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記憶の欠落(MtG) - (2024/08/13 (火) 10:09:32) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2009/05/27 Wed 21:46:14
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){
&font(18,b,#0b5394){そのカリフはあまりに博識で、自分が何を知っているのか思い出せないほどだった。}
}
#right(){&font(15,b,#0b5394){―――アゼイウォライ「三つの謎」}}
カードゲーム「[[Magic the Gathering]]」のカードで、青のカウンター呪文の一つ。
**性能
#blockquote{&font(b,#0000ff){記憶の欠落/Memory Lapse (1)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの1番上に置く。
}
**解説
同じマナコストの《[[対抗呪文/Counterspell(MtG)]]》との違いは、
1、色拘束が緩い。
2、打ち消した呪文が墓地ではなくライブラリートップに戻る。
の二つ。
打ち消した呪文が相手に再利用されてしまうため、一見劣っているように見える。
が、実質相手は次のドローが固定のため一種のドロースキップ呪文として見ることが出来る。
このことから相手よりもこちらの展開を早めることができるのだ。
また、フラッシュバック呪文のように、プレイを宣言したらゲームから除外される呪文には、実質色拘束の緩い対抗呪文となる。
主にエターナルブルーやビッグブルーでよく使われる。
最後にスタンダード用セットで収録されたのは第7版のため、エターナルでしか見ることのない存在……&font(b){のはずだった}。
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」にて、魔法学院の大図書館に収められた呪文群というフレーバーで様々なインスタントおよびソーサリーが再録された「ミスティカルアーカイブ」。
MTGアリーナでも「紙のリミテッド環境とのズレを生じさせない」ためにヒストリックリーガル((ただし《チャネル》や《暗黒の儀式》、《対抗呪文》といったあからさまな危険物は事前禁止))で実装されたのだが、その中に《記憶の欠落》も入っていたことでヒストリック入り。
だが、確定打ち消しは3マナから、2マナの打ち消しは不確定((一定マナを支払われると打ち消せない))か条件付きという環境で実装された《記憶の欠落》は、実質&font(b,#0000ff){「色拘束の緩い[[《対抗呪文》>対抗呪文/Counterspell(MtG)]]」}という代物だった。
コントロール、クロックパーミッションといったデッキタイプを問わず青の必須カードという地位を確立し、「最も多く使われた土地以外のカード」というお墨付きと共に2021年10月14日より一時停止。その後順当に[[禁止指定>禁止カード(MTG)]]された。
**亜種例
#blockquote{&font(b,#0000ff){差し戻し / Remand (1)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
}
打ち消した後手札に戻すが、キャントリップとなった亜種。
軽い呪文を戻してもすぐに再利用されてしまうため、【クロックパーミッション】系統のデッキで時間稼ぎのために用いられることが多い。
#blockquote{&font(b,#0000ff){邪魔 / Hinder (1)(青)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、そのカードをオーナーの墓地に置く代わりにそのプレイヤーのライブラリーの一番上か一番下に置く。
}
打ち消した呪文を持ち主のライブラリーの1番上か1番下に移動。一番下に置けばフラッシュバックなどでの再利用を阻止でき、一番上に置けばドローロックのように使える。
#blockquote{&font(b,#0000ff){遅延 / Delay (1)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりそれが打ち消された場合、それをオーナーの墓地に置く代わりに時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。それが待機を持っていない場合、それは待機を得る。(オーナーのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなくプレイする。それがクリーチャーである場合、それは速攻を持つ。)
}
かなり長ったらしいテキストだが、要するに唱えるのを3ターン先送りにする亜種。
時間稼ぎとしては有効に見えるが、キャントリップではなく相手が唱える時にマナは必要ないため、《記憶の欠落》と《差し戻し》の悪いとこ取りとなっている感が否めない。そのため、《差し戻し》と共存していたこともあって目立った活躍はできなかった。
#blockquote{&font(b,#aaaa99){確実性の欠落/Lapse of Certainty (2)(白)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
}
記憶の欠落と同効果。重いが白単色などで運用できるのがメリット。
&font(b,#0000ff){おお、追記なら考えていたとも。}
&font(b,#0000ff){だが、残念。どこかに置き忘れてしまったらしい。}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 遊戯王的に考えると強すぎるカードだけど、mtg的にはそこまででもないカード -- 名無しさん (2014-06-14 14:19:12)
- でも捕海と比較しても充分強いんだよなぁ… -- 名無しさん (2015-06-21 00:12:35)
- フラッシュバックなどの追放先や墓地に落ちると効果的なやつとか一時的なマナ加速から出てくる呪文を叩き落とし、タイムアドバンテージを取れるのはデカイ、確定カウンターの方が強いが無色マナ含めてるから変わり谷みたいな無色マナしか出せないやつを立たせておいても打てるのが強い -- 名無しさん (2015-07-12 19:04:17)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2009/05/27 Wed 21:46:14
