「宮本武蔵(装甲悪鬼村正)」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
宮本武蔵(装甲悪鬼村正) - (2025/03/21 (金) 06:23:40) の１つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}：2014/03/18 (火) 02:38:10
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 6 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){
何事も斬る縁と思ふこと
肝心ゆえ
}
『[[装甲悪鬼村正 魔界編]]』の登場人物。
「空から落ちてきた武者」の一人であり、今作の[[ラスボス]]。
◆人物
長く伸ばした黒髪と髭が特徴の男性。
作中では袴を身に着けているのみで上半身は裸だがそこには無数の傷跡が見て取れる。
かつては生身の剣豪として名を馳せ、武者としても当代最強と称されたほどの実力者。
主君を持たず流浪の生活を送っていたらしいがその目的は「兵法書の研鑚」。
武者の在り方も単なる蓄積の手段として捉えており、兵法書完成のためならば勝敗すら些末と言い切る恐ろしき修羅。
未だ見ぬ技を持つ強者と戦うことを望んでいるが、冒頭の台詞の通り挑んでくる者と刃を交えることに抵抗は見せない。
一般に知られる通り[[二刀流>二刀流／双刀・双剣]]を用いるが円明流を軸とした戦闘スタイルを持つ。
なお、召喚されたのが晩年であったため髪は白く年老いていたが現代に召喚された直後とある方法で若い肉体を取り戻している。
◆来歴
放浪の旅を続ける武蔵は兵法書のため強者と戦い続けていた。
そんな折、公儀隠密として現れた[[柳生十兵衛>柳生十兵衛(装甲悪鬼村正)]]と遭遇。
武庫たる江戸に下ることを拒み、逆に十兵衛すら人柱にすべく交戦。
既に老いていたにもかかわらず武蔵はその実力で十兵衛を圧倒するが、十兵衛の使用した「亡影」により双方深手を負うことになる。
そしてその戦闘の最中、時間跳躍により召喚されてしまい決着には至らず、更に両者が召喚された先の時間が異なっていたため
召喚された中でも最も遅く現代に現れた。
◆[[劔冑>劒冑]]
銘：武州五輪
所属：‐
生産国：不明
種別：真打／重拡装甲
時代：不明
兵装：大太刀、小太刀、脇差
仕様：汎用／白兵戦
合当理：熱量変換型単発火箭推進
独立形態：甲冑
陰義：術理吸収
誓約の口上：千日の稽古を劔(ちから)とし、万日の稽古を冑(まもり)とす。以って此れ我が劔冑なり
諸性能
甲鉄錬度：3
騎航推力：3
騎航速力：3
旋回性能：3
上昇性能：3
加速性能：3
身体強化：3
宮本武蔵が装甲する真打劔冑。神代の出来とも謂われる一品。
顔はシンプルなデザインだがその側面から生えた太く長い二本角と背面に円のように広がった母衣を持つ荘厳な姿。
その形状と仕手が大柄なこともあって装甲時には凄まじい威圧感を放つ。
陰義「&bold(){術理吸収}」は他の劔冑が持つ陰義や様々な兵装を再現し習得することが出来るという恐ろしい能力。
使用時には口の装甲が展開する他、その術技に応じて甲鉄の一部が変形する。
「陰義をコピーする陰義」という意味では[[正宗>正宗(装甲悪鬼村正)]]の「因果応報・天罰覿面」に似ているが、
正宗は受けた陰義をそのまま返すのに対し武州五輪は一度習得した技は自由に発動出来るようになる。
反面、習得には「技の原理を理解する」必要があり、一度受けた技でも理解出来ないものは再現出来ず習得出来ない。
生前には「真の兵法とは戦闘経験の蓄積の果てに出来る」と信じこの陰義を用いて
「&bold(){超常と術理を編纂し、兵法として確立すること(誰でも扱えるようにすること)}」を目的に鍛造されたらしい。
しかし基本性能に突出した部分が無いためか武蔵が仕手になるまでは只々陰義と術理を吸収していただけだった。
武蔵の言う兵法とはこの劔冑のことであり、研鑚とは術理を集め吟味し真の兵法を完成させることを意味している。
尚、「武州五輪」という銘は武蔵に由るもの。
◇術技・兵装(劇中使用分のみ)
