ペローナ(ONE PIECE)

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&font(#6495ED){登録日}:2009/10/18 Sun 10:53:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ペローナとは、[[漫画]]『[[ONE PIECE]]』の登場人物である。 ●目次 #contents *【プロフィール】 本名:ペローナ 所属:[[スリラーバーク]]海賊団 役職:四怪人(幹部) 異名:ゴーストプリンセス [[悪魔の実]]:ホロホロの実(&ruby(パラミシア){[[超人系>超人系悪魔の実]]}) [[懸賞金>懸賞金(ONE PIECE)]]:不明((七武海のモリアの部下であった時代には元々賞金首であったか否かに関わらず解除されていたと思われる。モリア除名後の扱いについては不明。)) [[身長]]:160cm 年齢:23歳(超新星編)→25歳(新世界編)((当初はゾロより年下だと思った読者も少なくないと思われる。)) [[血液型]]:XF型(現実だとAB型) 誕生日:6月7日 星座:双子座 出身地:西の海 初登場:単行本46巻・第449話・『スリラーバークの四怪人』 好きな食べ物:[[ココア]]・ベーグルサンド 笑い方:ホロホロホロ [[CV>声優(職業)]]:西原久美子 *【概要】 [[王下七武海]]の[[ゲッコー・モリア]]に仕える三怪人の1人。異名は「&font(#800080){ゴーストプリンセス}」。[[動物]]ゾンビやびっくりゾンビを指揮している。 可愛らしい容姿とは裏腹に、幼い頃モリアに拾われ娘のように育てられてきたからか性格はとにかく勝気でわがまま、かつ男勝りなお転婆娘である。 しかし時には他人に優しさを見せたり助ける事もある、いわゆる[[ツンデレ]]娘でもある。 可愛いもの好きで、[[ゴスロリ>ゴシックロリータ(ゴスロリ)]]風の衣装を着ている。 新世界編では、ビスチェのゴスロリ衣装になり、容姿は女性的に成長し腕にモリアのブリックバットを模したタトゥーを入れている。 目は[[チョッパー>トニートニー・チョッパー]]に似た大きくて丸いもので、彼女のゴスロリ風&ややホラーテイストな雰囲気をより強調している。 育ての親であるモリアを心から慕っているが、絶体絶命の危機に陥った時は「モリア様には遊び半分で付き合ったんだ」と言って逃げ出してしまった事も…。 いつも連れてる部下のクマシー(動物ゾンビ)がお気に入りだが、普段は彼に対する態度が非常に厳しい。 [[アブサロム>アブサロム(ONE PIECE)]]曰く「キマシーな」。 これはクマシーのカワイイ(ペローナ基準)容姿と野太い声のギャップが許せないせい。 *【能力】 超人系悪魔の実「ホロホロの実」の能力者。霊体を自在に生み出し、操ることができる「霊体人間」。名前の由来は[[幽霊]]を表す言葉として用いられる「hollow」と立体映像を意味する「ホログラム」からか。 幽体離脱したり、分身であるゴーストを作り出し自在に操ることができる。 このゴーストには、触れた者を強制的にネガティブ思考にするものと、 破裂して物理的な衝撃波を生むものの2種類がある。 笑い方も「ホロホロホロ」のため、[[ウソップ]]から「ホロホロ女」と呼ばれる。 **【技】 ・ネガティブホロウ 通り抜けた相手の精神をネガティブにする霊体を放つ。ネッガッティ~ブ♪ネッガッティ~ブ♪ その精神的ダメージにより人は蹲り動きたくなくなる。要は多くの人が右の記号みたいになってしまう→「|||orz|||」 元の精神が丈夫なほど効果は大きく、その影響はゲーム版のみだが[[フランキー>フランキー(ONE PIECE)]]以上の機械仕掛けのサイボーグ兵器の[[パシフィスタ>パシフィスタ(ONE PIECE)]]にも通じた。 