筆しらべ/筆神(大神)

「筆しらべ/筆神(大神)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

筆しらべ/筆神(大神) - (2025/05/31 (土) 23:35:25) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/06/18 Sat 22:30:08 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- カプコンのゲームソフト『[[大神>大神(ゲーム)]]』で主人公[[アマテラス>アマテラス(大神)]]が使う神通力。 勘違いされがちだが元々の名称は&bold(){「筆技(ふでわざ)」}であり、ある程度の力ならイッスンにも使える。 しかし太陽神アマテラスの力ともなれば星屑の川を蘇らせたり、昼夜を一瞬で逆転させるといった、まさに神の領域へ足を踏み入れた奇跡を引き起こすことが出来る。 その凄まじい神力を目の当たりにしたイッスンが、かつて祖父イッシャクが詠んだ&color(#F54738){&bold(){「流るる筆は五箇のしらべが如く」}}((澱みない筆の運びは、まるでいくつもの楽器を奏でているかのように雅やかである、という意味))という句からアマテラスの筆技を&color(#F54738){&bold(){「筆しらべ」}}と新たに命名されたもの。 アマテラスが復活した直後は、力が「筆神」としてナカツクニ中に散らばっており、この筆神を探し出し筆しらべの力を取り戻す事が本作品の目的の一つとなる。 筆しらべを使用すると技に応じて墨ビョウタンの墨が減り、墨が尽きると一定時間ただの白い狼になってしまう。 墨の溜まりが早くなる装備「早墨ヒョウタン」や、一定時間墨が減らなくなるアイテム「無限墨」があるので、墨の消費が多い筆しらべを使う時はうまく活用したい。 以下、筆神と能力一覧 ***断神(たちがみ) ◆【一閃】(いっせん) 発動文字「-」 [[イザナギ]]の祠で見つけられる[[ネズミ]]の姿をした筆神、口にくわえた大剣で障害物や敵を斬ってダメージを与える。 お布施により「二式」「三式」と強化可能で威力が1.5倍→2倍と上がる事に加えて、斬れるオブジェクトも増えていく。 戦闘・探索両面で間違いなく使用頻度No.1の筆しらべ。妖怪牙の入手もとりあえず斬ってみるところから始まる。 真横に1本サッと線を引くだけ(直線であれば線の長さは問わない)で発動するので、横に並んだ敵を1回の一閃で撫で斬りも可能な他、 敵がダウンした瞬間に一瞬だけ筆しらべを発動すると居合の達人のような演出が出来るぞ! ***凍神(いてがみ) ◆【吹雪】(ふぶき) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) カムイのイリワク神殿に吹雪発生装備の中に捕われた牛。&font(#0000ff){しかし手に入れるのが終盤の終盤なので影が薄い…その後のボス戦に必須というほどでもないし…} 首に下げているのは他の筆神を呼ぶ法螺貝。 氷を起点にした筆跡で冷気を導き敵を凍らせる。常に燃え滾っている「タギリグモ」も吹雪の力を持ってすれば凍結により一定時間動きを止められる。 他にも「*」を描くことで発動する隠し筆しらべ「氷嵐」が強力。描いた場所に大量の氷柱が降ってくる。 終盤習得な事もあって他の強化系筆しらべと違い通常版と同時に習得できる。 説明がないため一見ノーヒントに思えるが、実はアマ公が習得する以前に[[キュウビ>キュウビ(大神)]]が使用してくる。それをヒントに気づいた人はエライ。 (キュウビが使うのは「*」でなく×とーを組み合わせた形だがそっちでも発動可能) [[常闇ノ皇]]戦で使うとオキクルミが現れ攻撃してくれる。 ***撃神(げきがみ) ◆【迅雷】(じんらい) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 鬼ヶ島の石像に封印されている虎の筆神で背中の弓を尾で引き雷の矢を放つ。