○古飛器式三番叟鶴舞(ことぶきしきさんばそうつるまい)
千代鶴國安の術技。
太刀を変形させた鎌が陰義「天上天下反転」によって、正面から放てば背後から直上より放てば直下から襲いかかる。
この効果は敵が放つ攻撃にも作用する。
○高速徹甲弾
六波羅との交戦で習得したと思われる次世代対武者用狙撃兵器。
背面が一部展開し発射される。
○天魔反(あまのがえし)
神代の作と伝えられる天魔反戈の術技。[[気象操作]]の陰義と思われるが詳細不明。
武蔵は複数の竜巻を収束させ巨大な槍として発動する。その威力は海に大穴を空ける程。しかも武蔵はこれを連発できる。
発動時には両腕が一回り巨大化する。
○懐剣
腕部の甲鉄から精製。史実でも晩年の武蔵が所持していたという。
【劇中の行動】
#center(){
我、強き武者を求む
}
景明が十兵衛を倒した直後、武蔵は[[親統坊>親統坊(装甲悪鬼村正)]]の下へと召喚される。
問答無用で親統坊を[[武蔵フィンガー>シャイニングガンダム]]の餌食にした武蔵はその亡骸から取り出した金神片を咀嚼し肉体を若返らせる(本人曰く「戯れ」)。
現場に来た[[景明>湊斗景明]]らとも遭遇するが[[茶々丸>足利茶々丸]]に「[[今川雷蝶]]はバカみたいに強い」と言われたため単身六波羅へと突撃。
[[雷蝶様>今川雷蝶]]と交戦するがそのまま近くの海岸に叩き落とされてしまう。雷蝶様すげー
その後契約完遂のため浜辺にやってきた景明と改めて対峙。
「(雷蝶に比べれば)あまり兵法の足しになりそうにない」と不満を漏らしつつも挑戦を受け、武州五輪を装甲。
戦闘を開始する。
#center(){
『我が劔冑に適う者、皆無』
『槍の宝蔵院、尾張の柳生、巖流も同じ』
『扨て、お前は如何に？』
}
亡影による傷を抱えていながら地上では二刀の攻めで脇差をへし折り、空中では正確な斬撃を見せ、
更にはこれまで吸収してきた様々な能力を嬉々として披露し景明を翻弄する武蔵。
そのまま海中に没した景明に大技・天魔反を放つが「[[穿>蒐窮一刀]]」により技をかき消され、続けて放たれた「威」で右手を切り落とされてしまう。
しかしそれに怒るどころか「面白い」と感心し笑う武蔵は左腕一本で[[村正>村正(装甲悪鬼村正)]]を地上に叩き落とし、衝撃で装甲を解除させる。
生身となり絶体絶命の景明に迫った武蔵は語る。
#center(){
&bold(){『死にたくば己を固めよ』}
「この俺に…死を受け入れる事など許されぬ」
&bold(){『ふっ』}
&font(#ff0000){&bold(){『ならば笑え』}}
「何…だと？」
&font(#ff0000){&bold(){『笑いて戦え』}}
&bold(){『己たらんとするは己が心を固めん！心を緩めよ！』}
}
迷いを未だ秘める景明に本性を晒せと迫る武蔵、そしてその刃受け止める村正。
#center(){
&font(#ff0000){&bold(){『笑え！笑え！笑え！笑え！笑え！笑え！笑え！笑え！』}}
&font(#ff0000){&bold(){『笑えええ』}}
}
そして遂に景明は一片の迷いを捨て去り『&font(#ff0000){&bold(){悪鬼}}』としての覚悟を顕し再度装甲、空中へと昇る。
「[[引辰制御(グラビトンコントロール)>銀星号(装甲悪鬼村正)]]」を発動した村正に対し片腕ながら互角にぶつかる五輪。
激しい空中戦を展開した両者だったが正面から振り下ろされた村正の野太刀が武州五輪を切り裂く。
が、
なんと&font(#ff0000){&bold(){直前に五輪から抜け出しその後方に隠れていた武蔵}}の太刀が景明に致命傷を与える。
しかし覚悟を固め悪鬼の笑みを浮かべた景明は先の刃を「[[燕返し>佐々木小次郎(剣豪)]]」へと繋げ武蔵はトドメの一太刀を受ける。
#center(){
宮本武蔵、破れたり
}
元の老いた姿に戻りながら笑う武蔵はそのまま浜辺に倒れ、死亡。
そして……
#center(){
《武州兵法五輪、完成致す》
}
銘：五輪書
所属：‐
生産国：不明
種別：真打／重拡装甲
時代：不明
兵装：大太刀、小太刀、脇差
仕様：汎用／白兵戦
合当理：‐
独立形態：甲冑
陰義：不明
誓約の口上：‐
諸性能
甲鉄錬度：5
