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ロックマンエグゼ(漫画版) - (2025/03/21 (金) 14:41:33) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2012/06/24 Sun 15:16:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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[[コロコロコミック]]で2001年2月号から2006年9月号まで連載された鷹岬 諒による『[[ロックマンエグゼシリーズ]]』の漫画版。
単行本は全13巻が発売された。その後、復刊ドットコムより各種番外編や、新規書き下ろし漫画などを収録した新装版が全8巻で発売された。
*概要
連載初期は[[ゲーム]]に忠実なストーリー展開(ところどころでオリジナルも多々)ではあるが、中盤からはゲームとは全く違うオリジナルストーリーになっている。(例:ワイリーの出番が[[ドリームウイルス>ドリームウイルス(ロックマンエグゼ)]]を倒してから後の展開で存在しない等)また、キャラクターの性格もゲーム版や[[アニメ版>ロックマンエグゼ(アニメ)]]とは少し異なる。作者曰く「熱斗はゲームより熱血で、ロックマンはゲームやアニメより性格が悪い((実際、1話からして熱斗と一緒にデカオとガッツマンをバカにするなどゲームやアニメを見ていた人からしてみれば信じられない言動をとっている。ただし、ゲームでも初代では熱斗や炎山に嫌味を言うなど本作ほどではないが皮肉屋な面はあったため本作独自の一面というわけではなく、どちらかと言えば初代の皮肉屋の一面を誇張表現したといった方が正しい。))」とのこと。
しかし、漫画版の展開ならではの壮大なストーリーや迫力のあるバトル、そしてネットナビやオペレーター同士の掛け合いが熱く、当時コロコロコミックで連載されてた作品の中でも指折りの良作品である。
後述するが、ナンバリングを越えた設定が飛び交うこともあるため、そういう一種のクロスオーバー要素も魅力的である。
その他の漫画版としては、『[[バトルストーリーロックマンエグゼ]]』がある。ちなみに、共通点は&bold(){[[ゴスペル>ネットマフィア「ゴスペル」(ロックマンエグゼ)]]幹部の扱いが余りにも悪すぎる}ことである。ゲームのエグゼシリーズが新たに販売することに合わせて2023年3月に「同窓会編」として大人になった熱斗たちの同窓会を描いた新作が描き下ろされた。
*【主な登場キャラクター】
&bold(){・[[光熱斗]]}
本作の主人公。
初期の頃は学校の授業を途中で抜け出したり、[[火野ケンイチ]]と共に教育庁ホームページへのハッキングし(ロックマンは当然ながら拒否したため、自分で量産型のネットナビを使った)、ロックマンに偽造用のダミーチップを使って社会科見学の電車の行き先を勝手に変えるといった行為を行うなどかなりの非行少年だったが、[[ドリームウイルス>ドリームウイルス(ロックマンエグゼ)]]事件を解決した後はそうした面は目立たなくなり、熱血要素が強くなっていった。
ゲームの「エグゼ2」の発売より前に[[オフィシャルネットバトラー]]になる。
ロックマンのことを「ロック」と呼称したり(これは父親の光祐一朗なども含む)、父親である祐一朗を「父さん」と呼ぶこともあるなど、性格の若干の違いなどからゲーム版やアニメ版とも違う呼び名を使うこともある。
今作では、ヘリから直接 飛び移ったりする凄まじい身体能力を持つが、無茶をすることが多いからか、結構 流血することもある。幾度となくピンチに晒されるロックマンを救うために生身で電脳世界に行くなど、熱い活躍が多くある。劇中ではフルシンクロが重要視されていたので、何度もロックマンと一体化した。
&bold(){・[[ロックマンEXE>ロックマン(ロックマンエグゼ)]]}