筆神の中でトップレベルの格好良さ。 雷雲や雷から筆跡を沿わせる事で雷を導く事が出来る。相手が剣を構えている時に迅雷をぶち当てて隙を作ったり、剣のオブジェクトの仕掛けを作動させたりと使い道はそれなりに多い。 イベント習得技があり「Z」を鏡文字にしたような形(いわゆる落雷マーク)を描くと「雷光」が発動する。 描いた場所に落雷マーク型のオブジェクトが刺さり周囲にダメージを与える。描く大きさに応じて威力と墨の消費が増える。 ***弓神(ゆみがみ) ◆【月光】(げっこう) 発動文字「 ) 」 曇りヶ淵の主 畳頭に食べられている、杵を持った兎。アマテラスとの会話シーンでは杵を担ぎつつヤンキー座り。でも声は可愛い。 真逆の力を持つアマテラスをライバル視しているのか餅で気を引き、杵で&s(){SATSUGAIしようと}ぶっ叩こうとするが失敗。((この時、アマテラスは弓神と共についていた餅を見て、途中から涎を垂らしていたのでそれを咎めるために叩いたとも考えられるが真相は定かではない。)) 明るい昼間でも、たちまち夜にしてしまうという筆しらべで、夜限定のイベントでのみ重宝する…かと思いきや、最終戦で驚くような大活躍をする。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){常闇ノ皇戦では月からスサノオの幻影が現れ、常闇ノ皇を真っ二つにする。}}} ***蘇神(よみがみ) ◆【画龍】(がりょう) 発動文字「■」(特定の場所を塗り潰すと発動) 自身が描かれた巻物を突き破って一体化した「画竜点睛」を地で行くような龍の姿をしている、アマテラスが最初に取り戻す筆神。 失われてしまった、壊れてしまったものを復元する能力を持つ。アマテラスが装備している武器によって「画点」という筆技が使えるようにもなるが、あまり使わない。 ストーリー序盤では壊れたり失われた物を修復するイベントが多いのでお世話になるが、戦闘ではごく一部の場面を除いて活躍できず、中盤以降は使うシーンが殆ど無いため「蘇神ってどんな姿(筆しらべ)だっけ…?」と忘れる人が多い。 ***濡神(ぬれがみ) ◆【水郷】(すいきょう) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 蝮の焼酎漬けを模した姿で、瓶から出ようと四苦八苦するが無理。カワイイ。&font(#ff0000){声からしてたぶんメス。} 水を引いたり、人魚泉を無料で使えるようになる。[[アマテラスと因縁のあるボス戦>ヤマタノオロチ(大神)]]ではこの筆技を必ず使用する必要がある。 基本的に探索や各種イベントで多用する筆しらべであり、「水郷」自身を純粋な攻撃技として使う機会は殆ど無い。 他にもイベント習得技だが「||」(縦に二本の線を引く、二本線なら横にずらさず縦一直線に引いても良い)で「恵雨」が発動できる。発動すると画面全体に雨を降らせる。 継続ダメージを与えつつ敵を一時的に止める事ができ、地面に潜る敵にも効果的。線の長さに応じて雨が降る時間と墨の消費が増える。 とあるサブイベントでは神の存在を否定する女性と度々出会うが、最後にこの奇跡を見せるとアマテラスの神性に気付き隈取が見えるようになる。 ***風神(かぜがみ) ◆【疾風】(しっぷう) 発動文字「ℓ」(記号のリットルを丸くしたように描く)または「の」(渦巻のように描く) 風神宮に捕らえられている馬の姿の筆神。背中に芭蕉扇のようなうちわを背負っている。空気抵抗でかそう… 一度、走り出したら止まらない。…が、登場時にアマテラスにあっさり追い抜かれ、ショボーンとなる。カワイイ。 風を起こす筆しらべで、「ℓ」なら右方向、その逆なら左方向、「の」を中心から描けば画面手前、外側から描けば画面奥に向かって吹く。 強風で物を動かしたり、炎や邪気・毒霧などを吹き消したり、飛んでいる雑魚敵を墜落させたりもできる。 