魔人アマクサ(おきらく忍伝ハンゾー)

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&font(#6495ED){登録日}:2014/04/05 (土) 15:20:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- クール・ザ・アマクサ 作詞アマクサ 作曲マンショ |CENTER: AMAKUSAAMAKUSA| |CENTER: 宇宙の奇跡!| |CENTER: AMAKUSAAMAKUSA| |CENTER: 宇宙の神秘!| |CENTER:強くて怖くてカッコイイ!| |CENTER: A!愛らし~い!| |CENTER: MA!まじすごーい!| |CENTER: KU!クール!びゅ~てぃほ~!| |CENTER:SA! サイコー!ひゅ~ひゅ~!| |CENTER: 4つ揃えば半端じゃないぜ!| |CENTER: AMAKUSAAMAKUSA| |CENTER: クール・ザ・アマクサ!| CENTER:#ref(200504.jpg) 魔人アマクサとは、[[おきらく忍伝ハンゾー]]に登場するキャラクター(画像中央) 作中で三大悪役と呼称される、忍者帝国首領・超越者スルガ大納言、由井卍党党首・革命家ショウセツと並び称されるアマクサ魔法王国(西国魔法王国やアマクサ軍団などとも)の主である。 派手な化粧を施した男性で、性格は傍若無人で自分が目立つ事しか考えておらず、正月には自らの居城、空中要塞鬼顔城ごと江戸に乗り込み民衆に自らの歌を無理矢理聴かせるライブを強行するのが恒例(故にボンボン一月号掲載のハンゾーは毎年アマクサの話だった。ちなみに12月号はキラとアサノの討ち入り大会が恒例だった)。 が、本人の力が絶大なものであるのも確かであり、強力無比な魔法を自在に操り、更に「魔界十二使徒」を使役する。 …が、それらも全て、「自分が目立つため」にしか使われおらず、魔法王国の存在意義も「アマクサが目立つための軍団」である… 大納言のおしおきや卍党の改造より頻度は低いが、失敗した部下は魔界十二使徒に齧らせることがある。 CENTER:#ref(amakusa_i-1.gif) こちらが素顔。 上記の性格は後述するメイクアップにより作り出されたものであり、実際の彼は心優しく、責任感の強い、 笙や胡弓をたしなむ物静かな性格(メイクアップ前は音痴では無い)で、線の細い美青年である(人として年齢を重ねていたのは22歳まで)。 アマクサ魔法王国の存在意義も実際は、「幕府を倒し魔者の世界を創る」のが実際の目的である。 * アマクサ軍団構成 ■魔界十二使徒 アマクサの使役する12体の使徒達。 最も古い盟友である元魔界の王、全知の水晶を持つクパンダが筆頭。 内4体は四天士に預けられている。 ■四天士 アマクサに実の息子の様に可愛がられている4人の少年達。それぞれハンゾーやジャキマルとも互角に渡り合う戦闘力を持つ。 ◆参謀使マンショ 四天士筆頭。元は魔界の王、ベイルの息子であったがアマクサに心酔し彼の下へ。 アマクサにメイクアップ術を施すのはマンショの仕事。 熱烈なメイクアップアマクサのファン(と言うかメイクアップは彼によって作られた理想のアマクサである側面もある)。 アマクサの美しさを世に知らしめたいと願っている。 魔界第三使徒「蟠王(バンオウ)」を預けられている。 ◆妖幻士ジュリアン 箒に腰掛け空を飛ぶ、魔術師風の容貌をした少年。 面倒臭がりな照美っ子(テレビっ子)だがジャキマルに負わされた死ぬ程の深傷も一瞬で治癒出来る程強力な魔法を扱う。 他にもアマクサの衣装を製作したり(デザインはマンショ。ジュリアンはセンスが良いのでかなり不満らしい)、病弱なアマクサのために薬湯を作ったりなどとても器用。 