて13人衆の大半を率いて反旗を翻し、反乱軍VSポセイダル近衛軍VSギワザ軍の三つ巴の戦いを展開した。 最終的に隕石落とし作戦で首都スヴェート諸共ポセイダル軍と反乱軍を一掃しようと企むも、ポセイダル(ミアン)最期の力と反乱軍の抵抗で失敗。 最期は部下を置いて1人逃げ出したところをギャブレーに邪魔され、ダバに討たれて死亡した。 御大曰く「世界を担う器量がどうとか以前に凡人でおバカ、コアムの一地方執政官辺りで満足してれば美女の数人も侍らせて幸せな一生を全うできたろうに」との事。 ◇&bold(){オルドナ・ポセイダル} CV:島津冴子 ペンタゴナワールドの統治者。 その正体は&b(){オルドナ・ポセイダルの影武者}であり、本名はミアン・クゥ・ハウ・アッシャー。 表向きは美女と見まごうほど美しい男性ということになっているが、実は女性である。…視聴者にはバレバレであったが。 かつてはポセイダルの元恋人であったが、支配者としての責務を押しつけられる形でポセイダルにバイオリレーション・システムで洗脳されて現在に至る。 最終的に正気を取り戻してバイオリレーション・システムを停止させ、ポセイダルと共に死亡した。 ◇&bold(){アマンダラ・カマンダラ} CV:豊田真司(4話〜33話)、堀部隆一(43話〜54話) 闇の武器商人であるアマン商会の当主。 ポセイダルと戦うダバ達を支援している形であったが、実は&b(){彼こそ真のポセイダル}であった。 ヤーマン族を根絶やしにした理由は、家族をヤーマンに殺されたからである。 終盤にオージを駆って、バイオリレーション・システムによりダバを圧倒するが、後にダバに加勢してきたギャブレーとミアンにシステムを切られたことにより急激に老化が始まり形勢が逆転、ダバ達の攻撃により死亡する。 小説版ではこの設定はなく大物ながらホントに一介の商人であり、ポセイダル打倒後の新体制で経済面を一手に引き受けることとなった。 ◇&bold(){フル・フラット} CV:[[土井美加]] サートスターの統治者である長身の美女。 元はポセイダルのテンプルナイツの一員であり、ミアンと共にポセイダルの寵愛を競った。 現在はミアンと同様にバイオリレーション・システムで永遠の若さを手に入れているが、早い段階でポセイダルを見限ってダバ達に味方するようになる。 小説版では&b(){彼女こそ真のポセイダル}となっている。 乗機は[[ガイラム>エルガイム/ガイラム#id_3dd58a18]]。 *【主な登場兵器】 ◆[[エルガイム>エルガイム/ガイラム]] 物語前半のダバの愛機。 武器はセイバー、ランサー、ハンドランチャー、パワーランチャー、Sマイン。 OPで繰り出しているあの謎ビームは何なのかツッコんではいけない。 物語後半からアムの乗機となるが、最終話ではダバが乗り、バスターランチャーでギワザにトドメを刺した。 ◆エルガイムMK-II 物語後半の主役機。 ポセイダル軍のHM、アモンデュール・スタックを改造したものであり、ヤーマンの技術が仕込まれている。 ヤーマンの技術へのポセイダル軍の偏見と模倣の不完全さによる問題で打ち捨てられていた所をダバ達の手に渡り、 エルガイムの技術を完全に導入し[[ブラッド・テンプルNo3の頭部>ブラッド・テンプル(エルガイム)]]を使用して生まれ変わる。 なお、360度モニターを使ったのは、おそらく全ロボ作品中、この機体が初めてある。 ◆ディザート エルガイムの技術をもとにして開発したB級HM。 但し他のB級HMとはことなりA級の標準装備であるムーバブルフレームを採用しているため、うまくいけば敵のA級を仕留めることも可能。 %%一方でガンダムシリーズのGMと違い顔もエルガイムに似てるためアニメ素人には見分けがつきにくいという欠点も%% ◆ヌーベルディザート ポセイダル軍とヤーマン王朝のHM技術の統合を意図したA級HM。 両肩にバインダーを装備した赤い機体。 ガウ・ハ・レッシィの乗機。 私はギャブレット・ギャブレーだ…義に追記・修正してこそ、華だとは思わんか!? #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 昔に全話観たはずなんだけど、いちばん最初の方の話といちばん最後の方の話しか覚えてねぇ…よっぽど中だるみの酷いアニメだったのかな…。 -- 名無しさん (2013-10-17 17:12:29) - メカデザインやMIOのOPで燃え上がったが最終回でのオリビー廃人EDですべてが台無し。 -- 名無しさん (2014-02-25 22:51:45) - 小説版ではキャオが死んでいるのでアニメ版のほうがまだましかとおもったが。皆が幸福で新たな道を見つけるボンボンコミカライズ版や白石先生が書いたコミカライズ版のほうが素晴らしかった。 -- 名無しさん (2014-05-22 21:18:51) - バトルロボット烈伝で、御大が各作品にコメント付けてるんだけど、エルガイムだけなんかそっけないんだよなあ。「何かを間違えてしまった作品という現実を思い出す」って。 -- 名無しさん (2014-06-02 15:55:35) - ↑4お世辞にも出来が良いアニメとは言えない -- 名無しさん (2014-09-29 15:18:33) - 第四次スパロボで敵のバッシュとアシュラテンプルが欲しいと思った奴は多いはず(後者はリアル系ルートの終盤中の終盤で一応入手可能だけど)。主人公機であるはずのエルガイムMK-IIより強いんだよな、アイツら・・・。 -- 名無しさん (2014-10-10 09:35:03) - 13人衆が全員出てこないのはアニメとしてどうかと思ったw -- 名無しさん (2014-10-11 05:44:48) - ↑OVAでようやく出た感じ。 -- 名無しさん (2014-10-11 12:30:36) - まぁ一人発狂したがほとんどが生き延びたのでダンバインよりははるかにマシかと。 -- 名無しさん (2014-10-11 12:32:00) - ↑3設立当時のメンバーが13人だったから俗に13人衆と呼ばれるようになっただけで、必ず13人で構成されているわけではない…… みたいな(後付?)設定をどこかで見た覚えが -- 名無しさん (2014-10-22 02:13:43) - 今途中まで見てるけど、ほとんど毎回 誰かが縄で縛られるアニメだな…w -- 名無しさん (2014-12-26 01:37:10) - ファイブスター物語とお話が繋がってるという設定は公式なのかな? -- 名無しさん (2015-10-31 10:06:04) - 全部忘れたって…禿的にはこの作品は黒歴史なんだろうか? -- 名無しさん (2015-11-21 12:39:26) - ↑「本作で特にファンから支持されている要素=キャラデザやメカデザの大半は永野氏の功績」「ぶっちゃけ、重戦機と書いてヘビーメタルと読ませるセンスが恥ずかしくてイヤだった」「ダバを演じた平松氏の演技に不満があった」「作品タイトルに必ず『ン』を一文字くらいは入れる、という富野ルールが適用されていない」ということで、本人的に違和感を覚える要素は少なくないと思う。 -- 名無しさん (2015-11-21 14:25:29) - スパロボ世代なので最強武器がMAP兵器なのでイマイチ通常戦闘が貧相かつ地味な主人公機とオージのキチガイじみた強さしか記憶にない -- 名無しさん (2015-11-21 14:41:33) - ↑2永野に限らず若いスタッフにある程度任せて作ってたらしいから他の作品より思い入れは無いってどこかで読んだ記憶がある -- 名無しさん (2015-12-13 21:35:11) - 前半のOPは今聞いてもカッコいい。アニソンのクオリティじゃないwww -- 名無しさん (2015-12-13 21:43:07) - 『永野の作品』というんなら、ファティマの登場ぐらい許してやればいいのに……。 -- 名無しさん (2016-08-26 18:55:20) - 最終回にて、敵軍最強機体に勝利するものの力尽きた後半主役機から、回帰するかのように前半主役機に乗り換えて戦争を終結させる最後の一撃を決める。この流れは今でも感動する。近年(でもないかw)でいえば、ガンダムOOの最終回みたいな熱さがある。 -- 名無しさん (2016-10-13 16:09:56) - エクシアR2のあれはオマージュなのかな? -- 名無しさん (2016-11-19 11:04:04) - ↑エルガイムのオマージュは入ってるだろうね。ダブルオーライザーの初登場時、刹那が「ドッキングセンサー!」って叫んでただろ。あれもエルガイムのオマージュ、というかそのまんま…… -- 名無しさん (2016-11-19 12:01:16) - 富野監督がファティマの女の子がHMの頭部に乗っているのが嫌なら、エトラムルファティマのような有機コンピューターにすればよかったかね -- 名無しさん (2017-06-14 23:20:17) - グレメカでやってたザブングル特集のインタビューで、割とナチュラルにエルガイムの時の話がちょっとだけだが出てきてたから、ネガティヴな感情は多少は薄れてる…のかね? -- 名無しさん (2017-07-25 12:24:11) - 御大……永野氏がHMにファティマつけたいって言ってたのを拒否しておいて、いまさら『あれは永野の作品』って……汗 -- 名無しさん (2018-11-09 14:07:49) - じゅうせ”ん”き「えっ」>作品タイトルに必ず『ン』を一文字くらいは入れる、という富野ルールが適用されていない -- 名無しさん (2018-11-09 14:14:00) - デザインはお洒落だけど、メカの構成としてはマジンガーZの影響が大きいと見た(小型飛行メカが合体してコクピットになる、操縦系統はバイクに似ている、飛行用装備は後付けだが後継機は最初から飛べる)。 -- 名無しさん (2018-11-09 15:02:17) - 重戦機と書いてヘビーメタルと読ませるんだから「ん」は入ってないつーの -- 名無しさん (2018-11-11 07:15:38) - タイトルとしてはじゅうせんき、ヘビーメタルどっちもだよ -- 名無しさん (2018-11-12 11:33:45) - ギワザは声のせいでわかりにくいけど、まだ28歳なんだよなあ -- 名無しさん (2018-11-19 23:56:07) - ファティマの件は、「それ以外は好きにしていいけど、こればかりはダメ」ってことなんだろうなぁ。