直接的な威力は皆無であり、攻撃よりも足止めや捕獲を目的とした技。ただし元がネガティブである(+ウォーターセブン編での精神ダメージが抜けきっていなかった)ウソップには効かなかった。 この能力故に&font(#ff0000){『全漫画界最強キャラ』}にあげられることもしばしば。事実、ウソップがいなかったらあれだけで[[麦わらの一味]]の全滅もあり得た。 ・ゴーストラップ 破裂してダメージを与える霊体「ミニホロ」を放つ。 [[指パッチン]]で破裂するがその威力は石を破壊するほど。 ちなみにラップとはいきなり場違いでおかしな音が聞こえる怪現象のこと。気のせいに出来るような小さな音から衝撃波を感じるバカデカい音まで様々。 ラップ音とも呼ぶ。 ・神風ラップ 特大ゴーストラップ。 「特ホロ」というでかい霊体を放ち、対象を飲み込んで諸共破裂させる。 ただし「衝撃」であるため&ruby(インパクトダイアル){衝撃貝}に威力を吸われる。 ・幽体離脱 霊体となって行動する。 空を自在に飛び回ったり、体の大きさも変えることができる。 霊体なので人や物を触れないが、同時に一切の攻撃を受け付けない。[[スピンオフ]]のギャグ漫画ではあの[[エネル>神・エネル]]の雷すら効かなかった。 さらに、この状態でネガティブホロウやゴーストラップによる一方的な攻撃が可能。これもまた彼女が『全漫画界最強キャラ』にあげられる要因のひとつだろう。 しかし、使用中は本体が無防備になるので、どこかに身を隠す必要がある。 *【来歴】 **◆過去 幼い頃、孤児だったのをモリアに拾われる。 その為、モリアを父親のように慕っており、ゴシック調の服装や寝室のぬいぐるみ趣味はモリアの影響。 **◆偉大なる航路編 ***スリラーバーク編 スリラーバーク編で初登場。 本人より先に彼女のゴーストが登場しており、ゾンビ共をものともしなかった[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]らを何度も苦しめた。 モリアから影を取り返そうとする麦わらの一味に立ちはだかり、そのトリッキーな能力で翻弄する。 ネガティブホロウの効果で麦わらの一味の主力メンバーである[[ゾロ>ロロノア・ゾロ]]、[[サンジ]]、フランキーすら戦闘不能にしてしまうが… 「&bold(){おれは元からネガティブだァ!}」 最初からネガティブなウソップには全く通用せず、逆に自分がネガティブになりクマシーに跪くほど。 当然ペローナは驚愕し、&bold(){下記の顔芸(いわゆるエネル顔)を披露した。}&s(){そしてウソップを応援した。} #aa(){{        _        | |       |二 二|     _  | |  _     //Oハ^ハOハ^ハO    ||O|| ||O||||O    | |O|| ||O||||O    ||O|| ||O||||O     `>二`二_ニー、// O ー、  (o o o o \\ノ ミー_三二三二 ヽ o ノ ミ_ー ̄     ̄ヽ`)// /  \ \ \ ヽ/   \ \ \ \ \ ヽ  \ \ \ \\\ /   \/ヽ_ヽ_\_ヽ >> `\ ∠ーー′u  /u\|/ 、///ー  ̄ヽ γ<` ̄ヽ/  ||ー (◎|u \ー (◎/   >、 _ノ  >_ ノ `u   ̄` u 、<、` `|   _ ィーー_U_Uー、||   / /r ̄`r ̄`r ̄r| | `u |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|u|   |ーーー、ーー、 _| |  u |_      ト|| 、  ヽrーrーrーrー|| `ヽ ヽ_|_|_|_||   `ー_二ーーーーーイ)       ̄ ̄ ̄ ̄´}} ↑こんなの それでも、実力差から余裕でミニホロを駆使して追い詰めたが、土壇場でそげキングに扮し反撃に出たウソップによってクマシーを浄化される。 