騎航推力：5
騎航速力：5
旋回性能：5
上昇性能：5
加速性能：5
身体強化：5
武蔵の死を経て遂に完成した「死霊秘法(ネクロノミコン)」に並ぶ魔書。
仕手の技量に適した陰義を自ら選択する。
全ての陰義を使えるのは"魔王"か"英雄"のみだという。
主を失いながらも完成した世界大戦にすら通用する兵法書は浜辺で不気味に佇むのであった……
追記・修正は笑いながらお願いします
#include(テンプレ２)
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}
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- しかしネクロノミコンに並ぶと言われると幼女化するとしか思えなくなるなｗｗｗ -- 名無しさん (2014-03-18 09:13:12)
- 劣化ハンプティ・ダンプティ…って言うとなんだけど、とんでもねえ性能だよな。どんだけ蓄積してるんだか… -- 名無しさん (2014-03-18 09:49:17)
- ぶちゃけ使う人によっては銀星号よりヤバい。 -- 名無しさん (2014-03-18 14:37:09)
- 五輪ロケット、どうも前科があるみたいだし、なにげに過去一番劔冑使いが悪い人かもしれないｗ -- 名無しさん (2014-03-18 20:31:10)
- こいつって他の世界の異能とかも覚えるのかな。もしそうなら永劫の未完成とか云われそうだけど。 -- 名無しさん (2014-03-19 18:16:50)
- 未完成状態だと仕手次第で微妙か強敵に変わるが、完成したコイツは文字通り誰が使用しても強い劔冑。いくら高性能でも特定の者しか使いこなせない欠陥兵器と違い、凡人が使用しても天才が使用しても一定の戦果が出せるコレは武器として非常に優秀 -- 名無しさん (2014-03-19 19:19:23)
- 完成したこれを完全に使いこなせる人物が、「故人」と「並行世界人」と「将来の可能性」って云うのがまたなんとも。 -- 名無しさん (2014-03-25 09:14:41)
- それにしても五輪書は今後の作品で何かしら絡むのかな 明らか十全に使いこなせる人が限られてるんだけど、一応他の使い手でもそれなりの能力を引き出せるようだけど…… 基本スペックもスゲーし -- 名無しさん (2014-03-25 09:39:46)
- 性能が平均的でそれほど高くない（武州五輪のほう）のは、昔の作だからというのもあるけど、どんな技でも使えるように尖った性能を削った結果なのかな -- 名無しさん (2014-04-05 13:53:40)
- デザイン画見ると五輪の母衣ってちゃんと円形に繋がってるんだな -- 名無しさん (2014-04-05 23:03:10)
- ↑2 様々な技を吸収し使うには、尖った性能は邪魔ってことかもしれない。特殊な能力は陰義で大体どうにかなるし… -- 名無しさん (2014-04-05 23:33:22)
- これを完全に使いこなせる仕手は魔王(光)と英雄(光を殺す選択をした景明)の二人。将来の可能性としては武帝景明と英雄一条といったところか -- 名無しさん (2014-04-06 00:01:14)
- 仕手にも各々の勝ちパターンとかあるだろうから、「短所が無い」より「何か1つでも他より秀でた物がある」方を使いたがるよね。武蔵程の強者でもない限り。 -- 名無しさん (2014-04-12 14:42:53)
- 五輪 最初→強者以外使うと弱いよ 完成→誰が使っても最強最悪 なんだこれ・・・ -- 名無しさん (2014-04-19 03:12:00)
- 見つけ次第景明が破壊しそうな気がする。 -- 名無しさん (2014-05-03 14:49:33)
- 雷蝶さんなら使いこなせそう。 -- 名無しさん (2014-06-22 12:06:20)
- 武蔵戦いいぞーこれ -- なしま (2014-06-28 15:42:56)
- ↑3依頼に関わってきたら壊すかもしれんが何も無ければ何もしなさそう -- 名無しさん (2014-08-14 20:30:35)