あと、もし平松氏が御大のご期待に沿えずにダバが途中退場した場合、新しい主役は誰がする予定だったんだろう? まさかキャオか? いや、ギャブレーもワンチャンあるな。最後にはクワサンのためにダバ側についたし、初期に反乱軍に着く可能性は0じゃないだろうから。 -- 名無しさん (2019-08-02 13:20:30) - 確か噂では、富野が作ってる初期段階でZガンダムの作成が決まったのでそちらにかかりきりなったので、永野とかの若手に投げたことになったとは聞いた覚えがある。 -- 名無しさん (2019-08-02 15:18:25) - 確かに後半はシリアスだけど、鬱要素はあまりないから(キャオが被ばくしていたり、ダバが隠棲するのはおいといて)、自分としては白冨野に分類していいんじゃないか、と思う。少なくともダンバインよりは白いw -- 名無しさん (2019-10-07 13:03:18) - アマンダラは、ミアンがセンサーを切ってくれなければ、ギャブレーが加勢してくれても、ダバは勝てなかったかもしれないほどのチート。まぁ、確かにバイオリレーションでのチート受けてたんだけども。 -- 名無しさん (2020-06-17 17:19:19) - ただ、後日談小説では、ギャブレーは「この後何か起こったら、またダバが出てくるかもしれない」と言ってるんだよね。あとそれと、ダバがクワサンよりポセイダル打倒を優先したっぽいから、その反省を込めて、Zではカミーユをフォウとべったりみたくしたのかな? -- 名無しさん (2020-07-07 17:45:45) - 小説版ではレッシィがブスってことになってんだけど、イラストはアニメのままだから納得いかんかったなあ -- 名無しさん (2020-12-27 20:56:58) - もしかしたらダバたちはアマンダラたちのようになったかもしれない。そうはならないというダバの決断が潔かった -- 名無しさん (2021-04-24 21:50:00) - ファティマに関しては他の富野作品であったりするけどアンドロイドとかサイボーグみたいな人かメカか的な存在を嫌悪してる感あるので(メガボーグだったりカロッゾだったりがその例だが) -- 名無しさん (2021-04-24 22:04:28) - ↑富野さんもブレンパワード以降は生物的な要素のあるメカを出すようになったと分析されてたけどね。 -- 名無しさん (2021-07-23 01:10:18) - 女装ゆうたコンビが一部で盛り上がってるがそういえばギャブレー君も女装してたな… -- 名無しさん (2021-08-02 10:14:01) - ラストシーンは「ザブングル」で没になった案が採用されてああいうバッドエンドになったのかも。 -- 名無しさん (2021-09-09 03:46:08) - フル・フラットはバイオリレーションの恩恵を受けていた故にどうあがいても命を落とす運命だったと思う。実際スパロボGCでアマンダラが敗北する際にミアンと共に死亡してたし -- 名無しさん (2021-11-10 12:51:14) - ↑10 ドラグナー放映時のアニメディアの読者投稿で「ザブングルがハッピーエンドで終わって以降ダンバイン、エルガイム、Ζ、ΖΖと主人公敗北的なエンドが続いたからドラグナーは勝利なハッピーエンドで終わってほしい」みたいな感じの投稿があった(現物が今手元にないからうろ覚えだが) -- 名無しさん (2022-01-05 13:38:30) - 富野永野だけでなく演出の今川泰宏氏の意向もかなり強い作品じゃないの?マクトミンとかのサブキャラ達はキャラ造形ほぼ今川製だそうだし。 -- 名無しさん (2022-04-22 19:29:50) - オルドナ・ポセイダルとか言う媒体によってコロコロ黒幕が変わる奴 -- 名無しさん (2023-04-14 11:32:10) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/06/21(月) 00:56:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 1984年〜1985年にかけて放送された、サンライズ製作の[[ロボットアニメ]]。全54話。 キャラクターデザイン&メカニックデザインは、後にこの作品が元となった『[[ファイブスター物語>ファイブスター物語(FSS)]]』で有名な永野護。 総監督は[[富野由悠季]]。 前作『[[聖戦士ダンバイン]]』の反省を生かしてか、最初は『[[戦闘メカ ザブングル]]』のようなコミカルな作風であったが、 富野監督らしく物語が進むにつれてシリアスな展開を見せた。 また、本編が終了した後に、OVAが全3巻発売された。 内容としては1、2巻は“おまけが本編”、3巻は完全新規の気合の入った内容となっているも、ぶっちゃけTV版の[[ラスボス]]よりも遥かに強そうなオリキャラを初代[[エルガイム>エルガイム/ガイラム]]が撃破するというある意味奇妙な光景が繰り広げられる。 