主に探索面で使う事になるが、戦闘時は敵が吐いてきた炎などを吹き飛ばすために用いる事も多く、防御に秀でた筆しらべ。 イベント習得技になるが、戦闘時には「三」(三本線なら一一一とかでも良い)を描くと奥義「竜巻」が発動。アマテラス自身が風を纏って敵にダメージを与える。 ***幽神(かすがみ) ◆【霧隠】(きりがくれ) 発動文字「二」(二本線なら一一とかでも良い) 酒の入った瓢箪を背負いつつ、度々酒を呷る酔っ払った羊。 時間を遅くする能力を持ち、登場時にマト〇ックスばりの回避を見せると思いきや全て命中、撃沈する……お前何しに来たんだ! …それはともかく、この時間を遅くする効果がとても強力で発動すると、敵や一部オブジェクトの動きが数秒間ゆっくりになる。 普通の攻撃がかわしやすくなるのは勿論のこと、高速で動いて攻撃してくるような敵も霧隠の前では動きが手に取るようにわかる。 霧隠発動中に再度霧隠を使うと効果時間が延長されるので「無限墨」と組み合わせればずっと俺のターンみたいな事も可能。バランスブレイカー。 イベント習得技「霧飛」は物実の大鏡(セーブポイントのうち×が描かれているタイプ)がある場所に移動できるという能力。これが無いと入手できない「はぐれ珠」もあるため重要。 かなりお世話になるであろう筆しらべである。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){常闇ノ皇戦で使うとヒミコが現れ、神玉を出してくれる。}}} ***桜花三神 ◆【花咲・水蓮・蔦巻】 発動文字「◯」(蔦ノ花神のみ線で繋ぐタイプ) 笙(しょう、雅楽で使う管楽器)を持った咲ノ花神(さきのはながみ)、横笛を持った蓮ノ花神(はすのはながみ)、シンバルを持った蔦ノ花神(つたのはながみ)、 の三匹で一セットの珍しい猿の筆神だが、ストーリー上では一匹ずつ順番に取り戻す事になる。三匹なのは三猿のイメージだろうか。 登場時に画面にぶつかったり、シンバルの落下位置を見失ったりと完全なネタ要員。 主に水の上、高所への移動やイベント専用。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){バグ技に近いが、実は水蓮は習得せずともクリア可能だったりする。}}} ***燃神(もえがみ) ◆【紅蓮】(ぐれん) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 十六夜の祠に封印されている、煙管を咥えた鶏の筆神。鶏のくせに空を飛び回れる 紅蓮は吹雪や迅雷と同じく、炎から筆跡を沿わせる事で対象に炎を導く事ができ、凍っている物を難なく溶かせる。 イベントで習得可能な奥義「爆炎(ばくえん)」は「∞」の記号で発動し画面全体にダメージを与える。記号の大きさによって威力と墨の消費が変わる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){実は爆炎には霧隠と同様のオブジェクト遅延効果があるため、過去には一部RTAで紅蓮、霧隠習得をスキップしつつ爆炎のみ習得して代用品とするテクニックがあった。}}} ***天照(あまてらす) ◆【光明】(こうみょう) 発動文字「◯」 主人公アマテラスが最初から使える筆しらべであり、太陽神に相応しく太陽の光で闇を払う。 アマテラスが唯一失わずに所持していた唯一の筆技。 簡単に言うと日が昇り昼になる、それだけ。[[それだけなのだが……>太陽は昇る(大神)]]。 ***爆神(ばくがみ) ◆【輝玉】(てかだま) 発動文字「Q」(導火線の部分を短くすると爆発までの時間が短縮される) 松明を咥えた複数のうりぼうを連れた、花火玉の上でバランスを取る曲芸イノシシ。 最終的に子供達を巻き込んで自爆する。お前何しに(ry 能力、輝玉は高威力の爆弾を出すことができ、お布施により「二式」「三式」と強化すると同時に出せる輝玉の数が増える(最大三個)。 それにしても、[[もののけ姫]]に出てきそうなイラストである。 ***壁神(かべがみ) ◆【壁足】(かべたり) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 屏風に張り付く重力を無視した猫。 大好きなおもちゃはイッスン。アマテラスと再会したときは一緒にイッスンで&font(#ff0000){「翼くーん!」「岬くーん!」}をやった。 壁神を模した像を起点にした筆跡の上を垂直に貼りついた状態で移動出来る。戦闘面で使う機会はなく、完全に移動専用。 効果音が可愛い。   あと、ぬいぐるみが存在するらしい。 #openclose(show=しかし、これらの筆しらべも全盛期には遠く及ばないのが実情である){ #areaedit() かつて白野威(シラヌイ)と呼ばれていた頃のアマテラス…つまり全盛期のアマテラスがとあるボス戦で味方として参戦してくれるが、その時にプレイヤーのアマテラスの筆しらべに介入してくることがあり、白野威側の墨の色は黄金に輝くなど並外れた神通力が宿っていることがわかる。((メタ的に言えば両方黒だとプレイヤーの邪魔になるからだが)) その発動速度は尋常ではなく、なんと&bold(){プレイヤーが書き始める前にもう書き終わっている}のである。 威力も範囲も桁違いで「一閃」を使えば無数の斬撃が縦横無尽にバラ撒かれ、 「輝玉」を使えば広範囲に爆風を巻き起こす爆弾が生成され、 「疾風」を使えばボスであろうと空中でバランスを保っていられないほどの神風が吹き荒れる。強いぞ白野威! #areaedit(end) } #openclose(show=おまけ:キュウビの筆しらべもどき){ #areaedit() 鬼ヶ島と箱舟ヤマトで戦う事になる[[妖魔王キュウビ>キュウビ(大神)]]も仮面を失う(彼自身の正体である化け狐の姿になる)までの間は、アマテラスの筆しらべに介入してくる。 ただ、発動速度はゆっくりなので、よほどこちらの書く速度が遅くなければ見る機会はあまり無いと思われる。 完全に書き終わらない限りは発動しないため、発動されそうになった場合は筆しらべの画面を閉じて無かった事にするのも有り。 ちなみにキュウビ側の墨の色は赤色。&s(){この色が理由で彼は赤ペン先生と呼ばれたとか…} 彼が発動する筆しらべもどきは3種類で「吹雪」「輝玉」「疾風」の三種。 「吹雪」は「*」。氷塊をアマテラスの近辺に出現させ、周囲に凍てつくような冷気が発生する。 「輝玉」は「Q」。爆弾がアマテラスの近くに1個置かれ、数秒後にそこそこの範囲の爆発を起こす。 「疾風」は「ℓ」。強風により城の瓦礫が大量に飛んでくる。 キュウビによる筆しらべもどきの発動中はアマテラスの筆しらべが発動できないため、注意。 #areaedit(end) } 追記・修正は全ての筆神を取り戻してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 一閃ってネウロの「イビルメタル」みたいだな。相手にとっては斬る過程を無視して斬った結果しか残らないように見えるし脅威すぎる -- 名無しさん (2015-02-08 18:54:10) - 和風な神様らしく十二支で統一、かと思いきや大神伝では… -- 名無しさん (2015-08-23 23:01:54) - ↑大神伝に出てくる新筆しらべの神も十二支モチーフらしいけどな。クジラはイランでは辰の位置にいるし、子導神はたぶんインドでは酉の位置にいるガルーダだと思うけど。 -- 名無しさん (2016-03-27 17:53:10) - 花咲はほぼイベント用だけど一番好き。大神降ろしはもちろんだが、その辺の枯れ木や荒れ地を浄化するだけでも気持ちがいい -- 名無しさん (2019-01-24 17:42:07) - 一番不遇なのは水連だろうな。(ほぼ)完全上位互換が存在するし。 -- 名無しさん (2020-02-20 22:17:02) - ↑上位互換を入手するまではお世話になるし、西安京のサブイベントでも使う。