- 武蔵戦の何がヤバいって、武蔵は積極的に景明を倒そうとしてないのに（部の研鑽が目的だから）それでも終始景明を圧倒してるところ。雷蝶様にたたき落とされた後向かってかなかったのも、ある程度雷蝶様の手を引き出して研鑽したからだろうし（しかもそれを喰らって無傷） -- 名無しさん (2014-08-23 14:13:44)
- 武蔵、陰義使わずに二刀で戦ったほうが絶対強いだろｗ -- 名無しさん (2014-08-23 16:20:24)
- 兵法として確立するってことは、もしかしたら数打に機能として再現して量産できるかもしれんのがヤバイ -- 名無しさん (2014-09-06 13:39:07)
- 設定資料集によるとちゃんと五輪は景明さんがお持ち帰りしたみたいね。っていうか自力で動けないのかよｗｗｗ -- 名無しさん (2014-09-06 13:45:11)
- 誰でも兵法として使えるけど、英雄魔王しか全てを引き出せないってのは編纂した兵法を複数人で共有でき -- 名無しさん (2014-10-07 23:31:51)
- かつ引き出せる兵法の数はその武者次第ってことなんだろうか -- 名無しさん (2014-10-07 23:33:30)
- この陰義ってNEEDLESSのZEROじゃないか。あっちも理解しなければ使えないし。 -- 名無しさん (2014-11-02 11:22:06)
- 他の劔冑もそうだけど、召喚された方じゃなくて作中の史実で武蔵が持ってたはずの武州五輪はどうなってんだろう？ -- 名無しさん (2014-11-29 13:35:07)
- しかしこの怪物を真っ向から叩き落とした雷蝶ってやっぱ化け物だったんだなー -- 名無しさん (2014-11-29 14:13:40)
- 正宗の陰義も仕手への肉体的・精神的負担が大きいけど少なくともある程度の技なら受けきれるだけの耐久力と再生力は劔冑側が備えてるんだよね。甲鉄強度も旋回性も平凡な武州で敵の攻撃を捌ききり尚且その術理を把握しなきゃいけないって仕手に求めるハードル高過ぎでしょう。 -- 名無しさん (2014-12-06 07:08:19)
- ↑ただ、そのハードルを超えることができるならチートとなるけどね。隠義吸収ではなく術理吸収だから相手の武装や兵器、技術も再現出来るし。 -- 名無しさん (2014-12-06 22:29:17)
- たしかにハードルは高いけど超えてしまったら村正シリーズに匹敵(あるいは凌駕)するチートになる。まさに宮本武蔵にふさわしい物だよな。 -- 名無しさん (2014-12-06 22:34:05)
- そういえば武蔵の口ぶりから察するに武州本来の機能とは別に肉体再生・甲鉄修復に関する術理もいくつか習得してるっぽいんだよね。なんだこれは...たまげたなぁ -- 名無しさん (2014-12-07 00:28:01)
- 甲鉄修復・・・べコベコ音を立てながら元に戻る・・・うっ、頭が・・・ -- 名無しさん (2015-04-27 16:49:32)
- 五輪という名に因んで全性能が五 五行とは正確には違うが 性能の数字が7つだから陰陽五行にもなる -- 名無しさん (2015-04-27 16:55:23)
- 五輪書は本編後の武帝が大国相手に引けを取ってない要因の一つかも？ -- 名無しさん (2015-06-15 23:31:42)
- 基礎操作まで備えたら、天下無敵にして史上最悪の劔冑と化してだろう……始祖でさえ全諸性能が五では無かった訳だしな… -- 名無しさん (2015-10-23 00:11:42)
- そういや作った奴誰なんだろ、稗田阿礼？編纂するで何となく思い浮かんだだけだが -- 名無しさん (2015-10-23 01:13:38)
- なんだァてめえ -- 名無しさん (2020-06-25 20:06:15)
- 武州兵法五輪 -- 名無しさん (2024-08-07 19:43:54)
- 武州兵法五輪、宇宙編での登場おめでとう！ -- 名無しさん (2024-08-07 19:44:52)
#comment
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&font(#6495ED){登録日}：2014/03/18 (火) 02:38:10