なお、エルガイムの放映が始まる前から『[[機動戦士Ζガンダム]]』の企画が始まっており、富野監督はそちらの進行をメインにしていたため監督作品ながらこれまでの作品よりも関わりが薄く、若手スタッフが中心となって製作していたとか(おかげで番組を若手スタッフ育成のために利用していると苦情が来たらしい)。 サンライズとしても[[Ζガンダム]]が本命だったようで御大曰く、「エルガイムというのはガンダムをやる前の半分は捨て駒だった」「あれは永野の作品」と語っておりエルガイムには余り愛着がないようでエルガイムのことは全て忘れたという。 なので現在でも富野監督がエルガイムの事を口にする機会は少ない。 後年『重戦機エルガイムアンダー・ザ・サンズ』という[[漫画]]が発刊された。 後半視点がバラけたせいで主人公感の薄れたダバをクローズアップした[[パラレル>パラレルワールド]]物であり、MK-2もギャブレーも出てこない。 ギワザもあっさり処理されるなど単行本1冊なあたり話が短いが ダバファンは必携の本となっている…特にラストのオチが…。 尚作者はギャブレーが本編に出せなかったので巻末にイラストで書き下ろしている。 2022年現在、本編のみdアニメストアで配信中。 *【あらすじ】 オルドナ・ポセイダルの支配下に置かれたペンタゴナワールド。 その中の片田舎である惑星コアムに住む少年ダバ・マイロードは、友人のミラウー・キャオと父親の形見のヘビーメタル(以下HM)エルガイムと共に都会へと旅立つが、途中であったトラブルにより追われる身となり、その時に出会ったファンネリア・アムとガウ・ハ・レッシィと共に反乱軍として、ポセイダルと戦っていく。 *【登場人物】 ◇&bold(){ダバ・マイロード} CV:平松広和 今作の主人公。 行方不明となった義妹のクワサン・オリビーを探すため、出世を望んでるキャオに仕方なく付き合う形で旅に出る。 その旅の途中、アムとレッシィに惚れられ、彼女達に引っ張りだこにされていた。 これ何てエロゲー? 実は彼の本当の名前はカモン・マイロードで、ポセイダルに滅ぼされた、ヤーマン族の生き残りである。 小説版によるとマイロードと言う名前は没落王家の王子ということでせめて名前だけでも自然と敬えられるようにしたいためとのこと。(マイロード→My lord→わが主君)。 &font(l){でもアニメだとみんなダバって呼んでる。小説や『UNDER THE SUNS』などではマイロード呼びだけど。} 反乱軍の指導者となってからは、この名前を名乗り、ポセイダル軍と本格的に戦っていく。 ペンタゴナでは日本と同じように姓→名の順で名前が付けられているのだが、なぜかみんな姓であるダバの方を呼び捨てにしている。 後年の[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]で知ったという人にはあんまりそんな印象は無いかもしれないが、実は結構な肉体派であり、親指一本だけで指立て伏せを黙々とこなしたり(1話)、絡んできた悪漢を撃退したり出来る(2話)。そのスパロボでも『[[スーパーロボット大戦30]]』ではセイバー片手に白兵戦をするシーンもある。&font(l){まぁ、ここからイメージを膨らまされた『F.S.S.』だとヘッドライナー=騎士が今川作品もかくやのスーパーマンになってるし。} 資質では優等生というか、同監督の[[破嵐万丈>無敵鋼人ダイターン3]]と[[カミーユ・ビダン]]の中間に亡国の王子様設定を付けたような[[完璧超人]]寄り。本当に無関与なのだろうか? 見ていて苛立ちを感じることはない物の、その反面アニメの主役としては面白みに欠ける所もあったりしたせいか、 後半はギャブレーサイドの描写の方が見てて面白い等といわれることも。 愛機は[[エルガイム>エルガイム/ガイラム]]とエルガイムMK-II。 ◇&bold(){ミラウー・キャオ} CV:[[大塚芳忠]] ダバの[[幼なじみ]]。 立身出世のために、ダバを無理矢理連れ出し旅をする。 メカに強く、HM等のメンテナンスも手がける。反面、パイロットとしての力量には特筆すべきところはない。 本作の[[次回予告]]などのナレーションは彼の口から語られている。 小説版では放射能障害により&b(){なんと死ぬ。} 乗機はワークス、ディザード。 ◇&bold(){ファンネリア・アム} CV:本多知恵子 ミヤマ・リーリンら率いる盗賊集団の一味だったが、ダバ達を襲った時にダバに惚れてしまい、ダバに付いていくことにする。元々は芝居小屋の役者だったらしいがどういう経緯で盗賊になったかは不明。 一介の盗賊だった割には何故か妙に多才で、戦艦を調達したり指揮も取る。 レッシィとは、ダバを巡ってよく喧嘩する。 お色気ネタや顔芸など、体を張った汚れ役を引き受けるシーンがレッシィに比べて妙に多い。 ダバに付いて行き、戦闘を重ねるうちに技量が上がったのか、エルガイムを任され、ネームドの敵を撃墜するまでになっている。 小説版では大戦中に産まれ、素性を隠されていた&b(){ポセイダルの皇女。