使い時の少ない画龍の方が印象は薄い -- 名無しさん (2020-03-19 10:21:35) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/18 Sat 22:30:08 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- カプコンのゲームソフト『[[大神>大神(ゲーム)]]』で主人公[[アマテラス>アマテラス(大神)]]が使う神通力。 勘違いされがちだが元々の名称は&bold(){「筆技(ふでわざ)」}であり、ある程度の力ならイッスンにも使える。 しかし太陽神アマテラスの力ともなれば星屑の川を蘇らせたり、昼夜を一瞬で逆転させるといった、まさに神の領域へ足を踏み入れた奇跡を引き起こすことが出来る。 その凄まじい神力を目の当たりにしたイッスンが、かつて祖父イッシャクが詠んだ&color(#F54738){&bold(){「流るる筆は五箇のしらべが如く」}}((澱みない筆の運びは、まるでいくつもの楽器を奏でているかのように雅やかである、という意味))という句からアマテラスの筆技を&color(#F54738){&bold(){「筆しらべ」}}と新たに命名されたもの。 アマテラスが復活した直後は、力が「筆神」としてナカツクニ中に散らばっており、この筆神を探し出し筆しらべの力を取り戻す事が本作品の目的の一つとなる。 筆しらべを使用すると技に応じて墨ビョウタンの墨が減り、墨が尽きると一定時間ただの白い狼になってしまう。 墨の溜まりが早くなる装備「早墨ヒョウタン」や、一定時間墨が減らなくなるアイテム「無限墨」があるので、墨の消費が多い筆しらべを使う時はうまく活用したい。 以下、筆神と能力一覧 ***断神(たちがみ) ◆【一閃】(いっせん) 発動文字「-」 [[イザナギ]]の祠で見つけられる[[ネズミ]]の姿をした筆神、口にくわえた大剣で障害物や敵を斬ってダメージを与える。 お布施により「二式」「三式」と強化可能で威力が1.5倍→2倍と上がる事に加えて、斬れるオブジェクトも増えていく。 戦闘・探索両面で間違いなく使用頻度No.1の筆しらべ。妖怪牙の入手もとりあえず斬ってみるところから始まる。 真横に1本サッと線を引くだけ(直線であれば線の長さは問わない)で発動するので、横に並んだ敵を1回の一閃で撫で斬りも可能な他、 敵がダウンした瞬間に一瞬だけ筆しらべを発動すると居合の達人のような演出が出来るぞ! ***凍神(いてがみ) ◆【吹雪】(ふぶき) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) カムイのイリワク神殿に吹雪発生装備の中に捕われた牛。&font(#0000ff){しかし手に入れるのが終盤の終盤なので影が薄い…その後のボス戦に必須というほどでもないし…} 首に下げているのは他の筆神を呼ぶ法螺貝。 氷を起点にした筆跡で冷気を導き敵を凍らせる。常に燃え滾っている「タギリグモ」も吹雪の力を持ってすれば凍結により一定時間動きを止められる。 他にも「*」を描くことで発動する隠し筆しらべ「氷嵐」が強力。描いた場所に大量の氷柱が降ってくる。 終盤習得な事もあって他の強化系筆しらべと違い通常版と同時に習得できる。 説明がないため一見ノーヒントに思えるが、実はアマ公が習得する以前に[[キュウビ>キュウビ(大神)]]が使用してくる。それをヒントに気づいた人はエライ。 (キュウビが使うのは「*」でなく×とーを組み合わせた形だがそっちでも発動可能) [[常闇ノ皇]]戦で使うとオキクルミが現れ攻撃してくれる。 ***撃神(げきがみ) ◆【迅雷】(じんらい) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 鬼ヶ島の石像に封印されている虎の筆神で背中の弓を尾で引き雷の矢を放つ。筆神の中でトップレベルの格好良さ。 雷雲や雷から筆跡を沿わせる事で雷を導く事が出来る。