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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#center(){
&font(18,b,#0b5394){そのカリフはあまりに博識で、自分が何を知っているのか思い出せないほどだった。}
}
#right(){&font(15,b,#0b5394){―――アゼイウォライ「三つの謎」}}
カードゲーム「[[Magic the Gathering]]」のカードで、青のカウンター呪文の一つ。
**性能
#blockquote{&font(b,#0000ff){記憶の欠落/Memory Lapse (1)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの1番上に置く。
}
**解説
同じマナコストの《[[対抗呪文/Counterspell(MtG)]]》との違いは、
1、色拘束が緩い。
2、打ち消した呪文が墓地ではなくライブラリートップに戻る。
の二つ。
打ち消した呪文が相手に再利用されてしまうため、一見劣っているように見える。
が、実質相手は次のドローが固定のため一種のドロースキップ呪文として見ることが出来る。
このことから相手よりもこちらの展開を早めることができるのだ。
また、フラッシュバック呪文のように、プレイを宣言したら[[ゲーム]]から除外される呪文には、実質色拘束の緩い対抗呪文となる。
主にエターナルブルーやビッグブルーでよく使われる。
最後にスタンダード用セットで収録されたのは第7版のため、エターナルでしか見ることのない存在……&font(b){のはずだった}。
「[[ストリクスヘイヴン]]:魔法学院」にて、魔法学院の大図書館に収められた呪文群というフレーバーで様々なインスタントおよびソーサリーが再録された「ミスティカルアーカイブ」。
[[MTGアリーナ]]でも「紙のリミテッド環境とのズレを生じさせない」ためにヒストリックリーガル((ただし《チャネル》や《暗黒の儀式》、《対抗呪文》といったあからさまな危険物は事前禁止))で実装されたのだが、その中に《記憶の欠落》も入っていたことでヒストリック入り。
だが、確定打ち消しは3マナから、2マナの打ち消しは不確定((一定マナを支払われると打ち消せない))か条件付きという環境で実装された《記憶の欠落》は、実質&font(b,#0000ff){「色拘束の緩い[[《対抗呪文》>対抗呪文/Counterspell(MtG)]]」}という代物だった。
コントロール、クロックパーミッションといったデッキタイプを問わず青の必須カードという地位を確立し、「最も多く使われた土地以外のカード」というお墨付きと共に2021年10月14日より一時停止。その後順当に[[禁止指定>禁止カード(MTG)]]された。
**亜種例
#blockquote{&font(b,#0000ff){差し戻し / Remand (1)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
}
打ち消した後手札に戻すが、キャントリップとなった亜種。
軽い呪文を戻してもすぐに再利用されてしまうため、【クロックパーミッション】系統のデッキで時間稼ぎのために用いられることが多い。
#blockquote{&font(b,#0000ff){邪魔 / Hinder (1)(青)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、そのカードをオーナーの墓地に置く代わりにそのプレイヤーのライブラリーの一番上か一番下に置く。
}
打ち消した呪文を持ち主のライブラリーの1番上か1番下に移動。一番下に置けばフラッシュバックなどでの再利用を阻止でき、一番上に置けばドローロックのように使える。
#blockquote{&font(b,#0000ff){遅延 / Delay (1)(青)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりそれが打ち消された場合、それをオーナーの墓地に置く代わりに時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。それが待機を持っていない場合、それは待機を得る。(オーナーのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなくプレイする。それがクリーチャーである場合、それは速攻を持つ。)
}
かなり長ったらしいテキストだが、要するに唱えるのを3ターン先送りにする亜種。
時間稼ぎとしては有効に見えるが、キャントリップではなく相手が唱える時にマナは必要ないため、《記憶の欠落》と《差し戻し》の悪いとこ取りとなっている感が否めない。そのため、《差し戻し》と共存していたこともあって目立った活躍はできなかった。
#blockquote{&font(b,#aaaa99){確実性の欠落/Lapse of Certainty (2)(白)}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
}
記憶の欠落と同効果。重いが白単色などで運用できるのがメリット。
&font(b,#0000ff){おお、追記なら考えていたとも。}
&font(b,#0000ff){だが、残念。どこかに置き忘れてしまったらしい。}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 遊戯王的に考えると強すぎるカードだけど、mtg的にはそこまででもないカード -- 名無しさん (2014-06-14 14:19:12)
- でも捕海と比較しても充分強いんだよなぁ… -- 名無しさん (2015-06-21 00:12:35)
- フラッシュバックなどの追放先や墓地に落ちると効果的なやつとか一時的なマナ加速から出てくる呪文を叩き落とし、タイムアドバンテージを取れるのはデカイ、確定カウンターの方が強いが無色マナ含めてるから変わり谷みたいな無色マナしか出せないやつを立たせておいても打てるのが強い -- 名無しさん (2015-07-12 19:04:17)
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