おまけにその直後、「相対しているペローナは何らかの形で生み出されたゴースト」「そのゴーストがいる間(=幽体離脱中)は本体が無防備になる」という弱点を知られ、能力の秘密を見抜かれた((正確にはペローナ本体のゴーストであったが、からくりの9割を看破されたことでネタバラシに入った))。 それでも「神風ラップ」で完全粉砕を試みるが、ウソップが携帯していた衝撃貝に威力を吸い込まれ失敗。 本体狙いの粘着弾でベッドに拘束された挙句、追撃の「黒光り星」で全身に&bold(){[[黒いアイツ>ゴキブリ]]}をばら撒かれ精神的に大ダメージ。 動揺も極まったところに風船の10トンハンマーによる「ウソップゴールデンパウンド」を叩き込まれついに泡を吹いて失神、完敗。 「&bold(){ゴーストプリンセスが……おもちゃのゴキブリと風船で気絶してたら世話ねェな}」 「&bold(){“ネガティブ”と“ウソ”でおれに勝負を挑んだのは大間違いだ!}」 そのまま気絶していたが後半で復活。 目を覚ました後は、スリラーバークの惨状を目の当たりにし、さらに特別ゾンビ「[[オーズ>オーズ(ONE PIECE)]]」が「女(麦わらの一味の女性メンバー)どこだ?」と呟いて探し回るのを聞いて女に飢えてると勘違いする。 脱出用に選んだ[[麦わらの一味の船>サウザンドサニー号]]にお宝や食料を運びスリラーバークからの脱出を試みるが、そこに突如モリアと同じ七武海の1人[[バーソロミュー・くま]]が現れる。 彼に「旅行へ行くならどこへ行きたい?」と聞かれ、 &font(#800080){「暗くて…湿っていて…怨念うずまく古城のほとりで、呪いの歌でも歌って過ごしたい」} とのせられ正直に答え、我に帰った後くまに攻撃を仕掛けるが、ニキュニキュの能力によって望み通りの立地のクライガナ島シッケアール王国跡地に飛ばされてしまった。 はたから見るとくまにペローナが一瞬で消されたため、それを見ていたゾンビ達やナミはパニックに陥った。もし仲間思いのモリアがこのことを知っていたら激怒しただろう。 2人で会った際普通に話している様子から、ペローナが消された件は知らなかったようだ。 ***マリンフォード頂上戦争編 だが戦争で滅び戦いの荒れ模様と怨念が渦巻く誰もいないシッケアール王国跡地に、召使いもふかふかのベッドもベーグルサンドも暖かいココアもかわいいぬいぐるみもあるわけがなく、 寂しさなどから帰りたくなっていたところにシャボンディ諸島から同じくゾロが飛ばされてくる。 麦わらの仲間である彼をざまーみろと言いながらも付きっきりで介抱。 ゾロが意識を取り戻した後は行動を共にしている。 #openclose(show=以下、アニメ版でのゾロとの絡み。){ ゾロ(ペローナが強引に着せたクマシーコス)に寄り添いながら &font(#800080){「これでもう、寂しくねぇ…」} ゾロが出て行こうとした際 &font(#800080){「…い…い…行っちまうのかよ!?」} 可愛い。 } さらに城が七武海の[[ジュラキュール・ミホーク]]の拠点と判明。&s(){バーソロミュー・くまに同僚ミホークへの遠慮なし。} マリンフォード頂上戦争後、ミホークに弟子入りしたゾロと3人で、2年に渡る奇妙な共同生活が始まった。 何だかんだでモリアの身も案じており、ミホークからモリアの死を聞かされた際はショックのあまり泣いてしまった。 後述の外伝小説でこの2年間のゾロ、ミホークとの生活が少し描かれ、頂上戦争後と新世界編の間の物語を描いたアニメスペシャル「3D2Y」でもミホークと共に登場。 **◆新世界編 黒いドレス姿で再登場。 ビスチェのゴスロリ衣装になり、容姿は女性的に成長し腕にモリアのブリックバットを模したタトゥーを入れている。 