魔界第6使徒「偈井戸(ゲイト)」(いつも頭に被っている帽子)を預けられており、ここから魔界の怪物を呼び出す。 元は奄美にて拾われた魔者と人間の混血児であり、マルチノと兄弟。 ◆鬼闘士マルチノ 大雑把な性格の肉体派の少年。 真正面から小細工無しで闘うのを好む。 とある(しょーもない)事情から江戸で人気の俳句ンローラー、バショウを殺しにやってきたところをハンゾーと対戦した。 魔界第9使徒「亜能魔炉狩須(アノマロカリス)」を預けられており、右手に装着して直接殴りつける他、相手を石に変える技「化石惨夢」を駆使する(小細工嫌いなのであまり使いたがらない)。 ジュリアンとは兄弟。 ◆魔筒士ミゲル 四天士でも最も幼い容姿の少年。 元は島原の戦場で死にかけていたが、アマクサにより傍らにいた子犬の命を宿され生き長らえ拾われる。 「最も忠実な生き物の魂」を入れられたためかアマクサの命令は死んでも果たそうとする。 魔界第12使徒「禍神(マガジン)」を左肩に乗せており、禍神の体内で作られる魔法の弾丸を手持ちの銃やランチャーで射出し戦う。 アマクサのため、自分はいつ死んでも構わないと思っていたが、ジュウベイの妹アヤメの温もりを知ってからは生への執着が生まれた。 現在はアヤメの家(つまりは敵であるハンゾーの家)にもよく出入りしてるがアマクサ達は黙認してる模様。 アヤメに懐いているのは前述の子犬がマルチノやジュリアンも呆れるほど誰にでも懐く質なのが理由と作中で暗示されている。 ◆魔導士達 黒いローブに身を包む構成員。 彼らの魔力により鬼顔城は空を飛ぶ。 一人が笑うと城が揺らぐ結構ギリギリの状態のようだ。 ほとんどが魔者と人間の混血であり、メイクアップアマクサを心から恐れ、ノーマルアマクサを心から敬愛している メイクアップアマクサのポージングを見て全員が泡を吹いたことがる。 ◆コーラス隊 おタキを筆頭とする魔導士の女性版。 メイクアップアマクサのファンが多く、彼のサポーターである。 *生い立ち ◆出生 アマクサは魔界と人間界の調和を保つ地、夢瀬家(おきらく忍伝ハンゾーの項目を参照)の家臣であるマスダ家の長男、シロウとしてこの世に生を受ける。 生まれた時には中天には凶星が輝き、実母は出産のショックで命を失い、シロウ自身も大変に病弱と言う、あまりめでたい産まれではなかった。 更に数年後、父と継母の間に弟・ゴロウが産まれ、彼が家督を継ぐ事が決まると、一年の大半を病床で過ごしていたシロウには夢瀬家に使える雅楽士としての道が与えられた。 シロウは元来、真面目で根性もあったので祖父から教えられる笙や胡弓の腕もみるみる上達し、六歳にして、夢瀬家二代目当主、夢瀬ヤスナリ(ハンゾーの祖父)の前での演奏を認められるまでになった。 しかし、シロウの笙の音は、また違う者をも惹き付けていた。魔界から来た魔者達である。 彼らは、シロウの笙の音に導かれ、次々とシロウの周囲に集まってきていたのである。 魔者達には「生まれつきの魔力量」によるヒエラルキーが存在し、自分達より魔力量が低い者に心服するなど、本来はありえない事であった(シロウの魔力は当時人並みであり、そこにいるどの魔者よりも低かった)。 やがてそれは流浪の魔王であったクパンダ(後の魔界第1使徒)の心すら捉え、彼は、シロウに魔界や世の事々を教える盟友となった。 シロウが魔者達と交流している事実はヤスナリの耳にも入り、「魔界と共にいる夢瀬の者として頼もしい」として、シロウはヤスナリのお気に入りとなり、再びマスダ家の次期当主として認められる。 しかし、これがマスダ家の悲劇の始まりとなった。 ゴロウが次期当主から廃嫡された時から、それまで優しかった継母の態度が豹変し、シロウに露骨な憎悪を向けるようになったのである。 継母を愛していたシロウはショックを受け、より孝行を尽くそうとするが、継母はそれすら疎ましく感じていたようで、ある日とうとう、シロウの食事に毒を盛ると言う事件を起こす(毒は魔者である毒吸いが吸出し事なきを得た)。 