相手が剣を構えている時に迅雷をぶち当てて隙を作ったり、剣のオブジェクトの仕掛けを作動させたりと使い道はそれなりに多い。 イベント習得技があり「Z」を鏡文字にしたような形(いわゆる落雷マーク)を描くと「雷光」が発動する。 描いた場所に落雷マーク型のオブジェクトが刺さり周囲にダメージを与える。描く大きさに応じて威力と墨の消費が増える。 ***弓神(ゆみがみ) ◆【月光】(げっこう) 発動文字「 ) 」 曇りヶ淵の主 畳頭に食べられている、杵を持った兎。アマテラスとの会話シーンでは杵を担ぎつつヤンキー座り。でも声は可愛い。 真逆の力を持つアマテラスをライバル視しているのか餅で気を引き、杵で&s(){SATSUGAIしようと}ぶっ叩こうとするが失敗。((この時、アマテラスは弓神と共についていた餅を見て、途中から涎を垂らしていたのでそれを咎めるために叩いたとも考えられるが真相は定かではない。)) 明るい昼間でも、たちまち夜にしてしまうという筆しらべで、夜限定のイベントでのみ重宝する…かと思いきや、最終戦で驚くような大活躍をする。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){常闇ノ皇戦では月からスサノオの幻影が現れ、常闇ノ皇を真っ二つにする。}}} ***蘇神(よみがみ) ◆【画龍】(がりょう) 発動文字「■」(特定の場所を塗り潰すと発動) 自身が描かれた巻物を突き破って一体化した「画竜点睛」を地で行くような龍の姿をしている、アマテラスが最初に取り戻す筆神。 失われてしまった、壊れてしまったものを復元する能力を持つ。アマテラスが装備している武器によって「画点」という筆技が使えるようにもなるが、あまり使わない。 ストーリー序盤では壊れたり失われた物を修復するイベントが多いのでお世話になるが、戦闘ではごく一部の場面を除いて活躍できず、中盤以降は使うシーンが殆ど無いため「蘇神ってどんな姿(筆しらべ)だっけ…?」と忘れる人が多い。 ***濡神(ぬれがみ) ◆【水郷】(すいきょう) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 蝮の焼酎漬けを模した姿で、瓶から出ようと四苦八苦するが無理。カワイイ。&font(#ff0000){声からしてたぶんメス。} 水を引いたり、人魚泉を無料で使えるようになる。[[アマテラスと因縁のあるボス戦>ヤマタノオロチ(大神)]]ではこの筆技を必ず使用する必要がある。 基本的に探索や各種イベントで多用する筆しらべであり、「水郷」自身を純粋な攻撃技として使う機会は殆ど無い。 他にもイベント習得技だが「||」(縦に二本の線を引く、二本線なら横にずらさず縦一直線に引いても良い)で「恵雨」が発動できる。発動すると画面全体に雨を降らせる。 継続ダメージを与えつつ敵を一時的に止める事ができ、地面に潜る敵にも効果的。線の長さに応じて雨が降る時間と墨の消費が増える。 とあるサブイベントでは神の存在を否定する女性と度々出会うが、最後にこの奇跡を見せるとアマテラスの神性に気付き隈取が見えるようになる。 ***風神(かぜがみ) ◆【疾風】(しっぷう) 発動文字「ℓ」(記号のリットルを丸くしたように描く)または「の」(渦巻のように描く) 風神宮に捕らえられている馬の姿の筆神。背中に芭蕉扇のようなうちわを背負っている。空気抵抗でかそう… 一度、走り出したら止まらない。…が、登場時にアマテラスにあっさり追い抜かれ、ショボーンとなる。カワイイ。 風を起こす筆しらべで、「ℓ」なら右方向、その逆なら左方向、「の」を中心から描けば画面手前、外側から描けば画面奥に向かって吹く。 強風で物を動かしたり、炎や邪気・毒霧などを吹き消したり、飛んでいる雑魚敵を墜落させたりもできる。 主に探索面で使う事になるが、戦闘時は敵が吐いてきた炎などを吹き飛ばすために用いる事も多く、防御に秀でた筆しらべ。 イベント習得技になるが、戦闘時には「三」(三本線なら一一一とかでも良い)を描くと奥義「竜巻」が発動。