シャボンディ諸島で一味と合流するゾロに霊体で同行し無事送り届けた。 ちなみに、方向音痴のゾロがシャボンディ諸島に一番早く来ることができたのはペローナが同行したためである(笑)((アニメ版ではシッケアール王国でもシャボンディ諸島でも、ゾロの迷子っぷりにかなり手を焼いている描写があった。)) にも拘らず、サンジやルフィに対してゾロは「お前は○番だぞ」と言ってマウントをとっていた。 麦わらの一味出航の際は、ネガティブホロウで海軍を食い止めて援護。何だかんだ言いつつゾロに愛着が湧いていたのも確かだったようで、サニー号が無事出向したのを見届けた際に「また別の玩具探さねぇとな…」と寂しげに呟いていた。 また当初は小さなクマシー人形を持ち歩いていたが、その後無人となったスリラーバークを訪れて抜け殻となった本物のクマシーと再会。以後彼を持ち歩くようになる。どうやら意外と軽いらしい。 その後&s(){「世界最強の剣士」から&bold(){農家の親父に転職}した}ミホークと共にクライガナに棲む物真似ヒヒ「ヒューマンドリル」を従え、畑仕事を手伝ったりしてクライガナの開拓に勤しんでいたが、モリアの生存を知り、彼の下に馳せ参じるべく出奔した。 最後までお互い憎まれ口を叩き合う二人だったが、何だかんだでしばらく住ませてくれたミホークに泣きながら感謝するペローナであった。 その直後に王下七武海の廃止が決定されて、ミホーク討伐軍がやってきたため、結果的に最良のタイミングで島を出たことになる。 ちなみにこの後ミホークは[[クロコダイル>サー・クロコダイル]]に誘われて[[クロスギルド>クロスギルド(ONE PIECE)]]に加わる事になるが、もしペローナもまだ一緒だったら成り行きで&s(){サーカスにオカルトゴスロリガールが}共に加入したかもしれない。 エッグヘッド編ではあろうことか、[[黒ひげ海賊団]]の拠点ハチノスに潜入。 自慢のネガティブホロウで見張りを蹴散らし、囚われていた[[コビー>コビー(ONE PIECE)]]に「お前助けるからモリア様助けろ」と取引を持ちかけた。おかげでコビーは何とか牢屋から出て最終的にハチノスからの脱出に成功。 *【余談】 -人気 ゴスロリ風の可愛らしいキャラデザインやネガティブホロウをはじめとした強烈な個性、作中で見せた意外な優しさから人気は結構高い。とことんハマるドツボな人が男女問わず多いらしい。 [[人気投票]]でも原作での出番の少なさとは裏腹にそこそこの好成績を納めており、世界人気投票では25位にランクイン。 公式も彼女の人気を把握してるらしく、アニメや[[ゲーム]]などのメディアミックスでは出番を与えられたり、グッズも数多く出てるなど比較的恵まれたキャラでもある。 ジャンプ2018年4・5合併号のスピンオフ[[読み切り]]企画では彼女を主役にした「ゴーストプリンセスペローナちゃん」が掲載された。 外伝小説『ONE PIECE novel HEROINES』では主役の1人を務めた。 -ネガティブボイス 上述の通り人気を受けてか『海賊無双』では2と3でプレイアブルキャラとして参戦。この2作ではウソップ以外のキャラに専用のペローナのネガティブホロウ食らった時のネガティブボイスがある。色々と必聴だがプレイ中は聞き取りにくいので音量調節するしかない。 『4』ではリストラを食らったため残念ながらネガティブ状態の[[カイドウ>カイドウ(ONE PIECE)]]や[[ビッグ・マム>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]はお目にかかれなかった。 ちなみに原作同様、ウソップには無効。 -扉絵 扉絵リクエストでも少し登場するが、中には「ミホークの[[ワイン]]を使ってこっそりサングリア((フルーツや香辛料を漬け込んだワイン))を作る」というものが…。 