薄々事に感じていた父により継母とゴロウは江戸の夢瀬藩邸へと送られ一応、事態は終息。 その後、シロウはヤスナリの長男、マサナリ(ハンゾーの父)の教育係に抜擢される。 ◆島原の乱 しかし、ヤスナリが病に倒れ、マサナリが若くして夢瀬家当主となった時、運命が動き出す。 江戸に送られていた弟、ゴロウが名をトキサダと改め、夢瀬に軍勢を送り込んで来たのである。 時の幕府の権力者、スルガ大納言タダナガ(本物)より、「魔者討つべし」との上意を携え。 当時の幕府は大納言により牛耳られ、大納言は、人々から畏怖されていた魔者達を狩る事で手柄とし、次期将軍 の座を狙っていたのである。 幕府の直轄地であった夢瀬は上意に逆らえず、マサナリは、シロウに城中の魔者を連れて[[逃げる]]ように命ずる。 この時よりシロウは魔者で人に通じる人、魔人アマクサを名乗り、魔者達のため幕府と戦う事を決意。 これが、後に島原の乱と呼ばれる、江戸のよ~な時代史上最大の戦となっていくのである(おきらく忍伝ハンゾーの項目と重なる部分は割愛。詳しくは同項目にて)。 幕府と互角以上に戦っていたアマクサだったが、戦いの中、トキサダにより夢瀬の軍勢を差し向けられ、身内に攻撃できないアマクサ軍は総崩れとなってしまう。 身内との情と仲間達の情に板挟みになり弱っていくアマクサを見かねたクパンダにより、「魔界に行き、魔王に心を渡せば情を失う事が出来る」と教えられ、アマクサは夢瀬にある魔界にゲートへと向かう(夢瀬の者達は誰もアマクサを殺める気は無くすんなりと魔界へは行けた)。 ◆魔界突入後 魔界に着いたアマクサをまず迎えたのは、後の四天士筆頭、魔王ベイルの息子を名乗る少年、マンショであった。 ベイルの息子なだけに強力な魔力を使うマンショであったが、長い戦いで相手の力を逆用する術を身に付けていたアマクサには全く通用しなかった(マンショの当時の得意技はオールレンジから相手を狙う五行の気弾だったが、アマクサは空間断層を作りこれをシャットアウト。ゼロ距離の空間跳躍を高速で繰り返しただけだと本人は言う)。 前述通り魔者達には生まれつきの魔力による絶対の上下関係があるため、魔力的弱者であるアマクサが格上のマンショに勝てるなど、本来ありえない事であった(この時もまだアマクサの魔力は人並みレベルだった)。 マンショは、魔力的絶対強者である父・ベイルから奴隷の如く扱われる地獄のような半生を送ってきたため、その姿は奇跡そのものであった。 彼が果たして、心密かに待ち望んだ男であるか…。確かめるべく、マンショは父・ベイルの元にアマクサを連れていく。 それまで魔王ベイルに魂を捧げようとする人間は大抵見返りにちっぽけな力を欲するのみの小者ばかりであったため、ベイルは些か食傷気味だったが、マンショに打ち勝った相手と言う事で多少は興味が沸いたようで、「お主には何の才がある。興が乗らば喰ろうてやらぬでも無い」と問いかける。 アマクサは何も言わずに笙を吹きはじめ、魔王は、それを妨害すべく、あらゆる恐怖に姿を変えた(魔者にとって何よりの敗北は精神的な敗北であり、もし力づくでアマクサを排除した場合もやはり精神的敗北となる)がアマクサは身じろぎもせず、最後には彼の継母の姿となり迫るもアマクサはそれすらもはね除けた。 周囲にいる魔者達も驚嘆を以てそれを見守る中、魔王は大笑いし、契約に応じると言い出した。 アマクサはベイルに魂を捧げ代わりに求めるものは何かと問われるが、彼はそれ以上を必要としなかった。 アマクサが人間界へ帰還しようとした際、傍らにいたマンショに「一緒に行きますか」と問いかけると、マンショは「はい。事々の尽き果てるまで」と返事し、ここに、アマクサとマンショの主従が始まる。 そして、幾名かの魔者もアマクサの帰還に従い、彼らも後に魔界使徒としてアマクサに仕える事となった。 ◆魔界からの帰還と島原の乱の終結 アマクサが人界に戻った後、夢瀬は、客将であった影大将(後に忍者帝国の首領となるあの人物)の裏切りとトキサダの軍勢により滅亡は目前となり、トキサダは、全てをアマクサのせいにしようと城内の命全てを消し去るべく攻撃を続けていた(後世では実際、この悲劇はアマクサの裏切りのせいと認識されており、これをアマクサの乱と呼んでいる)。 絶命寸前のマサナリは魔者達の未来をアマクサに託し、彼の腕で生き耐える(双子の子供は夢瀬鬼忍・穏鬼楽斎に託し、兄の方は後に忍者ハンゾーとなる)。 アマクサは両手にこびりついたマサナリの血で自分の顔に魔の紋様を施すと、己の中に周囲の魔力を取り込み絶大な魔力を秘め、真の魔人アマクサとなった。 そして、トキサダの軍勢を一瞬で血の雫に変え、目前にいたかつて愛していた継母(トキサダと共に夢瀬に来ていた)をもくびり殺すのだった(マンショが本格的に惚れたのはこの瞬間かららしい)。 その後もアマクサは九州各地を転りながら戦いつづけ、その道中、魔者と人間の混血であった兄弟、ジュリアンとマルチノを奄美に拾い、更には島原の地で人間の少年ミゲルを拾い、ここに後のアマクサ軍団の根幹が整うのであった。 七年後、幕府から講和の使者であるイズノカミが派遣され、亀島(後の空中要塞鬼顔城の基盤)を魔者達の領土とする事が幕府より認められる。 同志であったツネナガとマンショはこれに猛反対(彼らは少なくとも九州全土を魔者の王国にしたかった)したが、アマクサはこれを承諾。 「膨大な数の魔者達をまとめるにはこれくらいがちょうど良い」と言うイズノカミの意見にアマクサは納得してしまったのである。 この時の幕府軍には影大将の力により絶大な戦力が隠されており、まともに戦っては双方とも無事ではすまないとアマクサは踏んで決断したのだが、マンショには、アマクサがイズノカミの手練手管で操られているようにしか見えなかった。 そう。魔王に魂を渡した筈なのに、魔の紋様を拭ったアマクサには、何故か人の心が残っていたのである。 どうやら魔王ベイルは、特異なるアマクサの魂を喰らうのを躊躇い封印するに留めていたらしい。 が、本来の魂の座は空洞となっているので「なんらかの手段」でそれを埋めてやれば魂の影響は少なくなるとの事。 マサナリの血で刻まれた魔の紋様からヒントを得たマンショがこれをメイクアップと言う方法で果たすのは、数年先となる。 その後、アマクサは、戦で汚染された島原の大地を固めて空中要塞鬼顔城を作り、仲間と共に空の彼方へと去っていく。 次に歴史の表舞台に立つのはマンショによるメイクアップ術が完成した正月であり、こうして、本編でのあの正月ライブ初登場へと続くのであった。 アマクサ「オ~ホッホッホ!愚民共、このあちきのために美しい追記・修正をするザンス!」 マンショ「きゃ~アマクサ様最高です~!」 マルチノ「…あれ止めさせる悪知恵はねーのかよコラ」 ジュリアン「こ、こればっかりは…」 ミゲル「…」 ジュリアン「ミーくん、無理して踊らなくていいからね…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ジュリアン、ずっと女の子だと思ってた・・・魔女っ子だし・・・  居城の奇顔城で糞ワロタ覚えがあるw -- 名無しさん (2014-04-06 13:18:16) - 中の人は飛田展男氏1択。本来の落ち着いたイケメンもできるしメイク後のオネェもこなせる。 -- 名無しさん (2014-08-29 17:02:40) - ハンゾーの凄いところは、史実をリンクさせながらもちゃんと山中設定(と笑い)を入れてるところだよね。キャラの中ではアマクサが設定も容姿も言動も含めて一番好きだ。 -- 名無しさん (2019-04-20 01:20:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/04/05 (土) 15:20:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- クール・ザ・アマクサ 作詞アマクサ 作曲マンショ |CENTER: AMAKUSAAMAKUSA| |CENTER: 宇宙の奇跡!| |CENTER: AMAKUSAAMAKUSA| |CENTER: 宇宙の神秘!| |CENTER:強くて怖くてカッコイイ!| |CENTER: A!愛らし~い!| |CENTER: MA!まじすごーい!| |CENTER: KU!クール!びゅ~てぃほ~!| |CENTER:SA! サイコー!ひゅ~ひゅ~!| |CENTER: 4つ揃えば半端じゃないぜ!| |CENTER: AMAKUSAAMAKUSA| |CENTER: クール・ザ・アマクサ!| CENTER:#ref(200504.jpg) 魔人アマクサとは、[[おきらく忍伝ハンゾー]]に登場するキャラクター(画像中央) 作中で三大悪役と呼称される、忍者帝国首領・超越者スルガ大納言、由井卍党党首・革命家ショウセツと並び称されるアマクサ魔法王国(西国魔法王国やアマクサ軍団などとも)の主である。 派手な化粧を施した男性で、性格は傍若無人で自分が目立つ事しか考えておらず、正月には自らの居城、空中要塞鬼顔城ごと江戸に乗り込み民衆に自らの歌を無理矢理聴かせるライブを強行するのが恒例(故にボンボン一月号掲載のハンゾーは毎年アマクサの話だった。ちなみに12月号はキラとアサノの討ち入り大会が恒例だった)。 が、本人の力が絶大なものであるのも確かであり、強力無比な魔法を自在に操り、更に「魔界十二使徒」を使役する。 …が、それらも全て、「自分が目立つため」にしか使われおらず、魔法王国の存在意義も「アマクサが目立つための軍団」である… 大納言のおしおきや卍党の改造より頻度は低いが、失敗した部下は魔界十二使徒に齧らせることがある。 CENTER:#ref(amakusa_i-1.gif) こちらが素顔。 上記の性格は後述するメイクアップにより作り出されたものであり、実際の彼は心優しく、責任感の強い、 笙や胡弓をたしなむ物静かな性格(メイクアップ前は音痴では無い)で、線の細い美青年である(人として年齢を重ねていたのは22歳まで)。 アマクサ魔法王国の存在意義も実際は、「幕府を倒し魔者の世界を創る」のが実際の目的である。 * アマクサ軍団構成 ■魔界十二使徒 アマクサの使役する12体の使徒達。 最も古い盟友である元魔界の王、全知の水晶を持つクパンダが筆頭。 内4体は四天士に預けられている。 ■四天士 アマクサに実の息子の様に可愛がられている4人の少年達。それぞれハンゾーやジャキマルとも互角に渡り合う戦闘力を持つ。 ◆参謀使マンショ 四天士筆頭。元は魔界の王、ベイルの息子であったがアマクサに心酔し彼の下へ。 アマクサにメイクアップ術を施すのはマンショの仕事。 熱烈なメイクアップアマクサのファン(と言うかメイクアップは彼によって作られた理想のアマクサである側面もある)。 アマクサの美しさを世に知らしめたいと願っている。 魔界第三使徒「蟠王(バンオウ)」を預けられている。 ◆妖幻士ジュリアン 箒に腰掛け空を飛ぶ、魔術師風の容貌をした少年。 面倒臭がりな照美っ子(テレビっ子)だがジャキマルに負わされた死ぬ程の深傷も一瞬で治癒出来る程強力な魔法を扱う。 他にもアマクサの衣装を製作したり(デザインはマンショ。ジュリアンはセンスが良いのでかなり不満らしい)、病弱なアマクサのために薬湯を作ったりなどとても器用。 魔界第6使徒「偈井戸(ゲイト)」(いつも頭に被っている帽子)を預けられており、ここから魔界の怪物を呼び出す。 元は奄美にて拾われた魔者と人間の混血児であり、マルチノと兄弟。 ◆鬼闘士マルチノ 大雑把な性格の肉体派の少年。 