アマテラス自身が風を纏って敵にダメージを与える。 ***幽神(かすがみ) ◆【霧隠】(きりがくれ) 発動文字「二」(二本線なら一一とかでも良い) 酒の入った瓢箪を背負いつつ、度々酒を呷る酔っ払った羊。 時間を遅くする能力を持ち、登場時にマト〇ックスばりの回避を見せると思いきや全て命中、撃沈する……お前何しに来たんだ! …それはともかく、この時間を遅くする効果がとても強力で発動すると、敵や一部オブジェクトの動きが数秒間ゆっくりになる。 普通の攻撃がかわしやすくなるのは勿論のこと、高速で動いて攻撃してくるような敵も霧隠の前では動きが手に取るようにわかる。 霧隠発動中に再度霧隠を使うと効果時間が延長されるので「無限墨」と組み合わせればずっと俺のターンみたいな事も可能。バランスブレイカー。 イベント習得技「霧飛」は物実の大鏡(セーブポイントのうち×が描かれているタイプ)がある場所に移動できるという能力。これが無いと入手できない「はぐれ珠」もあるため重要。 かなりお世話になるであろう筆しらべである。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){常闇ノ皇戦で使うとヒミコが現れ、神玉を出してくれる。}}} ***桜花三神 ◆【花咲・水蓮・蔦巻】 発動文字「◯」(蔦ノ花神のみ線で繋ぐタイプ) 笙(しょう、雅楽で使う管楽器)を持った咲ノ花神(さきのはながみ)、横笛を持った蓮ノ花神(はすのはながみ)、シンバルを持った蔦ノ花神(つたのはながみ)、 の三匹で一セットの珍しい猿の筆神だが、ストーリー上では一匹ずつ順番に取り戻す事になる。三匹なのは三猿のイメージだろうか。 登場時に画面にぶつかったり、シンバルの落下位置を見失ったりと完全なネタ要員。 主に水の上、高所への移動やイベント専用。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){バグ技に近いが、実は水蓮は習得せずともクリア可能だったりする。}}} ***燃神(もえがみ) ◆【紅蓮】(ぐれん) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 十六夜の祠に封印されている、煙管を咥えた鶏の筆神。鶏のくせに空を飛び回れる 紅蓮は吹雪や迅雷と同じく、炎から筆跡を沿わせる事で対象に炎を導く事ができ、凍っている物を難なく溶かせる。 イベントで習得可能な奥義「爆炎(ばくえん)」は「∞」の記号で発動し画面全体にダメージを与える。記号の大きさによって威力と墨の消費が変わる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){実は爆炎には霧隠と同様のオブジェクト遅延効果があるため、過去には一部RTAで紅蓮、霧隠習得をスキップしつつ爆炎のみ習得して代用品とするテクニックがあった。}}} ***天照(あまてらす) ◆【光明】(こうみょう) 発動文字「◯」 主人公アマテラスが最初から使える筆しらべであり、太陽神に相応しく太陽の光で闇を払う。 アマテラスが唯一失わずに所持していた唯一の筆技。 簡単に言うと日が昇り昼になる、それだけ。[[それだけなのだが……>太陽は昇る(大神)]]。 ***爆神(ばくがみ) ◆【輝玉】(てかだま) 発動文字「Q」(導火線の部分を短くすると爆発までの時間が短縮される) 松明を咥えた複数のうりぼうを連れた、花火玉の上でバランスを取る曲芸イノシシ。 最終的に子供達を巻き込んで自爆する。お前何しに(ry 能力、輝玉は高威力の爆弾を出すことができ、お布施により「二式」「三式」と強化すると同時に出せる輝玉の数が増える(最大三個)。 それにしても、[[もののけ姫]]に出てきそうなイラストである。 ***壁神(かべがみ) ◆【壁足】(かべたり) 発動文字「なし」(特定の場所から線を繋ぐことで発動) 屏風に張り付く重力を無視した猫。 