くまに襲いかかったりハチノスに潜入したのもそうだが恐れ知らずにもほどがある。 -類似キャラ ドレスローザ編で登場する[[シュガー>シュガー(ONE PIECE)]]とは、[[七武海>ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]の部下、決まればとことん強い凶悪な悪魔の実の能力、そして何の因果かウソップに敗北した等さまざまな共通点が存在する。&s(){あとエネル顔披露したり泡吹いて気絶した所も} ・[[中の人ネタ]] ペローナ役の西原久美子氏と本編で彼女と戦ったウソップ役の[[山口勝平]]氏だが、実は2人とも『劇団21世紀FOX』出身という共通点があり、若手時代何回も舞台で共演していた。 ペローナが登場する遥か以前、アラバスタ編の後に挿入されたアニオリでもウソップと西原氏が演じるアニメオリジナルキャラ、コダマの交流が描かれた事がある。 追記・修正は元からネガティブな方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/10/18 Sun 10:53:09 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ペローナとは、[[漫画]]『[[ONE PIECE]]』の登場人物である。 ●目次 #contents *【プロフィール】 本名:ペローナ 所属:[[スリラーバーク]]海賊団 役職:四怪人(幹部) 異名:ゴーストプリンセス [[悪魔の実]]:ホロホロの実(&ruby(パラミシア){[[超人系>超人系悪魔の実]]}) [[懸賞金>懸賞金(ONE PIECE)]]:不明((七武海のモリアの部下であった時代には元々賞金首であったか否かに関わらず解除されていたと思われる。モリア除名後の扱いについては不明。)) [[身長]]:160cm 年齢:23歳(超新星編)→25歳(新世界編)((当初はゾロより年下だと思った読者も少なくないと思われる。)) [[血液型]]:XF型(現実だとAB型) 誕生日:6月7日 星座:双子座 出身地:西の海 初登場:単行本46巻・第449話・『スリラーバークの四怪人』 好きな食べ物:[[ココア]]・ベーグルサンド 笑い方:ホロホロホロ [[CV>声優(職業)]]:西原久美子 *【概要】 [[王下七武海]]の[[ゲッコー・モリア]]に仕える三怪人の1人。異名は「&font(#800080){ゴーストプリンセス}」。[[動物]]ゾンビやびっくりゾンビを指揮している。 可愛らしい容姿とは裏腹に、幼い頃モリアに拾われ娘のように育てられてきたからか性格はとにかく勝気でわがまま、かつ男勝りなお転婆娘である。 しかし時には他人に優しさを見せたり助ける事もある、いわゆる[[ツンデレ]]娘でもある。 可愛いもの好きで、[[ゴスロリ>ゴシックロリータ(ゴスロリ)]]風の衣装を着ている。 新世界編では、ビスチェのゴスロリ衣装になり、容姿は女性的に成長し腕にモリアのブリックバットを模したタトゥーを入れている。 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[[指パッチン]]で破裂するがその威力は石を破壊するほど。 ちなみにラップとはいきなり場違いでおかしな音が聞こえる怪現象のこと。気のせいに出来るような小さな音から衝撃波を感じるバカデカい音まで様々。 ラップ音とも呼ぶ。 ・神風ラップ 特大ゴーストラップ。 「特ホロ」というでかい霊体を放ち、対象を飲み込んで諸共破裂させる。 ただし「衝撃」であるため&ruby(インパクトダイアル){衝撃貝}に威力を吸われる。 ・幽体離脱 霊体となって行動する。 空を自在に飛び回ったり、体の大きさも変えることができる。 霊体なので人や物を触れないが、同時に一切の攻撃を受け付けない。