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&font(#6495ED){所要時間}：約 6 分で読めます
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#center(){
何事も斬る縁と思ふこと
肝心ゆえ
}
『[[装甲悪鬼村正 魔界編]]』の登場人物。
「空から落ちてきた武者」の一人であり、今作の[[ラスボス]]。
◆人物
長く伸ばした黒髪と髭が特徴の男性。
作中では袴を身に着けているのみで上半身は裸だがそこには無数の傷跡が見て取れる。
かつては生身の剣豪として名を馳せ、武者としても当代最強と称されたほどの実力者。
主君を持たず流浪の生活を送っていたらしいがその目的は「兵法書の研鑚」。
武者の在り方も単なる蓄積の手段として捉えており、兵法書完成のためならば勝敗すら些末と言い切る恐ろしき修羅。
未だ見ぬ技を持つ強者と戦うことを望んでいるが、冒頭の台詞の通り挑んでくる者と刃を交えることに抵抗は見せない。
一般に知られる通り[[二刀流>二刀流／双刀・双剣]]を用いるが円明流を軸とした戦闘スタイルを持つ。
なお、召喚されたのが晩年であったため髪は白く年老いていたが現代に召喚された直後とある方法で若い肉体を取り戻している。
◆来歴
放浪の旅を続ける武蔵は兵法書のため強者と戦い続けていた。
そんな折、公儀隠密として現れた[[柳生十兵衛>柳生十兵衛(装甲悪鬼村正)]]と遭遇。
武庫たる江戸に下ることを拒み、逆に十兵衛すら人柱にすべく交戦。
既に老いていたにもかかわらず武蔵はその実力で十兵衛を圧倒するが、十兵衛の使用した「亡影」により双方深手を負うことになる。
そしてその戦闘の最中、時間跳躍により召喚されてしまい決着には至らず、更に両者が召喚された先の時間が異なっていたため
召喚された中でも最も遅く現代に現れた。
◆[[劔冑>劒冑]]
銘：武州五輪
所属：‐
生産国：不明
種別：真打／重拡装甲
時代：不明
兵装：大太刀、小太刀、脇差
仕様：汎用／白兵戦
合当理：熱量変換型単発火箭推進
独立形態：甲冑
陰義：術理吸収
誓約の口上：千日の稽古を劔(ちから)とし、万日の稽古を冑(まもり)とす。以って此れ我が劔冑なり
諸性能
甲鉄錬度：3
騎航推力：3
騎航速力：3
旋回性能：3
上昇性能：3
加速性能：3
身体強化：3
宮本武蔵が装甲する真打劔冑。神代の出来とも謂われる一品。
顔はシンプルなデザインだがその側面から生えた太く長い二本角と背面に円のように広がった母衣を持つ荘厳な姿。
その形状と仕手が大柄なこともあって装甲時には凄まじい威圧感を放つ。
陰義「&bold(){術理吸収}」は他の劔冑が持つ陰義や様々な兵装を再現し習得することが出来るという恐ろしい能力。
使用時には口の装甲が展開する他、その術技に応じて甲鉄の一部が変形する。
「陰義をコピーする陰義」という意味では[[正宗>正宗(装甲悪鬼村正)]]の「因果応報・天罰覿面」に似ているが、
正宗は受けた陰義をそのまま返すのに対し武州五輪は一度習得した技は自由に発動出来るようになる。
反面、習得には「技の原理を理解する」必要があり、一度受けた技でも理解出来ないものは再現出来ず習得出来ない。
生前には「真の兵法とは戦闘経験の蓄積の果てに出来る」と信じこの陰義を用いて
「&bold(){超常と術理を編纂し、兵法として確立すること(誰でも扱えるようにすること)}」を目的に鍛造されたらしい。
しかし基本性能に突出した部分が無いためか武蔵が仕手になるまでは只々陰義と術理を吸収していただけだった。
武蔵の言う兵法とはこの劔冑のことであり、研鑚とは術理を集め吟味し真の兵法を完成させることを意味している。
尚、「武州五輪」という銘は武蔵に由るもの。
◇術技・兵装(劇中使用分のみ)
○古飛器式三番叟鶴舞(ことぶきしきさんばそうつるまい)
千代鶴國安の術技。
太刀を変形させた鎌が陰義「天上天下反転」によって、正面から放てば背後から直上より放てば直下から襲いかかる。
この効果は敵が放つ攻撃にも作用する。
○高速徹甲弾