父親の祐一朗がプログラミングした特別なネットナビで、最強の[[サイトスタイル]]に変身すると顔つきや性格が変わる。
なお誕生の秘密は原作と同様だが、熱斗はおろか本人も最終話まで知らないまま、ということになっている。
作中では、敵に捕まったり、敵に操られたり、熱斗の側を離れ、あげく敵になるなどピンチになる場面が多々ある。「エグゼ2編」の初期に&bold(){サイトスタイル}の力を入手する。[[ブルース>ブルース(ロックマンエグゼ)]]との対戦を経て、すぐにゴスペルとの最終決戦となった。[[フォルテ]]との戦いのダメージでサイトスタイルの変身が解除されて消去(デリート)されかかるが、不完全ながらも右腕にサイトスタイルの力を集約したことによる&color(#F54738){人差し指からのビーム}で辛くも勝利する。
「エグゼ3編」では、サイトスタイルに変身して[[ファイアマン>ファイアマン(ロックマンエグゼ)]]が変貌した[[フレイムマン>フレイムマン(ロックマンエグゼ)]]と交戦するも、闇の力でサイトスタイルが解除されてしまう。直後、闇の力によって全てのネットナビが実体化するのに合わせて実体化する。闇の力の対策として、前述の右腕にサイトスタイルの力を集約させて戦う。
[[セレナード>セレナード(ロックマンエグゼ)]]との戦いでは、セレナードの結界が闇の力をはじくことを利用してサイトスタイルで戦えたが全くかなわずに敗北し、サイトスタイルは[[バグスタイル]]のような姿になってしまった。その後、セレナードを打ち負かした[[フォルテGS]]を[[ブルースソウル]]に変身して撃破する。
「5編」のラストでは[[獣化(ビーストアウト)]]の力を得る。
「6編」では[[グレイガとファルザー>電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー]]の融合体によって獣化の力を奪われてしまう。
&bold(){・桜井メイル}
&bold(){・大山デカオ}
&bold(){・綾小路やいと}
熱斗のクラスメイト達。
序盤はレギュラーキャラだったのだが、次第に熱斗たちの日常の側で起きる悪事からバトル中心のストーリーにシフトしたため、ゴスペル編の後は殆ど出番が無い。
ネットナビの「デリート」を重く扱ったナンバーマンVSガッツマン、ショックで一時的にフルシンクロしてインテリ化したデカオ&ガッツマン、船上パーティでドレス姿を披露したメイル、電脳獣編で久々に登場してヒロインやってたロール、等要所で見せ場はある。
&bold(){・大園まり子}
熱斗のクラスの担任。
原作の優しい性格の教師とは違い、鬼になって熱斗を叱ったり、遅れた授業を取り戻そうと、1コマの授業で算数、日本史、英語を並行してやるというチート技を披露する。無論、生徒は授業についていけない。
というか、ついていけたら凄い。
&bold(){・[[伊集院炎山]]}
熱斗の[[ライバル]]。
クールな性格は原作とは変わっていないが、中盤ではクールとは裏腹な熱い一面も見せる。ナビの[[ブルース>ブルース(ロックマンエグゼ)]]は漫画版だけのオリジナルの技を含め、6巻から完全オリジナルの&color(#F54738){ムラマサスタイル}が登場するなど、作者の贔屓が凄い。※ちなみにムラマサスタイルは最初は猛威を振るうが、すぐに衰退。あげく次巻の7巻で退場と中々の不遇っぷりである。
「エグゼ4」の[[ユーモアセンス>ユーモアセンス系プログラム(ロックマンエグゼ)]]のネタの一つ&color(#F54738){「炎山の頭は卵の殻をかぶっている」}というネタは漫画版が初出である。つまり、漫画版からゲームに逆輸入されたネタなのである。
全ての事件が解決した後、熱斗と最終決戦。
ムラマサスタイルでこそなかったものの、[[ムラマサ]]を使用。
刀の刃だけが3枚になるというなかなかのトンデモ仕様(…というか、斬る力の合計は変わらないのに、そこまで意味があるのか……?)
