偽りの名 ゾルゲ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/12/31 Sat 09:16:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(25,b){&font(Blue){そのうち全ては}&font(red){我々のもの…。}&font(green){フフフ。}}} 《&bold(){偽りの名 ゾルゲ}》とは、[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]」のクリーチャー。 [[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]のDMR-03「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」に収録された1枚で、この弾初登場となる[[種族>種族(デュエル・マスターズ)]]「[[アンノウン>アンノウン(デュエル・マスターズ)]]」のクリーチャー。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *解説 |&font(15,b){&color(Blue){偽り}&color(red){の名} &color(green){ゾルゲ}} SR &color(Blue){水}/&color(red){火}/&color(green){自然}文明 (8)| |クリーチャー:アンノウン 8000| |■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。| |&bold(){&color(red){■このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。}}| |■W・ブレイカー| [[&color(Blue){水}>水文明(デュエル・マスターズ)]]・[[&color(red){火}>火文明(デュエル・マスターズ)]]・[[&color(green){自然}>自然文明(デュエル・マスターズ)]]文明の組み合わせのカードでは3枚目になる。 ややこしいことに名前に“偽りの名”とあるが、その読みは“コードネーム”。元ネタは非常に解りにくいが&bold(){ソ連軍の[[スパイ]]「リヒャルト・ゾルゲ」}。 小学生向けの[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]なのに、現実の[[スパイ]]を名前に使うとはタカラトミー… まあ、&color(red){熱血ボス!}とか&color(red){ヴァルボーグなう}をクリーチャーに付けられるよりは遥かにマシである。 イラストは海外絵師が担当。他のクリーチャーと比較しても&color(red){かなり異彩}。明らかに[[MtG>Magic the Gathering]]寄りのイラストである。 念を押すが、本来そのようなイラストは[[&color(purple){闇文明}>闇文明(デュエル・マスターズ)]]が本職である。 効果もやはり異彩。簡潔にすると&color(red){自分の出したクリーチャーのパワー分の除去火力が出すたびに使える}と言うもの。 この効果により、ゾルゲ自身が出た時にはパワー7500までなら一方的に破壊できる。当然、後続の出したクリーチャーのパワーが高いほど除去できる範囲が広がる。 なお、他にバトルを促す効果を持つカードには&color(Blue){《ファンタジー・ハート》}、&color(Blue){《キサナティック・X》}や、&color(red){《爆竜トルネードシヴァXX》}等がある。 この効果に一番喜んだのは[[&color(red){《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》}>時空の火焔ボルシャック・ドラゴン/勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス]]だろう。 パワー5500以下のクリーチャーがいる時に[[超次元>超次元(DM)]]から呼び出せば、ボルシャックがバトルに勝ち、&color(red){《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》}に即座に覚醒することができる。 そのため、ハマれば&bold(){&color(red){5マナからのT・ブレイカー&6000火力×2}}を叩き出せる。 さらに、[[&color(purple){《死神明王バロム・モナーク》}>悪魔神バロム]]と組み合わせて無限に墓地から[[リアニメイト>リアニメイト(TCG)]]、効果を何回も使いまわすイヤらしいコンボも開発されたりもする。 ただし、バトルを促す効果には[[弱点]]もあることに要注意。 相手の場に何もいなければただのカカシになってしまい、いたとしても効果に選ばれないアンタッチャブルやパワーが高いクリーチャーだったら意味がない。 間違っても相手の[[&color(red){《レッド・ABYTHEN・カイザー》}>シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン]]を選んだりしないこと。 &bold(){&color(red){あなたのマナが消滅します。}} また、文明的に構築が難しいのにも注意。同弾に収録された&color(Blue){《超電磁コスモ・セブΛ》}が非常に強力なので、力を発揮するには一工夫が必要である。 総合的に見ると、癖が強く[[上級者向け]]のカードだが、一旦はまってしまえば非常に強力な一枚である。 収録後しばらくして、その特殊な効果を生かしたゾルゲループと呼ばれる&color(red){即死コンボ}が開発された。 かなり複雑な処理を行うので詳細は省くが、 ・同じくアンノウンである[[&color(purple){《偽りの名 ジェームズ》}>偽りの名 ジェームズ]]の効果を併用し、&color(purple){《黒神龍ザルバ》}をループさせ、[[相手の山札を尽きさせる>デッキ破壊(TCG)]]&color(purple){「アンノウン型」}。 ・[[&color(red){《紅蓮の怒} &color(green){鬼柳院 刃》}>バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ]]を使い、ハンター・サイキック・クリーチャーをループさせ、[[&color(purple){《ヴォルグ・サンダー》}>ヴォルグ・サンダー]]の効果で[[山札>デッキ/山札(TCG)]]を削りきる&color(red){「ハンター型」}。 の、二種類がある。 ちなみに、この「ハンター型」、後に【[[紅蓮ゾルゲ>紅蓮ゾルゲ(DM)]]】と呼ばれるデッキは、コンボに&bold(){[[&color(brown){カレーパン}>遊びだよ!切札一家なう!/カレーパン・マスター 切札勝太]]}が絡んだり、&bold(){既に死んでいる味方クリーチャーを集団リンチしたり}と、かなりカオスなことになっている。 このコンボのせいで環境が大荒れ。さすがに公式もまずいと判断し、[[プレミアム殿堂コンビ>プレミアム殿堂(デュエル・マスターズ)]]に指定されてしまった。 *派生カード それからおよそ背景ストーリー上で一万年後、[[エピソード3>エピソード3(デュエル・マスターズ)]]にて彼に似たクリーチャーが姿を現した。 |&font(15,b){&color(Blue){偽りなし}&color(red){ゾルゲ} &color(green){ⅩⅢ}} SR &color(Blue){水}/&color(red){火}/&color(green){自然}文明 (8)| |クリーチャー:アウトレイジ 8000| |■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。| |&bold(){&color(red){■このクリーチャーまたは自分の他のアウトレイジをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。}}| |&bold(){&color(Blue){■自分のアウトレイジがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。}}| |■W・ブレイカー| DMX-15「フルホイルVSパック」に新たに登場したゾルゲは[[アウトレイジ>アウトレイジ(デュエル・マスターズ)]]になって収録された。 こちらには“偽りなし”とあるが、その読みは“コード&bold(){レス}”。ややこしい名前は相変わらずである。 かつてのゾルゲとの違いは種族のみではなく、バトル関連の能力にも出ている。 まず、能力によってバトルができるのはアウトレイジのみとなっている。 [[&color(red){《百万超邪 クロスファイア》}>百万超邪 クロスファイア]]や、[[&color(red){《暴走龍 5000GT》}>暴走龍 5000GT]]等のコスト軽減ができる大型クリーチャーとは相性は良いものの、アウトレイジの大半は[[ビートダウン>ビートダウン(TCG)]]向けの者が多いのでやや扱いにくい。 その欠点を補うように、アウトレイジがバトルに勝つと[[ドローが出来る>ドローソース(TCG)]]効果を持つようになった。 上記した効果以外のタイミングでも発動が可能となっており、ⅩⅢを扱うならばこの能力を活かした[[デッキ構築>デッキ構築(TCG)]]にしたいところである。 余談だが、この時代にはかつてゾルゲを倒したフォーエバー・カイザーが&color(purple){《未知なる弾丸}&color(red){リュウセイ》}として、暗殺対象のプリンプリンは&color(green){《高貴心 プリン・プリンセス》}として存命している。 よりによって二人とも種族はこれまでの種族を捨ててアウトレイジになっている。ⅩⅢがゾルゲ本人とは決まっていないが、彼の身が心配である。 |&font(15,b){&color(Blue){偽}&color(red){爆}&color(green){電融} &color(Blue){ゾ}&color(green){ル}&color(red){ネードシヴァ}} SR &color(Blue){水}/&color(red){火}/&color(green){自然}文明 (9)| |クリーチャー:ディスペクター/アンノウン/フレイム・コマンド 23000| |EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)| |Q・ブレイカー| |自分のクリーチャーすべてに「マッハファイター」を与える。| |自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。その後、相手のシールドを1つブレイクしてもよい。| 《爆竜トルネードシヴァXX》とのディスペクターにされたゾルゲ。実は「味方同士で戦わせることができる」という共通点持ちだったりする。 性能は本家からバトルする要素を引き継いだシンプルな脳筋といった具合。自身のパワーも相まってほとんどの相手は殴り倒せるだろう。 だが、付与する能力が「マッハファイター」なのが実は重大な問題。マッハファイターは「このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる」という能力なので、&font(b){事前に並べた味方には何らメリットをもたらさない。}後続にこそ意味はあるが、そもそも9マナのクリーチャーを出すならば勝敗を決する性能を期待したい。 同マナ、同色に[[禁断竜王 Vol-Val-8]]がいるのもあって、あえてこれを使う理由は乏しい。 *[[デュエル・マスターズ プレイス]] DMPP-17「ライジング・アライズ -希望の王女-」にて収録。元々のカードパワーが適度に高いためか、TCG版から性能・レアリティ共に変更点はない。 しかし、性能以上に注目を浴びたのが石黒氏によるボイス。黒幕っぽい台詞から激昂した際の小物臭い台詞まで幅広く熱演しているのだが、ボイスには何と「[[カレーパン]]はどこかな?」という発言があり、[[カレーパン]]好きな設定が反映されている。 しかもシティバトルでは勝太がゾルゲを使用してくる。 [[カレーパン]]を求めるゾルゲの台詞と勝太の[[カレーパン]]好き設定が噛み合いすぎており、本来のゾルゲは敵役なのに勝太の相棒枠の1枚っぽく見えるから困る。 *背景ストーリー 背景ストーリー及び[[漫画]]「ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ」では、エイリアンを操り[[戦争]]を起こした[[エピソード1>エピソード1(デュエル・マスターズ)]]の黒幕として登場する。 [[ハンター>ハンター(デュエル・マスターズ)]]でも[[エイリアン>エイリアン(デュエル・マスターズ)]]でもないアンノウンであるゾルゲは、&color(purple){《エイリアン・}&color(red){ファーザー》}の右腕に成り済ましてパンドラ・スペースに潜入。 &bold(){「妻の&color(coral){《マザー・}&font(#0000ff){エイリアン》}、娘の[[&color(green){《永遠のプリンプリン》}>永遠のプリンプリン]]がハンターに誘拐された」} と、[[嘘]]の情報をファーザーに伝えて戦争を引き起こした。 (ちなみにマザーは[[暗殺]]されかけて瀕死状態に、プリンプリンは[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]に逃げ込んだ) その後、逃げたプリンプリンを追い、自身も[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]へ。 が、すでに[[&color(red){《流星のフォーエバー・カイザー》}>永遠のリュウセイ・カイザー]]等ハンター達が彼女とマザーエイリアン両者を保護していた。 そこで、自身の正体がばれていないのを利用し、プリンプリンの&bold(){召使「リヒャルト」}として接近、ハンターとエイリアンの和平を申し出る。 同時に機会をうかがい、隙をついてプリンプリンの肩を貫き、自分たちアンノウンの野望を語る。 が、そのことへの怒りからフォーエバー・カイザーが、&color(red){《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》}へ覚醒リンクしてしまい、彼にそのまま倒された。 なお、このことを同じアンノウンである[[&color(green){《偽りの名 13》}>偽りの名 13]]からは&bold(){&color(green){「無様な失態」「所詮ゾルゲはその程度だったのだ」}}と酷評されている。 ちなみに、「超全集E1」で上記《星龍王》の下りが背景ストーリーまとめに書かれているが、 #center(){&bold(){『「リュウセイドラゴン」の[[炎>火]]がゾルゲを焼きつくす。しかし、社会のダニを一匹消したところで~』}} となっていたことから、これ以降ゾルゲを&bold(){社会のダニ}と呼ぶプレイヤーも増えた。 ゾルゲさん公式でいじめられ過ぎである。 ちなみに、リヒャルトとして活動していた際には&bold(){カレーパンを何よりも好み、隠れて永遠に食べていた}ことがパンドラ王家に伝わる歴史として記録されている。&font(l){言い逃れ不可避な後付け設定だが} 潜入する前から好きだったのか潜入してから食して好きになったのかは不明だが、他のエピソード1アンノウンと比較するとコミカルな一面があったと言える…。まあだからこそ13などからすれば「所詮その程度」だったのかもしれないが…。 **[[王来篇>王来篇(デュエル・マスターズ)]] [[ディスペクター>ディスペクター(デュエル・マスターズ)]]の1体《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》と化して[[ゲンムエンペラー>∞龍 ゲンムエンペラー]]と対峙し、全ての行動が罠であり、迂闊な攻撃は敗北を意味すると謳われる策略で迎え撃つ。 ……が、相手が脳筋の化身ことゲンムエンペラーだったのが運の尽き。全ての罠を突撃してきたゲンムエンペラーの夢幻の無に取り込まれて自身も両断され、EXライフで再生する間もなく細切れにされてしまった。 なおフレーバーテキストでは『罠に頼るのは肉弾戦に弱いと白状するようなもの』と称されている。&font(b){仮にも23000ものパワーで。} そりゃあパワー∞と比べたらみんなモヤシみたいなものでしょうけど…… **デュエル・マスターズ プレイス エピソード1のアンノウンには[[二つ名]]が存在しているが、ゾルゲは「扇動のアンノウン」ということが明かされている。 こちらの世界線でも基本的にはTCG版同様の動きをしており、最終的に星龍王に一瞬で焼き尽くされた。 #center{&font(b){&font(Blue){そのうち全ての項目は}&font(red){我々のもの・・・。フフフ。}&font(green){&br()――偽りの名 ゾルゲ}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 社会のダニは公式だっけな。 -- 名無しさん (2013-11-06 00:54:37) - ↑背景ストーリー漫画作者の伊原しげかつ先生も認知されてるようで…そしてゾルゲⅩⅢ、今度は高貴心プリンと相性が良いとは相変わらず汚い -- 名無しさん (2013-11-07 17:42:23) - ゾルゲール哲氏は関係ないタグではないだろうか -- 名無しさん (2013-11-09 15:50:46) - ↑サンダーフォースは俺のもの…。 -- 名無しさん (2014-09-08 12:40:51) - ↑サンダーフォースとは関係ないネタもゾルゲ被害者の物。あれは正直類が友を呼んだんだと思うぞ?TF信者の手当たり次第の過去作神格化(+TAMAYO吊るし上げ+発売前のダラバーdis)を見てると。そしてこの記事にも出張ってる件。 -- 名無しさん (2014-11-21 20:47:53) - 関係ないタグ除去っといた。 -- 名無しさん (2014-11-26 08:53:53) - 実在したスパイの名前が元になってるのはこれだけか…ローレンスとかきてもいいのに -- 名無しさん (2016-02-05 17:07:32) - クリーチャー世界の対立厨だな -- 名無しさん (2016-03-10 20:06:44) - 最近はバトル能力繫がりかトルネードシヴァと「電融」させられた模様 -- 名無しさん (2022-01-07 22:38:00) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/12/31 Sat 09:16:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(25,b){&font(Blue){そのうち全ては}&font(red){我々のもの…。}&font(green){フフフ。}}} 《&bold(){偽りの名 ゾルゲ}》とは、[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]」のクリーチャー。 [[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]のDMR-03「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」に収録された1枚で、この弾初登場となる[[種族>種族(デュエル・マスターズ)]]「[[アンノウン>アンノウン(デュエル・マスターズ)]]」のクリーチャー。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *解説 |&font(15,b){&color(Blue){偽り}&color(red){の名} &color(green){ゾルゲ}} SR &color(Blue){水}/&color(red){火}/&color(green){自然}文明 (8)| |クリーチャー:アンノウン 8000| |■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。| |&bold(){&color(red){■このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。}}| |■W・ブレイカー| [[&color(Blue){水}>水文明(デュエル・マスターズ)]]・[[&color(red){火}>火文明(デュエル・マスターズ)]]・[[&color(green){自然}>自然文明(デュエル・マスターズ)]]文明の組み合わせのカードでは3枚目になる。 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Vol-Val-8]]がいるのもあって、あえてこれを使う理由は乏しい。 *[[デュエル・マスターズ プレイス]] DMPP-17「ライジング・アライズ -希望の王女-」にて収録。元々のカードパワーが適度に高いためか、TCG版から性能・レアリティ共に変更点はない。 しかし、性能以上に注目を浴びたのが石黒氏によるボイス。黒幕っぽい台詞から激昂した際の小物臭い台詞まで幅広く熱演しているのだが、ボイスには何と「[[カレーパン]]はどこかな?」という発言があり、[[カレーパン]]好きな設定が反映されている。 しかもシティバトルでは勝太がゾルゲを使用してくる。 [[カレーパン]]を求めるゾルゲの台詞と勝太の[[カレーパン]]好き設定が噛み合いすぎており、本来のゾルゲは敵役なのに勝太の相棒枠の1枚っぽく見えるから困る。 *背景ストーリー 背景ストーリー及び[[漫画]]「ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ」では、エイリアンを操り[[戦争]]を起こした[[エピソード1>エピソード1(デュエル・マスターズ)]]の黒幕として登場する。 [[ハンター>ハンター(デュエル・マスターズ)]]でも[[エイリアン>エイリアン(デュエル・マスターズ)]]でもないアンノウンであるゾルゲは、&color(purple){《エイリアン・}&color(red){ファーザー》}の右腕に成り済ましてパンドラ・スペースに潜入。 &bold(){「妻の&color(coral){《マザー・}&font(#0000ff){エイリアン》}、娘の[[&color(green){《永遠のプリンプリン》}>永遠のプリンプリン]]がハンターに誘拐された」} と、[[嘘]]の情報をファーザーに伝えて戦争を引き起こした。 (ちなみにマザーは[[暗殺]]されかけて瀕死状態に、プリンプリンは[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]に逃げ込んだ) その後、逃げたプリンプリンを追い、自身も[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]へ。 が、すでに[[&color(red){《流星のフォーエバー・カイザー》}>永遠のリュウセイ・カイザー]]等ハンター達が彼女とマザーエイリアン両者を保護していた。 そこで、自身の正体がばれていないのを利用し、プリンプリンの&bold(){召使「リヒャルト」}として接近、ハンターとエイリアンの和平を申し出る。 同時に機会をうかがい、隙をついてプリンプリンの肩を貫き、自分たちアンノウンの野望を語る。 が、そのことへの怒りからフォーエバー・カイザーが、&color(red){《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》}へ覚醒リンクしてしまい、彼にそのまま倒された。 なお、このことを同じアンノウンである[[&color(green){《偽りの名 13》}>偽りの名 13]]からは&bold(){&color(green){「無様な失態」「所詮ゾルゲはその程度だったのだ」}}と酷評されている。 ちなみに、「超全集E1」で上記《星龍王》の下りが背景ストーリーまとめに書かれているが、 #center(){&bold(){『「リュウセイドラゴン」の[[炎>火]]がゾルゲを焼きつくす。しかし、社会のダニを一匹消したところで~』}} となっていたことから、これ以降ゾルゲを&bold(){社会のダニ}と呼ぶプレイヤーも増えた。 ゾルゲさん公式でいじめられ過ぎである。 ちなみに、リヒャルトとして活動していた際には&bold(){カレーパンを何よりも好み、隠れて永遠に食べていた}ことがパンドラ王家に伝わる歴史として記録されている。&font(l){言い逃れ不可避な後付け設定だが} 潜入する前から好きだったのか潜入してから食して好きになったのかは不明だが、他のエピソード1アンノウンと比較するとコミカルな一面があったと言える…。まあだからこそ13などからすれば「所詮その程度」だったのかもしれないが…。 **[[王来篇>王来篇(デュエル・マスターズ)]] [[ディスペクター>ディスペクター(デュエル・マスターズ)]]の1体《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》と化して[[ゲンムエンペラー>∞龍 ゲンムエンペラー]]と対峙し、全ての行動が罠であり、迂闊な攻撃は敗北を意味すると謳われる策略で迎え撃つ。 ……が、相手が脳筋の化身ことゲンムエンペラーだったのが運の尽き。全ての罠を突撃してきたゲンムエンペラーの夢幻の無に取り込まれて自身も両断され、EXライフで再生する間もなく細切れにされてしまった。 なおフレーバーテキストでは『罠に頼るのは肉弾戦に弱いと白状するようなもの』と称されている。&font(b){仮にも23000ものパワーで。} そりゃあパワー∞と比べたらみんなモヤシみたいなものでしょうけど…… **デュエル・マスターズ プレイス エピソード1のアンノウンには[[二つ名]]が存在しているが、ゾルゲは「扇動のアンノウン」ということが明かされている。 こちらの世界線でも基本的にはTCG版同様の動きをしており、最終的に星龍王に一瞬で焼き尽くされた。 #center{&font(b){&font(Blue){そのうち全ての項目は}&font(red){我々のもの・・・。フフフ。}&font(green){&br()――偽りの名 ゾルゲ}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 社会のダニは公式だっけな。 -- 名無しさん (2013-11-06 00:54:37) - ↑背景ストーリー漫画作者の伊原しげかつ先生も認知されてるようで…そしてゾルゲⅩⅢ、今度は高貴心プリンと相性が良いとは相変わらず汚い -- 名無しさん (2013-11-07 17:42:23) - ゾルゲール哲氏は関係ないタグではないだろうか -- 名無しさん (2013-11-09 15:50:46) - ↑サンダーフォースは俺のもの…。 -- 名無しさん (2014-09-08 12:40:51) - ↑サンダーフォースとは関係ないネタもゾルゲ被害者の物。あれは正直類が友を呼んだんだと思うぞ?TF信者の手当たり次第の過去作神格化(+TAMAYO吊るし上げ+発売前のダラバーdis)を見てると。そしてこの記事にも出張ってる件。 -- 名無しさん (2014-11-21 20:47:53) - 関係ないタグ除去っといた。 -- 名無しさん (2014-11-26 08:53:53) - 実在したスパイの名前が元になってるのはこれだけか…ローレンスとかきてもいいのに -- 名無しさん (2016-02-05 17:07:32) - クリーチャー世界の対立厨だな -- 名無しさん (2016-03-10 20:06:44) - 最近はバトル能力繫がりかトルネードシヴァと「電融」させられた模様 -- 名無しさん (2022-01-07 22:38:00) #comment #areaedit(end) }

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