六波羅との交戦で習得したと思われる次世代対武者用狙撃兵器。
背面が一部展開し発射される。
○天魔反(あまのがえし)
神代の作と伝えられる天魔反戈の術技。[[気象操作]]の陰義と思われるが詳細不明。
武蔵は複数の竜巻を収束させ巨大な槍として発動する。その威力は海に大穴を空ける程。しかも武蔵はこれを連発できる。
発動時には両腕が一回り巨大化する。
○懐剣
腕部の甲鉄から精製。史実でも晩年の武蔵が所持していたという。
【劇中の行動】
#center(){
我、強き武者を求む
}
景明が十兵衛を倒した直後、武蔵は[[親統坊>親統坊(装甲悪鬼村正)]]の下へと召喚される。
問答無用で親統坊を[[武蔵フィンガー>シャイニングガンダム]]の餌食にした武蔵はその亡骸から取り出した金神片を咀嚼し肉体を若返らせる(本人曰く「戯れ」)。
現場に来た[[景明>湊斗景明]]らとも遭遇するが[[茶々丸>足利茶々丸]]に「[[今川雷蝶]]はバカみたいに強い」と言われたため単身六波羅へと突撃。
[[雷蝶様>今川雷蝶]]と交戦するがそのまま近くの海岸に叩き落とされてしまう。雷蝶様すげー
その後契約完遂のため浜辺にやってきた景明と改めて対峙。
「(雷蝶に比べれば)あまり兵法の足しになりそうにない」と不満を漏らしつつも挑戦を受け、武州五輪を装甲。
戦闘を開始する。
#center(){
『我が劔冑に適う者、皆無』
『槍の宝蔵院、尾張の柳生、巖流も同じ』
『扨て、お前は如何に？』
}
亡影による傷を抱えていながら地上では二刀の攻めで脇差をへし折り、空中では正確な斬撃を見せ、
更にはこれまで吸収してきた様々な能力を嬉々として披露し景明を翻弄する武蔵。
そのまま海中に没した景明に大技・天魔反を放つが「[[穿>蒐窮一刀]]」により技をかき消され、続けて放たれた「威」で右手を切り落とされてしまう。
しかしそれに怒るどころか「面白い」と感心し笑う武蔵は左腕一本で[[村正>村正(装甲悪鬼村正)]]を地上に叩き落とし、衝撃で装甲を解除させる。
生身となり絶体絶命の景明に迫った武蔵は語る。
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&bold(){『死にたくば己を固めよ』}
「この俺に…死を受け入れる事など許されぬ」
&bold(){『ふっ』}
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「何…だと？」
&font(#ff0000){&bold(){『笑いて戦え』}}
&bold(){『己たらんとするは己が心を固めん！心を緩めよ！』}
}
迷いを未だ秘める景明に本性を晒せと迫る武蔵、そしてその刃受け止める村正。
#center(){
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&font(#ff0000){&bold(){『笑えええ』}}
}
そして遂に景明は一片の迷いを捨て去り『&font(#ff0000){&bold(){悪鬼}}』としての覚悟を顕し再度装甲、空中へと昇る。
「[[引辰制御(グラビトンコントロール)>銀星号(装甲悪鬼村正)]]」を発動した村正に対し片腕ながら互角にぶつかる五輪。
激しい空中戦を展開した両者だったが正面から振り下ろされた村正の野太刀が武州五輪を切り裂く。
が、
なんと&font(#ff0000){&bold(){直前に五輪から抜け出しその後方に隠れていた武蔵}}の太刀が景明に致命傷を与える。
しかし覚悟を固め悪鬼の笑みを浮かべた景明は先の刃を「[[燕返し>佐々木小次郎(剣豪)]]」へと繋げ武蔵はトドメの一太刀を受ける。
#center(){
宮本武蔵、破れたり
}
元の老いた姿に戻りながら笑う武蔵はそのまま浜辺に倒れ、死亡。
そして……
#center(){
《武州兵法五輪、完成致す》
}
銘：五輪書
所属：‐
生産国：不明
種別：真打／重拡装甲
時代：不明
兵装：大太刀、小太刀、脇差
仕様：汎用／白兵戦
合当理：‐
独立形態：甲冑
陰義：不明
誓約の口上：‐
諸性能
甲鉄錬度：5
騎航推力：5
騎航速力：5
旋回性能：5
上昇性能：5
加速性能：5
身体強化：5