ロックマンの腹部を貫いたが、ロックマンは右腕だけ獣化させて腹部を貫いため、引き分けに終わる。熱斗とロックマンが新たな力を得るたびに戦力差が広がっていたが、&bold(){実は熱斗&ロックマン相手には無敗である}。
・&bold(){[[フォルテ>フォルテ(ロックマンエグゼ)]]}
「[[ゲット・アビリティ・プログラム]]」の多様により、ゲーム以上の凄まじい活躍を見せる。原作では「エグゼ3」までしかストーリーに関わらなかったが、漫画ではそれ以降のエピソードでも重要キャラクターとして出番は多い。原作と違い、「エグゼ3」の終了時点でバグの影響で[[記憶喪失]]になっていないので、彼の原動力たる人間への復讐心を持ち続けたままの濃いキャラで物語が進む。彼の生い立ちや悲劇によって、癒えぬ渇きを持った彼の心情がロックマン達との出会いの中で次第に変化していく…
5巻でゲット・アビリティ・プログラムでサイトスタイルの力をコピーし、漫画オリジナルの&bold(){「&color(#F54738){フォルテ・サイトスタイル}」}に覚醒し、ロックマン・サイトスタイルを徹底的に打ちのめすなどの活躍を見せる。「エグゼ5」での隠しキャラ・[[フォルテクロスロックマン]]も、ゲット・アビリティ・プログラムによりロックマンを吸収して合体した姿(でもロックマン主体)として描かれている。しかし、実は「エグゼ4編」でダークロックマンが似たような変身をしていた。また、第12巻でもゲット・アビリティ・プログラムを利用して、ファルザーの力を吸収。漫画オリジナルの変身をとげる(こちらは後にバトルチップスタジアムで公式化という快挙)。
第6巻では彼の過去を描いた特別[[読み切り]]の『フォルテ 〜最強の証〜』が収録されており、フォルテファン感涙の出来となっている。この流れは流星のロックマン発売の頃の公式サイトを見るに公式公認である。また、特別読み切りの後日談を描いた『フォルテVSセレナード』もあるのだが、そちらは残念ながら単行本には未収録。
『ブルースVSフォルテ』と題されたバトルチップスタジアムを舞台とした外伝もあるものの、あくまで両者ともにコピープログラムであり、
しかもバグの影響ですぐに両者ともやられてしまうため、なかなかのタイトル詐欺である。
&bold(){・カーネル}
アメロッパ軍大佐・バレル大佐のナビ。
セレナードとは親友だったため、彼を消去(デリート)したフォルテを恨んでいる。また、ロックマンとフォルテの[[ソウルユニゾン]]を危惧していたため、ロックマンが一時アメロッパ軍に狙われることに。
「エグゼ6編」では、本来は[[WWW>WWW(ロックマンエグゼ)]]のナビとして登場する3体をアメロッパ軍の部下として従えて登場する。電脳獣グレイガと電脳獣ファルザーを倒す力をロックマンが持っているかを見極めた。
2014年には、Twitterにて作者によりセレナードとの出会いが描き下ろされた。
&bold(){・織田 警部補}
漫画版のオリジナルキャラで、ネットポリスの警部((名前のとおり元々は警部補だったが、WWWの一件を経て警部に昇進した。))。初登場は1巻で、それ以後も活躍する場面が多々ある。
親父ギャグが得意。シリアスな場面でも平気で親父ギャグを言う。所持しているナビも漫画オリジナル(「エグゼ3」の[[ヤマトマン>ヤマトマン(ロックマンエグゼ)]]と似たデザイン)で、活躍はゴスペル編までと扱いは不遇である。
ただし、どうやら織田とはフルシンクロできるようであり、隠れた実力者ではあった。
物語の途中で警視に昇格する。
「警視の目の前でテロを起こすなど…&bold(){けーしからん}!」
織田 警部補以外にも漫画オリジナルの個性豊かなキャラクターが多く登場するのも、この漫画版の魅力ではないだろうか。
*余談
ゲームの[[攻略本]]『[[究極攻略シリーズ]]』にも作者が描いた漫画が掲載されている。
また、後日談が読み切りとして掲載され、ロックマンとブルースがテラクラスの戦いを繰り広げた。
そして、「[[流星のロックマン>流星のロックマンシリーズ]]3」の発売当時、鷹岬先生が描いた流星3の漫画も2週限定でコロコロに掲載された。…え、流星2まで描いてた人!?お察し下さい。
ちなみに、『R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』には、ロックマン20周年を祝うイラストが掲載されており、
中には鷹岬先生を初めとしたエグゼ漫画を手掛けた先生達のイラストもある。
また、『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』にも先生方の描き下ろしイラストが載っている。
『R20+5』では他のロックマンシリーズのキャラも描いている。
なお、作中ではワイリーがドリームウイルス撃破後に死亡する(原作では6エピローグまで生存)、リーガルがフォルテに潜水艦諸共殺害される(ゲームでは記憶喪失ながら生存している)等、所々でゲーム版と違う(というか&bold(){ワイリーが死亡している時点で2以降のストーリーが成立たない})が、それはご愛嬌。
コロコロコミックの漫画としては珍しく[[下ネタ]]が存在しない正統派漫画なので、下ネタに抵抗がある方はご安心を。
作者の代表作だけあって、現在でも鷹岬氏のTwitterではよくエグゼの落書きが掲載されている。
後に別冊コロコロコミックSpecialに連載された『ももいろ討鬼伝モモタロウくん』では、主人公たちが見ていた心霊番組で熱斗と炎山らしきモブが登場しているが、
CAPCOMの許可を取れなかったので衣装などが変更になった旨を作者のTwitterで明かしており、ロックマンとブルースがコーディネートする落書きが描かれた。
追記・修正お願いします。
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[[コロコロコミック]]で2001年2月号から2006年9月号まで連載された鷹岬 諒による『[[ロックマンエグゼシリーズ]]』の漫画版。
単行本は全13巻が発売された。その後、復刊ドットコムより各種番外編や、新規書き下ろし漫画などを収録した新装版が全8巻で発売された。
*概要
連載初期は[[ゲーム]]に忠実なストーリー展開(ところどころでオリジナルも多々)ではあるが、中盤からはゲームとは全く違うオリジナルストーリーになっている。(例:ワイリーの出番が[[ドリームウイルス>ドリームウイルス(ロックマンエグゼ)]]を倒してから後の展開で存在しない等)また、キャラクターの性格もゲーム版や[[アニメ版>ロックマンエグゼ(アニメ)]]とは少し異なる。作者曰く「熱斗はゲームより熱血で、ロックマンはゲームやアニメより性格が悪い((実際、1話からして熱斗と一緒にデカオとガッツマンをバカにするなどゲームやアニメを見ていた人からしてみれば信じられない言動をとっている。ただし、ゲームでも初代では熱斗や炎山に嫌味を言うなど本作ほどではないが皮肉屋な面はあったため本作独自の一面というわけではなく、どちらかと言えば初代の皮肉屋の一面を誇張表現したといった方が正しい。))」とのこと。
しかし、漫画版の展開ならではの壮大なストーリーや迫力のあるバトル、そしてネットナビやオペレーター同士の掛け合いが熱く、当時コロコロコミックで連載されてた作品の中でも指折りの良作品である。
後述するが、ナンバリングを越えた設定が飛び交うこともあるため、そういう一種のクロスオーバー要素も魅力的である。
その他の漫画版としては、『[[バトルストーリーロックマンエグゼ]]』がある。ちなみに、共通点は&bold(){[[ゴスペル>ネットマフィア「ゴスペル」(ロックマンエグゼ)]]幹部の扱いが余りにも悪すぎる}ことである。ゲームのエグゼシリーズが新たに販売することに合わせて2023年3月に「同窓会編」として大人になった熱斗たちの同窓会を描いた新作が描き下ろされた。
*【主な登場キャラクター】
&bold(){・[[光熱斗]]}
本作の主人公。
初期の頃は学校の授業を途中で抜け出したり、[[火野ケンイチ]]と共に教育庁ホームページへのハッキングし(ロックマンは当然ながら拒否したため、自分で量産型のネットナビを使った)、ロックマンに偽造用のダミーチップを使って社会科見学の電車の行き先を勝手に変えるといった行為を行うなどかなりの非行少年だったが、[[ドリームウイルス>ドリームウイルス(ロックマンエグゼ)]]事件を解決した後はそうした面は目立たなくなり、熱血要素が強くなっていった。
ゲームの「エグゼ2」の発売より前に[[オフィシャルネットバトラー]]になる。
ロックマンのことを「ロック」と呼称したり(これは父親の光祐一朗なども含む)、父親である祐一朗を「父さん」と呼ぶこともあるなど、性格の若干の違いなどからゲーム版やアニメ版とも違う呼び名を使うこともある。
今作では、ヘリから直接飛び移ったりする凄まじい身体能力を持つが、無茶をすることが多いからか、結構 流血することもある。幾度となくピンチに晒されるロックマンを救うために生身で電脳世界に行くなど、熱い活躍が多くある。劇中ではフルシンクロが重要視されていたので、何度もロックマンと一体化した。
&bold(){・[[ロックマンEXE>ロックマン(ロックマンエグゼ)]]}
父親の祐一朗がプログラミングした特別なネットナビで、最強の[[サイトスタイル]]に変身すると顔つきや性格が変わる。
なお誕生の秘密は原作と同様だが、熱斗はおろか本人も最終話まで知らないまま、ということになっている。
作中では、敵に捕まったり、敵に操られたり、熱斗の側を離れ、あげく敵になるなどピンチになる場面が多々ある。「エグゼ2編」の初期に&bold(){サイトスタイル}の力を入手する。[[ブルース>ブルース(ロックマンエグゼ)]]との対戦を経て、すぐにゴスペルとの最終決戦となった。[[フォルテ]]との戦いのダメージでサイトスタイルの変身が解除されて消去(デリート)されかかるが、不完全ながらも右腕にサイトスタイルの力を集約したことによる&color(#F54738){人差し指からのビーム}で辛くも勝利する。
「エグゼ3編」では、サイトスタイルに変身して[[ファイアマン>ファイアマン(ロックマンエグゼ)]]が変貌した[[フレイムマン>フレイムマン(ロックマンエグゼ)]]と交戦するも、闇の力でサイトスタイルが解除されてしまう。直後、闇の力によって全てのネットナビが実体化するのに合わせて実体化する。闇の力の対策として、前述の右腕にサイトスタイルの力を集約させて戦う。
[[セレナード>セレナード(ロックマンエグゼ)]]との戦いでは、セレナードの結界が闇の力をはじくことを利用してサイトスタイルで戦えたが全くかなわずに敗北し、サイトスタイルは[[バグスタイル]]のような姿になってしまった。その後、セレナードを打ち負かした[[フォルテGS]]を[[ブルースソウル]]に変身して撃破する。
「5編」のラストでは[[獣化(ビーストアウト)]]の力を得る。
「6編」では[[グレイガとファルザー>電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー]]の融合体によって獣化の力を奪われてしまう。
&bold(){・桜井メイル}
&bold(){・大山デカオ}
&bold(){・綾小路やいと}
熱斗のクラスメイト達。
序盤はレギュラーキャラだったのだが、次第に熱斗たちの日常の側で起きる悪事からバトル中心のストーリーにシフトしたため、ゴスペル編の後は殆ど出番が無い。
ネットナビの「デリート」を重く扱ったナンバーマンVSガッツマン、ショックで一時的にフルシンクロしてインテリ化したデカオ&ガッツマン、船上パーティでドレス姿を披露したメイル、電脳獣編で久々に登場してヒロインやってたロール、等要所で見せ場はある。
&bold(){・大園まり子}
熱斗のクラスの担任。
原作の優しい性格の教師とは違い、鬼になって熱斗を叱ったり、遅れた授業を取り戻そうと、1コマの授業で算数、日本史、英語を並行してやるというチート技を披露する。無論、生徒は授業についていけない。
というか、ついていけたら凄い。
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熱斗の[[ライバル]]。
クールな性格は原作とは変わっていないが、中盤ではクールとは裏腹な熱い一面も見せる。ナビの[[ブルース>ブルース(ロックマンエグゼ)]]は漫画版だけのオリジナルの技を含め、6巻から完全オリジナルの&color(#F54738){ムラマサスタイル}が登場するなど、作者の贔屓が凄い。※ちなみにムラマサスタイルは最初は猛威を振るうが、すぐに衰退。あげく次巻の7巻で退場と中々の不遇っぷりである。
「エグゼ4」の[[ユーモアセンス>ユーモアセンス系プログラム(ロックマンエグゼ)]]のネタの一つ&color(#F54738){「炎山の頭は卵の殻をかぶっている」}というネタは漫画版が初出である。つまり、漫画版からゲームに逆輸入されたネタなのである。
全ての事件が解決した後、熱斗と最終決戦。
ムラマサスタイルでこそなかったものの、[[ムラマサ]]を使用。
刀の刃だけが3枚になるというなかなかのトンデモ仕様(…というか、斬る力の合計は変わらないのに、そこまで意味があるのか……?)
ロックマンの腹部を貫いたが、ロックマンは右腕だけ獣化させて腹部を貫いため、引き分けに終わる。熱斗とロックマンが新たな力を得るたびに戦力差が広がっていたが、&bold(){実は熱斗&ロックマン相手には無敗である}。
・&bold(){[[フォルテ>フォルテ(ロックマンエグゼ)]]}
「[[ゲット・アビリティ・プログラム]]」の多様により、ゲーム以上の凄まじい活躍を見せる。原作では「エグゼ3」までしかストーリーに関わらなかったが、漫画ではそれ以降のエピソードでも重要キャラクターとして出番は多い。原作と違い、「エグゼ3」の終了時点でバグの影響で[[記憶喪失]]になっていないので、彼の原動力たる人間への復讐心を持ち続けたままの濃いキャラで物語が進む。彼の生い立ちや悲劇によって、癒えぬ渇きを持った彼の心情がロックマン達との出会いの中で次第に変化していく…
5巻でゲット・アビリティ・プログラムでサイトスタイルの力をコピーし、漫画オリジナルの&bold(){「&color(#F54738){フォルテ・サイトスタイル}」}に覚醒し、ロックマン・サイトスタイルを徹底的に打ちのめすなどの活躍を見せる。「エグゼ5」での隠しキャラ・[[フォルテクロスロックマン]]も、ゲット・アビリティ・プログラムによりロックマンを吸収して合体した姿(でもロックマン主体)として描かれている。しかし、実は「エグゼ4編」でダークロックマンが似たような変身をしていた。また、第12巻でもゲット・アビリティ・プログラムを利用して、ファルザーの力を吸収。漫画オリジナルの変身をとげる(こちらは後にバトルチップスタジアムで公式化という快挙)。
第6巻では彼の過去を描いた特別[[読み切り]]の『フォルテ 〜最強の証〜』が収録されており、フォルテファン感涙の出来となっている。この流れは流星のロックマン発売の頃の公式サイトを見るに公式公認である。また、特別読み切りの後日談を描いた『フォルテVSセレナード』もあるのだが、そちらは残念ながら単行本には未収録。
『ブルースVSフォルテ』と題されたバトルチップスタジアムを舞台とした外伝もあるものの、あくまで両者ともにコピープログラムであり、
しかもバグの影響ですぐに両者ともやられてしまうため、なかなかのタイトル詐欺である。
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アメロッパ軍大佐・バレル大佐のナビ。
セレナードとは親友だったため、彼を消去(デリート)したフォルテを恨んでいる。また、ロックマンとフォルテの[[ソウルユニゾン]]を危惧していたため、ロックマンが一時アメロッパ軍に狙われることに。
「エグゼ6編」では、本来は[[WWW>WWW(ロックマンエグゼ)]]のナビとして登場する3体をアメロッパ軍の部下として従えて登場する。電脳獣グレイガと電脳獣ファルザーを倒す力をロックマンが持っているかを見極めた。
2014年には、Twitterにて作者によりセレナードとの出会いが描き下ろされた。
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漫画版のオリジナルキャラで、ネットポリスの警部((名前のとおり元々は警部補だったが、WWWの一件を経て警部に昇進した。))。初登場は1巻で、それ以後も活躍する場面が多々ある。
親父ギャグが得意。シリアスな場面でも平気で親父ギャグを言う。所持しているナビも漫画オリジナル(「エグゼ3」の[[ヤマトマン>ヤマトマン(ロックマンエグゼ)]]と似たデザイン)で、活躍はゴスペル編までと扱いは不遇である。
ただし、どうやら織田とはフルシンクロできるようであり、隠れた実力者ではあった。
物語の途中で警視に昇格する。
「警視の目の前でテロを起こすなど…&bold(){けーしからん}!」
織田 警部補以外にも漫画オリジナルの個性豊かなキャラクターが多く登場するのも、この漫画版の魅力ではないだろうか。
*余談
ゲームの[[攻略本]]『[[究極攻略シリーズ]]』にも作者が描いた漫画が掲載されている。
また、後日談が読み切りとして掲載され、ロックマンとブルースがテラクラスの戦いを繰り広げた。
そして、「[[流星のロックマン>流星のロックマンシリーズ]]3」の発売当時、鷹岬先生が描いた流星3の漫画も2週限定でコロコロに掲載された。…え、流星2まで描いてた人!?お察し下さい。
ちなみに、『R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』には、ロックマン20周年を祝うイラストが掲載されており、
中には鷹岬先生を初めとしたエグゼ漫画を手掛けた先生達のイラストもある。
また、『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』にも先生方の描き下ろしイラストが載っている。
『R20+5』では他のロックマンシリーズのキャラも描いている。
なお、作中ではワイリーがドリームウイルス撃破後に死亡する(原作では6エピローグまで生存)、リーガルがフォルテに潜水艦諸共殺害される(ゲームでは記憶喪失ながら生存している)等、所々でゲーム版と違う(というか&bold(){ワイリーが死亡している時点で2以降のストーリーが成立たない})が、それはご愛嬌。
コロコロコミックの漫画としては珍しく[[下ネタ]]が存在しない正統派漫画なので、下ネタに抵抗がある方はご安心を。
作者の代表作だけあって、現在でも鷹岬氏のTwitterではよくエグゼの落書きが掲載されている。
後に別冊コロコロコミックSpecialに連載された『ももいろ討鬼伝モモタロウくん』では、主人公たちが見ていた心霊番組で熱斗と炎山らしきモブが登場しているが、
CAPCOMの許可を取れなかったので衣装などが変更になった旨を作者のTwitterで明かしており、ロックマンとブルースがコーディネートする落書きが描かれた。
追記・修正お願いします。
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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