真正面から小細工無しで闘うのを好む。 とある(しょーもない)事情から江戸で人気の俳句ンローラー、バショウを殺しにやってきたところをハンゾーと対戦した。 魔界第9使徒「亜能魔炉狩須(アノマロカリス)」を預けられており、右手に装着して直接殴りつける他、相手を石に変える技「化石惨夢」を駆使する(小細工嫌いなのであまり使いたがらない)。 ジュリアンとは兄弟。 ◆魔筒士ミゲル 四天士でも最も幼い容姿の少年。 元は島原の戦場で死にかけていたが、アマクサにより傍らにいた子犬の命を宿され生き長らえ拾われる。 「最も忠実な生き物の魂」を入れられたためかアマクサの命令は死んでも果たそうとする。 (流石にここまでの忠誠心にはアマクサも不本意だったらしく、その事を思い出していたアマクサはメイクアップ時にも関わらず神妙な顔つきで後悔してる様子を見せていた。) 魔界第12使徒「禍神(マガジン)」を左肩に乗せており、禍神の体内で作られる魔法の弾丸を手持ちの銃やランチャーで射出し戦う。 アマクサのため、自分はいつ死んでも構わないと思っていたが、ジュウベイの妹アヤメの温もりを知ってからは生への執着が生まれた。 現在はアヤメの家(つまりは敵であるハンゾーの家)にもよく出入りしてるがアマクサ達は黙認してる模様。 アヤメに懐いているのは前述の子犬がマルチノやジュリアンも呆れるほど誰にでも懐く質なのが理由と作中で暗示されている。 ◆魔導士達 黒いローブに身を包む構成員。 彼らの魔力により鬼顔城は空を飛ぶ。 一人が笑うと城が揺らぐ結構ギリギリの状態のようだ。 ほとんどが魔者と人間の混血であり、メイクアップアマクサを心から恐れ、ノーマルアマクサを心から敬愛している メイクアップアマクサのポージングを見て全員が泡を吹いたことがる。 ◆コーラス隊 おタキを筆頭とする魔導士の女性版。 メイクアップアマクサのファンが多く、彼のサポーターである。 *生い立ち ◆出生 アマクサは魔界と人間界の調和を保つ地、夢瀬家(おきらく忍伝ハンゾーの項目を参照)の家臣であるマスダ家の長男、シロウとしてこの世に生を受ける。 生まれた時には中天には凶星が輝き、実母は出産のショックで命を失い、シロウ自身も大変に病弱と言う、あまりめでたい産まれではなかった。 更に数年後、父と継母の間に弟・ゴロウが産まれ、彼が家督を継ぐ事が決まると、一年の大半を病床で過ごしていたシロウには夢瀬家に使える雅楽士としての道が与えられた。 シロウは元来、真面目で根性もあったので祖父から教えられる笙や胡弓の腕もみるみる上達し、六歳にして、夢瀬家二代目当主、夢瀬ヤスナリ(ハンゾーの祖父)の前での演奏を認められるまでになった。 しかし、シロウの笙の音は、また違う者をも惹き付けていた。魔界から来た魔者達である。 彼らは、シロウの笙の音に導かれ、次々とシロウの周囲に集まってきていたのである。 魔者達には「生まれつきの魔力量」によるヒエラルキーが存在し、自分達より魔力量が低い者に心服するなど、本来はありえない事であった(シロウの魔力は当時人並みであり、そこにいるどの魔者よりも低かった)。 やがてそれは流浪の魔王であったクパンダ(後の魔界第1使徒)の心すら捉え、彼は、シロウに魔界や世の事々を教える盟友となった。 シロウが魔者達と交流している事実はヤスナリの耳にも入り、「魔界と共にいる夢瀬の者として頼もしい」として、シロウはヤスナリのお気に入りとなり、再びマスダ家の次期当主として認められる。 しかし、これがマスダ家の悲劇の始まりとなった。 ゴロウが次期当主から廃嫡された時から、それまで優しかった継母の態度が豹変し、シロウに露骨な憎悪を向けるようになったのである。 継母を愛していたシロウはショックを受け、より孝行を尽くそうとするが、継母はそれすら疎ましく感じていたようで、ある日とうとう、シロウの食事に毒を盛ると言う事件を起こす(毒は魔者である毒吸いが吸出し事なきを得た)。 