登録日:2025/10/26 (日) 00:13:25
更新日:2025/10/26 Sun 01:00:02NEW!
所要時間:約 9 分で読めるよ!
私、人が一生懸命頑張ってる姿を見るのが好きなだけだもん。
応援専門です!
CV:葵あずさ
キャラクターソング:「Happy ラッピング!」「キミだからいいんだ!」
【概要】
本作の主人公である、中学2年生の女の子。13歳。誕生日は7月3日で、「波」と掛けている。
オレンジ色の髪の頭頂部を青いリボンで纏めた特徴的な髪型をしており、パーカーの上からジャケットを羽織っているのが基本の服装。パーカーの裾がちょっと際どいが、原案デザイン画のメモによれば中に「ショートパンツ履いてるだろう」とのこと。
開始時点では異世界「アリスピア」を行き来するごく普通の女の子に過ぎず、その日もちょうど、幼馴染で親友の陽ノ下なつ(通称・なっち)と共にアリスピアで行われる識辺かがりのライブへ赴いていた。
かがりのパフォーマンスに夢中になって楽しんでいた所、突如として謎の怪物「ジャマオック」がライブ会場を襲撃。
自分たちも絶体絶命の危機に瀕するが、現れたプリンセス・ジールに助けられ、ジャマオックも撃退される。
その翌日、アリスピアでなつが路上ライブを行うことになるも、そこへまたも出現したジャマオックがなつのミューチカラを奪ってしまう。
ジャマオックが迫る中、みなもは勇気を振り絞ってなつを庇った。
ダメーーーーッ!
ここはなっちがライブする場所なんだから!
この時のために、なっちは必死で頑張ってきたの!
なっちのアリスピアはここから始まるんだよ!
だから、絶対に邪魔はさせない!壊させない!
なっちの夢は、誰にも奪わせないんだからっ!!
そう叫んだ瞬間、みなもの眼前に『歌のカケラ』が発現。そのまま歌のカケラを変身アイテム『ジュエルベル』に変化させ、プリンセス・リップルへと変身を果たす。
…と、ここまでは良かったのだが、続く第2話では自分に置かれた状況が理解できずに大混乱。ジャマオックに翻弄されてしまうも、昨日現れたジールに再び助けられ、事なきを得た。
一先ずの危機が去った後、みなもはジールの正体が例のかがりその人だったことを知る。そしてかがりとプリンセスのサポーターであるアリスピアン・ナビーユから、プリンセスとジャマオックのことを知らされると、二人からこれらの事実を秘密にするよう釘を刺されたのだった。
後日、元気になったなつとアリスピアに訪れたみなもだったが、ジャマオックを操っていた元凶『バンド・スナッチ』の一人・ベスが放ったジャマオックと遭遇。
ジャマオックはなつのミューチカラを吸収し、成体へと成長。またも危機に陥るが、かがりが変身したジールが駆けつける。
ジールはまだうまく戦えないみなもに下がるように言うも、なつのミューチカラを取り戻すことを決心したみなもは断固として拒否。
アリスピアは…誰もが夢を叶えられる場所なんです。
女の子たちはみんな一生懸命頑張ってる…。
そんな人達を見ているのが、私は大好きで、みんなの夢をずっと応援していたい。
もし…それがめちゃくちゃにされるようなことがあるのなら…
そんな酷い現実から、頑張る人たちを守りたい!
そう願ったから、きっと私はプリンセスになれたんだって思うし、
これからもプリンセスであり続けたい!
だから…やらなきゃいけないんだ!他の誰でもないこの私が!!