[[スピンオフ]]のギャグ漫画ではあの[[エネル>神・エネル]]の雷すら効かなかった。 さらに、この状態でネガティブホロウやゴーストラップによる一方的な攻撃が可能。これもまた彼女が『全漫画界最強キャラ』にあげられる要因のひとつだろう。 しかし、使用中は本体が無防備になるので、どこかに身を隠す必要がある。 *【来歴】 **◆過去 幼い頃、孤児だったのをモリアに拾われる。 その為、モリアを父親のように慕っており、ゴシック調の服装や寝室のぬいぐるみ趣味はモリアの影響。 **◆偉大なる航路編 ***スリラーバーク編 スリラーバーク編で初登場。 本人より先に彼女のゴーストが登場しており、ゾンビ共をものともしなかった[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]らを何度も苦しめた。 モリアから影を取り返そうとする麦わらの一味に立ちはだかり、そのトリッキーな能力で翻弄する。 ネガティブホロウの効果で麦わらの一味の主力メンバーである[[ゾロ>ロロノア・ゾロ]]、[[サンジ]]、フランキーすら戦闘不能にしてしまうが… 「&bold(){おれは元からネガティブだァ!}」 最初からネガティブなウソップには全く通用せず、逆に自分がネガティブになりクマシーに跪くほど。 当然ペローナは驚愕し、&bold(){下記の顔芸(いわゆるエネル顔)を披露した。}&s(){そしてウソップを応援した。} #aa(){{        _        | |       |二 二|     _  | |  _     //Oハ^ハOハ^ハO    ||O|| ||O||||O    | |O|| ||O||||O    ||O|| ||O||||O     `>二`二_ニー、// O ー、  (o o o o \\ノ ミー_三二三二 ヽ o ノ ミ_ー ̄     ̄ヽ`)// /  \ \ \ ヽ/   \ \ \ \ \ ヽ  \ \ \ \\\ /   \/ヽ_ヽ_\_ヽ >> `\ ∠ーー′u  /u\|/ 、///ー  ̄ヽ γ<` ̄ヽ/  ||ー (◎|u \ー (◎/   >、 _ノ  >_ ノ `u   ̄` u 、<、` `|   _ ィーー_U_Uー、||   / /r ̄`r ̄`r ̄r| | `u |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|u|   |ーーー、ーー、 _| |  u |_      ト|| 、  ヽrーrーrーrー|| `ヽ ヽ_|_|_|_||   `ー_二ーーーーーイ)       ̄ ̄ ̄ ̄´}} ↑こんなの それでも、実力差から余裕でミニホロを駆使して追い詰めたが、土壇場でそげキングに扮し反撃に出たウソップによってクマシーを浄化される。 おまけにその直後、「相対しているペローナは何らかの形で生み出されたゴースト」「そのゴーストがいる間(=幽体離脱中)は本体が無防備になる」という弱点を知られ、能力の秘密を見抜かれた((正確にはペローナ本体のゴーストであったが、からくりの9割を看破されたことでネタバラシに入った))。 それでも「神風ラップ」で完全粉砕を試みるが、ウソップが携帯していた衝撃貝に威力を吸い込まれ失敗。 本体狙いの粘着弾でベッドに拘束された挙句、追撃の「黒光り星」で全身に&bold(){[[黒いアイツ>ゴキブリ]]}をばら撒かれ精神的に大ダメージ。 動揺も極まったところに風船の10トンハンマーによる「ウソップゴールデンパウンド」を叩き込まれついに泡を吹いて失神、完敗。 「&bold(){ゴーストプリンセスが……おもちゃのゴキブリと風船で気絶してたら世話ねェな}」 「&bold(){“ネガティブ”と“ウソ”でおれに勝負を挑んだのは大間違いだ!}」 そのまま気絶していたが後半で復活。 目を覚ました後は、スリラーバークの惨状を目の当たりにし、さらに特別ゾンビ「[[オーズ>オーズ(ONE PIECE)]]」が「女(麦わらの一味の女性メンバー)どこだ?」と呟いて探し回るのを聞いて女に飢えてると勘違いする。 脱出用に選んだ[[麦わらの一味の船>サウザンドサニー号]]にお宝や食料を運びスリラーバークからの脱出を試みるが、そこに突如モリアと同じ七武海の1人[[バーソロミュー・くま]]が現れる。 彼に「旅行へ行くならどこへ行きたい?」と聞かれ、 &font(#800080){「暗くて…湿っていて…怨念うずまく古城のほとりで、呪いの歌でも歌って過ごしたい」} とのせられ正直に答え、我に帰った後くまに攻撃を仕掛けるが、ニキュニキュの能力によって望み通りの立地のクライガナ島シッケアール王国跡地に飛ばされてしまった。 はたから見るとくまにペローナが一瞬で消されたため、それを見ていたゾンビ達やナミはパニックに陥った。もし仲間思いのモリアがこのことを知っていたら激怒しただろう。 2人で会った際普通に話している様子から、ペローナが消された件は知らなかったようだ。 ***マリンフォード頂上戦争編 だが戦争で滅び戦いの荒れ模様と怨念が渦巻く誰もいないシッケアール王国跡地に、召使いもふかふかのベッドもベーグルサンドも暖かいココアもかわいいぬいぐるみもあるわけがなく、 寂しさなどから帰りたくなっていたところにシャボンディ諸島から同じくゾロが飛ばされてくる。 麦わらの仲間である彼をざまーみろと言いながらも付きっきりで介抱。 ゾロが意識を取り戻した後は行動を共にしている。 #openclose(show=以下、アニメ版でのゾロとの絡み。){ ゾロ(ペローナが強引に着せたクマシーコス)に寄り添いながら &font(#800080){「これでもう、寂しくねぇ…」} ゾロが出て行こうとした際 &font(#800080){「…い…い…行っちまうのかよ!?」} 可愛い。 } さらに城が七武海の[[ジュラキュール・ミホーク]]の拠点と判明。&s(){バーソロミュー・くまに同僚ミホークへの遠慮なし。} マリンフォード頂上戦争後、ミホークに弟子入りしたゾロと3人で、2年に渡る奇妙な共同生活が始まった。 何だかんだでモリアの身も案じており、ミホークからモリアの死を聞かされた際はショックのあまり泣いてしまった。 後述の外伝小説でこの2年間のゾロ、ミホークとの生活が少し描かれ、頂上戦争後と新世界編の間の物語を描いたアニメスペシャル「3D2Y」でもミホークと共に登場。 **◆新世界編 黒いドレス姿で再登場。 ビスチェのゴスロリ衣装になり、容姿は女性的に成長し腕にモリアのブリックバットを模したタトゥーを入れている。 シャボンディ諸島で一味と合流するゾロに霊体で同行し無事送り届けた。 ちなみに、方向音痴のゾロがシャボンディ諸島に一番早く来ることができたのはペローナが同行したためである(笑)((アニメ版ではシッケアール王国でもシャボンディ諸島でも、ゾロの迷子っぷりにかなり手を焼いている描写があった。)) にも拘らず、サンジやルフィに対してゾロは「お前は○番だぞ」と言ってマウントをとっていた。 麦わらの一味出航の際は、ネガティブホロウで海軍を食い止めて援護。何だかんだ言いつつゾロに愛着が湧いていたのも確かだったようで、サニー号が無事出向したのを見届けた際に「また別の玩具探さねぇとな…」と寂しげに呟いていた。 また当初は小さなクマシー人形を持ち歩いていたが、その後無人となったスリラーバークを訪れて抜け殻となった本物のクマシーと再会。以後彼を持ち歩くようになる。どうやら意外と軽いらしい。 その後&s(){「世界最強の剣士」から&bold(){農家の親父に転職}した}ミホークと共にクライガナに棲む物真似ヒヒ「ヒューマンドリル」を従え、畑仕事を手伝ったりしてクライガナの開拓に勤しんでいたが、モリアの生存を知り、彼の下に馳せ参じるべく出奔した。 最後までお互い憎まれ口を叩き合う二人だったが、何だかんだでしばらく住ませてくれたミホークに泣きながら感謝するペローナであった。 その直後に王下七武海の廃止が決定されて、ミホーク討伐軍がやってきたため、結果的に最良のタイミングで島を出たことになる。 ちなみにこの後ミホークは[[クロコダイル>サー・クロコダイル]]に誘われて[[クロスギルド>クロスギルド(ONE PIECE)]]に加わる事になるが、もしペローナもまだ一緒だったら成り行きで&s(){サーカスにオカルトゴスロリガールが}共に加入したかもしれない。 エッグヘッド編ではあろうことか、[[黒ひげ海賊団]]の拠点ハチノスに潜入。 自慢のネガティブホロウで見張りを蹴散らし、囚われていた[[コビー>コビー(ONE PIECE)]]に「お前助けるからモリア様助けろ」と取引を持ちかけた。おかげでコビーは何とか牢屋から出て最終的にハチノスからの脱出に成功。 *【余談】 -人気 ゴスロリ風の可愛らしいキャラデザインやネガティブホロウをはじめとした強烈な個性、作中で見せた意外な優しさから人気は結構高い。とことんハマるドツボな人が男女問わず多いらしい。 [[人気投票]]でも原作での出番の少なさとは裏腹にそこそこの好成績を納めており、世界人気投票では25位にランクイン。 公式も彼女の人気を把握してるらしく、アニメや[[ゲーム]]などのメディアミックスでは出番を与えられたり、グッズも数多く出てるなど比較的恵まれたキャラでもある。 ジャンプ2018年4・5合併号のスピンオフ[[読み切り]]企画では彼女を主役にした「ゴーストプリンセスペローナちゃん」が掲載された。 外伝小説『ONE PIECE novel HEROINES』では主役の1人を務めた。 -ネガティブボイス 上述の通り人気を受けてか『海賊無双』では2と3でプレイアブルキャラとして参戦。この2作ではウソップ以外のキャラに専用のペローナのネガティブホロウ食らった時のネガティブボイスがある。色々と必聴だがプレイ中は聞き取りにくいので音量調節するしかない。 『4』ではリストラを食らったため残念ながらネガティブ状態の[[カイドウ>カイドウ(ONE PIECE)]]や[[ビッグ・マム>シャーロット・リンリン(ONE PIECE)]]はお目にかかれなかった。 ちなみに原作同様、ウソップには無効。 -扉絵 扉絵リクエストでも少し登場するが、中には「ミホークの[[ワイン]]を使ってこっそりサングリア((フルーツや香辛料を漬け込んだワイン))を作る」というものが…。 くまに襲いかかったりハチノスに潜入したのもそうだが恐れ知らずにもほどがある。 -類似キャラ ドレスローザ編で登場する[[シュガー>シュガー(ONE PIECE)]]とは、[[七武海>ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]の部下、決まればとことん強い凶悪な悪魔の実の能力、そして何の因果かウソップに敗北した等さまざまな共通点が存在する。&s(){あとエネル顔披露したり泡吹いて気絶した所も} ・[[中の人ネタ]] ペローナ役の西原久美子氏と本編で彼女と戦ったウソップ役の[[山口勝平]]氏だが、実は2人とも『劇団21世紀FOX』出身という共通点があり、若手時代何回も舞台で共演していた。 ペローナが登場する遥か以前、アラバスタ編の後に挿入されたアニオリでもウソップと西原氏が演じるアニメオリジナルキャラ、コダマの交流が描かれた事がある。 追記・修正は元からネガティブな方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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