薄々事に感じていた父により継母とゴロウは江戸の夢瀬藩邸へと送られ一応、事態は終息。 その後、シロウはヤスナリの長男、マサナリ(ハンゾーの父)の教育係に抜擢される。 ◆島原の乱 しかし、ヤスナリが病に倒れ、マサナリが若くして夢瀬家当主となった時、運命が動き出す。 江戸に送られていた弟、ゴロウが名をトキサダと改め、夢瀬に軍勢を送り込んで来たのである。 時の幕府の権力者、スルガ大納言タダナガ(本物)より、「魔者討つべし」との上意を携え。 当時の幕府は大納言により牛耳られ、大納言は、人々から畏怖されていた魔者達を狩る事で手柄とし、次期将軍 の座を狙っていたのである。 幕府の直轄地であった夢瀬は上意に逆らえず、マサナリは、シロウに城中の魔者を連れて[[逃げる]]ように命ずる。 この時よりシロウは魔者で人に通じる人、魔人アマクサを名乗り、魔者達のため幕府と戦う事を決意。 これが、後に島原の乱と呼ばれる、江戸のよ~な時代史上最大の戦となっていくのである(おきらく忍伝ハンゾーの項目と重なる部分は割愛。詳しくは同項目にて)。 幕府と互角以上に戦っていたアマクサだったが、戦いの中、トキサダにより夢瀬の軍勢を差し向けられ、身内に攻撃できないアマクサ軍は総崩れとなってしまう。 身内との情と仲間達の情に板挟みになり弱っていくアマクサを見かねたクパンダにより、「魔界に行き、魔王に心を渡せば情を失う事が出来る」と教えられ、アマクサは夢瀬にある魔界にゲートへと向かう(夢瀬の者達は誰もアマクサを殺める気は無くすんなりと魔界へは行けた)。 ◆魔界突入後 魔界に着いたアマクサをまず迎えたのは、後の四天士筆頭、魔王ベイルの息子を名乗る少年、マンショであった。 ベイルの息子なだけに強力な魔力を使うマンショであったが、長い戦いで相手の力を逆用する術を身に付けていたアマクサには全く通用しなかった(マンショの当時の得意技はオールレンジから相手を狙う五行の気弾だったが、アマクサは空間断層を作りこれをシャットアウト。ゼロ距離の空間跳躍を高速で繰り返しただけだと本人は言う)。 前述通り魔者達には生まれつきの魔力による絶対の上下関係があるため、魔力的弱者であるアマクサが格上のマンショに勝てるなど、本来ありえない事であった(この時もまだアマクサの魔力は人並みレベルだった)。 マンショは、魔力的絶対強者である父・ベイルから奴隷の如く扱われる地獄のような半生を送ってきたため、その姿は奇跡そのものであった。 彼が果たして、心密かに待ち望んだ男であるか…。確かめるべく、マンショは父・ベイルの元にアマクサを連れていく。 それまで魔王ベイルに魂を捧げようとする人間は大抵見返りにちっぽけな力を欲するのみの小者ばかりであったため、ベイルは些か食傷気味だったが、マンショに打ち勝った相手と言う事で多少は興味が沸いたようで、「お主には何の才がある。興が乗らば喰ろうてやらぬでも無い」と問いかける。 アマクサは何も言わずに笙を吹きはじめ、魔王は、それを妨害すべく、あらゆる恐怖に姿を変えた(魔者にとって何よりの敗北は精神的な敗北であり、もし力づくでアマクサを排除した場合もやはり精神的敗北となる)がアマクサは身じろぎもせず、最後には彼の継母の姿となり迫るもアマクサはそれすらもはね除けた。 周囲にいる魔者達も驚嘆を以てそれを見守る中、魔王は大笑いし、契約に応じると言い出した。 アマクサはベイルに魂を捧げ代わりに求めるものは何かと問われるが、彼はそれ以上を必要としなかった。 アマクサが人間界へ帰還しようとした際、傍らにいたマンショに「一緒に行きますか」と問いかけると、マンショは「はい。事々の尽き果てるまで」と返事し、ここに、アマクサとマンショの主従が始まる。 そして、幾名かの魔者もアマクサの帰還に従い、彼らも後に魔界使徒としてアマクサに仕える事となった。 ◆魔界からの帰還と島原の乱の終結 アマクサが人界に戻った後、夢瀬は、客将であった影大将(後に忍者帝国の首領となるあの人物)の裏切りとトキサダの軍勢により滅亡は目前となり、トキサダは、全てをアマクサのせいにしようと城内の命全てを消し去るべく攻撃を続けていた(後世では実際、この悲劇はアマクサの裏切りのせいと認識されており、これをアマクサの乱と呼んでいる)。 絶命寸前のマサナリは魔者達の未来をアマクサに託し、彼の腕で生き耐える(双子の子供は夢瀬鬼忍・穏鬼楽斎に託し、兄の方は後に忍者ハンゾーとなる)。 アマクサは両手にこびりついたマサナリの血で自分の顔に魔の紋様を施すと、己の中に周囲の魔力を取り込み絶大な魔力を秘め、真の魔人アマクサとなった。 そして、トキサダの軍勢を一瞬で血の雫に変え、目前にいたかつて愛していた継母(トキサダと共に夢瀬に来ていた)をもくびり殺すのだった(マンショが本格的に惚れたのはこの瞬間かららしい)。 その後もアマクサは九州各地を転りながら戦いつづけ、その道中、魔者と人間の混血であった兄弟、ジュリアンとマルチノを奄美に拾い、更には島原の地で人間の少年ミゲルを拾い、ここに後のアマクサ軍団の根幹が整うのであった。 七年後、幕府から講和の使者であるイズノカミが派遣され、亀島(後の空中要塞鬼顔城の基盤)を魔者達の領土とする事が幕府より認められる。 同志であったツネナガとマンショはこれに猛反対(彼らは少なくとも九州全土を魔者の王国にしたかった)したが、アマクサはこれを承諾。 「膨大な数の魔者達をまとめるにはこれくらいがちょうど良い」と言うイズノカミの意見にアマクサは納得してしまったのである。 この時の幕府軍には影大将の力により絶大な戦力が隠されており、まともに戦っては双方とも無事ではすまないとアマクサは踏んで決断したのだが、マンショには、アマクサがイズノカミの手練手管で操られているようにしか見えなかった。 そう。魔王に魂を渡した筈なのに、魔の紋様を拭ったアマクサには、何故か人の心が残っていたのである。 どうやら魔王ベイルは、特異なるアマクサの魂を喰らうのを躊躇い封印するに留めていたらしい。 が、本来の魂の座は空洞となっているので「なんらかの手段」でそれを埋めてやれば魂の影響は少なくなるとの事。 マサナリの血で刻まれた魔の紋様からヒントを得たマンショがこれをメイクアップと言う方法で果たすのは、数年先となる。 その後、アマクサは、戦で汚染された島原の大地を固めて空中要塞鬼顔城を作り、仲間と共に空の彼方へと去っていく。 次に歴史の表舞台に立つのはマンショによるメイクアップ術が完成した正月であり、こうして、本編でのあの正月ライブ初登場へと続くのであった。 アマクサ「オ~ホッホッホ!愚民共、このあちきのために美しい追記・修正をするザンス!」 マンショ「きゃ~アマクサ様最高です~!」 マルチノ「…あれ止めさせる悪知恵はねーのかよコラ」 ジュリアン「こ、こればっかりは…」 ミゲル「…」 ジュリアン「ミーくん、無理して踊らなくていいからね…」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ジュリアン、ずっと女の子だと思ってた・・・魔女っ子だし・・・  居城の奇顔城で糞ワロタ覚えがあるw -- 名無しさん (2014-04-06 13:18:16) - 中の人は飛田展男氏1択。本来の落ち着いたイケメンもできるしメイク後のオネェもこなせる。 -- 名無しさん (2014-08-29 17:02:40) - ハンゾーの凄いところは、史実をリンクさせながらもちゃんと山中設定(と笑い)を入れてるところだよね。キャラの中ではアマクサが設定も容姿も言動も含めて一番好きだ。 -- 名無しさん (2019-04-20 01:20:42) 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