そう高らかに宣言すると、再びリップルへと変身。
ジールに助けられつつも、ナビーユからのアドバイスを受けて今度こそジャマオックを撃破し、なつのミューチカラも取り戻した。
かくしてみなもは、ジャマオックを利用してミューチカラを奪おうとするバンド・スナッチとの戦いに身を投じるのであった。
【人物像】
一人称は
「私」で、好きな言葉は
「だいじょぶじょぶ」。好物は
オムライスで、自身も作るのが得意。ブロッコリーが苦手。
目立つことが苦手で押しにも弱いどこか頼りない雰囲気の持ち主だが、頑張る人が大好きで、
夢や目標に向かって努力する人のことを応援したくなるという心優しい性格の持ち主。
また、そんな頑張りや努力を踏みにじろうとする事態には頑固とした姿勢で立ち向かい、自分のすべきことにも常に真摯に取り組む等、内には確かな勇敢さやひた向きさを備えた芯の強い一面もある。
そして彼女を語るうえで欠かせないこと…それは、リアクションがとにかく可愛いこと。
箇条書きにするだけでも…
- カラオケボックスでマラカス両手にはしゃぐ。
- かがりに緊張しなくなる方法を尋ねたところ、「(自分は)緊張感を楽しむようにしている」と言われて「そんなの無理だよぅ…」と涙目になる。
- カリストから「君が欲しい」「僕のものにならないか」と言われて一瞬キョトンとする。
- なっちニウムが不足するとスライム状に溶ける。
- 図書室にて、自分がリップルであることに気づいていたなつにジャマオックの事を話していたところ、図書委員の風花すみれに見られてしまい、慌てるあまりミッフィー口になる。
- なつに頭をなでられてまんざらでもなさそうになる。
- なつのライブに間に合わせるために、ミーティアがジールに馳川はやての歌のカケラ(ミーティア曰く「マッハで動ける奴」)で会場まで送ってもらうことを提案するも、それはジールが二人を担いでいくことを意味し、「タクシーじゃないんだから!?」「そういうのは絵的に…」と反対された際にはミーティア共々ぴえん顔で訴える。
etc.
何この可愛い天使。
一方で母親の影響もあってお菓子作りが趣味であり、その腕前はなかなかのものであるが、お菓子を褒められた際には「いやいやぁ~…簡単なお菓子だし、このくらい誰だってできるよ~」と照れていた。うん、やっぱり可愛い。
第9話にてアリスピアで「みなもクッキング」の動画を撮影した時は緊張してしまい、リテイクの連発となってしまっていたが、続けていくうちに慣れたようで、第21話ではかなり上達していた。
それに加えてかわいい文房具集めも趣味の一つで、ステーショナリーショップに来た時は、可愛らしいペンを見ながら目をハートにしていた。
【家族】
父と弟は第1話、母は第7話より登場。
CV:
日野聡
父親。
アリスピアのことは知らないようだが、さりげなく気を利かせて娘をサポートする気配りのできる性格。
本職はアナウンサーで、朝の情報バラエティ番組の司会も務める有名人。
ようことの夫婦仲はまだまだお熱く、お互いに「ようこさん」「誠志郎君」と呼び合って子供たちの前でもいちゃつく程で、尚且つようこの作ったおからが好物。
CV:
若井友希
弟。みなもからのあだ名は「
りっくん」。
年齢相応にやんちゃかつわがままで、姉がゲームで弱いのを良いことに対戦をせがむ抜け目ない一面や度々駄々をこねては姉を困らせることも多いが、嫌いな野菜をこっそり交換し合う等姉弟仲は良好な模様。
なつとも親しく、お互いに「なつ姉」「りく坊」と呼び合う他、同じ特撮ドラマ「ストライバー」を見ている同好の友でもある。
アリスピアチャンネルにアップされていたリップルの戦闘場面を見てからというもの、その正体が自分の姉と知らずに「水色っぽい人」と呼んで虜になっている。
好物は姉が作ったオムライスの「お姉ちゃんスペシャル」で、トマトが苦手。
CV:
南條愛乃
母親。
穏やかで温かな性格な一方、夫婦揃って多忙故に子供に構ってやれず、家事やりくの世話をみなもに任せがちなことに負い目を感じている。
実は彼女も幼少期はアリスピアに通っていた女の子の一人であり、しかもその当時はアリスピアに通じる道を封鎖しようとする大人達と一週間抗争したこともあるという、中々にワイルドな経歴を持つ。
本職は製菓の専門学校の講師で、みなものお菓子作りの趣味は彼女の影響である。
ちなみに第19話予告では「驚きに 我を失う 美味しさよ」と、
どこかで聞いたような川柳を披露していた。
【プリンセス・リップル】
響いて広がるこの歌は、困っている誰かを守る為に!