大好きなおもちゃはイッスン。アマテラスと再会したときは一緒にイッスンで&font(#ff0000){「翼くーん!」「岬くーん!」}をやった。 壁神を模した像を起点にした筆跡の上を垂直に貼りついた状態で移動出来る。戦闘面で使う機会はなく、完全に移動専用。 効果音が可愛い。   あと、ぬいぐるみが存在するらしい。 #openclose(show=しかし、これらの筆しらべも全盛期には遠く及ばないのが実情である){ #areaedit() かつて白野威(シラヌイ)と呼ばれていた頃のアマテラス…つまり全盛期のアマテラスがとあるボス戦で味方として参戦してくれるが、その時にプレイヤーのアマテラスの筆しらべに介入してくることがあり、白野威側の墨の色は黄金に輝くなど並外れた神通力が宿っていることがわかる。((メタ的に言えば両方黒だとプレイヤーの邪魔になるからだが)) その発動速度は尋常ではなく、なんと&bold(){プレイヤーが書き始める前にもう書き終わっている}のである。 威力も範囲も桁違いで「一閃」を使えば無数の斬撃が縦横無尽にバラ撒かれ、 「輝玉」を使えば広範囲に爆風を巻き起こす爆弾が生成され、 「疾風」を使えばボスであろうと空中でバランスを保っていられないほどの神風が吹き荒れる。強いぞ白野威! #areaedit(end) } #openclose(show=おまけ:キュウビの筆しらべもどき){ #areaedit() 鬼ヶ島と箱舟ヤマトで戦う事になる[[妖魔王キュウビ>キュウビ(大神)]]も仮面を失う(彼自身の正体である化け狐の姿になる)までの間は、アマテラスの筆しらべに介入してくる。 ただ、発動速度はゆっくりなので、よほどこちらの書く速度が遅くなければ見る機会はあまり無いと思われる。 完全に書き終わらない限りは発動しないため、発動されそうになった場合は筆しらべの画面を閉じて無かった事にするのも有り。 ちなみにキュウビ側の墨の色は赤色。&s(){この色が理由で彼は赤ペン先生と呼ばれたとか…} 彼が発動する筆しらべもどきは3種類で「吹雪」「輝玉」「疾風」の三種。 「吹雪」は「*」。氷塊をアマテラスの近辺に出現させ、周囲に凍てつくような冷気が発生する。 「輝玉」は「Q」。爆弾がアマテラスの近くに1個置かれ、数秒後にそこそこの範囲の爆発を起こす。 「疾風」は「ℓ」。強風により城の瓦礫が大量に飛んでくる。 キュウビによる筆しらべもどきの発動中はアマテラスの筆しらべが発動できないため、注意。 #areaedit(end) } 追記・修正は全ての筆神を取り戻してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 一閃ってネウロの「イビルメタル」みたいだな。相手にとっては斬る過程を無視して斬った結果しか残らないように見えるし脅威すぎる -- 名無しさん (2015-02-08 18:54:10) - 和風な神様らしく十二支で統一、かと思いきや大神伝では… -- 名無しさん (2015-08-23 23:01:54) - ↑大神伝に出てくる新筆しらべの神も十二支モチーフらしいけどな。クジラはイランでは辰の位置にいるし、子導神はたぶんインドでは酉の位置にいるガルーダだと思うけど。 -- 名無しさん (2016-03-27 17:53:10) - 花咲はほぼイベント用だけど一番好き。大神降ろしはもちろんだが、その辺の枯れ木や荒れ地を浄化するだけでも気持ちがいい -- 名無しさん (2019-01-24 17:42:07) - 一番不遇なのは水連だろうな。(ほぼ)完全上位互換が存在するし。 -- 名無しさん (2020-02-20 22:17:02) - ↑上位互換を入手するまではお世話になるし、西安京のサブイベントでも使う。使い時の少ない画龍の方が印象は薄い -- 名無しさん (2020-03-19 10:21:35) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: