天地を喰らう(アーケード第一作)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/07/08(金) 01:06:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 権力を、ひとつの下に 永く集中すれば、 かならず 分れる。 しかし、分れて 乱れた権力は、 また かならず 統一される。 漢の高祖 劉邦が、 きずいた漢帝国も 四百年をすぎ &font(#ff0000){つ い に} &font(#ff0000){乱 れ る} &font(#ff0000){時  が} &font(#ff0000){や っ て} &font(#ff0000){き  た} } 『天地を喰らう』とは、株式会社[[カプコン]]が1989年にリリースしたアーケードゲーム。原作は本宮ひろ志の同名漫画。 終始馬に乗り武器と計略を駆使して戦うベルトアクションで、黄巾の乱を鎮圧したのち逆賊・董卓を打倒するのがこのゲームの目的である。2人同時プレイ可能。 ◆システム ボス敵将を倒したり、黄色の玉を取ると経験値が手に入る。一定値貯まるとレベルアップして体力が上昇する。 青色の玉は2つ以上入手した状態でキャラクターレベルが一定の条件になると、敵を倒した時に武器が出現。入手するとキャラクターが所持する武器の威力とリーチを強化出来る。 白・青・赤の袋を取ると体力が回復する。 8方向レバーで移動。 攻撃についてだがコンパネの"3ボタン"を用いて行う。 (以下配置を左から順に①②③と表記) ①…左方向へ攻撃。右向きの際は左方向へ反転。 ②…右方向へ攻撃。左向きの際は右方向へ反転。 ③…『計略』を使用する。 ※使用可能な計略一覧 火計…味方の弓兵たちが現れ火矢を放った後の数秒間、炎が敵を焼き尽くす。 落石の計…自身前方の敵を岩や丸太で押し潰す。 爆裂の計…敵を爆破する全画面攻撃。 伏兵…後述。 上記の計略は体力を消耗するので乱用は禁物。応じた体力があれば随時使用可能だが&font(#ff0000){計略の種類は選択出来ないので注意。} 攻撃時、連打すると短時間だが波状に連続攻撃を繰り出す"流星剣"、ボタンを押しっぱにする事で威力を増す"真空剣"が使用可能。真空剣の溜めパワーは下部ウィンドウに表示される。合わせてプレイヤー武将の顔グラや台詞の表示も変化する。 ◆プレイヤーキャラクター紹介 使用可能な武将は以下の4名。 【劉備】字は玄徳。後に漢王朝を復興させた御大将。今回は義勇軍を率いて黄巾賊一味と董卓軍に立ち向かう。 攻撃力が最も低く、体力のある敵を倒すのに非常に時間が掛かるという欠点があるが、真空剣のパワー溜めは最速。 流星剣は持続時間が最も長いため雑魚相手なら立ち回りがし易い。 そして体力は全キャラ中TOPで耐久力が高く、知力も最高で計略効果時間が最長。 計略を気兼ねなく使う事が出来るので中盤以降の敵将相手なら有利に戦う事が可能。 【張飛】字は翼徳。劉備の義兄弟。隻眼でお馴染みの人。 蛇矛をブン回す豪快なイメージからか、攻撃力およびリーチが全キャラTOP。雑魚でもボス相手でも無類の強さを誇る。 しかし、パワー溜めが遅いのと、攻撃力と引き換えだか知らんが最大体力が一番低く設定されており、レベルアップしても伸びが悪い。故に計略に頼れなくなり、敵にアリのように囲まれると非常に死にやすい。 回避技術を磨ければ強いが、慣れないうちはかなり難しいキャラ。 【関羽】字は雲長。青竜刀を使うお馴染みひげもじゃ義兄弟。 攻撃力はナンバー2でリーチもまあ長い、高バランスの万能型。…なのだが、レベルアップ時の体力・攻撃力の成長率が悪く、最終的には武力がペケ2の趙雲に抜かれてしまうほどで終盤戦がキツくなる。 パワー溜めが遅いのも痛い。 続編の"赤壁の戦い"での扱いやすさからは考えられないほど上級者向けなキャラクター。 【趙雲】字は子竜。お前登場するのなんか早くね?義兄弟じゃ無くね?などというツッコミはしないであげよう。劉備一行の助太刀を買って出た武士で槍を扱う。 序盤は攻撃力の低さがネックになるが、それ以外の能力は他キャラのいいとこ取りといった感じで非常に扱いやすい。また体力・攻撃力の成長率が非常に高いので終盤は大活躍できる。初心者にオススメ。 ◆その他お味方たち 【諸葛亮孔明】お前登場するの早r…今回は"罠"の人では無く、プレイヤーのレベルアップを報告したり、タイムオーバーの警告をしたりと地味なポジションに留まる。 ○以下先生の有難いセリフ一覧 「レベルが上がりました(棒)」 「兵ろうが尽きると、体力(VITAL)が減っていきます。その事に注意して、敵と戦うのです。」 「誰か、逃げます!」 「今から体力(VITAL)が減ってゆきます。早く! 敵将を討つのです。」 【伏兵の皆さん】計略"伏兵"を使用すると一定時間、一緒に戦ってくれる。 &font(#008cff){…こちらのボタン入力と連動して槍で小突いたり爆弾投げたりして援護してくれるのは良いが、敵に命中しない攻撃を繰り返しては、勝手に動きまわり勝手に帰ってしまう。非常に使いづらく、ハッキリ言って役立たずにも程がある。} 「助太刀いたす(棒)」 「殿、ピンチの時は呼んでくだされ」 &font(#008cff){いや、もう来んな} ◆主な敵将 【程遠志】ラウンド1の敵将。トウ茂という武将を従え襲いかかる。 しかし間に挟まれないようにして溜め攻撃を撃ち続ければ楽に倒せる。 【張角】ラウンド3のボス敵将で黄巾三兄弟の長男そして黄巾賊の首領。ヨガフレイムをぶちかまし、次男と三男の3人掛かりでフルボッコを仕掛ける強敵。倒れると天雷が直撃する演出がある。 【華雄】ラウンド4の敵将。董卓様にたてつく奴を成敗すると息巻いて軽兵騎馬隊を大勢率いて襲い掛かる。華雄自身の高い攻撃力に加え、周りの兵士が繰り出す怒濤の攻撃は多くのプレイヤーの壁となった。体力が低めな張飛・関羽はここで詰みやすいので注意が必要。 【呂布】あの金髪。ラウンド5のしんがりボス、最終面の中ボスとして登場。何故か赤兎馬に乗ってない。 素早い動きに加え、有り得ない程高い攻撃力で前方を薙払う衝撃波を繰り出す強敵。 最終面では方天載を大弓矢に持ち替え、打ち消し不可のシューティングアローをお見舞いしてくる。 原作では董卓を裏切り自ら手に掛けたが、このゲームでは最後まで董卓の部下としての立場を貫き通した。そして次回作では… 【張済】ラウンド6の敵将。部下武将の樊稠(こいつは中ボスで顔見せ有り)とタッグを組み洛陽の都深部で待ち構える。 高威力のブーメランを投げつけてくる…のだがブーメランが手元に戻るまで全く動かなくなり多大な隙を生むという弱点を持つ。相方の樊稠も射出速度が遅い弓または距離を開けてからの突進…と単純な攻撃パターンなのでボス撃破だけならば回避等は対処しやすい。むしろ道中中盤~ボス戦の敵兵ラッシュで上手く立ち回り、計略等に使用出来る体力をどれだけ温存出来るかが攻略のポイント。 【李儒】董卓軍の軍師。最終面手前のラウンド7の敵将ボスとして登場。 原理は不明だが火炎で造った竜を繰り出し、地面には爆雷を仕掛け、さらには森を火計で焼き払い火の海にして劉備兄弟の前に立ちはだかる。それに加えて周りの兵士や砲台が邪魔で攻撃がしにくい。初級〜中級者は苦戦必至である。 【董卓】今作のラスボス。最終ラウンドのビウ城にて劉備一行を待ち構える。あまりの体格の大きさから2体の馬に跨がって移動する。 影武者に戦わせるわ弓兵を仕向けるわ大量の岩をゴロゴロさせ潰そうとするわで一行を歓迎し、馬車に乗り込み激しくチェイスを繰り広げてからの最深部到達後にようやく一騎打ちとなる。 素早い・攻撃力メチャ高・攻撃をばっちりガードするなど、苦戦する要素満載。体力も高く長期戦になる。 …なのだが、一騎打ちに入る直前に向かってくる騎馬兵を倒すと体力全快の効果がある赤袋を落とす。温存してもよいし、体力が一番高い劉備ならこれを上手く利用すれば計略『火計』をごり押しして楽に倒す事も可能。 【????】エンディングで突然登場。「中原はもうオレの手中に入れたも同然。」と豪語した。この男の正体はいったい、何者なのか? ◆統括 難易度はやや高く、続編である"[[天地を喰らうⅡ赤壁の戦い]]"やFC版RPGより知名度が低めなのだが、敵を薙ぎ倒す爽快感やアルフライラが携わったBGMが作品の世界観に上手くマッチングしている。&font(l){一部敵将の台詞に誤植があるが}本宮ワールド全開の濃いキャラクターの組み合わせはこの作品で既に完成していた。 稼動できる基板は現在数少ないが故に、ゲーセンで見掛ける事は皆無になってしまったが、もし見つけたら是非とも遊んでほしい。 …ちなみに1994年、NECアベニューから唯一の移植版がPCエンジンCD-ROM2で発売された。ハードの制約で計略がメガクラ一本のみに統一されており、道中流れるBGMも然りで内蔵音源のピコピコ音が目立つ。おまけにバグ付き。だが青二プロの声優がキャラクターの声を生き生きと熱演しており、全クリ後は原作漫画を再現したエンディングが楽しめる点など演出面は評価が高い。 董卓「追記・修正したぐらいで浮かれておるわ。(棒)」 呂布「所詮われわれの敵ではありません。奴らには指一本触れることすらできないでしょう。(棒)」 ─────────────────── #right(){チャンスをくれ} 趙雲「まだ、敗けたわけで&font(#008cff){わ}ない!」 ─────────────────── #right(){志半ばにして倒れる} 趙雲「む、無念…」 ─────────────────── #center(){GAME OVER} 董卓「貴様等はこの項目に指一本触れることすら出来まい。うわぁははははは…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 董卓と呂布の声は初見で吹きました。これとロストワールドの棒読みは良い勝負してると思う。 &br()討ち取ったりー(棒) -- 名無しさん (2013-07-22 12:36:20) - コンシューマ移植されてないのは残念 -- 名無しさん (2014-11-01 23:24:58) - 有野の挑戦でマネージャーの希望でこのタイトルになったがプレイ後に「これじゃない」って言われたのは笑った。(マネージャーは天地を喰らう2のことを言っていた) -- 名無しさん (2021-01-29 17:00:16) - オリキャラだか知らんが晏明とかいう中ボスがめっちゃ強かった記憶がある。 -- 名無しさん (2021-12-02 01:05:55) - 関羽がメインで何度もクリアしたな、と思ってCASでやってみたら、まーゲームオーバーなりまくりでしたよ -- 名無しさん (2023-09-28 13:00:44) - 原作の方は三国志演義を基にしつつも中身はほぼオリジナル、演義の知名度もあってか1年の連載に対してゲーム化に恵まれ、ゲームは一部を除いて原作ではなく演義寄り、ゲームの方が原作より知名度が高いという、色々と型破り?な作品。 -- 名無しさん (2024-05-17 10:42:58) - あの頃のカプコンはドカベン、ウィローといったタイアップものが多かった印象。当時全キャラでクリア出来たけど、CASでやったら2面で死んだなぁ・・・ -- 名無しさん (2024-05-17 16:44:19) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/07/08(金) 01:06:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 権力を、ひとつの下に 永く集中すれば、 かならず 分れる。 しかし、分れて 乱れた権力は、 また かならず 統一される。 漢の高祖 劉邦が、 きずいた漢帝国も 四百年をすぎ &font(#ff0000){つ い に} &font(#ff0000){乱 れ る} &font(#ff0000){時  が} &font(#ff0000){や っ て} &font(#ff0000){き  た} } 『天地を喰らう』とは、株式会社[[カプコン]]が1989年にリリースしたアーケードゲーム。原作は本宮ひろ志の同名漫画。 終始馬に乗り武器と計略を駆使して戦うベルトアクションで、黄巾の乱を鎮圧したのち逆賊・董卓を打倒するのがこのゲームの目的である。2人同時プレイ可能。 ◆システム ボス敵将を倒したり、黄色の玉を取ると経験値が手に入る。一定値貯まるとレベルアップして体力が上昇する。 青色の玉は2つ以上入手した状態でキャラクターレベルが一定の条件になると、敵を倒した時に武器が出現。入手するとキャラクターが所持する武器の威力とリーチを強化出来る。 白・青・赤の袋を取ると体力が回復する。 8方向レバーで移動。 攻撃についてだがコンパネの"3ボタン"を用いて行う。 (以下配置を左から順に①②③と表記) ①…左方向へ攻撃。右向きの際は左方向へ反転。 ②…右方向へ攻撃。左向きの際は右方向へ反転。 ③…『計略』を使用する。 ※使用可能な計略一覧 火計…味方の弓兵たちが現れ火矢を放った後の数秒間、炎が敵を焼き尽くす。 落石の計…自身前方の敵を岩や丸太で押し潰す。 爆裂の計…敵を爆破する全画面攻撃。 伏兵…後述。 上記の計略は体力を消耗するので乱用は禁物。応じた体力があれば随時使用可能だが&font(#ff0000){計略の種類は選択出来ないので注意。} 攻撃時、連打すると短時間だが波状に連続攻撃を繰り出す"流星剣"、ボタンを押しっぱにする事で威力を増す"真空剣"が使用可能。真空剣の溜めパワーは下部ウィンドウに表示される。合わせてプレイヤー武将の顔グラや台詞の表示も変化する。 ◆プレイヤーキャラクター紹介 使用可能な武将は以下の4名。 【劉備】字は玄徳。後に漢王朝を復興させた御大将。今回は義勇軍を率いて黄巾賊一味と董卓軍に立ち向かう。 攻撃力が最も低く、体力のある敵を倒すのに非常に時間が掛かるという欠点があるが、真空剣のパワー溜めは最速。 流星剣は持続時間が最も長いため雑魚相手なら立ち回りがし易い。 そして体力は全キャラ中TOPで耐久力が高く、知力も最高で計略効果時間が最長。 計略を気兼ねなく使う事が出来るので中盤以降の敵将相手なら有利に戦う事が可能。 【張飛】字は翼徳。劉備の義兄弟。隻眼でお馴染みの人。 蛇矛をブン回す豪快なイメージからか、攻撃力およびリーチが全キャラTOP。雑魚でもボス相手でも無類の強さを誇る。 しかし、パワー溜めが遅いのと、攻撃力と引き換えだか知らんが最大体力が一番低く設定されており、レベルアップしても伸びが悪い。故に計略に頼れなくなり、敵にアリのように囲まれると非常に死にやすい。 回避技術を磨ければ強いが、慣れないうちはかなり難しいキャラ。 【関羽】字は雲長。青竜刀を使うお馴染みひげもじゃ義兄弟。 攻撃力はナンバー2でリーチもまあ長い、高バランスの万能型。…なのだが、レベルアップ時の体力・攻撃力の成長率が悪く、最終的には武力がペケ2の趙雲に抜かれてしまうほどで終盤戦がキツくなる。 パワー溜めが遅いのも痛い。 続編の"赤壁の戦い"での扱いやすさからは考えられないほど上級者向けなキャラクター。 【趙雲】字は子竜。お前登場するのなんか早くね?義兄弟じゃ無くね?などというツッコミはしないであげよう。劉備一行の助太刀を買って出た武士で槍を扱う。 序盤は攻撃力の低さがネックになるが、それ以外の能力は他キャラのいいとこ取りといった感じで非常に扱いやすい。また体力・攻撃力の成長率が非常に高いので終盤は大活躍できる。初心者にオススメ。 ◆その他お味方たち 【諸葛亮孔明】お前登場するの早r…今回は"罠"の人では無く、プレイヤーのレベルアップを報告したり、タイムオーバーの警告をしたりと地味なポジションに留まる。 ○以下先生の有難いセリフ一覧 「レベルが上がりました(棒)」 「兵ろうが尽きると、体力(VITAL)が減っていきます。その事に注意して、敵と戦うのです。」 「誰か、逃げます!」 「今から体力(VITAL)が減ってゆきます。早く! 敵将を討つのです。」 【伏兵の皆さん】計略"伏兵"を使用すると一定時間、一緒に戦ってくれる。 &font(#008cff){…こちらのボタン入力と連動して槍で小突いたり爆弾投げたりして援護してくれるのは良いが、敵に命中しない攻撃を繰り返しては、勝手に動きまわり勝手に帰ってしまう。非常に使いづらく、ハッキリ言って役立たずにも程がある。} 「助太刀いたす(棒)」 「殿、ピンチの時は呼んでくだされ」 &font(#008cff){いや、もう来んな} ◆主な敵将 【程遠志】ラウンド1の敵将。トウ茂という武将を従え襲いかかる。 しかし間に挟まれないようにして溜め攻撃を撃ち続ければ楽に倒せる。 【張角】ラウンド3のボス敵将で黄巾三兄弟の長男そして黄巾賊の首領。ヨガフレイムをぶちかまし、次男と三男の3人掛かりでフルボッコを仕掛ける強敵。倒れると天雷が直撃する演出がある。 【華雄】ラウンド4の敵将。董卓様にたてつく奴を成敗すると息巻いて軽兵騎馬隊を大勢率いて襲い掛かる。華雄自身の高い攻撃力に加え、周りの兵士が繰り出す怒濤の攻撃は多くのプレイヤーの壁となった。体力が低めな張飛・関羽はここで詰みやすいので注意が必要。 【呂布】あの金髪。ラウンド5のしんがりボス、最終面の中ボスとして登場。何故か赤兎馬に乗ってない。 素早い動きに加え、有り得ない程高い攻撃力で前方を薙払う衝撃波を繰り出す強敵。 最終面では方天載を大弓矢に持ち替え、打ち消し不可のシューティングアローをお見舞いしてくる。 原作では董卓を裏切り自ら手に掛けたが、このゲームでは最後まで董卓の部下としての立場を貫き通した。そして次回作では… 【張済】ラウンド6の敵将。部下武将の樊稠(こいつは中ボスで顔見せ有り)とタッグを組み洛陽の都深部で待ち構える。 高威力のブーメランを投げつけてくる…のだがブーメランが手元に戻るまで全く動かなくなり多大な隙を生むという弱点を持つ。相方の樊稠も射出速度が遅い弓または距離を開けてからの突進…と単純な攻撃パターンなのでボス撃破だけならば回避等は対処しやすい。むしろ道中中盤~ボス戦の敵兵ラッシュで上手く立ち回り、計略等に使用出来る体力をどれだけ温存出来るかが攻略のポイント。 【李儒】董卓軍の軍師。最終面手前のラウンド7の敵将ボスとして登場。 原理は不明だが火炎で造った竜を繰り出し、地面には爆雷を仕掛け、さらには森を火計で焼き払い火の海にして劉備兄弟の前に立ちはだかる。それに加えて周りの兵士や砲台が邪魔で攻撃がしにくい。初級〜中級者は苦戦必至である。 【董卓】今作のラスボス。最終ラウンドのビウ城にて劉備一行を待ち構える。あまりの体格の大きさから2体の馬に跨がって移動する。 影武者に戦わせるわ弓兵を仕向けるわ大量の岩をゴロゴロさせ潰そうとするわで一行を歓迎し、馬車に乗り込み激しくチェイスを繰り広げてからの最深部到達後にようやく一騎打ちとなる。 素早い・攻撃力メチャ高・攻撃をばっちりガードするなど、苦戦する要素満載。体力も高く長期戦になる。 …なのだが、一騎打ちに入る直前に向かってくる騎馬兵を倒すと体力全快の効果がある赤袋を落とす。温存してもよいし、体力が一番高い劉備ならこれを上手く利用すれば計略『火計』をごり押しして楽に倒す事も可能。 【????】エンディングで突然登場。「中原はもうオレの手中に入れたも同然。」と豪語した。この男の正体はいったい、何者なのか? ◆統括 難易度はやや高く、続編である"[[天地を喰らうⅡ赤壁の戦い]]"やFC版RPGより知名度が低めなのだが、敵を薙ぎ倒す爽快感やアルフライラが携わったBGMが作品の世界観に上手くマッチングしている。&font(l){一部敵将の台詞に誤植があるが}本宮ワールド全開の濃いキャラクターの組み合わせはこの作品で既に完成していた。 稼動できる基板は現在数少ないが故に、ゲーセンで見掛ける事は皆無になってしまったが、もし見つけたら是非とも遊んでほしい。 …ちなみに1994年、NECアベニューから最初の移植版がPCエンジンCD-ROM2で発売された。ハードの制約で計略がメガクラ一本のみに統一されており、道中流れるBGMも然りで内蔵音源のピコピコ音が目立つ。おまけにバグ付き。だが青二プロの声優がキャラクターの声を生き生きと熱演しており、全クリ後は原作漫画を再現したエンディングが楽しめる点など演出面は評価が高い。 その後、2021年にはカプコンのAC作品のオムニバスである『カプコンアーケードスタジアム』(Switch/PS4/One/Windows)の収録作としてようやく完全移植を果たしている。 董卓「追記・修正したぐらいで浮かれておるわ。(棒)」 呂布「所詮われわれの敵ではありません。奴らには指一本触れることすらできないでしょう。(棒)」 ─────────────────── #right(){チャンスをくれ} 趙雲「まだ、敗けたわけで&font(#008cff){わ}ない!」 ─────────────────── #right(){志半ばにして倒れる} 趙雲「む、無念…」 ─────────────────── #center(){GAME OVER} 董卓「貴様等はこの項目に指一本触れることすら出来まい。うわぁははははは…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 董卓と呂布の声は初見で吹きました。これとロストワールドの棒読みは良い勝負してると思う。 &br()討ち取ったりー(棒) -- 名無しさん (2013-07-22 12:36:20) - コンシューマ移植されてないのは残念 -- 名無しさん (2014-11-01 23:24:58) - 有野の挑戦でマネージャーの希望でこのタイトルになったがプレイ後に「これじゃない」って言われたのは笑った。(マネージャーは天地を喰らう2のことを言っていた) -- 名無しさん (2021-01-29 17:00:16) - オリキャラだか知らんが晏明とかいう中ボスがめっちゃ強かった記憶がある。 -- 名無しさん (2021-12-02 01:05:55) - 関羽がメインで何度もクリアしたな、と思ってCASでやってみたら、まーゲームオーバーなりまくりでしたよ -- 名無しさん (2023-09-28 13:00:44) - 原作の方は三国志演義を基にしつつも中身はほぼオリジナル、演義の知名度もあってか1年の連載に対してゲーム化に恵まれ、ゲームは一部を除いて原作ではなく演義寄り、ゲームの方が原作より知名度が高いという、色々と型破り?な作品。 -- 名無しさん (2024-05-17 10:42:58) - あの頃のカプコンはドカベン、ウィローといったタイアップものが多かった印象。当時全キャラでクリア出来たけど、CASでやったら2面で死んだなぁ・・・ -- 名無しさん (2024-05-17 16:44:19) #comment #areaedit(end) }

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