プリンセス・リップル!
響け!この胸のミューチカラ!
戦闘用楽曲:「イノセント・コール」「ファイト・マイト・ミー!」「シグナル・リリカル」
みなもが変身するプリンセス。イメージカラーは青または水色。ちなみにリップルとは細波の意。
髪も水流や水はねを思わせる水色のロングヘアに変化し、衣装も白を基調としたレオタード調のものとなり、波飛沫を連想させるショーガールスカートが付いている。
原案デザイン画のメモによれば、モチーフはハート(皆を応援する気持ち)と水面。
初変身時はみなもも無自覚だったようで、自分の名前も「リップルって、誰さーん!?」とパニックになり、見ていたナビーユからも「全然分かってない!」と突っ込まれた。
彼女自身は特筆するようなスペックは持っていないことに加えて、まだプリンセスとしての経験も浅いこともあって戦闘能力はまだまだ発展途上だが、その性格上ここぞという時は底力を発揮する爆発力もあり、当初は軽んじられていたベスからも一目置かれるようになる。
【テイクミーハイヤーver.】
第23話より登場した、プリンセス共通の強化フォーム。
なつを始めとした、これまで助けてきた少女たちの想いが歌のカケラとなって具現化、その力が一つになることで変身可能となった。
スカートが長くなっているほか、背中についているリボンが翼状に巨大化しており、飛行することが可能。
必殺技
いずれもミューチカラを極限まで高めて放つ。
第2話で初披露。大量の水をまとい、ビーム状の水流として敵に発射する。
第18話で初披露。大量の水を巨大な鉄槌の形にして相手に振り下ろす。
第25話で初披露。大量の水をウォータースライダー状に変化させて相手に突撃する。
第8話で初披露。ジール、ミーティアとの合体技だが、便宜上ここに記載。技名はきぐるみショーで明かされていたが、本編では第27話にて初呼称。
3人で「TRIAD FORCE」を歌ってミューチカラを合わせ、ミューズタクトから三色の光線を発射、それが一つに重なってジャマオックを撃破する。
第22話ではバンド・スナッチに対して使用するも、赤の女王に力を解放されていた彼らによって跳ね返されて敗北を喫してしまう。
しかし、続く第23話では新たに会得したテイクミーハイヤーver.で「Super Higher Dreamer!!!」を歌うことで、ミューズタクトからさらに強力な光線を発射し、バンド・スナッチに今度こそ勝利している。
第24話で初披露。テイクミーハイヤーver.となった3人の合体技だが、便宜上ここに記載。
3人でOP曲でもある「ゼッタイ歌姫宣言ッ!」を歌ってミューチカラを合わせ、巨大化したミューズタクトから光線を放つ。
初使用時は、赤の女王との戦いに終止符を打った。
【余談】
- 女児向け及び、魔法少女ものでは珍しくピンクではなく、イメージカラーが青の女主人公である。
競合アニメの過去作にも前例はいる。
また、プリンセス自体もピンク不在のチームであり、女児向けにしてはなかなか攻めている。
- 第9話で登場したみなもが描いたナビーユは、みなも役の葵あずさが描いたもの。後にこれをモチーフにした「みなものらくがきナビーユ ライトチャーム」が商品化されている。
- 母・ようこ役の南條氏は競合アニメにレギュラー出演しており、大人の母親とは真反対の幼児のような役柄である為、そのギャップでネットの話題を呼んだ。
そのキャラも変身したため、こちらでは歌ってないのに競合アニメの方で歌ってしまっている
最終更新:2025年10月26日 01:00