武蔵の死を経て遂に完成した「死霊秘法(ネクロノミコン)」に並ぶ魔書。
仕手の技量に適した陰義を自ら選択する。
全ての陰義を使えるのは"魔王"か"英雄"のみだという。
主を失いながらも完成した世界大戦にすら通用する兵法書は浜辺で不気味に佇むのであった……
追記・修正は笑いながらお願いします
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
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- しかしネクロノミコンに並ぶと言われると幼女化するとしか思えなくなるなｗｗｗ -- 名無しさん (2014-03-18 09:13:12)
- 劣化ハンプティ・ダンプティ…って言うとなんだけど、とんでもねえ性能だよな。どんだけ蓄積してるんだか… -- 名無しさん (2014-03-18 09:49:17)
- ぶちゃけ使う人によっては銀星号よりヤバい。 -- 名無しさん (2014-03-18 14:37:09)
- 五輪ロケット、どうも前科があるみたいだし、なにげに過去一番劔冑使いが悪い人かもしれないｗ -- 名無しさん (2014-03-18 20:31:10)
- こいつって他の世界の異能とかも覚えるのかな。もしそうなら永劫の未完成とか云われそうだけど。 -- 名無しさん (2014-03-19 18:16:50)
- 未完成状態だと仕手次第で微妙か強敵に変わるが、完成したコイツは文字通り誰が使用しても強い劔冑。いくら高性能でも特定の者しか使いこなせない欠陥兵器と違い、凡人が使用しても天才が使用しても一定の戦果が出せるコレは武器として非常に優秀 -- 名無しさん (2014-03-19 19:19:23)
- 完成したこれを完全に使いこなせる人物が、「故人」と「並行世界人」と「将来の可能性」って云うのがまたなんとも。 -- 名無しさん (2014-03-25 09:14:41)
- それにしても五輪書は今後の作品で何かしら絡むのかな 明らか十全に使いこなせる人が限られてるんだけど、一応他の使い手でもそれなりの能力を引き出せるようだけど…… 基本スペックもスゲーし -- 名無しさん (2014-03-25 09:39:46)
- 性能が平均的でそれほど高くない（武州五輪のほう）のは、昔の作だからというのもあるけど、どんな技でも使えるように尖った性能を削った結果なのかな -- 名無しさん (2014-04-05 13:53:40)
- デザイン画見ると五輪の母衣ってちゃんと円形に繋がってるんだな -- 名無しさん (2014-04-05 23:03:10)
- ↑2 様々な技を吸収し使うには、尖った性能は邪魔ってことかもしれない。特殊な能力は陰義で大体どうにかなるし… -- 名無しさん (2014-04-05 23:33:22)
- これを完全に使いこなせる仕手は魔王(光)と英雄(光を殺す選択をした景明)の二人。将来の可能性としては武帝景明と英雄一条といったところか -- 名無しさん (2014-04-06 00:01:14)
- 仕手にも各々の勝ちパターンとかあるだろうから、「短所が無い」より「何か1つでも他より秀でた物がある」方を使いたがるよね。武蔵程の強者でもない限り。 -- 名無しさん (2014-04-12 14:42:53)
- 五輪 最初→強者以外使うと弱いよ 完成→誰が使っても最強最悪 なんだこれ・・・ -- 名無しさん (2014-04-19 03:12:00)
- 見つけ次第景明が破壊しそうな気がする。 -- 名無しさん (2014-05-03 14:49:33)
- 雷蝶さんなら使いこなせそう。 -- 名無しさん (2014-06-22 12:06:20)
- 武蔵戦いいぞーこれ -- なしま (2014-06-28 15:42:56)
- ↑3依頼に関わってきたら壊すかもしれんが何も無ければ何もしなさそう -- 名無しさん (2014-08-14 20:30:35)
- 武蔵戦の何がヤバいって、武蔵は積極的に景明を倒そうとしてないのに（部の研鑽が目的だから）それでも終始景明を圧倒してるところ。雷蝶様にたたき落とされた後向かってかなかったのも、ある程度雷蝶様の手を引き出して研鑽したからだろうし（しかもそれを喰らって無傷） -- 名無しさん (2014-08-23 14:13:44)