}((誕生の時期的にはヤーマン族のカモン王朝とオルドナ王朝が互いの一族殲滅を狙って激戦を繰り返していた時期なので、一族全滅を防ぐ為に素性を隠して逃がす事は別におかしくない。アムの祖父母の仇がダバの親で、ダバの両親の仇がアムの親と言う関係である。)) 乗機はゴロンゴ、エルガイム。 ◇&bold(){ガウ・ハ・レッシイ} CV:川村万梨阿 ポセイダル軍の13人衆の1人であったが、こちらもダバに惚れてしまい、軍を裏切った。 その際に、ロングの三段レイヤーの髪をバッサリ切り、ショートボブにした。 最初はダバ達と共にポセイダルと戦っていたが、馴れ合いのチームではポセイダルを倒せないと悟り、ダバ達から離れ、彼らを影から支援する道を選んだ。 乗機はゴロンゴ、ディザード、ヌーベル・ディザード。 (スパロボでおなじみの赤いディザードは彼女の愛機である。) ◇&bold(){リリス・ファウ} CV:川村万梨阿 ほぼ絶滅しかかっているミラリーという妖精。 とある町で見世物にされていたが、ダバによって助けられた。 劣悪な環境でコキ使われていたせいか、当初はセリフらしいセリフを殆ど喋らなかったが、話が進むにつれて心の傷が癒えたのか、いつしか普通に喋るようになっていた。 自分用のHMを提案して戦闘に加わろうとしたこともあったが、全長約2mというサイズがネックとなり即座に却下されていた。 ギワザ軍によるパラータ・スターへの攻撃で暴走しかけた核融合炉を鎮めてしばらく寝たきりになるも最終決戦時には復帰を果たした。((池原版コミックでは以降の出番がなく[[死亡説]]もある模様)) ◇&bold(){セムージュ・シャト} CV:[[玄田哲章]](TV版・スパロボ) / 大林隆介(OVA版) トライデトアル反乱軍のリーダー。 クワサン・オリビーを追ってトライデトアルを訪れたダバを旗頭として迎え入れる。 参謀としてダバ一行を支える一方でたまに自らもヘビーメタルに搭乗する。 実はフル・フラットがダバ達反乱軍の動きをコントロールするべくマッチポンプで反乱軍を演じていた人物なのだが、ダバ一行と触れ合ううちに自分の成すべきことに目覚め、フル・フラットと袂を分かち改めて反乱軍の一員として働くことを誓い仲間にも赦される。 独自に反乱軍をまとめ上げていただけあって戦術眼も確かで、前線で象徴として戦うダバに参謀として適切な助言をするなど、「次世代の若者のために戦う大人」として終盤まで活躍した。 ◇&bold(){ギャブレット・ギャブレー} CV:[[速水奨]] 片田舎の貴族出身の愛すべきバカ。 キャオと同じく立身出世のためにポセイダル軍に志願した。 登場早々、ダバ達の飯(3人+α分)を世間話ついでに堂々と食い逃げた。 ダバ達とは何回も戦うが、後に変な友情が芽生えたり芽生えなかったりして、終盤ではダバと協力して、ポセイダルと戦った。 ダバの義妹のクワサン・オリビーに惚れてしまった。(もちろんそうと知らない内に。) なんやかんやしてるうちに13人衆のメンバーになり、戦艦も1隻まるごと任される大出世をするが、惚れた女がことごとく不幸になる。下げチンなのか? シリアスになっていく後半にあっても彼だけはマイペースであり、かつある出来事が重なったため、ポセイダルに反旗を翻す事になる。((この時点で艦長達クルーから離反者が出ていないあたり、最初はバカにされていた物の信頼を得るに至ったようだ。)) おまけに最後に良い所持って行く始末、第二の主人公と言っても過言ではない。 小説版ではやや三枚目な面は鳴りを潜め、マイロードの前に最後の敵としてたちはだかる。 スパロボでは敵にいて説得されるパターンが板についている。レッシィはポセイダル軍にいる事すら稀なので、事実上『エルガイム』で一番イベントを持っているキャラ。 しかし説得されないと、原作に反してあっさり死亡してしまうことも…。 乗機はアローン、グライア、バルブド、[[バッシュ>バッシュ(エルガイム)]]、グルーン、アトール、アシュラ・テンプル。 ◇&bold(){クワサン・オリビー} CV:木下由美、内川藍維(スパロボ代役) ダバの義理の妹で婚約者。 盗賊に拐われて行方不明となっていたが、正規軍に売り飛ばされた挙句バイオセンサーの実験台として洗脳され、あろうことか近衛軍司令官としてポセイダルの操り人形にされ、ダバの敵として再会する。 ◇&bold(){ネイ・モー・ハン} CV:竹内久美 13人衆の1人である美女で、ギワザの愛人。 基本的にクールビューティーであるが、作中ではコミカルな一面(髪の毛を焦がして火傷してしまう、呑気におやつを食べていたところを通信で呼び出される等)も披露していた。 何というか、選ぶ男を間違えた不幸人。 スーパーロボット大戦においても、味方にならない13人衆の中では一番交戦するので存在感はあるが報われない人……という印象だったが、遂に『30』で吹っ切って説得可能になった。特に宿縁は無いが、あの[[カテジナさん>カテジナ・ルース]]と轡を並べる様は敵でいられるよりも何かコワい。 //「[[聖戦士ダンバイン]]」のトッドと並び、引退して消息不明となっていた声優さんをスパロボに出演させるためにバンプレストのスタッフの皆さんが苦労した逸話が残る。 //ソースは何ですか? 