- 武蔵、陰義使わずに二刀で戦ったほうが絶対強いだろｗ -- 名無しさん (2014-08-23 16:20:24)
- 兵法として確立するってことは、もしかしたら数打に機能として再現して量産できるかもしれんのがヤバイ -- 名無しさん (2014-09-06 13:39:07)
- 設定資料集によるとちゃんと五輪は景明さんがお持ち帰りしたみたいね。っていうか自力で動けないのかよｗｗｗ -- 名無しさん (2014-09-06 13:45:11)
- 誰でも兵法として使えるけど、英雄魔王しか全てを引き出せないってのは編纂した兵法を複数人で共有でき -- 名無しさん (2014-10-07 23:31:51)
- かつ引き出せる兵法の数はその武者次第ってことなんだろうか -- 名無しさん (2014-10-07 23:33:30)
- この陰義ってNEEDLESSのZEROじゃないか。あっちも理解しなければ使えないし。 -- 名無しさん (2014-11-02 11:22:06)
- 他の劔冑もそうだけど、召喚された方じゃなくて作中の史実で武蔵が持ってたはずの武州五輪はどうなってんだろう？ -- 名無しさん (2014-11-29 13:35:07)
- しかしこの怪物を真っ向から叩き落とした雷蝶ってやっぱ化け物だったんだなー -- 名無しさん (2014-11-29 14:13:40)
- 正宗の陰義も仕手への肉体的・精神的負担が大きいけど少なくともある程度の技なら受けきれるだけの耐久力と再生力は劔冑側が備えてるんだよね。甲鉄強度も旋回性も平凡な武州で敵の攻撃を捌ききり尚且その術理を把握しなきゃいけないって仕手に求めるハードル高過ぎでしょう。 -- 名無しさん (2014-12-06 07:08:19)
- ↑ただ、そのハードルを超えることができるならチートとなるけどね。隠義吸収ではなく術理吸収だから相手の武装や兵器、技術も再現出来るし。 -- 名無しさん (2014-12-06 22:29:17)
- たしかにハードルは高いけど超えてしまったら村正シリーズに匹敵(あるいは凌駕)するチートになる。まさに宮本武蔵にふさわしい物だよな。 -- 名無しさん (2014-12-06 22:34:05)
- そういえば武蔵の口ぶりから察するに武州本来の機能とは別に肉体再生・甲鉄修復に関する術理もいくつか習得してるっぽいんだよね。なんだこれは...たまげたなぁ -- 名無しさん (2014-12-07 00:28:01)
- 甲鉄修復・・・べコベコ音を立てながら元に戻る・・・うっ、頭が・・・ -- 名無しさん (2015-04-27 16:49:32)
- 五輪という名に因んで全性能が五 五行とは正確には違うが 性能の数字が7つだから陰陽五行にもなる -- 名無しさん (2015-04-27 16:55:23)
- 五輪書は本編後の武帝が大国相手に引けを取ってない要因の一つかも？ -- 名無しさん (2015-06-15 23:31:42)
- 基礎操作まで備えたら、天下無敵にして史上最悪の劔冑と化してだろう……始祖でさえ全諸性能が五では無かった訳だしな… -- 名無しさん (2015-10-23 00:11:42)
- そういや作った奴誰なんだろ、稗田阿礼？編纂するで何となく思い浮かんだだけだが -- 名無しさん (2015-10-23 01:13:38)
- なんだァてめえ -- 名無しさん (2020-06-25 20:06:15)
- 武州兵法五輪 -- 名無しさん (2024-08-07 19:43:54)
- 武州兵法五輪、宇宙編での登場おめでとう！ -- 名無しさん (2024-08-07 19:44:52)
- もし宮本武蔵が菊正と戦ってたら、尻に突起物が突き刺さって男汁ダダ漏れ状態のラスボスになってたんだろうか……？ -- 名無しさん (2025-03-21 06:23:40)
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