乗機はオージェ(レプリカ)、実は借り物なのだがスパロボでは&bold(){毎度のごとく借りパク}している。 ◇&bold(){ギワザ・ロワウ} CV:西村知道 ポセイダル軍コアム師団情報局長。 秘密情報機関13人衆のリーダー的存在((13人衆での序列は第3次席だが、第1次席のサイ・クォ・アダーは老齢で半ば隠居状態、第2次席のプレータ・クォイズは野心家で性格に難があり人望がなかった。))で実質的に&b(){本作のラスボス(笑)}と言える人物。 人心掌握術や政治的手腕に長けている上に白兵戦も得意であるが、その本性は猜疑心が強い小悪党で自分以外の人間を信用せず、愛人のネイですらのちに[[スパイ]]と決めつけて処刑していた。 終盤に軍の腐敗を放置するポセイダルに反感を抱いて13人衆の大半を率いて反旗を翻し、反乱軍VSポセイダル近衛軍VSギワザ軍の三つ巴の戦いを展開した。 最終的に隕石落とし作戦で首都スヴェート諸共ポセイダル軍と反乱軍を一掃しようと企むも、ポセイダル(ミアン)最期の力と反乱軍の抵抗で失敗。 最期は部下を置いて1人逃げ出したところをギャブレーに邪魔され、ダバに討たれて死亡した。 御大曰く「世界を担う器量がどうとか以前に凡人でおバカ、コアムの一地方執政官辺りで満足してれば美女の数人も侍らせて幸せな一生を全うできたろうに」との事。 ◇&bold(){オルドナ・ポセイダル} CV:島津冴子 ペンタゴナワールドの統治者。 その正体は&b(){オルドナ・ポセイダルの影武者}であり、本名はミアン・クゥ・ハウ・アッシャー。 表向きは美女と見まごうほど美しい男性ということになっているが、実は女性である。…視聴者にはバレバレであったが。 かつてはポセイダルの元恋人であったが、支配者としての責務を押しつけられる形でポセイダルにバイオリレーション・システムで洗脳されて現在に至る。 最終的に正気を取り戻してバイオリレーション・システムを停止させ、ポセイダルと共に死亡した。 ◇&bold(){アマンダラ・カマンダラ} CV:豊田真司(4話〜33話)、堀部隆一(43話〜54話) 闇の武器商人であるアマン商会の当主。 ポセイダルと戦うダバ達を支援している形であったが、実は&b(){彼こそ真のポセイダル}であった。 ヤーマン族を根絶やしにした理由は、家族をヤーマンに殺されたからである。 終盤にオージを駆って、バイオリレーション・システムによりダバを圧倒するが、後にダバに加勢してきたギャブレーとミアンにシステムを切られたことにより急激に老化が始まり形勢が逆転、ダバ達の攻撃により死亡する。 小説版ではこの設定はなく大物ながらホントに一介の商人であり、ポセイダル打倒後の新体制で経済面を一手に引き受けることとなった。 ◇&bold(){フル・フラット} CV:[[土井美加]] サートスターの統治者である長身の美女。 元はポセイダルのテンプルナイツの一員であり、ミアンと共にポセイダルの寵愛を競った。 現在はミアンと同様にバイオリレーション・システムで永遠の若さを手に入れているが、早い段階でポセイダルを見限ってダバ達に味方するようになる。 小説版では&b(){彼女こそ真のポセイダル}となっている。 乗機は[[ガイラム>エルガイム/ガイラム#id_3dd58a18]]。 *【主な登場兵器】 ◆[[エルガイム>エルガイム/ガイラム]] 物語前半のダバの愛機。 武器はセイバー、ランサー、ハンドランチャー、パワーランチャー、Sマイン。 OPで繰り出しているあの謎ビームは何なのかツッコんではいけない。 物語後半からアムの乗機となるが、最終話ではダバが乗り、バスターランチャーでギワザにトドメを刺した。 ◆エルガイムMK-II 物語後半の主役機。 ポセイダル軍のHM、アモンデュール・スタックを改造したものであり、ヤーマンの技術が仕込まれている。 ヤーマンの技術へのポセイダル軍の偏見と模倣の不完全さによる問題で打ち捨てられていた所をダバ達の手に渡り、 エルガイムの技術を完全に導入し[[ブラッド・テンプルNo3の頭部>ブラッド・テンプル(エルガイム)]]を使用して生まれ変わる。 なお、360度モニターを使ったのは、おそらく全ロボ作品中、この機体が初めてある。 ◆ディザート エルガイムの技術をもとにして開発したB級HM。 但し他のB級HMとはことなりA級の標準装備であるムーバブルフレームを採用しているため、うまくいけば敵のA級を仕留めることも可能。 %%一方でガンダムシリーズのGMと違い顔もエルガイムに似てるためアニメ素人には見分けがつきにくいという欠点も%% ◆ヌーベルディザート ポセイダル軍とヤーマン王朝のHM技術の統合を意図したA級HM。 両肩にバインダーを装備した赤い機体。 ガウ・ハ・レッシィの乗機。 私はギャブレット・ギャブレーだ…義に追記・修正してこそ、華だとは思わんか!? #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 昔に全話観たはずなんだけど、いちばん最初の方の話といちばん最後の方の話しか覚えてねぇ…よっぽど中だるみの酷いアニメだったのかな…。 -- 名無しさん (2013-10-17 17:12:29) - メカデザインやMIOのOPで燃え上がったが最終回でのオリビー廃人EDですべてが台無し。 -- 名無しさん (2014-02-25 22:51:45) - 小説版ではキャオが死んでいるのでアニメ版のほうがまだましかとおもったが。皆が幸福で新たな道を見つけるボンボンコミカライズ版や白石先生が書いたコミカライズ版のほうが素晴らしかった。 -- 名無しさん (2014-05-22 21:18:51) - バトルロボット烈伝で、御大が各作品にコメント付けてるんだけど、エルガイムだけなんかそっけないんだよなあ。「何かを間違えてしまった作品という現実を思い出す」って。 -- 名無しさん (2014-06-02 15:55:35) - ↑4お世辞にも出来が良いアニメとは言えない -- 名無しさん (2014-09-29 15:18:33) - 第四次スパロボで敵のバッシュとアシュラテンプルが欲しいと思った奴は多いはず(後者はリアル系ルートの終盤中の終盤で一応入手可能だけど)。主人公機であるはずのエルガイムMK-IIより強いんだよな、アイツら・・・。 -- 名無しさん (2014-10-10 09:35:03) - 13人衆が全員出てこないのはアニメとしてどうかと思ったw -- 名無しさん (2014-10-11 05:44:48) - ↑OVAでようやく出た感じ。 -- 名無しさん (2014-10-11 12:30:36) - まぁ一人発狂したがほとんどが生き延びたのでダンバインよりははるかにマシかと。 -- 名無しさん (2014-10-11 12:32:00) - ↑3設立当時のメンバーが13人だったから俗に13人衆と呼ばれるようになっただけで、必ず13人で構成されているわけではない…… みたいな(後付?)設定をどこかで見た覚えが -- 名無しさん (2014-10-22 02:13:43) - 今途中まで見てるけど、ほとんど毎回 誰かが縄で縛られるアニメだな…w -- 名無しさん (2014-12-26 01:37:10) - ファイブスター物語とお話が繋がってるという設定は公式なのかな? -- 名無しさん (2015-10-31 10:06:04) - 全部忘れたって…禿的にはこの作品は黒歴史なんだろうか? -- 名無しさん (2015-11-21 12:39:26) - ↑「本作で特にファンから支持されている要素=キャラデザやメカデザの大半は永野氏の功績」「ぶっちゃけ、重戦機と書いてヘビーメタルと読ませるセンスが恥ずかしくてイヤだった」「ダバを演じた平松氏の演技に不満があった」「作品タイトルに必ず『ン』を一文字くらいは入れる、という富野ルールが適用されていない」ということで、本人的に違和感を覚える要素は少なくないと思う。 -- 名無しさん (2015-11-21 14:25:29) - スパロボ世代なので最強武器がMAP兵器なのでイマイチ通常戦闘が貧相かつ地味な主人公機とオージのキチガイじみた強さしか記憶にない -- 名無しさん (2015-11-21 14:41:33) - ↑2永野に限らず若いスタッフにある程度任せて作ってたらしいから他の作品より思い入れは無いってどこかで読んだ記憶がある -- 名無しさん (2015-12-13 21:35:11) - 前半のOPは今聞いてもカッコいい。アニソンのクオリティじゃないwww -- 名無しさん (2015-12-13 21:43:07) - 『永野の作品』というんなら、ファティマの登場ぐらい許してやればいいのに……。 -- 名無しさん (2016-08-26 18:55:20) - 最終回にて、敵軍最強機体に勝利するものの力尽きた後半主役機から、回帰するかのように前半主役機に乗り換えて戦争を終結させる最後の一撃を決める。この流れは今でも感動する。近年(でもないかw)でいえば、ガンダムOOの最終回みたいな熱さがある。 -- 名無しさん (2016-10-13 16:09:56) - エクシアR2のあれはオマージュなのかな? -- 名無しさん (2016-11-19 11:04:04) - ↑エルガイムのオマージュは入ってるだろうね。ダブルオーライザーの初登場時、刹那が「ドッキングセンサー!」って叫んでただろ。あれもエルガイムのオマージュ、というかそのまんま…… -- 名無しさん (2016-11-19 12:01:16) - 富野監督がファティマの女の子がHMの頭部に乗っているのが嫌なら、エトラムルファティマのような有機コンピューターにすればよかったかね -- 名無しさん (2017-06-14 23:20:17) - グレメカでやってたザブングル特集のインタビューで、割とナチュラルにエルガイムの時の話がちょっとだけだが出てきてたから、ネガティヴな感情は多少は薄れてる…のかね? -- 名無しさん (2017-07-25 12:24:11) - 御大……永野氏がHMにファティマつけたいって言ってたのを拒否しておいて、いまさら『あれは永野の作品』って……汗 -- 名無しさん (2018-11-09 14:07:49) - じゅうせ”ん”き「えっ」>作品タイトルに必ず『ン』を一文字くらいは入れる、という富野ルールが適用されていない -- 名無しさん (2018-11-09 14:14:00) - デザインはお洒落だけど、メカの構成としてはマジンガーZの影響が大きいと見た(小型飛行メカが合体してコクピットになる、操縦系統はバイクに似ている、飛行用装備は後付けだが後継機は最初から飛べる)。 -- 名無しさん (2018-11-09 15:02:17) - 重戦機と書いてヘビーメタルと読ませるんだから「ん」は入ってないつーの -- 名無しさん (2018-11-11 07:15:38) - タイトルとしてはじゅうせんき、ヘビーメタルどっちもだよ -- 名無しさん (2018-11-12 11:33:45) - ギワザは声のせいでわかりにくいけど、まだ28歳なんだよなあ -- 名無しさん (2018-11-19 23:56:07) - ファティマの件は、「それ以外は好きにしていいけど、こればかりはダメ」ってことなんだろうなぁ。あと、もし平松氏が御大のご期待に沿えずにダバが途中退場した場合、新しい主役は誰がする予定だったんだろう? まさかキャオか? いや、ギャブレーもワンチャンあるな。最後にはクワサンのためにダバ側についたし、初期に反乱軍に着く可能性は0じゃないだろうから。 -- 名無しさん (2019-08-02 13:20:30) - 確か噂では、富野が作ってる初期段階でZガンダムの作成が決まったのでそちらにかかりきりなったので、永野とかの若手に投げたことになったとは聞いた覚えがある。 -- 名無しさん (2019-08-02 15:18:25) - 確かに後半はシリアスだけど、鬱要素はあまりないから(キャオが被ばくしていたり、ダバが隠棲するのはおいといて)、自分としては白冨野に分類していいんじゃないか、と思う。少なくともダンバインよりは白いw -- 名無しさん (2019-10-07 13:03:18) - アマンダラは、ミアンがセンサーを切ってくれなければ、ギャブレーが加勢してくれても、ダバは勝てなかったかもしれないほどのチート。まぁ、確かにバイオリレーションでのチート受けてたんだけども。 -- 名無しさん (2020-06-17 17:19:19) - ただ、後日談小説では、ギャブレーは「この後何か起こったら、またダバが出てくるかもしれない」と言ってるんだよね。あとそれと、ダバがクワサンよりポセイダル打倒を優先したっぽいから、その反省を込めて、Zではカミーユをフォウとべったりみたくしたのかな? -- 名無しさん (2020-07-07 17:45:45) - 小説版ではレッシィがブスってことになってんだけど、イラストはアニメのままだから納得いかんかったなあ -- 名無しさん (2020-12-27 20:56:58) - もしかしたらダバたちはアマンダラたちのようになったかもしれない。そうはならないというダバの決断が潔かった -- 名無しさん (2021-04-24 21:50:00) - ファティマに関しては他の富野作品であったりするけどアンドロイドとかサイボーグみたいな人かメカか的な存在を嫌悪してる感あるので(メガボーグだったりカロッゾだったりがその例だが) -- 名無しさん (2021-04-24 22:04:28) - ↑富野さんもブレンパワード以降は生物的な要素のあるメカを出すようになったと分析されてたけどね。 -- 名無しさん (2021-07-23 01:10:18) - 女装ゆうたコンビが一部で盛り上がってるがそういえばギャブレー君も女装してたな… -- 名無しさん (2021-08-02 10:14:01) - ラストシーンは「ザブングル」で没になった案が採用されてああいうバッドエンドになったのかも。 -- 名無しさん (2021-09-09 03:46:08) - フル・フラットはバイオリレーションの恩恵を受けていた故にどうあがいても命を落とす運命だったと思う。実際スパロボGCでアマンダラが敗北する際にミアンと共に死亡してたし -- 名無しさん (2021-11-10 12:51:14) - ↑10 ドラグナー放映時のアニメディアの読者投稿で「ザブングルがハッピーエンドで終わって以降ダンバイン、エルガイム、Ζ、ΖΖと主人公敗北的なエンドが続いたからドラグナーは勝利なハッピーエンドで終わってほしい」みたいな感じの投稿があった(現物が今手元にないからうろ覚えだが) -- 名無しさん (2022-01-05 13:38:30) - 富野永野だけでなく演出の今川泰宏氏の意向もかなり強い作品じゃないの?マクトミンとかのサブキャラ達はキャラ造形ほぼ今川製だそうだし。 -- 名無しさん (2022-04-22 19:29:50) - オルドナ・ポセイダルとか言う媒体によってコロコロ黒幕が変わる奴 -- 名無しさん (2023-04-14 11:32:10) - セムージュの声って玄田さんだったんだ! 今まで大塚明夫さんだと思ってた。 -- 名無しさん (2025-05-28 11:32:23) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: